豊前善三のつれづれ日記

　( Vol 907 ) 外交交渉は　相撲を取るようなものではないだろうか

外交交渉は　まず　自分の考え方を表すこと

どれだけ　言えるか

ちょうど　土俵に上がった　力士のようなもの

はじめから　自分で転んで負けては　相撲にはならない

自分から仕掛け　相手を探り　相撲を取り　結果を出す


外交交渉も　相撲と同じようなもの


どれだけ　自分にとって　有利に持って行くか

いままで　日本は　その外交交渉が　下手だった

日本の　企業が衰退しているのも　ここにある

アメリカからの圧力で　どれだけ苦い水を飲まされてきたことだろうか

その表れが　電機業界だろう

ソーラー分野における　市場開放要求が　先行きを曇らせた

この交渉も　うまくやれば　ここまで　電機業界が　ダメージを受けなかった　のではないだろうか

はじめから　妥協点を提示してしまっては　交渉にならない

負けである


いま　ＴＰＰが　話題になっている

いままでのような　外交交渉を　していたのでは　電機業界と同じ憂き目に逢うことになる

しっかりと　主張して　外交交渉という　相撲を取ってもらいたい　ものである


ぶつかることで　相手を知り　自分を知ってもらえるのではないだろうか

　
隣人と　仲良く　問題なく暮らすには　お互いが　言い合い　お互いを知る　ことから　はじまるのではないか

妥協点を　見いだす　ということから　住みやすくなる


はじめから　ぶつかることを　避けていたら　片方が惨めな生活をすることになる

お互いが　気持ちのいい生活を　するためには　お互いが自分を　出して　ぶつかることである

雨降って地固まる　だ

外交交渉も　同じではないだろうか


日本社会は　ぶつからない　をよしとしている

それでは　これからのグローバル化した　社会では　うまく交渉できない

日頃から　社会の中で　ぶつかる　自分の意見を言う　習慣を　つける必要がある　のではないだろうか


ぶつからずして　相手の思惑は　引き出せない

ぶつからずして　仲良くなることはできない


日本政府は　ＴＰＰ交渉では　大いにぶつかってほしい

不平等な条約にならないように　行動すべきである




過去の内容一覧　（以下のことに関しては最下段の
「記事一覧」を参照ください
Vol 906 遅すぎる　政府の　汚染水対応
Vol 905　アニメ映画監督　宮崎駿氏の　引退宣言　に思う
Vol 904 自治会　町内会は必要か　加入する必要があるのか　　自治体は　自治会　町内会に頼りすぎていないか
Vol 903 福島原発　汚染水漏洩の　原因究明は　東電に任せるのではなく　政府が行うべきではないか
Vol 902 松江市教育委員会の　「はだしのゲン」　閲覧制限の撤回　答弁は　責任回避のように映る
Vol 901 東京電力　福島原発の汚染水漏れに対する政府の対処は　自民党が　民主党政権の原発事故時の対応と変わらない
Vol 900 韓国出身の潘基文(パンギムン)国連事務総長の　日本政府の動向に対する　批判的発言は　中立の立場を　逸脱しているのではないか
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Vol 898 小山町役場と個人の　山の道標に対する　とらえ方の違いによる　訴訟事件から　　山の道標について　考える
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Vol 896 夏の高校野球　甲子園は終わった　ただ　花巻東の千葉選手のカット打法に対する　判定は　水を差すものであった
Vol 895 マンガ「はだしのゲン」の取り扱いについての　松江市教育委員会の弁解　および　自民党　菅　官房長官の談話　には　不自然さが　見え隠れする
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Vol 893 民主党代表　海江田氏の　安倍総理の　戦没者記念式典での　式辞に対する　批判は　ぼけていないか
Vol 892 世界陸上は　競争の厳しさと　競争の美しさを　演出した
Vol 891 サッカー　ウルグアイとの親善試合後における　本田選手の発言に対する　報道の取り上げ方は　日本的発想である
Vol 890 原爆の悲惨さを描いたマンガ　「はだしのゲン」を　島根県松江市教育委員会は　学校の図書室の図書として　一部表現が　好ましくない　として　閲覧できないよう　学校へ　指示　これは妥当か
Vol 889 終戦の日の　安倍総理の　国内向け演説に終始したのは　一つの考え方で良いのではないか
Vol 888 宮崎駿監督作品アニメ映画「風立ちぬ」に対する　ＮＰＯ法人　日本禁煙学会の　たばこ規制条約を根拠とした　抗議は　ピントがずれている　のではないか
Vol 887 自民党政権が　原発再稼働に　固執するのは　東京電力の赤字解消の目的が　あるのではないか
Vol 886 若者が　冷凍庫内に　入って写真に撮り　インターネット上に　投稿するという　愚行が　多くなっている　その行為に対して　厳罰を持って　対処する必要があるのではないか