反発

今日の日経平均は171円高の1万6254円と反発した。

昨日の米国市場が上昇したことを受け、日経平均は85円高と反発して寄り付いた。ただ、上昇の勢いは続かず徐々に上げ幅を縮め、10時過ぎにマイナスに転じると、一時下げ幅を160円余りまで広げた。

岩田日銀副総裁が「9月の金融政策決定会合で行われる予定の総括的検証について、特定の政策方向性を考えていない」という趣旨の発言を行ったことなどを受けドル円が100円台後半まで円高に振れたことが嫌気されたようだ。

その後は値を戻し前場を62円安で終えた日経平均は、後場寄りからプラスに転じた。しばらく小幅なプラス圏でもみ合ったが、13時半過ぎから徐々に上げ幅を広げると引けにかけても一段高となり、結局171円高と1日の高値圏で大引けをむかえた。

値上がり銘柄数1,159銘柄、値下がり銘柄数717銘柄。騰落レシオは98.9％、売買代金は2兆4633億7600万円だった。