青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

ElvisとBeatlesのはざまで~Johnny Tillotsonの時代(20)

2010-12-25 09:06:00 | アメリカン・ポップスearly60’s



(消し去られた60年代初頭のアメリカンポップス史)

風が吹いたら」というMIZUHOさんのブログで、また僕の紹介が成されています。たぶん褒めて貰っているのだと思いますが、、、。なんだかくすぐったい気持です。MIZUHOさん、有難う。

前回の「Elvis~」に、ジョニーの曲は女性シンガーとの相性が良いようですね、と記したけれど、僕も女性と相性がいいみたい。まあ、幾つもの注約つきではありますが。女性に助けて貰っている部分が、随分多いのではないかと。

その筆頭が、あや子さんですね。一回しか会ったことが無いのですよ。3年前のゴールデンウイーク期間の帰省中、僅かな時間が取れたので、東京駅近くの八重洲ブックセンターでお会いすることになっていたのですが、なんと待ち合わせの直前に、ぎっくり腰を起こしてしまい、お目にかかった時は、ブックセンター内のCafeのソファでウンウン唸っている最中。病院に救急車で運ばれ、点滴を打って貰っている間、付き添って貰っていたという(そのため羽田から佐世保への航空便に乗り遅れたという)、これ以上悲惨なシチェ-ションでの出会いは考えられないのではないでしょうか、、、、その後におかけしている、多大なご迷惑を、まさに象徴しているようです。

今、年金を貰って生活しているわけで、そんなものには頼りたくないというのが本心なのだけれど、実際にはそれでずいぶん助かっているのです。掛け金を(内緒で)払っていてくれていたのは、13年前に逝去した母。存命中は、親不孝もいいところ、話しかけられても、一切無視をするか、怒ってしまうか、どちらか(それでいて小使いだけはせびる)。いなくなってから親のありがたさが分かる、というのは、まさにその通りですね。

MIZUHOさん(20数年前の片思いの人)にしても、中川嬢(もう15年近い付き合いですね)にしても、マリアレンさん(ブログ上のメール友)にしても、友人の極めて少ない(出版社関係&学術関係者を除けば、男性の友人はジン君ぐらいしか見当たらない)僕としては、皆結構仲良くやってます。スーリン(元カノ)だって、今は随分仲が良いのですよ。昔短期間付き合っていて、分かれてしまった何人かの彼女にも、今はとても感謝しています。

友子さんは、許そうと思っている。いつか会うことが出来れば嬉しいですね。元気でいてくれることを願うだけ。ということで、憎っくきは、千明さん唯一人ということになります。といって、別にことさら憎んではいないのですが、とにもかくにも、謝ってほしい、それだけです。

今日のテーマは「朝と夜~」じゃなかったですね。「ElvisとBeatles~」のほう。

この10年近く、クリスマスが来るごとに、忸怩たる思いになります。毎年毎年、今年こそは購入しようと思いつつ手に入れられないでいる、ジョニーのクリスマスアルバム、今年も手に入れることが出来ませんでした。リアルタイム(1966年)では、(テープに収録したものを)持ってはいたのですが、数十年ぶりに改めてアメリカンポップスを聞きだした時には、再発のCDがちょうど廃盤になった直後。と言っても、レコード屋に置いていないと言うだけで、ネットでは簡単に入手できるのです。でもクレジットカードを持たない僕には、それが叶わない。

今年も、それが叶わないまま、クリスマスがやってきました。でも、You-tubeほかで、曲自体を聞くことは出来ます。アルバムのタイトルは「Johnny Tillotson the Christmas Tach」。You-tubeでは、シングルカットされた、「クリスマス・カントリースタイル」や「ジングルベルズ」「プリティー・ペーパー」などを聞くことが出来ます。僕が特に好きなのは「シルバーベルズ」。その他、ジョニー自作の3曲をはじめ、「ウインター・ワンダーランド」や「ブルー・クリスマス」「ホワイト・クリスマス」などなど。来年のクリスマスこそは、CDをゲットしなくては。

半年ほど前のマリアレンさんのブログ「リッキー・ネルソンに恋して」では、“リッキー&ジョニー夢の競演”と題して、2人が唄っている同一曲が何曲も取り上げられて紹介されています(ついこの間までは、夢の競演第2弾、“リッキー&クリフ”をやってたですよ!)。リッキーとジョニーの「ジングルベル」、甲乙つけがたい出来です。ぜひ覗いて見て下さい

ジョニーがらみのクリスマス・ナンバーで、You-tubeで聴ける、お勧めの曲を二つ(以前にも紹介しましたけれど)。いずれも比較的最近(1990年代末)のものです。「We Can Make It」 Johnny Tillotson-Brian Hyland-Tommy-Roe。デズニー動画「赤鼻のトナカイ」の挿入曲で、You-tubeでは何種類もがアップされていますv=apvFYoeSvS4





もうひとつは、「橇滑り~S 」。こちらは、ジョニー・ティロットソン/ブライアン・ハイランド/フレディ・キャノンFreddyCannonの3人組みで、Cannonのクリスマス・アルバムに収録されています。シンプル極まりない動画だけれど、最高に楽しい。(そり滑り)

今、那覇市内のレストランで昼食中なのですが、Beach Boysの「リトル・セイント・ニック」が流れて来ました。1963年末のクリスマスチャート第3位にランクされた、ニュー・クリスマス・ソング、といっても、今や完全なスタンダードナンバーです。




最近、街角から流れてくるクリスマス・ソングの中に、なぜか讃美歌が少ない(すこし前までは「きよしこの夜」「アデステ・フィデレス(神のみ子は今宵しも)」「もろびとこぞりて」など有名讃美歌が、他のクリスマス・ナンバーに混じって流れてきたのだけれど)のが、少し残念な気がしますが、クリスマスの音楽は、讃美歌にしろ、ポップ・スタンダードにしろ、新たに作られるニューソングにしろ、言葉では表現し難い独特の共通イメージがあります。

僕にとってのクリスマス音楽と言えば、何と言っても、ベルト・ケムプフェルト。1964年のクリスマス・アルバム。僕の中では、Bert Kaempfertの音楽は、別格中の別格で、No.1は、自作のクリスマス・ソング「トイ・パレード」。ということは、この曲は、僕が世の中で一番好きなもの、ということになります。

ぐっと新しいところでは、マライア・キャリーも隠れファンなのです。彼女のクリスマス・アルバムも大好きです。繰り返し言うけれど、クリスマスの音楽には、時代や作者・演者のポジションに関わりなく、どれも言葉では表し難い、特有の共通テイスト・薫りが漂っています。

ところが、日本製の“ニュー・クリスマス・ソング”には(有名曲も含め)、そのティストが全く感じとれない。僕には好きになれません。

あれあれ、名護・辺土名行きのバスに間に合わなくなってしまいそうです。最後にビーチ・ボーイズのクリスマス・アルバムの話題に戻って、今年の締めくくり。アルバム中の屈指の名曲が、アル・ジャーディンのリード・ボーカルになる「クリスマス・デイ」。

そのアルが、Beach Boysデビュー50周年を記念して、年明け2月早々、来日します。
何としてでも行くぞ!コットン・フィールズ聞きたい!(CCRとBB5で共にヒット、アルの唄うBB5盤はイギリスで2位)

アルとカールが、BB5の屋台骨を支えていた、というのは前にも言いましたね。デニス、カールは亡くなったのですが、残ったブライアン、アル、マイク、ブルースで、もう一度グループを復活して貰うのが、ファンの夢です。

アル、ブライアン、マイク(&ブルース)と3分裂してしまいましたが、自分の息子たちや、ブライアンの娘たちを率いて活動を続けるアルのグループが、最もビーチ・ボーイズらしい存在だと、僕は(たぶん多くのファンも)思っています。

でも、芸術派のブライアン、オールデイズのマイクを否定するわけでは決してありません。それぞれの存在無くしては、Beach Boysは存在し得なかったのです。

考えて見れば、ブライアン、マイクはもとより、カールもアルも、ブルースも、(ちょっと特殊な立場ではあってもデニスも)、誰もがボーカルのリードを取り(ブライアンもマイクもアルもカールも、作曲だけれどブルースも、ナンバーワン・ヒットあり)、名曲を作っているという、そこがBB5の凄いところだと思う。

皆が(ことにマイクが)意地を捨てて一緒にやればいいのですが(笑)。アルが一番大人ですから、ここは彼には意地を捨てて貰わなければ。また4人でやってほしい。デヴィット・マークスも、ディーン・トーレンスも、初期メンバーだったグレン・キャンベルも、カール&パッションズに参加した南アフリカの2人も、それに「カルフォルニア・コーリング」で素敵なドラムプレイを披露しているリンゴ・スターも、、、、。

夢は広がります。


これから、ヤンバル&伊平屋島へのヘツカリンドウ探索に向かいます。インターネットが難しくなるので、今年のブログは終了します。

あや子さん、有難う。読者のみなさん、有難う。探索結果の報告は正月明け、10日頃には出来ると思います。

メリークリスマス。そして良いお年を。



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