先日の横浜ベイスターズ売却騒動で問題視された横浜スタジアムに関して興味深い記事が
1977年5月9日号に載っていました。現在、TBSは横浜スタジアムに対して年間8億円の
使用料の支払いに加えて球場内の広告や物販収入は球団には1円も入らず、この事が球団
経営の逼迫要因の一つであるとして契約内容の見直しを求めてきましたが、来年も継続と
なる事で決着したとの新聞記事がありました。横浜スタジアムに関しては大洋ホエールズが
川崎市から横浜市に本拠地移転する際にも、その経営内容を疑問視する声があったようです。
・・・もっとも、(株)横浜スタジアムと大洋球団では契約や営業内容で詰めなければならない問題が山積なのである。例えば
球場使用料でも難航しそうである。目下、大洋と川崎球場とは入場収入の約25%強(推定)の支払いだが、横浜スタジアムは
これを33%程度と見込んでおり大洋にとってこの数字は営業的に厳しい。しかも「売店収入、放送権等の面でも川崎球場と
違って横浜スタジアムの場合はかなり強気な要求を出すだろう(担当記者)」これらの条件を飲んでしまったら実質的に大洋の
収入は増えるどころかマイナスになりかねない。さらに大きな問題が、(株)横浜スタジアムの株主への無料席だ。同スタジアム
設立の株主募集にあたって(一口250万円)株主に対し「向こう45年間のプロ野球公式戦無料招待」と銘打って募集している。
それが当初の800席から設立後の増資も含めると1200席にもなると見込まれている。外野席ならともかく、営業的に最大の
収入となるべきネット裏指定席だから大きい。「いいですか、今年の川崎球場の年間ボックス席でさえ7万5千円。それが
横浜スタジアムでは1年に換算すると5万5千円に下がる。それはいいとしても絶好の収入源である指定席が向こう45年間
しかも1000席を超す数が収入ゼロでは興業は成り立ちません。指定席を1500円として1000席で150万、これがタダ見じゃ
営業も何もあったもんじゃないでしょう。ウチとしても何らかの保証がなければ、いくら立地条件が良くても移転する訳には
いきません」と横田球団社長は言う。
この(株)横浜スタジアムの株が思わぬ波紋を呼んでいる。「45年後には解散して経営権を土地の所有者である横浜市に
戻す」としているが前述したように1株250万円で向こう45年間プロ野球公式戦がネット裏で無料で観戦できる特典に多くの
投資家が注目し始めているのだ。インフレ経済を考えても株価の値下がりはまずない。これほど投資の対象になる物はない。
現に既に株主になった人に「400万円で売ってくれ」といった話もあるくらいだ。
非上場株なので容易に入手は出来ないようですが、(株)横浜スタジアムの周辺には
怪しげな人物がいるとの噂もあり、もしかしたら株券がその筋周辺の人達の手に渡って
いるのかもしれません。大相撲の升席のようにネット裏席にその筋の幹部連中が鎮座
しているのでしょうかね・・・45年間無料って、本当の話なんですかね?株主を募集した
のは確からしいので全くの嘘では無さそうですが。
公園内の旧平和球場を取り壊して横浜スタジアムを建設中
『たけのうち』さんへのお返事…当時のパ・リーグの扱いは想像以上にひどく、記事は勿論
グラビアとなると球団によっては数週間も掲載されない事も珍しくありませんでした。1977年
から西武に売却される1978年暮れまでの号で保存していたのは70冊ほどでしたがライオンズ
関連のモノは以前にUPしたもの以外ではこれだけで、ライオンズの選手が表紙を飾った号は
1冊も有りませんでした。
輝いたのは首位打者になった一瞬、後はジリ貧でした・・・
鬼頭監督・・WHO?
東尾・倉持・若菜・基・真弓・etc 結構いい選手が揃っていましたが・・ついでに伊原春樹も
連続写真ですが真ん中に載っていましたね。今でも掲載されているのでしょうか?私は右打ちでしたので、当時美しい打撃フォームに定評があった巨人・淡口選手のページをはずして障子の桟か何かに止めまして、それを真似したのを思い出しました。まあ淡口選手もイマイチでしたけどね