やまねこノート         

週末に絵を描いています。

油彩の記録

2010-03-29 12:11:27 | 油彩の記録

     寒の戻りで今朝は雨が雪になりました。
     平均気温は暖冬だそうですが、体感は寒いですね。

     油絵の途中を載せても、ただ恥かしいばかりなのですが、
     ・・・・・・だからといって、いつでき上がるか、そしてそれを載せられるかは ? なのですが
     画面の中で下手な絵を見ると、それなりに発見があります。


     硬くて重いものを描きたくて、
     「ロマネスク 西洋美の始原」 写真:名取洋之助、解説:柳宗玄 慶友社版 1962年発行
     南スイス、アルプス山中の11世紀の教会の外観。 

               


     上のが最初、F10号(45cm×53cm)
     筆で2度塗って、白でつぶしてペインティングナイフで色を置いたのが下のです。


               

     最初の方がワイルドですね。
     乾くのを待って、筆でもう一度描き起こそうと思います。
   
   

雨の日

2010-03-25 21:57:55 | 油彩の記録

    元気よく描くことと荒っぽいだけのとは、違うんだわよね~ と思いながら
    冷たい雨の降る午後に2時間描きました。

    ぺんき塗りたて♪ みたいなちぐはぐな色していますね。

    最初の色は紺色インディゴで、次は赤茶のテラローザと黄色と緑、
    3回めは、全部描いちゃう 勢いで 
    集中力をふりしぼって?? 
                  ごちゃごちゃ  ・・・


    先週、12歳になる雄ねこが遠くへ逝きました。
    開腹手術に立ち会いました。
    消化管、盲腸部分が、小さな子のこぶし大の悪性腫瘍に変じていました。

    「どのくらい前からでしょうか?」
    「1ヶ月くらいでしょう」

    10歳を過ぎると突然免疫力が落ちることがあると聞きます。
    信じられない速さとその変容に言葉もありませんでした。


    14、5歳になる白三毛猫の扁平上皮がんはゆっくりと進行しています。
    耳から始まった浸潤は頬に及んで
    「目が溶けても、骨が見えるようになっても、ご飯は食べれます。」
    
    せめてできるのは、
    カサブタをひっかかないようするために付けるカラー(通称エリザベス)を、
    首のあたる部分を柔らかい布で覆ったり、
    顔半分がほとんど血だらけになっている状態に、抗がん剤の軟膏や抗生物質をぬったり、
    浸潤を遅らせるためのビタミン剤を無理やり飲ませたり、  
    硬くこわばった身体をしっかり抱きしめて寝ることだったりしています。 



油彩の記録

2010-03-20 11:44:30 | 油彩の記録

    りんごとレモンを描いていたのをあきらめて白く塗りつぶしたF8号に
    がさがさと描き出す、ロマネスクの教会内部。
    こんな下書き、載っけてどうするのとは思いますが、他に何もないので。

    下の写真がもとです。
    「History of World Architecture    Romanesque Architecture」 Electa / Rizzoli 
         

    スペイン、カタルーニャ地方の11世紀の教会。
    まるで洞窟の中で祈っているような重く暗い内部に惹かれました。
    
     本の持ち主曰く 
    隠れて礼拝していたキリスト教が認められるようになって、
    最初の頃は目立たないように造ったみたいだよ。

      なるほど・・・と自分の無学を恥じる。。。 

    
    重たいものを重たく暗く強く描きたいです。
    
    
     

春なのに

2010-03-14 11:00:17 | 油彩の記録

    日差しがうれしい週末です。
    ウグイスも鳴きだして、ようやく春らしくなって来ました。

    なかなか更新ができずにいます。
    油絵はほそぼそ描いているのですが、他は元気がなくて。
    11月の末に描き出したセザンヌの「リンゴとオレンジ」部分、
    あまり描けず、まだこんな調子。。。 左上のオレンジの果物皿が歪んでますね  


    はるか昔に流行った柏原芳恵ちゃんの「春なのに」を時々歌っています。   
    ・・・・春なのに~ よれ♪よれ♪ですね~♪

    12歳の外暮らしのオスネコが数日食欲がなく・・・・・食べたいようなのですが少ししか食べられない。
    明日は病院に連れてゆきたいのですが、捕まえられるか 真剣勝負。

    耳の扁平上皮がんの進んでいる14、5歳くらいの白三毛猫は、今まで通りの生活をすることにして、
    抗生物質とビタミン剤を、(一緒に飲ませると吐かれそうなので)交互に飲ませています。
    寒い日が続いたので、他の猫たちも風邪をひいたりして。

    ここしばらく、落ち込んでいる時が多いのですが、
    気持ちが辛かったら絵を描こうと思っています。
    ただ、一昨日、町の健康診断の結果が送られてきて、
    肝機能を表す「γ―GT」の数値が、30も高くなっていました。
    ほぼ毎年の検査では正常値の範囲だったのですが、
    お酒は飲むほうなのでいつも気にしていて、
    何故? と考えたら、
    冬の間中、狭い部屋で窓も開けずに油絵の溶き油。 
    寒くても換気しないとだめだわぁと昨日からは二つの窓を全開です。
    良い機会なので節酒もすることにしました 



雪です。

2010-03-09 22:03:52 | 油彩の記録

     夕暮れ、暗くなる頃に小雨が雪に変わりました。 
     風もあって、湿気ている雪。  
     雪が降り出す前はすごく寒かったのですが、
     降り出して1時間くらいたつと、寒さが少し柔らかくなるように感じます。
     たぶん湿り気のせいですね。

     いつものことで、数日描けない状態になると、描けるようになるまでが大変。
     集中力がないのを、気持ちをまとめて描ける状態まで引っ張り上げます。
     深呼吸しつつ、かなりきついです。 

     とか、いっても、
     最初に描いたのは、 そろそろ本性でしょ♪ みたいな上のガサツなの。
     「模写」です とはいえないですね。


     それからフリージアのクロッキー?
     昨年暮れに室内に取り込んで、黄色い花が咲き出しました。
     フリージアは草丈60~80㎝、
     長く伸びた茎の中ほどからは2番花の芽が育ちつつあります。

     茎も葉も長く伸びるので、ばらばらに折れ曲がったり垂れ下がっているのですが、
     今年はきちんと姿を描けるようになりたいので、
     アサガオ用の3段のわっかと支柱で仕立て直して、
     最初のクロッキーです。
     むつかしいですけれど、何度か描きたいです。