面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

「眠れぬ夜の仕事図鑑」公開記念イベントのお知らせ

2012年08月15日 | 映画
実は試写に行ってないのですが、劇場の予告編がとてつもなく魅力的で(若干…いや、かなり私見が入ってますが(笑))、公開されたら観に行く予定にしているドキュメンタリー映画があります。
それが「眠れぬ夜の仕事図鑑」。

広大なホールで飲んで歌って踊る人々。
新生児室で子供を見守る看護師。
日本で言うところの中央郵便局にあたる集配局での郵便物の仕分け。
不法侵入者やジプシーたちの強制退去。
自殺を思いとどまらせる『いのちの電話』のオペレーター。
インターネットに不法な映像をアップロードする人々……etc.

多くの人々が寝静まっている“夜中”にスポットを当て、ナレーションやBGMを排して、様々な人々の営みを映し出した、知的好奇心を刺激するドキュメンタリー作品です。
この「眠れぬ夜の仕事図鑑」の公開を記念したイベントが、大阪堂島のジュンク堂書店で行われています。

◇◇ CM ◇◇


ロングランヒットを記録したドキュメンタリー映画『いのちの食べかた』のニコラウス・ゲイハルター監督最新作『眠れぬ夜の仕事図鑑』が8月25日よりシネ・リーブル梅田、9月8日より神戸・本町映画館で公開となります。
そこで大阪・堂島にあるジュンク堂書店大阪本店では、<映画『眠れぬ夜の仕事図鑑』公開記念「真夜中のブックフェア」>を開催中です。村上春樹『アフターダーク』、恩田陸『真夜中のピクニック』など“夜”にちなんだ本を特集展開しております。
『眠れぬ夜の仕事図鑑』は、警備員、営みをする男女、自殺を思いとどませるホットラインスタッフなど、夜に活動する人々にスポットをあてながら、現代社会の姿について考察していくドキュメンタリーです。『いのちの食べ方』と同様、ナレーションや音楽を排して、人々を淡々と映し出していきます。その描写が想像をかきたてていく、知的好奇心をあおる作品となっております。


<映画『眠れぬ夜の仕事図鑑』公開記念「真夜中のブックフェア」>
◆開催時期:現在開催中 ※本作上映終了までの予定
◆会場:ジュンク堂書店大阪本店
◆特典:フェア商品を購入された方に先着で本作の劇場鑑賞券(シネ・リーブル梅田のみ有効)、本作特製アイマスクを先着でプレゼント
◆そのほか:上映劇場にてタイトルに「夜」がつく本を提示された方は一般料金200円引き
◆フェア書籍一覧
 「みずうみ」    文庫 いしいしんじ
 「まぶた」     文庫 小川洋子
 「大聖堂」     文庫 カーヴァー
 「ガラスの街」   文庫 オースター
 「変身」      文庫 カフカ
 「蛇を踏む」    文庫 川上弘美
 「眠れる美女」   文庫 川端康成
 「僕は長い昼と長い夜を過ごす」文庫 小路幸也
 「キサトア」    文庫 小路幸也
 「不眠症」上    文庫 S.KING
 「不眠症」下    文庫 S.KING
 「TVピープル」   文庫 村上春樹
 「ねむり」     文芸 村上春樹
 「アフターダーク」 文芸 村上春樹
 「白河夜船」    文庫 よしもとばなな
 「夜のピクニック」 文庫 恩田陸
 「新宿鮫」     文庫 大沢在昌
 「真夜中のパン屋さん午前1時の恋泥棒」文庫 大沼紀子
 「真夜中のパン屋さん午前0時のレシピ」文庫 大沼紀子
 「深夜食堂」    コミック 安倍夜郎
 「永い夜」     児童書 レミュー
 「東京路地裏暮景色」文庫 なぎら健壱
 「セブ島&マニラ別冊夜の歩き方」文芸 WEP


眠れぬ夜の仕事図鑑
2011年/オーストリア  監督:ニコラウス・ゲイハルター


最新の画像もっと見る

コメントを投稿