青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

非科学的な話~雲の向こうの白い国 Ⅲ タンポポ

2024-04-20 20:48:32 | その他



今日4月20日は、Johnny Tillotson 86歳の誕生日。

毎年、お祝いのメールを送っているのだけれど、今年は僕のヤフーメールのアカウントのパスワードが変更されて本人証明が出来ないでいて、様々な連絡先が全て見れなくなってしまっています。ジョニーのアドレスも分からなくなってしなった。これからツイッターとかで探して(操作方法が分からないので誰かに手伝って貰わねばならない)送信しようと思っています。



ここんところ、ジョニーの「新曲」が相次いでyou-tube上にアップされています。むろん、録音されたのは大分以前(と言っても2000年代に入ってから?)なのでしょうが。

いろんな曲を紹介していきたいのですが、選んでいたらあれもこれもできりがありません。取りあえず2つ。



it keeps right on a hurtin' first time hearing - 検索 動画 (bing.com)

https://www.youtube.com/watch?v=DTkA9AfyjJE (上と同じ)

ひとつは、現代の若いDJが昔の曲を紹介するコーナー、曲を聴いて感想を述べます。ジョニーも「ポエトリー・イン・モーション」や「ホワイ・ドゥ・アイ・ラブ・ユー・ソウ」などが取り上げられていて、むろん「涙ながらに」もあります。

若い男女2人のD.J.。とても気に入ってくれているみたいなので、僕も嬉しい気持ちになります。

「ポップス」なのか「カントリー」なのかと言ったようなことを議論したりしながら(「クルーナー」だ、と何度も感想が入ります)曲がオンエアーされます。

現代の若者に拠る、昔の音楽の再評価、、、いい企画ですね。

なお、ここで取り上げられている音源は、1962年のCadenseのオリジナルではなく、1967年のMGMバージョンです。僕は、これまでは圧倒的にケイデンス盤が優っていると思っていたのですが、改めて聴いてみると、MGM版も結構素敵です。



Bing 動画

もう一つは、同じくジョニー自身のペンによる1963年のヒット曲「涙でいっぱい」。この曲は、なぜか(結構ヒットしたのにも関わらず)40年近く、アルバムにもベスト盤にも収録されていませんでした。最近になって、別テイクを含む音源が次々とアルバムに組み入れられて、のみならず、2023年にはセルフカバーの新譜?として発表されています。

いつ頃の録音なのでしょうか? 少なくても1960年代でないことは間違いないですが、1980年前後なのか? 2000年代に入ってからなのか?

これが素敵なんですね。60年代のソフトで素直な歌声とは異なる、粘っこい独特の節回し、何といっても、バックに展開されるジョニーの映像が良い。特に古いライブの動画。これまで60年代初頭の動画はほとんど公開されていない(50年代末、60年代後半は幾つもある)のだけれど、ここにはごく短い映像が、同じような背広とネクタイのスタイルで、ギター無しと、ギターを抱えたのと、2つ挿入されています。

61年を挟んだ前後1年でしょうか? 別ユーチュブに基づけば、ギター無しのほうは「アース・エンジェル(口パク)」のようです。ギターを弾いているのは、どの曲なのでしょうね(バラード曲)。



・・・・・・・・・・・・・・・



今日は、大谷君、一平さんの話は無しです(ちなみに、若い頃のジョニーは、大谷君にどことなく似ている)。

僕のもひとつの趣味、明治文学絡みですが、内田魯庵と三田凡天寺が「趣味人は学問分野に分け入るべきか否か」と言ったようなことを一発触発の雰囲気で激論していました。そこに2人の友人の淡島寒月からエールが。「どっちも負けるな!」と。登場人物のメンツ(キャラの濃さ)が凄いですね(分かる人は分かる)。



ということで、僕は今後とも、大谷君、一平氏を、ともに応援し続けます(形の上では、劣勢の一平氏に肩入れする)。

ユリの話をしていく予定でいたのですが、いつの間にかレンゲソウとかタンポポとかに寄り道してしまっています。今日は、白いタンポポ。



ちなみに旧い分類体系では、頭花が舌状花のみからなる(タンポポ属を含む)タンポポ連の種は、他の全てキク亜科の種と対応するタンポポ亜科として纏められていました。現在の分類体系では(タンポポ亜科としての纏まりはそのまま保たれているにせよ)、他のキク科植物とともに単系統上に組み込まれています(コウヤボウキなどが側系統)。ちょうど“蝶”に於けるセセリチョウ科の処遇の変遷と軌を一にします。



タンポポ連全体としては、僕の興味は、レタスやアキノノゲシを含むLactuca属、それと中国の高山帯に生える(今回紹介する高山性白花タンポポとも混在する)原始的な花序構成を示す絹毛苣菊属 Soroseris で、タンポポ属は(興味はあるけれど)知識は全くないし、撮影個体のチェックもきちんとは行っていません。



タンポポ類の分類は非常に複雑です。おそらくは近年のDNA解析で、かなり詳細な分類体系が構築されていることと思いますが、僕はまだチェックしていません。それで、頭の中に朧げにインプットしている、森田竜義氏による旧来の解析結果に基づいて、話を進めて行きます。



所謂「タンポポ」は、ごく大雑把に言って「日本タンポポ」(在来種)と「西洋タンポポ」(帰化種)から成ります。

在来タンポポは、いわゆるニホンタンポポに代表され、カントウタンポポ、トウカイタンポポ、カンサイタンポポなどが含まれます。それにエゾタンポポや高山性各種あるいは特殊地域に稀産する数種が加わります(互いの系統上の関係については割愛)。

帰化タンポポは、セイヨウタンポポに代表され、近年はアカミタンポポをはじめとした数種も加わっているようです。



中国での実態は、僕は把握していません。おそらく上記した日本産各種の関係性が、より複雑に入り組んだ状況を示しているのではないかと思われます。蝶に置き換えれば、セイヨウタンポポがモンシロチョウ、ニホンタンポポがスジグロチョウーエゾスジグロチョウの一群、と言うところでしょうか?



ニホンタンポポは(大雑把に見て)首都圏がカントウタンポポ、京阪神圏がカンサイタンポポということになりますが、西日本にはもう一種、白い花のシロバナタンポポが存在します。

関西では黄花と混在(東日本でも稀に見られる)、九州では黄花の在来種は稀にしか見られず、ネイティブはほとんどがシロバナタンポポです。

シロバナタンポポは独立の種Taraxacum albidumで、稀に出現する他の日本タンポポの変異型である「白花のタンポポ」とは、基本的な存在次元が異なります。



ちなみにシロバナタンポポは、西日本一帯の比較的広い範囲に分布しているのですが、全ての個体が(黄花のどれかの種から生じた)同じ遺伝子をもつ、いわゆるクローンによって形成されているのだそうです。



中国大陸ではタンポポの撮影時にきちんと形質チェックはしていないので、日本産との相関性などについては分かりません。白花のタンポポも時々見かけますが、それが(黄花種の)白花変位型なのか、日本産のシロバナタンポポと同じ種なのか、別の独立種の白花のタンポポなのか、僕には判断がつきません。もっとも、現在整理中の段階で、低地産に関しては白花はほとんど見当たらず、唯一、山東半島産(朝鲜蒲公英Taraxacum coreanum?)を紹介しておくに留めます。



一方、西南部の山岳地帯では白花がメインと成ります。標高3000m~4000m台の高山草原に生育、幾つかの地域で撮影しましたが、それらが同じ種なのかどうかは不明。日本のシロバナタンポポとの関係も不明ですが、見た感じでは非常によく似ていて、その関係性が気になるところです。

*「中国植物志」では「白花蒲公英=T.leucanthum」(ウイグルやチベット周辺地域に分布)。「中国植物図像庫」では「白花蒲公英=T.albiflos」(中国各地に分布)。



福岡県飯塚市2024.3.27







福岡県飯塚市2024.3.11







福岡県飯塚市2023.3.19









福岡県飯塚市2023.4.1





福岡県飯塚市2023.4.3





福岡県飯塚市2023.5.1





福岡県飯塚市2023.5.2





福岡県飯塚市2023.5.9





山東省青島市2001.4.28





四川省塔公-八美 alt.4200m 2010.7.23





四川省雅江-新都橋 alt.3500m 2010.6.7













四川省理塘-巴塘 alt.4200m 2010.6.10





雲南省香格里拉 alt.3300m 2005.6.20









雲南省香格里拉 alt.3300m 2015.7.29





雲南省香格里拉 alt.3500m 2015.7.30





















雲南省白馬雪山 alt.4400m 2009.6.15












雲南省白馬雪山 alt.4300m 2010.7.24





雲南省白馬雪山 alt.4100m 2008.7.29





雲南省白馬雪山 alt.4200m 2005.9.28



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次回からユリの話(10~20回を予定)。






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