ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2010年5月15日 三段峡(広島県安芸太田町 標高差420m)

2010年05月16日 | Weblog
昨日に続きKさんに三段峡を案内してもらう。電車の便がなく、今日はKさんの車で連れてってもらう。何から何までお世話になります。7:45ホテル出発。中国自動車道を走る。土曜だというのに前も後ろも全然車がいない。今日も天気は快晴。新緑が眩しい。
9:10三段峡入り口駐車場を出発。透き通った水がエメラルドグリーンにキラキラと輝いて見とれてしまうほど美しい。最初にあるのが「姉妹滝」。最初にあっても「しまい」とは変なの。よくぞこんな岸壁に作ったものだと思う遊歩道を歩いて約1時間で「黒淵」に着く。下がった紅白の棒を引っ張るとこれが合図で対岸の黒淵山荘から渡し舟が出てくる仕掛けになっている。渡し賃300円。切り立った岩に囲まれた淵は中々の絶景である。紅葉のころもいいだろうが、この時期の新緑も素晴らしい。しばらく写真撮影で時間をつぶす。更に1時間程で水梨口に着く。ここへは車で入ることができ、一般の観光客はここを起点に二段滝と三段滝を見るのが一般的のようだ。我々みたいに入り口から終点聖湖まで歩く人は少ないだろう。二段滝へ向かう。我々意外は軽装の観光客だ。猿飛からまた渡し舟で渡る。今度は船頭さんが張りめぐったロープを引っ張って進む。究極のエコ舟である。名前は二段滝だが近年の台風で壊れて今は一段滝になっている。ここで昼飯にする。
水梨口まで戻らずにショートカットして三段滝へ向かう。12:50三段滝。激流が三段に分かれて流れる様はダイナミックで見事である。滝も見事であるが岸壁中ほどに岩を削って作られた展望台も見事である。13:30餅の木集落。渓谷から急に開けた集落に出る。三段峡ハイキングもこれで終わりかと錯覚してしまう。終点の樽床ダム(聖湖)までは、まだ1時間ある。気を引き締めて歩く。15:00竜門、三つ滝を経て、ようやくゴール。緩やかとはいえ16KMの登りはきつかった。15:15予約していたタクシーで三段峡入り口の駐車場へ。広島市へ帰り途中、湯来温泉へ寄り「湯来ロッジ」で温泉に入る。サラッとした泉質で気持のよい温泉だ。広島市内のKさんちに寄り車を置いて、JRで広島駅へ。駅ビル2階の飲食店街にて
晩酌セットで乾杯。Kさん二日間いろいろお世話になりました。21:45発のバスで名古屋へ帰る。

2010年5月14日 弥山(広島県廿日市市宮島町 535m)

2010年05月16日 | Weblog
広島在住のKさんからお誘いを受け、宮島の弥山(みせん)に登る。昨夜11時名古屋駅発のバスに乗り広島駅に予定より早く7時過ぎに着いた。座席はリクライニングであるが振動で眠れなかった。Kさんと無事合流してJR宮島線に乗り宮島へ向かう。JR宮島口駅正面のフェリー乗り場から対岸の宮島へ渡る。170円と格安で乗船時間は10分ほど。登山道へ入る前に厳島神社にお参りする。修学旅行の女子高生団体さんと一緒になり中々前に進まない。自分達のおしゃべりに夢中でガイドさんの説明は誰も聞いてないようだ。何のための修学旅行かわからない。10:00包ヶ浦自然歩道入り口。連なったみやげもの屋さんを通り登山道の入り口に着いた。Kさんによると案内図には正式ルートとして「紅葉谷ルート」、「大聖院ルート」などあるが、階段ばっかりで面白くないので本日は包ヶ浦コースで登り、多宝塔コースで下るそうだ。しばらく新緑の中を登ると包ヶ浦を見下ろす尾根に出た。厳島合戦で有名な博奕尾である。ここからは左におだやかな瀬戸内海を見ながらの尾根歩きである。晴れ男面目躍如で空は快晴、従って海も青く美しい。江田島、能美島などの大小沢山の島々を見ながら歩く。11:30ロープウェイ山頂駅。これまで全く人に会わなかったが急に人が増えた。半分くらいは外人さんだ。展望台の獅子岩で休憩する。12:00弥山山頂に到着。弘法大師が修行したところでお寺が多い。外人の若者にカタコト日本語で「猿を見に来たが、どこで見れますか?」さぁ、何と応えたらいいのか、我々が猿を飼っているのではないので・・・
弥山山頂の大岩の上で昼飯にする。ゆっくりする予定だったが若者が来て騒がしいので早々に引き上げる。ここから100mほどアップダウンで駒ヶ林へと進む。駒ヶ林となっているが山の名前で標高509mと弥山よりは低いが下から見る角度によっては高く見えたりする。頂上は大鯨の背中を思わせる大きな一枚岩である。休憩後、地図に乗ってない急勾配の尾根道を慎重に降りる。15:00下山後国民宿舎「宮島ロッジ」で入浴する。誰もいない日が射して明るくて大きなお風呂が気持ちよい。500円は安い。湯上りのビールを我慢して広島市にもどり冷たいビールで乾杯。二軒目に行った広島焼きは美味しかったが量が多く、それでも頑張って食べた。