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小さな輪

2013-12-13 20:02:47 | 暮らし
昨日清水寺で書かれた漢字は、<輪>でしたね。
家族の輪、社会の輪、仲間たちの輪・・・いろいろある輪の中に入れたらいいなと思います。

夫婦の場合は何と言うのかな。 輪はサークル、丸、みんなというイメージ。
もし夫婦で両手をつないでみたら、小さな輪になりますけど。

家族が一人減り、二人減り、夫婦だけの小さな輪になってしまいました。
食事でもめることも無くなった。 長年かけてお互いの好みが同じになってきたので。

面白い話を聞きました。
ある人が、高校時代にクラスメートとお互いの卵焼きを交換して食べたエピソード。
自分の卵焼きは、おかず用なので塩気があり、相手の方は砂糖たっぷりで、デザートみたいに甘い!
こんなにも家庭によって違うのか!と驚いたそうです。

我が家の場合、夫の方は砂糖と醤油味。 私は甘くない塩味の卵焼きでした。
”なんで醤油を入れるんかい?”と新婚時代は言っていたけど、現在はシンプルに胡椒と醤油少々。
やはり私は甘い卵焼きはたくさん食べられません。

でも、醤油を入れるようになっただけ、江戸っ子の夫の味に近くなったかも。
自分だけのお弁当の卵焼きは、塩少々か、又はワカメ入りふりかけを混ぜたりして作ります。
醤油も美味しいけど、お弁当は色が綺麗に仕上がる塩味がいいのだな、私は。

鶏肉か豚肉か。 ご飯かパンか。 温野菜か生サラダか。
ささいなことに主張してきた若かった日々。
最近、夫がよく言うのが、”どっちでもいいよ。お任せします”

それはそれで、張り合いがないってもの。
しかし、長い年月とともに家庭における、特に食事に関しては、奥さんの力は拡大。 
昔みたいに、”卵焼きは醤油と砂糖でしょ!”と言おうものなら、即却下。
”自分で作れば?”と言われてしまいます。

食事は毎日のこと。 小さなこだわりも積もれば大きくなっていく。
基本、私好みで作って、たまに夫好みの味付けにして気分転換しよう。 昔と今が逆転ですな。
たるみがちな小さな輪も、心がけ次第でぴしっとなるのではないでしょうか。
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