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ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2017年12月15日(木) 二上山(奈良県香芝市 474.2m)

2017年12月16日 | Weblog

大阪S会来年2月の例会で幹事を任されているので大阪にもう一日滞在し二上山を下見する。9:50近鉄二上神社口を出発。傘堂への案内標識を頼りに集落の中を歩く。10:15傘堂で小休止。傘堂は、説明板によると郡山藩主本多政勝候の菩提をとむらうため、その影堂として、恩顧の家臣やこの地域の農民たちによって延宝2年(1674)に建立されたものだそうだ。一辺が約40cmの四角い一本柱を中心に立て、その上に本瓦葺の方形造の屋根がのる珍しい形の建物で、その全体的な形が唐傘に似ていることから傘堂と呼ばれている。釣り堀を過ぎて林道を登る。手ぶらで降りて来る人に何人も出会う。多分地元の人が散歩代わりに登ったのだろう。大龍寺あたりから岩肌の険しい登りになる。11:00雄岳と雌岳の暗部となる馬の背にひょっこり出る。11:15雌岳山頂に着。10分ほど休憩して岩屋峠へ下る。岩屋峠からダイトレ(金剛山系ダイヤモンドトレイル)道を通ってドンヅル峰に向かう。標識、道はしっかりしていて迷う心配はないが、アップダウンがきつい。12:20二場目の電線鉄塔下で昼飯にする。13:10ようやくダイトレ北入り口に着いた。交通量の多い自動車道を20分歩いて「ドンヅル峰」に着く。二上山の火山活動により火山岩屑が沈積し、その後の隆起によって凝灰岩が露出し、1500万年間の風化・浸食を経て奇岩群となった標高約150mの岩山である。奥まで入ってゆっくり見たいとこだが今日は入り口近辺でがまんする。再び車の多い道路脇を歩く。大型トラックが通過する時は風圧で吸い込まれそうになるので要注意。住宅地への道に入ってやっと静かになった。14:30近鉄関谷駅に到着。


2017年12月14日(木) 天王山(大阪府大山崎町 270m)

2017年12月16日 | Weblog

大阪S会の12月例会で山崎の天王山に登る。9:30に阪急梅田駅改札口に集合する。本日の登山メンバーは11名。10:30阪急大山崎駅下車。離宮八幡宮にお参りする。説明板によるとここはその昔ゴマ油の座があったところで油販売発祥の地だそうだ。JR山崎駅を経由して踏切を渡り山崎聖天に向かう。数えてないが長い急な階段を登り山崎聖天の境内へ。ここで小休止。ここから登りの山道となり孟宗竹の林道を登る。12:10酒解神社(自玉手祭来酒解神社)を経て天王山山頂に着く。昼食をとって12:50下山開始。竜神池を経て小倉神社に至る。境内には早くも初詣の旗が立っている。15:30阪急西山天王山駅から梅田に向かう。梅田で忘年会を執り行う。この一年お疲れ様でした。お開きの後、梅田から難波までイルミネーションで飾られた御堂筋を歩く。


2017年12月10日(日)  鷹巣山(岐阜県岐阜市 232m)

2017年12月16日 | Weblog

愛知H会12月例会で岐阜の鷹巣山に登る。金華山から東にのびる山並みを権現山、洞山、鷹巣山と西行して岐阜公園まで歩く。JR岐阜駅で高山線美濃太田行に乗り換えて次の長森で下車する。9:15広がる畑の先に横たわる山並みに向かって歩き出す。途中スーパーでお茶、弁当、お菓子を買う。10:00白山神社で安全祈願のお参り。本殿に向かって左横の道を権現山目指して登る。いつものことだが登りだしの20分がきつい。10:40権現山(190.2m)山頂。晴れているが湿度が高く全体にぼんやりしているので見通しは悪い。すっきり晴れていれば御嶽山が見えるはずだが今日は残念ながら見えない。いったん下り二つ目のピーク洞山を目指す。11:30洞山(208m)山頂。お腹もすいたがまだピーク残っており腹を満たしては登りがきついので次の鷹巣山まで辛抱する。平日だとほとんど人に出会わないコースだが、今日は日曜なので時々登山者と出会う。12:30鷹巣山(232m)山頂。風通しの良い岩場で昼飯にする。すぐ目の前が金華山でてっぺんに岐阜城が見える。信長になった気分で弁当を食べる。12:50下山開始。一気に下り岩戸観音の峠から東坂登山道を登る。このまま登れば金華山山頂まで行けるが無理をせず途中から唐釜コース、七曲りコースを経て岐阜公園に出た。14:00岐阜公園の休憩所でコーヒータイム。お疲れ様でした。


2017年11月3日(金)  奈良明日香村ウォーキング

2017年11月04日 | Weblog

大阪S会11月例会で大阪へ来たついでに一泊して奈良を歩く。今日も天気が良いので橿原神宮から甘樫丘経由近鉄飛鳥駅までんびりと歩いてみたい。9:00橿原神宮駅下車。駅でテクテクマップをもらう。何枚かある中で飛鳥コース②(甘樫丘~飛鳥寺~板葺宮跡)を選ぶ。先ずは橿原神宮にお参りする。七五三参りの親子連れが目立つ。参拝後境内の菊花展を拝見する。駅に戻り地下道で反対側へ出る。駅を背にしてまっすぐ東へ進む。剣池を過ぎたあたりで地図を見誤り住宅街に入ってしまった。同じような家ばっかりで方角がわからない。通りかかった人に尋ねてようやく進路の道に出る。和田池を回り込んで甘樫丘に取り付く。自然林のコースが気持ち良い。11:00展望台。ここから見ると大和三山(畝傍山、耳成山、天の香久山)が良くわかる。一休みして丘を下る。自動車道と飛鳥川を渡って水落遺跡へ。礎石だけの遺跡だが説明板によるとここは天智天皇がまだ中大兄皇子の頃、水を落とす仕掛けで時を図りかねを突いて時を知らせたとある。蘇我入鹿首塚から飛鳥寺へ。飛鳥寺本堂は先日入って大仏様を拝んだので今日は境内を通過するだけ。奈良県立万葉文化館に裏から入り表へ抜ける。酒船石はパスして川原寺跡へ吉野水道に沿って歩く。12:00川原寺跡。木蔭を選んで昼飯にする。今日は文化の日とあって観光客が多い。貸自転車を利用する人も多い。この後、橘寺・亀石・天武持統天皇陵・鬼の雪隠、俎・飛鳥歴史公園を経て飛鳥駅へ向かう。


2017年11月2日(木) 宇陀路ウォーキング

2017年11月04日 | Weblog

大阪S会の11月例会で奈良県榛原へ行く。10時近鉄榛原駅に集合。伊那佐山に登る予定であったが、先日の台風大雨にて登山道が土砂崩れで登れない旨リーダーより説明があった。急遽予定を変更して榛原駅から宇陀川に沿って宇陀まで歩くことになった。10:20出発。秋晴れの中気持ち良いウォーキングが楽しめそうだ。榛原の街中を抜けて宇陀川に出て、ここからは川沿いにサイクリングコースを歩く。車が通れないようになっているので安心して歩くことができる。延々と何キロにもわたって桜並木が続いている。紅葉が日に輝いて美しい。春の桜満開の頃にまた歩きたい。上流の土砂崩れの影響か川の水は少し濁っている。黄金色に輝く稲田が広がりまさに日本農村原点といえる。道端にサネカズラの赤い実を発見。花言葉は「再開」「また会いましょう」12:20お腹もすいたので丁度あった吾妻屋で昼飯にする。食前酒にKさん持参の柿酒とSさん持参の梅酒をいただく。お腹の中がジワーと熱くなる。13:00出発。高台にあるアニマルパークに立ち寄る。展望台からの眺めが素晴らしい。まっ黄色のイチョウがまぶしいくらいだ。14:00出発。20分ほど歩いて宇陀の町に入る。古い商家が連なる街並が落ち着いた雰囲気を出している。薬屋さんの看板を出した家が多い。造り酒屋で地酒「初霞」を買う。道の駅からバスで榛原駅へ。


2017年10月11日(水) 鷹巣山(たかすやま 岐阜県岐阜市 232m)

2017年10月12日 | Weblog

岐阜金華山と隣り合った鷹巣山に登る。金華山から東にのびる山並みを権現山、洞山、鷹巣山と西行して岐阜公園まで歩く。JR岐阜駅で高山線美濃太田行に乗り換えて次の長森で下車する。10:20黄金色に色づいた稲田の先に横たわる山並みに向かって歩き出す。途中スーパーでお茶、弁当、お菓子を買う。11:00白山神社で安全祈願のお参り。本殿に向かって左横の道を権現山目指して登る。いつものことだが登りだしの20分がきつい。11:30権現山(190.2m)山頂。晴れているが湿度が高く全体にぼんやりしているので見通しは悪い。すっきり晴れていれば御嶽山が見えるはずだが今日は残念ながら見えない。いったん下り二つ目のピーク洞山を目指す。12:05洞山(208m)山頂。お腹もすいたがまだピーク残っており腹を満たしては登りがきついので次の鷹巣山まで辛抱する。絶好の登山日和であるが平日なので途中誰にも会わない。仲間と歩くのもいいがたまに一人で歩くのも気ままでいい。13:00鷹巣山(232m)山頂。風通しの良い岩場でやっと昼飯にする。すぐ目の前が金華山でてっぺんに岐阜城が見える。信長になった気分で弁当を食べる。13:40下山開始。一気に下り岩戸観音の峠から東坂登山道を登る。このまま登れば金華山山頂まで行けるが無理をせず途中から唐釜コース、七曲りコースを経て岐阜公園に出た。15:00岐阜公園の休憩所でコーヒータイム。


2017年9月24日(日) 繖山(きぬがさやま 滋賀県能登川町 433m)

2017年09月25日 | Weblog

愛知H会の9月例会で滋賀県の繖山(きぬがさやま)に登る。名古屋から新幹線で米原まで行き、在来東海道線に乗り換えて能登川で下車する。当初予定はもう一つ先の安土駅から歩く予定であったが、新快速から普通への乗り換えに30分ほど待ち時間があり時間が勿体ないので、急遽予定変更して逆に能登川から安土へと歩くことにした。9:40JR能登川駅を出発。線路沿いに南進し突き当りを左にきれいな水の川沿いに歩く。北向岩屋観音の登り口で登山準備して緩やかな登り道を上がる。地元の人達の散歩コースなのか手ぶらで歩く人が多い。数えるのを忘れたがかなり長い石段を登り切って北向十一面岩屋観音に着いた。琵琶湖、比良山系と視界が広がって素晴らしい眺めだ。双眼鏡やカメラを持った人達が多いので聞いたらサシバなどの渡り鳥を観察に来ているそうだ。ここは丁度渡り鳥の通過点であるらしい。10分ほどでお参りを済ませ先へ進む。標高こそ低いがアップダウンが多くてかなりきつい。何度も休憩をしながら歩く。天気が良くて暑くなってきたが木蔭道で助かる。11:15急に視界が広がり雨宮龍神社に着いた。時間が早いけどきりのいい所で早めの昼飯にする。この神社は説明板によると古くは飛鳥時代から雨乞いで祀られた古式ゆかしい神社だそうだ。11:40出発。いったん地獄越峠まで降りてまた登る。飯食った後はよけいに応える。まさに地獄越えのきつさである。尾根道なので時々視界が広がり、右に琵琶湖、左に五個荘町が見える。まだ色づいてない青い実がついた山帰来サンキライ(別名猿捕茨サルトリイバラ)が茂っている。ここも何回も休みながらきつい登りを登る。12:40やっとの思いで繖山山頂に着いた。狭い山頂は他のグループで占領されていたので少し下った場所で休憩する。12:50下山開始。びっくりするほど急な階段を下る。当初の予定どおりであったらこの登りでへたってしまうだろう。13:45近江風土記の丘に到着。トイレ近くの休憩所でコーヒータイム。アップダウンが多くて意外と疲れました。お疲れ様でした。

 


2017年9月10日(日) ゴロゴロ岳(兵庫県芦屋市 565.6m)

2017年09月12日 | Weblog

大阪S会の9月例会で六甲山系のゴロゴロ岳に登る。標高が565.6mなのでゴロゴロ岳と名前がついている。阪神芦屋駅に9:00集合。本日の参加者は10名。全員揃ったところで少し北上したバス停に向かう。9:30発のバスに乗り奥池で下車。370円。奥池の広場で準備体操する。10:20出発。高級な別荘地を抜けて30分ほどの登りでいきなり山頂に着いた。山頂のすぐ下まで別荘があるので驚いた。見晴らしはよくないので小休止して歩き出す。12:00途中見晴らしの良い高台があったので、ここで昼飯にする。12:30出発。予定ではこの後観音山へ行く予定であったが分岐点を過ぎてしまったのでこのまま下る。全員初めての道で不安だったが道はしっかりしているので麓に出るとは予想していた。13:30予定コースではないが目的の鷲林寺に着。コーヒータイム。後は甲山の北山貯水池から太子堂を通り阪急甲陽園駅まで下る。15:20阪急甲陽園駅着。駅前のケーキ屋「TSUMAGARI」で有名なシュークリームを買って全員1個ずつ食べる。中のカスタードクリームがひんやりしてて美味しかった。反省会は梅田の「朝から呑めるしおや本店」で生ビールカンパイ。お疲れ様でした。


2017年9月9日(土) 郡山から斑鳩への道

2017年09月12日 | Weblog

大阪S会の9月例会を明日に控えて今日は足慣らしで近鉄郡山駅からJR法隆寺駅まで歩いてみる。11:00近鉄郡山駅で下車して郡山城址に向かって歩く。城郭はなく石垣だけの城址であるが規模からいって当時はかなり大がかりなお城であったろう。説明板によると筒井順慶が築城して後秀吉の弟の豊臣秀長によって開かれたそうだ。天守台に上がると奈良盆地が一望できる。若草山の麓に東大寺、興福寺の塔が見える。城址公園を後に斑鳩に向かう。炎天下、車が激しく行きかう県道9号線を歩く。時々歩道がなくなり、すぐ横をかなりのスピードで車が過ぎ行くので怖い。田中片桐町あたりで畑の草刈りしてたおじさんに道を教えてもらう。12:00九頭神池にて昼食休憩。池の中に作られた浮御堂にてコンビニで買ったおにぎりを食す。富雄川を渡るとすぐ本日の第二目的である慈光院に着いた。石畳の道から打ち水がしてあって木蔭がひんやりして気持ち良い。障子が開け放された十二畳敷の書院は風通りがよくいい気持だ。よく手入れされた庭の植え込みの緑が美しい。一人広い書院に座って庭を眺め、供された抹茶を頂くとなんと贅沢な時間であることか。もっとここにいたい気分であるが先があるので、本堂にて般若心経を唱え再び下界へ出る。再び炎天下を黙々と歩く。途中何も買わないけど「ダイソー」で涼ませてもらう。国道25号を渡り峠を越えたら目の前に斑鳩の郷が広がる。最初に見えた法起寺に立ち寄る。中には入らず法起寺の周り田圃道を歩く。スケッチしたいがポイントはみな炎天下で写真だけ撮る。一か所農家の庭先の柿の木の下に日陰があったので庭先をお借りして色づきだした稲を前景に三重塔をスケッチする。後は法輪寺から片野池、天満池を巡って法隆寺に着く。東大門から西大門へ抜ける。ここもスケッチのポイントを捜して法隆寺の裏手に回る。残念ながら金堂が修復中なので五重塔を木の間越しにスケッチする。南大門を出て松並木を歩きJR法隆寺駅に向かう。16:00JR法隆寺駅着。明日の登山の足慣らしのつもりであったがしっかり距離を歩いて疲れた。


2017年9月3日 錫杖ヶ岳(シャクジョウガタケ 三重県亀山市 676m)

2017年09月04日 | Weblog

愛知H会の例会で三重の錫杖ヶ岳に登る。JRは亀山で乗り換えて関西線加太駅で下車。閑散とした無人駅で誰もいない。帰りの時間を確かめて9:30に出発する。キラキラと透き通った水が流れる加太川を渡る。名阪国道をくぐり、緩やかな登りの舗装林道を歩く。鬱蒼と茂ったヒノキ林の中は日が遮られて涼しくて有難い。10:15駐車場のある登山口に着いた。停まっている車が10台。この山の人気がわかる。名阪国道を大阪方面に走っていて目につくギザギザの山で誰でも登ってみたくなる山だ。登山口から頂上まで200mごとに番号札が掛けてあって、頂上までの目安がわかって助かる。10:50沢を上り詰めた柚ノ木峠に着いて小休止。伐採された木の間から青山高原の風車群が見える。ここからいよいよ道が険しくなる。木の根っこが重なった狭い尾根道を歩き、壁にぶち当たったら岩や木の根をつかんで這い登る。修験道の山ということが納得できる。12:00山頂直下の最後の壁を登り山頂に着いた。視界360度の絶景である。予想通り山頂は座る場所のないくらい混雑していた。少し戻った休憩所で昼飯にする。12:50下山開始。帰りは来た道を下る。岩壁は登りより下りの方が難しい。岩を向いて三点確保で慎重に下る。13:50柚ノ木峠まで戻り難関は通り過ぎたりでほっとする。ここでコーヒータイム。風の通り道になっていて涼しいを通り越して肌寒い。たとえインスタントでも自然の中でのコーヒーは格別な味がする。ミンミン蝉、ツクツクホウシ、ヒクラシなどの蝉が一斉に鳴いてうるさいくらいのBGM付きの喫茶店である。15:30加太駅に到着。近くの酒屋さん兼お菓子屋さんでアイスクリームを買って食べる。