ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2011年2月26日  山の辺の道(奈良県天理→桜井)

2011年02月28日 | Weblog
明日の大阪S会2月例会を控えて今日から大阪に来ている。春のポカポカ陽気の中、山の辺の道を天理から桜井へ歩く。11:40近鉄天理駅を出発。天理駅から天理教会へまっすぐ伸びた商店街アーケードを通る。今日はやけに人が多いと思ったら26日で月並祭だそうだ。通りは黒い法被を着た人々で埋まっており通るのに難儀した。教会本部を抜けて人通りが少なくなりほっとする。12:30石神神社。この神社にはチャボが放し飼いしてある。上から鳴き声が聞こえたので見上げたら高い松の木の上に二羽とまっている。どうやって上がったんだろう。飛んだのか、這い上がったのか? 鳥インフルエンザの影響か、何年か前より少なくなっている気がする。13:00内山永久寺跡。かつての昔は寺領と多くの寺坊を有し、関西の日光といわれるほどの堂塔の美観を誇っていたが、明治維新の廃仏毀釈によって廃寺となり、今は本堂前の池を残すのみでかつての面影はない。池の端に古びた歌碑がある。芭蕉の句で「うち山や とざま知らずの 花ざかり」。池の傍のベンチで昼飯休憩にする。4月になれば池の周りの桜が咲いて美しいと思う。再び歩き出すがここら辺から大和盆地の風物である柿畑が広がる。まだ葉っぱがついてなく枝だけがにょきにょきと伸びて不思議な造形である。13:50夜都岐神社。古くて由緒ありそうな神社の境内を抜ける。崇神天皇陵、景行天皇陵のあたりは広く視界が広がり耳成、畝傍、香具山の大和三山がよく見える。「大和は国のまほろば たたなづく青垣 山ごもれる大和しうるはし」
農道を歩けばあちこちに野菜、果物が100円で無人販売している。咽が乾いたのでミカンを購入する。小振りのミカンが10個入って100円は安い。味は甘くて美味しかった。
17:30近鉄桜井駅に到着。歩行距離16KM。歩行時間5時間30分。程よい疲れで気持ち良い。

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