面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

「新」

2009年12月13日 | ニュースから
「今年の漢字」は「新」(読売新聞) - goo ニュース


今年の漢字は「新」だとか。
「新」型インフルエンザに振り回され、ついに自民党政権が倒れて「新」政権が発足した今年のイメージ通りかもしれない。

「今年の漢字」が、日本漢字能力検定協会が実施しているものとは忘れていた。
大久保昇・前理事長と長男の浩・前副理事長が親族企業との取引で協会に損害を与えたとして逮捕・起訴された協会も、組織が刷「新」され、「新」体制で再出発を果たした中で意義深い字だとの関係者のコメントもあるが、「新」しいことばかりではなく、必要な「旧」の見極めが重要だ。

2010年は、そんな見極めが正しく行われる「新」年であってほしい。


師匠に倣う

2009年12月13日 | ニュースから
民主・小沢幹事長が訪中 国会議員ら600人同行(共同通信) - goo ニュース


事業の仕分と称して経費節減に向けて必死でやってます!と言いながら、この大人数での訪中はどういうことか。
小沢一郎は、中国との国交回復で名を馳せた自分の師匠・田中角栄に倣っているように思えるのは気のせいだろうか。

自分は口下手な東北人のため説明不足になることもある、とかなんとか言い逃れをしていた小沢一郎だが、今回の中国訪問“団体旅行”の真意をキチンと説明してもらいたいものだ。
まさか自分の利権確保・拡大のためだけに行ってるのではあるまいな!?


アジア重視≠天皇軽視

2009年12月12日 | ニュースから
特例会見、小沢氏が要請…「政治利用」批判強まる(読売新聞) - goo ニュース


今日の朝刊でも1面に掲載されていたので読んだが、政府の対応は聖徳太子とは真逆の外交姿勢に感じた自分は、たいがい単純なヤツである。

天皇と外国使節との面会については、希望する日の1ヶ月前に申請するのが日本におけるルール。
それは当然わかりきったことなので、政府は中国に対して日程を早く決めるよう申し入れていたらしいが、回答があったのが面談予定日まであと1ヶ月を切った時点。
本来なら、ここで中国政府の要求を撥ね付けるべきであり、ルールを守れなかったのは中国側なのだから、断固たる姿勢を示すべきだ。

中国側からしてみれば、次期国家主席候補である要人を、天皇に面会させて更なる“ハク”を付けるというところかもしれないが(胡錦濤がかつてそうだったという)、それは中国の都合であって日本の知るところではない。
それをあろうことか、日本政府が中国の要請を飲んだ形で宮内庁を押し切ってしまった。
首相官邸からも要請を入れたというが、何を考えているのか。

「本来は会えないはずのものを会わせてやることで、中国の次期国家主席に恩を売った」と政府が思っているのなら、認識不足も甚だしい。
どの国の要人に対しても平等に接することを旨として設定されたルールとのことだが、それは各国に対する日本としての公平性の証しとなるだけでなく、「天皇の存在」における政治からの中立性を保つものでもある。
それを、中国の要人が会いたいというから変えたのでは、これまで築き上げてきた信頼は雲散霧消してしまう。
新政権は、中国から何かおいしい儲け話でももらったのか、自民党との違いを更に見せつけたかったのか、いずれにせよ、民主党が天皇をダシに使った=政治に利用したと言われても仕方あるまい。

中国からすれば、日本なんぞは古代以来の属国に過ぎず、今回のことは当たり前のことぐらいにしか思っていないのではないか。
それどころか今回のケースについて、
「我が国の政治家(決して国家主席などではないところもポイントである)が行けば、日本の天皇も喜んで会いにくる」
と国民に喧伝し、日本など取るに足りない国であるとして、ある種の国意発揚に利用するのではないかと思うのは、うがち過ぎだろうか?

「アジア重視」という姿勢自体は悪くはないが、それはあくまでも自国の衿持を保ったうえでのことであるべきなのは自明の理だ。
それは決して、「国民の象徴」である天皇を軽々しく扱うことではない。


番組制作考

2009年12月11日 | ニュースから
小林麻耶ショック…視聴率低迷TBS報道番組打ち切り(スポーツニッポン) - goo ニュース


鳴り物入りでスタートしたTBSの報道番組「総力報道!THE NEWS」が、番組開始後およそ1年で打ち切られることになったとか。
別に自分はテレビ局関係者でもなんでもないのだが、TBSは安直な番組作りに走りすぎていないか。
しかも、視聴者のニーズを満たそうともしていないのではないかとさえ思う。

夕方6時から夜8時までをぶっ通しの報道番組をたれ流してきたが、小林麻耶が悪かったとか後藤謙次がイマイチだったというレベルのものではなかろう。
その時間帯に2時間もの間、報道番組を見続けたいという人間が、果たしてどれくらいいるのかという需要予測を、どのように行ったのか。
結果から見れば、需要予測を行ったとはとても思えず、思いつきの安直な企画だったのではないかと思わざるを得ないと言えば、言いすぎになるだろうか?

後番組には、ドキュメンタリー番組などが候補に挙がっているほか、堀尾アナ司会のまま「イブニング…」をリニューアルし3時間番組にする案もあるとのことだが、全然懲りていないのではないだろうか。
報道系の番組を、2時間でも惨敗しているのに3時間に膨張させるのは、個人的には愚の骨頂のように思える。

TBSは、関西ではMBS系だが、自分の中ではドラマやアニメや仮面ライダーなど、いろんな娯楽番組を提供してきたチャンネルというイメージがある。
それが、報道番組でコケたにも関わらず、また報道番組の案が出るとは、ホンマにちゃんと番組作りを考えているのか!?と姿勢を疑う。
TBSにはもはや、かつてのような創作能力も制作スキルも無いのだろうか。


God bless you,Red Star!

2009年12月10日 | 野球
阪神の赤星が引退を表明 脊髄損傷で現役断念(共同通信) - goo ニュース


とうとう赤星が引退する。
以前に首をやって、頸椎椎間板ヘルニアと診断されて以来、腕がしびれるなどという話を聞く度に心が痛み、頭からのスライディングやダイビングキャッチの度に「うわ大丈夫か…」とヒヤヒヤしていたが、さすがにもう限界を超えていたようだ。

そらそやね
首が痛いと言いながら、それでも試合に出る限りは全力プレーで臨んでいたのだから、患部は相当痛めつけられていたに違いない。
ダイビングキャッチを試みた衝撃で立ち上がれないまま退場したのをテレビで見たのが、彼のプレーを見た最後となってしまった。
あの時も、もしかしたら次に赤星を見るのは、半身不随になった姿ではなかろうなと心配したものだった。
今回の発表は、だから「ああ、やっぱり来たか…」という思いが強い。

忘れもしない2003年の優勝を決めた日。
デーゲームの広島戦で、赤星が放ったライトオーバーのサヨナラタイムリーを甲子園で見たのが、最高の思い出。
スピード感溢れる彼のプレーは、往年のタイガースにはないスタイルで小気味よく、清々しかった。
低迷期からの脱出は、彼なくしては語れない。

プロ野球選手としては小柄なものの、そんな小ささを感じさせないダイナミックなプレーは赤星の持ち味であったが、その全力プレーが逆に選手生命を縮めることになったかもしれないと思うと残念。
しかし、9年間のプロ野球人生を全力で精一杯駆け抜けた彼に、心から拍手を送りたい。

年齢的にはまだまだやれるからこそ、赤星の無念はいかばかりか。
しかし彼の人生は、これからの方が長い。
だからこそ、この決断は重く、そして賢明なもの。
彼の人生に光あれ!

本当にお疲れ様でした。
そして夢をありがとう!


一方で…

2009年12月09日 | 野球
ソフトバンクに内紛騒動勃発?!杉内がフロント真っ向批判(夕刊フジ) - goo ニュース


タイガースが獲得に成功した城島の古巣であるホークスは、このストーブリーグにゴタゴタが続いている。
城島獲得不発に端を発し、選手にも慕われているだけでなく秋季練習を任せていた森脇ヘッドコーチを突如解任して世間のハテナと選手たちの大顰蹙を買ったと思ったら、こんどは左のエース・杉内のモチベーションを萎えさせる暴挙に出たようで。

記事にもあるように、選手個人が雇うトレーナーの球団内への出入りを自由にしていては収拾がつかないというのはもっともだ。
しかしそこはエースであり、チームへの貢献度が高い杉内のプライドを汲み取り、きちんと話し合って妥協点を探れば、こんな騒動にまで発展することはなかったはず。
交渉次第でどうとでも転んだ話であろうに、杉内を激怒させ、チーム内に大きな波紋を呼んでしまったフロントの不手際は、責められてしかるべき。

ノムさん解任でひと悶着起こした楽天といい、もめ続けるソフトバンクといい、時代の先端を行くはずのIT企業は、バーチャルの世界は得意でも、生身の人間を相手にするのは苦手なのか!?
なんぞと揶揄されないよう、お金の使い方と選手のモチベーション・コントロールを過たずに球団経営を円滑に進めてほしい。
切に願ってやまない…


うずめてくれ!

2009年12月09日 | 野球
城島、トラ用意の豪邸に感激「骨埋めます」(サンケイスポーツ) - goo ニュース


城島に対してタイガース球団は、最高級の住居を用意したとか。
西宮の高台か岡本、芦屋の高級住宅街、あるいは超ハイソの六麓荘!?
なんにしても、球団のものすごい厚遇ぶりに、
「阪神は本当にすごい球団、僕は阪神に骨を埋めますよ」
と心を決めたとか。
かつて「シブチン球団」と揶揄され、成績がイマイチでも出場試合数が多いと給料が上がる“電鉄会社査定”で選手のヤル気を削いできたのがウソのようだ。

城島には、この球団の待遇を意気に感じて、ぜひともバシバシ若手連中を叩き直してやってほしい。
特に、チンタラ投球で進歩の無い中堅層のカス野郎共を、使えるヤツと使えないヤツとに選別するくらいにビシビシ鍛えてもらいたいもの。
かつて城島自身が、カリメロ・工藤にリードを鍛えられたように、今度は若手投手陣をリードで引っ張っていってくれることを切に願うばかり…


散髪と洗髪

2009年12月07日 | ニュースから
「1千円カット」も洗髪設備を、義務化が加速(読売新聞) - goo ニュース


既存の散髪屋団体による新興勢力排除に向けた動きに見てしまうのは、偏りすぎだろうか。
最近、駅などでも増えている“簡易なカット”のお店。
自分は利用したいと思わないが、忙しいビジネスマンや値段の安さが助かる人々には、とてもありがたい存在だろう。
生活スタイルに応じて利用できる利便性を無くしてもらいたいもの。


手当

2009年12月06日 | ニュースから
「貯蓄か借金返済に」が3割 子ども手当アンケート(共同通信) - goo ニュース


手当も悪いことではないものの、全国の託児施設や保育所の充実に予算を振り向けた方がいいと思うのだが、総額が違い過ぎて話にならないレベルなのだろうか。
マニフェストに載せたからといって高速道路無料化にこだわるよりも、その分を育児のために振り替えれば、国民も嫌とは言わないはず。
シングルマザーや共働き家庭にとっては、よほどその方がありがたいだろうにと思うのは、視野の狭い戯言に過ぎないのだろうか。