青山潤三の世界・あや子版

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青山潤三日記 2020.6.22 ElvisとBeatlesのはざまで~Johny Tillotsonの時代

2020-06-22 20:41:04 | アメリカン・ポップスearly60’s


 ElvisとBeatlesのはざまで~Johny Tillotsonの時代

16日から、僕の代わりにモニカが雲南奥地に向かっています。しかし、コロナ騒動の思わぬ余波で、苦戦しています(その具体的な話は後程)。

それ以前に、チョウが全くいない!予定狂いまくりです。

高山病にかかりかけたり、日射病になりかけたり、散々です。半分、観光ギャルみたくなってます(笑、でも一応頑張って、毎日ドサッと写真を送ってきます)。

モニカは、「ウイチャット」とかもやってる(僕は見方を知らない)ので、見ることが出来る人は見ておいてください。

僕は、朝7時から夜11時まで、ドリンクバー299円で、終日ジョナサンに居座って、メールで指示を出しています。

なんせ、毎日16時間ジョナサンに居続ける(ドリンクバー以外にも、大盛り無料のライスとか、ホウレンソウ炒めとかも、たまに注文しているので、ご安心ください)のも、結構しんどいです。

ネットニュースをチラチラと眺めてます。メインは一昨日開幕したプロ野球(明日も阪神は惨敗するのでしょうか?) そのほかのニュースも見ています。

https://www.youtube.com/watch?v=gLS_4iPoZ40

↑たまたま、何の脈絡も知識もなく、全く聞いたこともない、若いタレント(アーティスト)同士の結婚式とかのニュースが目に止まりました。2人とも今の人には結構有名な人らしいです。新郎のほうは、ラッパーだそうです。

ラップというのは、僕は良く(というか全く)知らないんですよね。4年前だったか、バンコクからシラチェに行く途中、メック加藤さんが作ったのを見せて貰ったことがあるだけですね。ここんところメックさんのことが話題になっているので、そのこともあって頭を過ったのかも知れません。

「お嫁においで」を、ラップ調にリメイクして歌ってるのだそうです。曲の感想はやめます。僕には全く知識も興味もないし、言及する資格がない(大体6分超などのシングル曲は聞けないです、昔は2分30秒が標準だったので)。

「お嫁においで」はむろん知ってます。加山雄三全盛時、1966年の大ヒット曲です。ジョニー・ティロットソンの66年来日時、加山のホストTV番組にジョニーがゲスト出演しました(ギターの弾き語りで「泣きたい程の淋しさだ」を唄った)。司会の人が「どっちが年上ですか?」と質問し、加山が「僕の方が上だよ」と答えたのを覚えています。ジョニーは2つ年をサバ読んでいたのだけれど、それでも加山さんが一つ上ですね。今年83歳ですか、、、、。

加山雄三は、当時それはもう凄い人気だったのですよ。橋・舟木・西郷の御三家(九ちゃんはその少し前)絶頂期で、それに真っ向から対抗していたのが加山です。そこらあたり「涙くんさよならの謎」に詳しく書いていますので、興味のある人は読んでください。

僕個人的には、加山雄三は、いろいろと理由があって、あんまり好感持ってないのですが、アーティストとしては凄いですよ。作曲の能力は半端じゃない(この「お嫁においで」も本人作曲)。日本の洋楽は好きじゃないし、全く認めていない僕ですが、加山雄三の能力は認めざるを得ません。ある意味日本人離れした感性を持っていると思います。

「お嫁においで」は、結婚式の定番ソングになっているようですね。アメリカでは、同じ66年のヒット曲、ビーチ・ボーイズの「素敵じゃないか」が、結婚式定番ソングになってるようです。ちなみに「2分30秒」の常識が破られたのは、ビーチ・ボーイズの次のシングル「グッド・バイブレーション」からです。その後、堰を切ったように、3分台後半~4分台のシングル曲が出現します。

この動画を見て、すぐに思い浮かんだのが、ずっと後年(1985年)のビーチ・ボーイズのヒット曲、「ゲッチャ・バック」のプロモ?ビデオ。ウイルソン3兄弟真ん中のデニスが亡くなった(実質的自死)後の初リリース曲で、久しぶりにトップ40入りを果たしています(アダルトチャートでは彼らにとっての最高位2位を記録)。

このビデオは、画質が極めて悪いのだけれど、僕は大好きで、何度も何度も繰り返して見ています。何故かとてもハッピーな気分になるのです。

ビデオの冒頭に、この時代としては珍しく鬚を剃ったマイク(ラブ)が登場。途中で野球帽のアル(ジャーディン)と黒い服に鬚のカール(ウイルソン)、後ろの方で、白い車に乗ったブライアン(ウイルソン)が通りかかり、最後に、海浜監視員のブルース(ジョンストン)が出てきます。何気に、この流れが楽しいのですね。

https://www.youtube.com/watch?v=YAZBbZ27xlM
ビーチ・ボーイズ 「ゲッチャ・バック」

ビートルズは、今では歴史上の存在になっていますが、未だに一応現役のビーチ・ボーイズも、歴史上の存在です。ビーチ・ボーイズは「アメリカの盆踊り」と評した人がいて、言い得て妙と思います(日本での加山雄三は似たポジションにあるのかも)。

英リバプールのビートルズと、米カリフォルニアのビーチ・ボーイズは、正反対であると同時に、共通項も少なからずあります。

例えば、「ゲッチャ・バック」の曲名は、明らかにビートルズ「ゲット・バック」からの連想ですね。「ヒア・カム・ザ・サン」と「ヒア・カム・ザ・ナイト」とか、ほかにも幾つかあったはずですが、いまちょっと思い出せない。

逆に、ビートルズの「バックインザUSSR」は、「サーフィンUSA」のオマージュです。ポール(マッカトニー)の
弟が、バックコーラスをビーチ・ボーイズに受け持ってもらうよう交渉しかけたけれど、ポールがそれを押し止めた、という話もあります。ポール曰く「ビートルズがビーチ・ボーイズの真似をして歌うから面白いのであって、本者のビーチ・ボーイズが出てきたら、その面白みが無くなってしまう」と。

「ホエン・アイ・64」は、「ホエン・アイ・グルー・アップ」からインスピレーションを得ていると思います。曲調は
全然異なるのですが、楽しい雰囲気の中に、ちょっぴりメランコリックなメロディと歌詞が混在している点は 共通します。僕の説は、「ホエン・アイ・グルー・アップ」のバックのカウントが、13歳から始まって、最後に微かに聞こえるのが32歳、64歳はその倍である、、、、というのは穿ちすぎでしょうか。

・・・・・・・・・・・・

写真:今日の早餐/午餐/晚餐















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