油彩 F10号 「ゼラニウム」
すっかり、ご無沙汰しました。
10か月間、留守してしまいました。
日々の身の回りのことに追われ、自分の絵がどうにもつまらなく思え(いつものことですが)、またサボり癖が出ました。
時々は描いていたので、
まず、ボツになったのから。
F6号。 何度か描いて消してからもう一度描き始めています。
今見ると、ここまで描いたら、描きすぎ。
ボツにして横で描いてみたりして、 結局これもボツ。
F10号。
きっと、建物を小さく描きたかったのだ・・・・
けれども、何故か大きくなっている。
ダメ じゃん。
消してもう一度描き出したのですが、
この先にゆけない。
F8号。 寄せ植えの葉っぱを描きたくて
でも。むつかしすぎ。
上をあきらめて、そのまま横使いにして描いています。
F6号。
自宅のすぐ近くの小さな神社の杜の空が描きたくて。
説明的になってはいけない。
こんな、10か月でした。
昨年秋くらいから、年の離れた連れ合いの体調が思わしくなく、
何かできないかと、低速ジューサーで一日何度もレモンジュースを作ったりあれこれして、
ようやく落ち着いてきたと思った3月、
花粉症が一気にひどくなり突然高熱が出て、ふらつき転倒、腰椎の圧迫骨折を起こしました。
介護申請をして4月から訪問看護とリハビリを毎週二日ずつお願いして、
一時は動けなかったのがほぼ普通に歩けるまでに戻りました。
まだまだ元気を取り戻すまでには時間がかかりそうですが、先が見えない感じの時もあったので、少しほっとしている
そんなところです。
週に4日、看護師さんや療法士さんたちにお願いするということは、大変ではあるけれど、
(今の私の体調は、50歳を過ぎてからの中では一番良いのですが、体重はかなり減って、40キロそこそこ、体重だけ二十歳の頃に戻ってしまいました。)
若い仕事の女性たちと接すると、
彼女たちの中にある未来というか可能性というか、生命力と柔軟さが感じられて、
少し風向きが変わるような気がして、
心地よいです。
F10号。
ようやく続きを少し始める。
壊すつもりで描かないと。
壊してからが、描き出し。