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地元に根付いて

2023-04-18 15:03:30 | 暮らし

今年度から地元の役員を引き受けたことから人付き合いも増えた。

特に近所の人たちと会話が多くなり状況の把握ができてきた。

感じるのは高齢化になっていること。 一人暮らしの高齢者が多い。

 

でも皆さんお元気です。 道路を掃いたり花々の手入れをしたり。

そんな中、普段は話したことがないご婦人に声をかけてみた。

1ブロック先になると名前もなんとなくしか分からない。

一人暮らしの場合、会話をする機会も少なく人恋しいかもしれない。

 

するとその方から思いがけないことを聞きました。

”ずっと前にお宅を通りかかったときに剪定で落ちたバラを頂いた”と。

ご主人(私の夫)がよく手入れされていますね~と言われました。

その時に挿し木したバラが毎年綺麗に咲くそう。

きっとその奥様が上手に育てられたのでしょう。

夫に聞いたところ本人は全く覚えていなかった。会話もしたというのに。

 

我が家は角地なので散歩や買い物に行く人が見上げていきます。

出窓にリヤドロがいくつか飾ってあるので。

先日はこれまた思いがけないことを言われた~

”あのお人形たち、道路側に向けてあると良く見えるのに・・・”

3歳の子供さんが<可愛いお人形が飾ってある家>と言うそう。

          

 

3/11の東北地震のとき一個倒れて花が少し欠けてしまった。

その後和室に移動しましたが、散歩中のおじさんが剪定中の夫に聞いたそう。

”あの人形たちは処分したんですか?”

 

そうか、歩いている人たちはさりげなく我が家の出窓を眺めていたのか。

散歩中の楽しみを奪ってはいけない。

今はもとに戻してリビングの出窓に並んでいる。

道路の方に向けると自分が見えないので中間向きにしています(笑)。

 

あちこち買い替えして転々としたけど今の家が最も長く住んでいる。

近所の人と会話をしていても安心感がある。

私のお手伝いをしてくれる人に自分の連絡先を渡した。

携帯やアドレスなど。 ”えっ! いいんですか?個人情報を私に?”

20数年同じ場所に住んで人柄を分かっているから信頼していますと答えた。

その人は嬉しそうに私からのメモを撫でていました。

どうせ地元のために働くなら前向きに自分から接していきたいと思う。

 

 

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