豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2016年07月15日 07時15分59秒 | 日記
( Vol 1459 ) 都知事選挙から地方自治の在り方を 再認識したい


自民党候補への自民党幹部の演説は ジャーナリズムの目線を否定し 実務に重点置いた

これは どういうことを 意味するのか


見方によっては 中央集権的な力による自治を描いているように思う

東京都という位置づけは 地方自治にとどまらず 国政に取り込むのか


基本は 地方自治

そこには 市民目線が 求められる

地方独自の 目線が 重要になってくる


もし中央政権の意向重視になると 市民目線は軽視される

中央でやっていることを そのままま持ち込むことになる


地方自治は 住民自治である そこを基本に考える必要がある



そこには 市民の目 が重要になってくる


公務員の一番弱いところである

公務員の仕事ぶりは 市民目線を失っていることが多い

公務員の目線は 政治家 国に向きがち 権力への迎合になりがちになる


地方自治の実態を見ると その点が目につく



その意味から 東京都の 自治としての失態は 市民の目線を失ったところにある



東京都は首都である という 論理で 国と同等意識を持ちすぎたのではないか

東京都は 確かに 首都である と同時に 地方自治でもある


まず第一は 住民自治ではないか


首都の顔とともに いかに 住民自治をするか


日本の住民自治の 模範となるくらいの気概が必要ではないか



今回の東京都知事選挙は 真の地方自治を 取り戻せるか 公務員としての自覚を取り戻せるか を問うものではないか



東京都の職員の一部には 都職員という肩書に胡坐をかいているものも見受けられる

自分は 一般市民とは違う という姿勢 奢り をもっているものもいるようだ


だから 最近の都政は と知事のほうにしか 職員は目がいっていない


知事の顔色伺いになっている

その結果が 自己判断のできない 職員体質を この三代の都知事によって つくりあげてしまったといえるのではないか



原点に立ち返る ということが 必要ではないか


実務重視 ここには 落とし穴がある

実務とは何か が分かっていなければならない


いままでも 実務はやってきている

実務をやるという点では 東京都職員は 全うしているのではないか

ただ それが 地方自治という 前提に立って 正しい姿勢 行動か ということである


残念ながら 地方自治という基本姿勢が 欠けていたように思う



それを是正するためには トップの姿勢が 求められる



自らを 批判する目 をどう維持できるか



トップに立つと ほとんどの人は 我を忘れ 虚のトップという力に 誘惑されてしいがちになる


てっぺんというものは 気持ちのいいものである

それに酔いしれては 志は それてしまう



市民目線を 常に 持ちながら 地方自治という 政(まつりごと) をやることではないか



今度の都知事には 地方自治本来の姿を取り戻していただきたい





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