豊前善三つれづれ日記

( Vol 1562 ) 東芝の負債問題は 経営者の責任 このことは 他人ごとではない他社にも当てはまる

経営者は 責任をとって 退任するだけでいいのだろうか

特に 株の公開をしている企業は 社員への責任だけでなく 投資家への責任もある

東芝の場合 株価は 一時 ４００円台だったのが 粉飾決算 負債問題がでると 一気に下落 ２０７円になった


投資家にとっては 経営を信用していたのに 裏切られた 状態

社員にとっては 将来設計への不安


ということが起きる


経営者は 不安 損失を 生じさせないようにしなければならない


それが 経営者の責任である



東芝の経営者は 社員に対しても 投資家に対しても 不安を与えた


東芝の経営者は 退任 報酬返上 という行動をとるようだが これで責任を取ったといえるのだろうか


巨額の損失に対する 金銭的な 責任も負う必要があるのではないか



経営とは 全てにおいて 責任を負う ということではないか



東芝の経営陣は 信頼回復のために あらゆる努力を払い 信頼回復を図る必要がある


巨大企業は 社会的影響が大きい

企業城下町の商店街 自治体 には大きな影響を与える


今や 巨大企業は 安泰とは言えない 状態である といわれるような状態を 生じさせた 経営責任は大きい


この大きさを 実感をもって 責任行動をとってもらいたいものである



企業内体制も 今回の経験を教訓に 経営者の 管理職の 職員の 意識改革を 企業グループ全体にわたってする必要があるのではないか


意識改革 体質改革 組織改革 なしに回復はないのではないか



信頼回復のための 行動をとってもらいたいものである