やまねこノート         

週末に絵を描いています。

クロッキー 「ねこ」

2009-10-31 11:22:39 | らくがき
 
   いつもと同じで、代わり映えしませんけれど。
   スキャニングしたそのままの画像です。

   今日はうす曇、そろそろ木枯らしの季節。
   風が冷たくなってきて、足先が冷えるようになりました。

   午後は、外犬小屋を囲んでいる6畳大のフェンスの西側に、風除けの塩ビ板を立てたりします。
   それと、肥料ももらえていない黒バラ「黒真珠」が、雑草にも負けずに美しく咲いているので、
   簡単線描きの予定です。


模写のはじめ

2009-10-30 11:30:37 | 油彩の記録

   白いキャンパスに「模写」のようなものを始めました。
   最初は、美術館パンフ「安井曽太郎展」にあった山の風景画とバラの花瓶。
   写真の上段の左よりの二つです。
 
   2005年の茨城県立近代美術館のパンフで、別の美術館でもらって、行くことも無く、
   ただ仕事場の壁に貼って毎日見ていました。
   そして、見れば見るほど 「すばらしい!!」。
   有名な椅子に座る女性像「金蓉」やバラの花はもちろん素晴らしいのですが、
   風景画の写真は初めて見たような気がしました。

   その作風は、風景を見て感じて、それから自分の中で「再構築」をして 表現に至る。

   そんな偉大な精神に、わずかでも触れたいと思っています。

   そんでもって、下書き。

      

   最初から細部が描き込まれている訳ではないと思いつつ、、、
   ・・・・・でも今はそこから描かないとなんか描き続けられないような気がして・・・

       
  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

   我家の昨日のメインテーマ
  
   10月28日 「日経」ネット配信ニュース
   【「長期優良」でも倒壊  3階建て木造住宅耐震実験 防災研】
   http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091028AT1G2703J27102009.html

   長期優良住宅仕様とゆるゆるの建物の2棟を大きい起震機の上で揺すって、
   優良は倒壊し、ゆるゆるは持ちこたえたという記事です。

   youtubeには実験の様子の動画もあります。 
   http://www.youtube.com/watch?v=IJQW8fuCwDc


   3階建ての細長い建物、1階と2階のつなぎ目で腰折れ状態で倒壊して行く動画を見た時の率直な感想。
   「建物って、こんな風に壊れるもんなの??」

   その記事と動画から、建築士のはしくれとして私が危惧するのは、
   倒壊しなかったゆるゆるの建物が、何故倒壊しなかったか検証されることなく、
   壊れたからさらに金物で固めようとする その強引な押さえつけの方向に拍車がかかってしまうのではないか
   ということです。

   金物で固められた木造は、すでに「木造のしなやかな特性」を奪われています。
   
   こんな話を聞いたことがあります。
   瓦屋さんは雨漏りを絶対防ごうとするのではなく、もし万が一 水が入ってしまった時に、
   どうやって外へ逃がしてやるかが 葺く技術 だと。

   建物でも、風や地震といった外からの力をどういう様態で受け、建物を通過させ、外へ逃すか。
   昭和初期までに培われた木造の技術は、沢山のことを教えていてくれます。

   しばらくはさらにざわざわしそうです。


作業場

2009-10-29 09:26:24 | 油彩の記録

     我がアトリエ   ??

     先日までは仕事場の隅っこで描いていましたが、
     ここ数日少し寒くなり、石油ファンヒーターを使うようになりました。
     油絵の具の溶き油の匂いをさらにかき回すことはもちろんできないので、
     引越しとなりました。
     仕事場の隅の洗面所です。
     来客はあっても洗面所を使うことはあまりありません。
    
     狭いところは得意ではありませんが、他に移れる場所があるだけありがたいと思っています。
     洗面台も一応使えるし 
     正面の窓は東向き。 右の壁の白い紙は、鏡を隠しています。
     左は物入れ、左奥はトイレで、ドアを開けてさらに窓を開けて、換気に努めています。
     

     今日はこれから珍しく外出です。
     2年間使った長靴に穴があいたので、買いに行きます。
     サイズ22センチ。子供用のを探します。
     それとキャンパスと筆と、油絵の具をいくつか。


クロッキー  「ねこ」

2009-10-27 11:53:58 | 油彩の記録
                            「ねこ」       2009,08

     1週間くらい、 クロッキーはご無沙汰だったので、ボツのの復活。

     昨日の雨があがって、風は強いけれど青空が広がっています。
     気が付くと、柿の実も少なくなりました。


     油絵は毎日少ししています。 まだ到底慣れるはずもなく

            

     色の使い方も、重ねて行く順番も、重ね方も分かっていないと思います。

     当分の間、模写みたいなことをしようと、
     安井曽太郎のバラの花と風景画も写し始めました。
     自分でいうのもなんですが、下手の横好きでどんなのができるか楽しみです。
     時々載っけます♪


油彩の記録   091022

2009-10-22 14:41:59 | 油彩の記録
                          F10号 「煉瓦焼場」

     まずは油絵の具に慣れることから と思っています。
     描きだしても先に進めないのが多いので、白く塗って再出発♪

     新潮社刊「佐伯祐三のパリ」の中にある 今も現存する「煉瓦焼場」の写真からの模写??です。
     好き勝手に建物の大きさを変えて煙突もつけてがしがし塗っていますが、
     なんでか右肩下がりの性格のようです     
     最初に傾くとなかなか直せません。

     
     下のも「模写中」です。。。そう描くと恥ずかしいけれど、
     F10号、モデルさんはゴーギャン「Mazzo di fiori, 1896」。

                

     いつものようにレイアウトが大きすぎて、花の一部分が入っていません。
     最初にそれぞれに色を置いたのですが、花の色や葉の色には到底なっていなくてばらばら、
     薄くホワイトをかけて、再度輪郭線を入れたり色を重ねています。

     あいかわらず絵の具の色だけが目立って、どうにも下手なのですが、
     行き詰まるまで描かないとそこから先がないような気がしています。

     けれども、模写のマネ事をしながら、
     実際の花はどんなだろうとか、
     この色を置いた時に画家は何を思ったのだろうとか、
     たわいもないことを考えるのがひそかに楽しいです。