小幅反落

今日の日経平均は0.4円安の1万6254円と小幅に反落した。

昨日イングランド銀行が利下げと資産購入枠を増額する金融緩和を決定したことを受け欧州の主要株価指数は上昇した。一方米国市場は雇用統計の発表を前に様子見姿勢が強く、ほぼ横ばいだった。

こうしたなか日経平均は24円高と小幅に高く寄り付いた。寄り付き後に上げ幅を100円余りまで広げたが、ドル円が101円台前半で推移するなか上値追いとはならずまもなく前日終値付近まで上げ幅を縮めた。マイナスに転じることなく踏みとどまった日経平均は、小幅なプラス圏でのもみ合いとなり結局前場を45円高で終えた。

後場寄りから小幅なマイナスに転じたもの、すぐに再びプラスに転じた。その後は今夜に米雇用統計の発表を控えていることもあってか大きな方向感は出ず、前日終値を挟んだもみ合いといった格好になった。日経平均は結局1円未満のわずかな下落で取引を終えた。

値上がり銘柄数616銘柄、値下がり銘柄数1,213銘柄。騰落レシオは96.9％、売買代金は2兆1988億0500万円だった。