2021年 本年もよろしくお願い致します。
お寄り頂き、ありがとうございます。
油彩 10号 描き出し
あれ、建物がスリム。 背を低くするか、横に伸ばすか。
横に伸ばすことにして、今回はここまで。
右の傾いた大きな木。キャンバスの中で居心地が悪いのか、起き上がってきてしまう。
油彩 F4 カラスウリの実。 枯れた葉っぱを描けるでしょうか?
カラスウリの実の緋色を置いてみる。
このくらいの、キャンバスの上で絵の具をこねているくらいの時の方が好きなんですが、だからと言ってこれから先を描かないわけにもゆかない。
8ヶ月間、ご無沙汰しました。
このブログって、しょっちゅう更新が止まって、いつも「ご無沙汰しました」で戻ってくんのよね と自分でも思います。
今回は、自分の始めたことに追い詰められた感があって、絵を描く余裕を失いました。
去年の4月から、三年前に亡くなった連れ合いのブログの分家ブログを作って、そこで連れ合いの作った建築設計のテキストの掲載を始めました。
それまではほとんど忘れていて、昨年の春に、そういえば昔「設計講座」という名称で、講習会のテキストを作っていたことがあったと思い出し、その時のテキストやデータを探して、著作集とか出すよりこちらの方がずっと意味がある という判断をしました。どんなに難しくても大変でも、「やらない」という選択肢は存在しませんでした。
テキストは10数年前のもので、かなりの再編集の作業:全体の組み替えや図版の差替え・作り直しを必要とします。ブログ内にPDFへのリンクもかけるため、後の「訂正」はできるだけ避けたく、神経を使います。今まで、5回投稿して、10月末から6回目の投稿準備をしていたのですが、これがため息がでるほど素晴らしく進まなくて・・・
年末のいろいろな用事が増えて来た頃に息切れして、 しばらく休んでしまおう。
年の瀬には、昨年同様、(ほぼ東京都)千葉の都会から妹夫婦が、(私の生存状況の確認に)来てくれることになっていたのですが、「近場での(コロナの)話は聞かないけれど今年は遠慮するね」というメールが届きました。
「向かい合って座らない、食事中はしゃべらない、大声で笑うのを我慢する」ができれば来てもらって良いですよ とは返信したのですが、年末になってますます「外出・移動は控えて」の声が聞こえてくるので、残念だけれど当分の間は無理だね という話になりました。
なので、28日まで作業して、29日は18歳の猫の年内最後の通院で、途中で年内最後の書類を投函して、翌30日、一日絵を描きました。
上の2枚を描いて、3枚目はボツ。
半年くらい前に描いて、今度描こうとしたら、絵の具をはじいてしまって絵の具がのらない。
きっとこの絵の下にいろんな絵があるのだと思う。
まあキャンバスを捨てることになるのですが、せっかくなら練習したいので、もう一度何か描いてみよう。
なんとなく、このように描きたいのではないみたい。
先月、電気屋さんに工事をお願いすることがあって、寝起きしていた10帖の床の間を占拠していた油絵を方々に分散して片付けました。
それで、床の間の隅っこに、2枚の絵を置くことにしました。
ゴーギャンの模写。F8号
セザンヌの模写(部分) F8号。
模写といえないような下手さ加減ですが、この2枚を毎日見ています。
ゴーギャンの絵の実際は、花瓶全体がもう少し白っぽいのですが、いろいろな反射が描き込まれていて、花瓶の色は白なのかどの色を置いて良いのか分からずに描いていました。
今見ると、おそらく花瓶は白ではないかと、
セザンヌの絵は、花瓶にこのような模様があるのだろうと思っていましたが、ひょとしたら、そうではないかもしれない。
セザンヌの静物画は、特に色彩が豊かで、素晴らしい。
今年は、土曜日曜も平日と同じようにだらだら編集作業するのはやめて、一日は絵を描こう。
そしたらブログも更新できるし。
「元旦の計」 を書きました。 三日坊主になりませんように。