台風一過、晴天の中を岐阜県美濃加茂市の低山「鬼飛山」に登る。山名に鬼の字がついて、どんなまがまがしい山か期待が膨らむ。10:05 JR高山線の中川辺駅下車。駅舎で帰りの時刻表を見ると何と1時、2時だいの便がなくて3時発を逃すと次は5時だいまで待たないといけない。今から5時間を有効に使おう。10:10出発。県道を線路に沿って南下し出光GS信号交差点を右に曲がる。10:30 川を二つ渡って山楠公園に着く。池の水がきれいなスカイブルー、何でこんな色になるのか不思議だ。41号バイパスを陸橋で渡り実りかけた田んぼ道を進む。典型的な日本の田園風景が広がる。10:55 白隠禅師ゆかりの旧跡賑済寺(しんさいじ)に着いた。古い桜の木が多いので4月桜の時期にまた来たい。本堂前にて休憩と登山準備をする。11:00出発。本堂横の道から登る。苔むした石仏達に見送ってもらう。道はよく整備されていて歩きやすい。白隠禅師が座禅を組まれたという座禅石から急な登りになる。11:20 鬼飛山山頂着。291m標識を入れて記念撮影を撮る。11:35 更に300mほど尾根を歩いて見晴らし台に着く。途中イワウチワの群落地あり。素晴らしい景色を見ながら昼飯にする。右端に遠く鳩吹山があり、その向こうに名古屋駅ビル群が見える。左に移動すると先日登った米田白山、更に左へ回ると正面にきれいな三角形の米田富士と呼ばれる愛宕山がある。15:00までまだ時間があるので、この後米田富士にも登ってみよう。12:00 来た道を下山開始、展望台から近道を下る。12:25 賑済寺に到着。中川辺の出光GSまで戻り鬼飛山と飛騨川を挟んで反対側の愛宕山を目指す。山川橋で飛騨川を渡る。13:20 登山口の鳥居。ここからまっすぐ天上へと続く石段を登る。薄暗い林道を進み、苔むした石畳、石段を登り賀茂神社に着く。見るからに由緒ある古い神社だ。神社横から山頂を目指す。13:45米田富士山頂。飛騨川の向こうにさっき登った鬼飛山が鎮座している。帰りの時間に余裕がなくなったので小休止で下山する。14:45 中川辺駅に到着。駅前にコンビニも何もない。低山とはいえ山のハシゴは疲れた。
愛知H会で瀬戸市の山星山に登る。JR中央本線定光寺駅9:42分下車。駅のすぐ下を庄内川が流れる。城嶺(しろがね)橋で庄内川を渡る。県道わ渡ったらハイキング標識に従って渓流沿いの道を歩く。午前中とはいえ暑い日差しであったが日陰に入って助かった。奇岩の連なる渓流を登って正伝池に出る。ここから急な階段を登り、10:40森林交流館広場に出てトイレタイムをとる。再び急階段を登ったら東屋のある高根山(253m)に着いた。前に来た時(何年前か不明)は確か高根山の標識があったが、今は見当たらない。驚いたことに愛知県労働者研修センターの宿泊施設が跡形もなく消滅して単なる草地となっている。様変わりには驚かされた。中小企業大学はまだ残っていてその前から東海自然歩道に入る。初めて東海自然歩道を訪れる人にとっては解りづらいと思う。大洞峠を過ぎてお腹もすいたので木陰で昼飯にする。確か山星山の山頂に日陰はなかったようだ。12:30山星山(327m)に到着。記憶が正しくて休憩できる日陰がない。記念写真だけ撮ってすぐに木陰道に入る。尾根道も宮刈峠まででここから下る。自動車道に出たら日光を遮るものがなく炎天下の地獄を味わう。ようやく正伝池に着いたら茶店の氷の旗が目について思わず飛び込んだ。氷金時が殊の外うまい。家族連れでにぎわう正伝池の広場は日曜日だというのにひっそりしていて誰もいない。この暑さでは誰もいないのが当たり前か。池を巡って東海自然歩道に合流して定光寺駅に向かう。暑い一日であった。
大阪S会の7月例会で奈良吉野のみたらい渓谷を歩く。近鉄阿部野橋駅に7:40集合。洞川温泉・みたらい渓谷散策キップ(下市口までの近鉄往復と洞川温泉までのバス往復と洞川温泉入浴券がセット)3780円を買う。9:50吉野行急行に乗る。下市口駅で下車して洞川(どろかわ)温泉行のバスに乗る。客が多いので臨時バスがもう一台出た。途中の天川川合で下車して洞川温泉までの遊歩道7.4km、約2.5時間を歩く。天の川沿いにしばらく車道を歩き遊歩道入り口に来たが崖崩れで通行止めになっていてもうしばらく車道を歩く。それにしても車道は照り返しが暑い。早く遊歩道の日陰道に入りたい。やっと天保橋(吊り橋)を渡り遊歩道に入る。吊り橋の下の渕で子供達が遊んでいる。気持ちよさそうで仲間に入りたい。遊歩道は崖を切り開いたような道でしばらくきつい登りが続く。11:40みたらい休憩所に到着。きれいな休憩所で少し早いけど昼飯にする。12:20出発。天空のつり橋が連続してここからしばらくみたらい渓谷の絶景が続く。大きな岩がゴロゴロしている。沢を渡る風がひんやりして気持ち良い。ひぐらしが鳴いている。一句「ひぐらしの 声渓流に 溶け込みて」 14:40遊歩道終点の洞川温泉に到着。14:50のバスに乗るので洞川温泉には入らない。17:40阿部野橋着。鶴橋まで移動し「魚八」で反省会。ビールが美味い。
大阪S会の6月例会で能勢妙見山に登る。8:30阪急梅田駅改札口に集合する。本日の参加者は8名。いつもより少し少ない。阪急電鉄から川西能勢口で能勢電鉄に乗り換えて終点の能勢妙見口駅へ。明るい日差しの中満開のアジサイが出迎えてくれた。9:50能勢妙見口駅を出発。信号を渡り民家の前の上杉尾根コース標識から山道にはいる。道はいきなり急な登りとなる。日射しはついが木蔭道なので助かる。風がないので蒸し暑い。何度も休憩を繰り返して登る。メンバーからサクランボの差し入れあり。生き返った。コースの右は杉、檜の植林で左はクヌギの自然林ときれいに分かれている。尾根を登るに従い風も出てきて快適な山歩きとなった。12:00いきなり山頂の広い駐車場に出た。駐車場を抜けて妙見山山頂で昼飯にする。下りは大堂越コースをとる。リフト妙見山駅横、動物霊園を通り緩やか道を下る。一面のアジサイが美しい。大堂越の標識から左に下る。緩やかな道から急な険しい下りになる。谷底まで滑らないように気を付けて下る。この道を下りにして正解。逆だと途中でばててしまいそうだ。膝が笑い出したころようやくケーブル黒川駅についた。駅の休憩室で小休止。あとは自動車道の歩道を歩き出発点の能勢妙見口駅へ。大阪梅田着16:00。この時間でもやってる梅田の居酒屋「四季」でカンパイ。お疲れ様でした。
大阪S会6月例会を明日に控えて大阪へ行く。久し振りに比叡山に登る。京阪松の馬場駅から比叡山に登り東海自然歩道を通って壺笠山から穴太駅へ下るコースをとる。大津京駅で京阪電車に乗り換えて終点坂本の一駅手前の松の馬場駅(無人駅)で下車する。9:55出発。山手に向かって坂道を登る。両サイドの石垣は有名な「穴太(あのう)積み」である。県道に出て少し南下し、標識のところから山道に入る。林道が登るに従ってだんだん細くなる。前も後も誰もいなくて静かなコースだ。9:30相応水。苔むした石地蔵がありきれいな水が湧いている。ここから本格的な山道になるのでスパッツをつけて足回りを固める。苔むした石段に歴史を感じる。千日回峰行で通る道で夜中にこんな急で不揃いの石段を歩くのは怖い。10:10琵琶湖展望地の遠見岩。石段と岩場を登り切ったところで樹間に琵琶湖が見える。小休止。紀貫之墓への案内石柱あり。10:35玉照院に到着。門前は箒できれいに掃き清められており足を入れるのがはばかられる。10:45明王堂でお参り。壁みたいに急勾配の石段を上がり本堂で般若心経を唱えてお参りする。ここからの琵琶湖の眺めは素晴らしい。明王堂を後に坂本ケーブル比叡山山頂駅に向かって歩き、途中から弁天堂へ下る。東海自然歩道の標識あり。11:30桜茶屋跡。少し早いがここで昼飯にする。茂った木が日光を遮り涼しくて気持ち良かったが汗が引くと寒くなった。12:00出発。ドライブウェイに出たらここから一気に下る。水場でここから穴太駅の標識があったが目的の壺笠山に向かって登る。12:35ジグザグの登りを登り切ったところが夢見が丘。メルヘンチックな名前だ。再びドライブウェイに出会う。ここからまた一気に下る。幅30cmほどの崖路も何か所かある。左の谷底を見ないようにして進む。東海自然歩道の標識に手書きで左壺笠山と書いてあるのでここで自然歩道と分かれる。道が不鮮明になるが赤テープと踏みあとを頼りに進む。13:10期待していた眺望は全くない。木が茂り薄暗い山頂である。少し戻り目星をつけていた分岐から下る。少し下り林道に出る。このままこの道を下れば里に出ると思いきや突然道がなくなった。それらしき登山道もないのでやむなくさっきのポイントまで戻る。50mほど先にイノシシ2頭発見。大きなイノシシで必死に何やら餌をあさっている。さらに近づくと向うが気づいてしばらく目をあわせていたが急に向きを変え茂みに入っていった。別の林道を下る。これで間違いないと思っていたが、またもや林道が尽きた。捜すと一か所登山道らしきものがあったのでそこを下る。しかし誰も通らないようで荒れた道で倒木をくぐったり乗り越えたりして進む。13:50不安なコースであったがようやく里の集落に出た。一休みして京阪穴太駅まで歩く。
山仲間5人で犬山市の継鹿尾山に登る。天気は上場、今日も暑くなりそうだ。名鉄広見線の善師野駅で下車。10:00善師野駅から田んぼの中道を歩き出す。ここら辺は田植えが遅いのかまだ田に水を張っている段階である。昔の記憶では梅雨と田植えが重なっているので世の中全体に田植え時期が早くなっていることなのか。庭に咲いてる花をめでながら集落を抜ける。ここは前田さんの家が多い。見上げると首が痛くなるような高い石段の熊野神社にお参りせずに通り過ぎる。山登りに必要なエネルギーを無駄に使いたくない。墓地や竹藪を通って10:30大洞池に着いて休憩。エメラルドグリーンのきれいな池だ。釣りをする人が何人かいる。何が釣れるんだろう。休憩後、再び東海自然歩道を歩く。こんもりと茂った自然林の中道なので日陰が涼しくて気持ち良い。鳩吹山との分岐に出て、左犬山城方面への道をとる。いきなり長い階段で息がはずむ。12:00アップダウンを4回繰り返してようやく継鹿尾山山頂に着いた。最後の長い階段はきつかった。丁度昼時なので山頂の展望台は何組かのグループで占領されている。仕方ないので少し下がった広場で昼飯にする。12:30下山開始。岩場の下りを気をつけながら一気に降りる。13:00寂光院に着。紅葉の名所で有名な所だが、新緑も捨てたものではない。寂光院からは木曽川沿いに犬山遊園駅まで約20分歩く。コンビニがあればアイスでも買って食べたいところだがなければ仕方ない。暑い中、お疲れ様でした。
仲間と美濃加茂市の米田白山に登る。大型連休の二日目とあって朝のラジオでもあちこちの交通渋滞を放送していた。こういう時は車で移動すべきではない。新鵜沼でJR高山線の鵜沼駅に移動し9:32発の美濃太田行に乗る。美濃太田で下呂行普通に乗り換えて、次の古井(こび)駅で下車。10:10歩き出す。国道41を渡りコンビニで昼飯を調達る。小山観音のある中洲を右に見て飛騨川を渡る。11:00駐車場のある登山口に着。公園内ではあちこちでバーベキューの準備がすすんでいる。小休止後駐車場奥から登りだす。一の坂、二の坂、三の坂と段々急な登りになる。新緑の中気持ちが良い。山頂部についたか道が平になったが大きな岩が道をふさいで険しくなった。変化にとんだ面白いコースだ。標識も一般向けとクライミングルートに分かれている。クライミングルートを慎重に登る。見晴らしが素晴らしい。尖った岩の上に上がると風が気持ち良いが今ここで地震がこないことを祈る。12:00標高274mの山頂で昼飯にする。12:30下山開始。岩場を下り幅広の遊歩道に出る。13:00まどろみの広場でコーヒータイム。13:30一周して登山口に到着。古井発15:00に乗らないと16:00代に電車がないので休憩もそこそこに古井駅へ向かう。15:00発には余裕で間に合った。新緑の中気持ちの良いウォーキングでした。
大阪S会の4月例会で奈良の若草山に登る。8:30近鉄奈良駅改札口に集合する。本日の参加は11名。改札前に立っているセント君を入れて、12名で記念撮影の後出発。アーケード商店街を抜けて猿沢の池へ。全国的にアーケード商店街はシャッター通りになりつつあるが、さすが世界遺産の観光地、ここの商店街は朝から賑わっている。春日大社一の鳥居わくぐり浮御堂で小休止。時間に余裕があるので志賀直哉旧宅に立ち寄る。何回も前を通ったことはあるが入るのは今回初めて。普通の狭い民家を予想していたが何部屋もあって純和風の落ち着いた造りで驚いた。鬱蒼とした下禰宜道を通って春日大社本殿に向かう。境内は外人さんでごった返している。藤の花が丁度満開で見頃である。春日大社裏から若草山に取り付く。ゲートで管理料150円払い入れてもらう。あちこちにただで入った鹿がたむろしている。どこから入ったか教えてもらいたい。若草山は三つの笠をかぶせたように見えるので別名三笠山ともいう。阿倍仲麻呂の作「天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山にいでし月かも」が有名である。向かって左の階段を上がる。木々を抜けて一重目の草地に出たら目の前に奈良盆地の大パノラマが広がっている。今日はよく晴れているので対面に見える生駒山から南に信貴山、二上山、葛城山、金剛山と連なっている。畝傍山、耳成山、香久山の大和三山もよく見える。二重、三重と登り山頂へ。丁度昼時になったが一面に鹿のフンが広がっているのでも少し先に延ばす。平城山原始林を通り鶯の滝へ。新緑がまぶしいくらいだ。13:00鶯の滝の前で昼飯にする。Kさんから食前酒に自家製梅酒をいただく。再び原始林を通り二月堂に出る。後はシカと修学旅行生と外人にあふれた東大寺境内を通って近鉄奈良駅へ。お疲れ様でした。反省会は鶴橋の「魚八」でカンパイ。
明日の大阪S会3月例会を控えて大阪へ向かう。今日はJR山科駅から琵琶湖疎水を経て、東山トレイルを歩いてみよう。10:20JR山科駅を出発する。洛東高校から琵琶湖疎水に沿って歩く。桜はまだつぼみで来週あたり見頃になるだろう。突然前方からボートが勢いよく走ってきた。琵琶湖疎水観光船の試験走行かな。11:00東山トレイル入り口。ここから山道になるのでストックを出す。毘沙門堂への分岐を左にとる。11:30七福神思案処で休憩。ここから日向大神宮へは山越えと山回りの2コースに分かれていて、今日は左の山郷をとる。11:55日向大神宮。12:00蹴上。日曜日とあって観光客で賑わっている。これから桜開花とともにもっと多くなるだろう。しばらく三条通りを歩き粟田口から再びトレイルに入る。13:00将軍塚、東山山頂公園で昼食にする。
大阪S会の2月例会で二上山に登る。先月に続いて今月もヨシ坊が世話係である。先月に下見したときは二上山からドンヅル峰に抜けたが、高齢になったS会ではちょいと無理があるので二上神社口から山頂往復にした。当初は岩屋峠コースで登り馬の背コースを降りる予定だったがメンバーのKさんが調べてくれて10月の台風で岩屋峠コースが通行不可とのことで馬の背コースのピストンに変更した。今更ながら昨年10月に2週連続した台風の大きさがわかる。大阪の山々はあちこちで通行不可が多い。必ず下見事前調査が必要だ。10:00近鉄二上神社口を出発。民家の間を抜けて広々とした畑道に出る。ここんとこ寒い日が続いたが今日は風もなく気持ちよい。早くも空でヒバリが鳴いている。10:45傘堂で休憩。傘堂は築400年ほどたつ間柱一本で屋根を支える珍しい造りである。溜池を過ぎて林道の尽きたところが祐泉寺。当初ここから左へ行く予定であったが、今日は右の登山道に入る。登るほどに傾斜がきつくなる。低山なれど何回登ってもきつい山だ。12:00全員バラバラでようやく馬の背に着いた、小休止後あと100Mの雌岳に登る。12:30雌岳山頂に到着。東側大和盆地を見下ろして昼ご飯を食べる。13:10下山開始。来た道を下る。登りの辛さが嘘みたいに楽々に下る。14:20河原の東屋でコーヒータイム。たわいもない話を雑談しながら休む。14:50当麻寺に裏門(黒門)から入る。ここは蓮の糸で曼荼羅を織った中将姫で有名だ。今も本堂に飾ってあるそうだが見ることはできない。15:40近鉄当麻寺駅に到着。駅前の中将餅本店でお土産に中将餅を買う。反省会は鶴橋駅前の魚八にて美味しい魚でカンパイ。お疲れ様でした。