ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2011年2月27日 京都一周トレイル東山(将軍塚→蹴上)

2011年02月28日 | Weblog
大阪S会2月例会は先月に続き京都一周トレイルの東山コースを歩く。今回は摂津富田のNさんのご好意で粕汁の差し入れあり。Nさんは足が痛くて今回参加はできない。9:00JR摂津富田駅に集合。今日の参加は11名。みんな揃って駅前のNさんちを訪ねる。頂いた粕汁をタッパに分けて持つ。京都駅から地下鉄烏丸線で四条烏丸で下車する。ここから歩き出して鴨川を渡り八坂神社から東山山頂公園を目指す。河原町は少し迂回して錦市場を歩く。新鮮な魚や惣菜などの店が並び、美味しそうな食材を見てるとここで一杯やりたくなる。11:30円山公園。4月になって桜が咲けば沢山の人で埋まるが今日はまだ人もまばらである。知恩院の梵鐘からいよいよ登りの山道になる。短い距離だがジグザグの登りがきつい。12:00東山山頂公園に到着。天気予報が外れて予想外にいい天気で暑いくらい。さっそく広場の一角で粕汁の準備をする。大きめのお椀で2杯食べて腹いっぱいになった。
予定では大文字山まで行くつもりだけど、この状態では無理かもしれない。行けるとこまで行ってみよう。13:00出発。将軍塚大日堂からトレイルを北に進む。山道を下ったら粟田神社に出る。そこから三条通りを東に行き都ホテルのある蹴上にでた。琵琶湖疏水インクライン発電所の公園でコーヒータイムにする。皆さんの状況から見てこのまま大文字山への登りは無理そうで、今日はこの後南禅寺観光に切り替えることにした。琵琶湖疏水会館に入る。これまで何回もこの前は通っているが中に入ったのは初めて。係員の方が説明してくれて明治18年から4年かかった当時の大工事がよくわかった。そのあと南禅寺脇の疏水橋を見て本日の歩きはここまでとして、地下鉄蹴上駅から地下鉄で京都駅へ向かう。駅前のビアホール「銀座ライオン」にて反省会。お疲れ様でした。

2011年2月26日  山の辺の道(奈良県天理→桜井)

2011年02月28日 | Weblog
明日の大阪S会2月例会を控えて今日から大阪に来ている。春のポカポカ陽気の中、山の辺の道を天理から桜井へ歩く。11:40近鉄天理駅を出発。天理駅から天理教会へまっすぐ伸びた商店街アーケードを通る。今日はやけに人が多いと思ったら26日で月並祭だそうだ。通りは黒い法被を着た人々で埋まっており通るのに難儀した。教会本部を抜けて人通りが少なくなりほっとする。12:30石神神社。この神社にはチャボが放し飼いしてある。上から鳴き声が聞こえたので見上げたら高い松の木の上に二羽とまっている。どうやって上がったんだろう。飛んだのか、這い上がったのか? 鳥インフルエンザの影響か、何年か前より少なくなっている気がする。13:00内山永久寺跡。かつての昔は寺領と多くの寺坊を有し、関西の日光といわれるほどの堂塔の美観を誇っていたが、明治維新の廃仏毀釈によって廃寺となり、今は本堂前の池を残すのみでかつての面影はない。池の端に古びた歌碑がある。芭蕉の句で「うち山や とざま知らずの 花ざかり」。池の傍のベンチで昼飯休憩にする。4月になれば池の周りの桜が咲いて美しいと思う。再び歩き出すがここら辺から大和盆地の風物である柿畑が広がる。まだ葉っぱがついてなく枝だけがにょきにょきと伸びて不思議な造形である。13:50夜都岐神社。古くて由緒ありそうな神社の境内を抜ける。崇神天皇陵、景行天皇陵のあたりは広く視界が広がり耳成、畝傍、香具山の大和三山がよく見える。「大和は国のまほろば たたなづく青垣 山ごもれる大和しうるはし」
農道を歩けばあちこちに野菜、果物が100円で無人販売している。咽が乾いたのでミカンを購入する。小振りのミカンが10個入って100円は安い。味は甘くて美味しかった。
17:30近鉄桜井駅に到着。歩行距離16KM。歩行時間5時間30分。程よい疲れで気持ち良い。