やまねこノート         

週末に絵を描いています。

10月

2019-10-22 22:26:05 | 油彩の記録2

F6号 油彩。 2回目。

3ヵ月近くご無沙汰しました。 暑い夏の間は絵を描く元気はなく、秋になったら台風が続き、あちこちで大変なことになって、私の通った長野市の中学校も千曲川と支流の越水で床上浸水、町全体の被害も大きく・・・今日も雨だし、  こんな時にブログ更新?という感じですが、    ともあれ、並べます。

 

 

暑い夏が過ぎて、いつもは写真を見て描いていることが多いのですが、描き出すまでの気持ちの持っていきようが写真だと出てこないので、実物を描くことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

F6号 油彩。

一番好きなのは、描き出しのガサツな絵。 あの描き方で最初から最後まで描けるようになるのが目標です。 静物は丸テーブルの上に置いています。 冬までには描き終えて(描き諦めて)、次は玉ねぎを描きたい。 果物とか野菜を描くなら、寒い冬が最適です。

 

 

 

F6号 油彩。 この6号は、ボツになりました。 

郷里の風景で、30数年前にとった白黒写真からです。白黒で不鮮明だったりする所もあって、そこから先の想像力の不足でこれ以上描き進められませんでした。 いつか再挑戦します。

 

それでその上に描き出したのが下。

 

 

 

 

F6 油彩。 下の方がうまく行かないので、何度か描き直していますが、建物の向きが逆です。次回絵の中心を向くように描き直しです。

 

 

F15号(53×65㎝) 油彩。 2回目。

画面一杯に桜の木を描きたくて。  始まったばかり。

 

 

 

 

 

 

F6号(41×31㎝) 油彩 3回目。 茨城の海近くの風景。 


絵を描くそれぞれの人には、その人なりのスケールがあるように思えます。 静物が得意だったり、広い風景が好きだったり。 私は小道サイズが一番好きかもと思いながら描いています。木が一本一本描けるし、画面の中で自分も歩けるし。 

 

今年になって描き出して、そのまま放置状態になっている絵が何枚もあるので、描かねば とは思っています。 猫の絵とか入道雲の絵とか。 絵はどの画材でも、絵の具を置いたその時が一番色がきれいですが、油彩画でもやはり時間が経つと絵の具が沈みます。色が変わることもあるけれど、こちらの気持ちが入っていけないような雰囲気になって、私の場合は、ボツか描き直しになります。

 

絵が描けるのは週末です。 週末に台風とかが来ると、絵のための時間と心の余裕はなくなります。それ以外の日は、一日の中のどこかで昨年亡くなった連れ合いの建築ブログの更新のための作業をしています。ブログは週一で書き込んでいますが、安閑とブログ更新をしているのではなく、次の作業:設計図面集を作るための作業を始めなくてはと思っています。 

これといった制約のない自家版ですので、図面だけではなく、故人がその仕事について書いた文章も入れたいと、考えはじめると結構欲張っていたりするのですが、まずは、60年近く前の沢山の図面を引っ張り出してきて、さてどこからどうしようかと思案中です。 

始めてみて思ったのですが、沢山の図面:すでに取り壊されてしまった鉄骨造の小学校の図面とか、神奈川にある女子大の校舎・講堂の図面とか、都内の図書館の第2原図とか、大先輩たちが心をこめて書いた一枚一枚の図面を見て行く作業は、建築苦手の私にも、何故か楽しい作業になりそうです。

 

週末ごとの絵が、少し進んだらまた書きます。では。