やまねこノート         

週末に絵を描いています。

「グラジオラス」 080726 

2008-07-28 11:48:49 | スケッチ&PC着彩
グラジオラスに見えませんですね♪

今度こそ水彩絵の具を使いたい!と思って、水彩画用紙に鉛筆で描いたのですが、着彩にはなかなか辿りつけず、
この線画を元に二通りの描き方をしたい・・・・・と希望は大きい。。。


話変わって、最近少しオカルトおばさん??

表題 「建物だって100年もたてば妖怪も住む?」
たとえば の話。
築100年あまり。小さな町の隅っこで「異様」を誇る?建物。
間口10間、奥行き7間あまり。総2階の寄棟。 明治末年に建てられたそう。
当時はその町は盆地の中心的な役割を担っていて、建物の用途は展示場ではないかと。 
鬼瓦には「藤」の文字。

中央部分は2階分吹き抜けで、杉の通しの5寸。真壁。
これといって丁寧な作りではなく、軒桁は2箇所で台持ち継ぎのようなの。
一般的に台持ちは軒桁の継手には使わないので、当然経年変化で建物の捻れと一緒に持ち上がっていたりする。

その異様な寄棟屋根を遠くに望みながら、連れ合いに聞いてみる。 
「残す価値ある?」
「ない。プロポーションが中途半端」
・・・「ない」と言われると即座には同意もしかねるので、粘ってみる。
「建物の大きさは、城下町だった時の区画から来てる。
 建物が住宅じゃない所に意味があるかも・・・・」

どっちにしても建物の所有権が二つで、土地の所有権も別の二つで、
それゆえに、壊すこともならずに残ってきた建物。
「ワタシは、実測しないよ♪」と後ろ向きなワタシ。 古文書探す元気もない。

時々、建物だけでも寄贈しちゃいなよ とそそのかしてみる。
でも、みんなと話せる訳でもないので、きっとしばらくこのまま。
なので、最近、建物に話しかけてみることにした。
「残っていたいよね?」  
上の方の暗がりになんか居そうで。 なんたって100年も経ってるんだから。

人知の「万策尽きる」を待つ。

「百合」 080709

2008-07-09 14:11:08 | スケッチ&PC着彩
数えで九十歳になる郷里の父の葬儀を終えて自宅に戻った夜、
 「やっぱ、あそこに何かいるね」
 「うん、最初の頃は猫がいたけど、今は猫もいかない」
築9年目の自宅兼仕事場。
真壁、柱、梁、小屋組表しの建物の小屋裏。仕事場の上の東端。
野地板が勾配なりに下がって一番低い所は1.2mあまり。
矩折りの行き止まりで、杉板壁に囲まれた一坪。

いつのまにか、少しばかり怖い空間になりつつあって。

翌日、「お札を置かせてもらいましょう」
信心深い方ではないけれど、地の神様やご先祖は信じていて、
道を挟んだ縄文貝塚の上に立つ小さな鹿島神社。
氏子総代さんより、水無月と師走に招福除災大祓のお札、新年のお札を頂いているので。

その夜の未明、二度ほどうなされたそうな。 
金縛りにあったのは覚えていて。
連れ合いが「どうしたの?」と声をかけたが、意味不明な言語。
続けてうなされて、ただ「楽しそうだったよ」・・・・・??

久しぶりの金縛り。 
「きっと折り合いがついたんじゃない?」 と連れ合い。
何がどう折り合いがついたのか何も分からないけれど、昨夜は何事も起こらず。
今日午前中に神社にお参りに行って、それから小屋裏に上がってお札を貼らせてもらう。
新薬師寺からいただいたお守りも。