面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

番組制作考

2009年12月11日 | ニュースから
小林麻耶ショック…視聴率低迷TBS報道番組打ち切り(スポーツニッポン) - goo ニュース


鳴り物入りでスタートしたTBSの報道番組「総力報道!THE NEWS」が、番組開始後およそ1年で打ち切られることになったとか。
別に自分はテレビ局関係者でもなんでもないのだが、TBSは安直な番組作りに走りすぎていないか。
しかも、視聴者のニーズを満たそうともしていないのではないかとさえ思う。

夕方6時から夜8時までをぶっ通しの報道番組をたれ流してきたが、小林麻耶が悪かったとか後藤謙次がイマイチだったというレベルのものではなかろう。
その時間帯に2時間もの間、報道番組を見続けたいという人間が、果たしてどれくらいいるのかという需要予測を、どのように行ったのか。
結果から見れば、需要予測を行ったとはとても思えず、思いつきの安直な企画だったのではないかと思わざるを得ないと言えば、言いすぎになるだろうか?

後番組には、ドキュメンタリー番組などが候補に挙がっているほか、堀尾アナ司会のまま「イブニング…」をリニューアルし3時間番組にする案もあるとのことだが、全然懲りていないのではないだろうか。
報道系の番組を、2時間でも惨敗しているのに3時間に膨張させるのは、個人的には愚の骨頂のように思える。

TBSは、関西ではMBS系だが、自分の中ではドラマやアニメや仮面ライダーなど、いろんな娯楽番組を提供してきたチャンネルというイメージがある。
それが、報道番組でコケたにも関わらず、また報道番組の案が出るとは、ホンマにちゃんと番組作りを考えているのか!?と姿勢を疑う。
TBSにはもはや、かつてのような創作能力も制作スキルも無いのだろうか。