青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

2022.1.1 日記

2022-01-03 10:14:40 | コロナ 差別問題と民主化運動 日記


★1月1日の記事に、いいね!その他、ありがとうございました。



読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】
マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】
「沖縄に対する日本」
「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」
の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。

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お正月なので年賀状、、、もちろん、メールです。はがきの年賀状は、もうこの10数年来、ほぼ一枚も来ません。正確には、あかね書房さんからだけは、毎年(最初に本を出してから36年間)律儀に年賀状が届きますね。僕からは、印税催促以外は連絡しないので申し訳なく思っています。

で、去年メール戴いた方、原則全員に、謹賀新年のメールを出し終えたところです。

後ろに受け取った順から出して行きました。最初がニュージーランドのルイス(早々と年賀のメールをくれた)。モニカ、チエちゃん、スーリン、パラリラ、こばやしさん、かがわさん、友子さんの父上、JTFC会長、植物園園長、、、、、全部で37人。一人だけ腹立たしいので出しませんでした(若い?セミの研究者の人)。このあと、昨年以前に連絡とった人もチェックして出します。中国の方は原則2月1日の春節まで取っておきます。

なんか、忘れていたのがあるみたいな気がして、何度もチェックし直したら、あや子さんだった^^;。さっき、追加メールしました。

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今年は、本を100冊ほど作り、修復HDDが戻ってきて、いろいろと整理が済んだら、パソコンとかインターネットとか使うのは止めちゃいたいですね。

友子さんの父上からの年賀。
「89歳になります、ゴールが見えています」

時間は無限です、ゴールは遥か彼方だと思います。

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自分のやってきた仕事をきちんと残して、後の世代に引き継ぎたい、というのが僕の望みなんですけれど、早かれ遅かれ人類とか地球とかは滅びてしまうんですよね。それを考えれば、、、、。

いや、もしかしたら、人類の終焉は、もう目の前に迫ってるのかも知れんですよ。まずそれを何とかしないと。

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パソコンで文字打つと、関係ない字が出てくるので、イラつきますね。些細なことのように思うでしょうが、実は非常に重要な(深刻かつ懸念すべき)問題なんですよ。

アナログ筆記時代は、自分で決めて字を書いたわけですから、間違うこと(単純エラー)は有りません。今は、提供された字を、摂取選択していく。もちろん、その中からどの字を選ぶかは自分では分かっているわけですから、手間だけの問題と捉えても良いのかも知れません。

しかし、うっかりミス発生の頻度は、手書きの場合に比べて圧倒的に多くなります。例えば、昨日のブログ(タモリ&草彅)の話題は、単に打ち間違いということではあるようなのですが、一般論として、ネット上に示された(本来とは正反対の意味の)誤植語をそのまま受け入れてしまい、万が一それを「正しい」と認識する(その結果本来の語は排除される)流れになったならば、由々しきことです。「メカ(科学)に間違いはない」と無条件に信じ込んでしまうような社会の風潮の中では、結構ありうることだと思います。

ヤフコメ欄をチェックしていて常に思うのですが、、、。2つの表示様式がありますね。「お勧め順」と「時間順(早い/遅い)」。この「お勧め順」が非情に怖いのです。

本来なら「時間順表示」と「ランダム表示」であっていいはず。しかし、「ランダム」ではなく「お勧め」。いや、「お勧め」もあっても良いのです(ほかに選択肢が示されているのなら)。一番の問題は、受け取る側が、送り手が作り出した「空気」にすっぽり乗ってしまう事ですね。

その証拠。何百、何千と検索されているコメント欄でも、チェックが入っているのは「お勧め」として示された最初の2~3コメントだけです。そこに圧倒的な数のチェックが集中する。

ランダム表示だったなら、そう言う事は起こりません。受け取る側は、常に頭を働かして、様々な意見を探し出し、それによって自分の意見も確立していく。

ネットコラムという空間がそういう状況に置かれている(受け取る側がひたすら「答え」を求めている)ことを承知のうえで「お勧め」システムを採っているとすれば、或る意味、確信犯的な仕業です。

受け取る側にとっては、本来ならば一人一人多様な解釈が出来るはずなのに、実は単一の価値観しか提供されていないため、無自覚にその「空気」の中に従属してしまう(どうやら、多くの人がそれを望んでいる)。提供した側にも問題があるし、受け取る側にも問題があるのです。

編集者による意図的な操作だったら、まだ救い(改善手段)はあるでしょう。しかしITの力を借りて、結果としての意図を操っているとなれば、救いようがありません。

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僕が以前から言っている「地図を読めなくなった日本人」の話と同じなんですね。地図は「案内」ではなくて「読むもの」、縮尺と等高線だけからなるシンプルな地図は、無限の情報の詰まった「宝の山」なんです。でも大衆は、ひたすら目先の便利さ(答えの提供)だけを求めて、基本を排除していく。楽して得をすることが「自由の証」と信じ込んでいる。

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京大のスーパーコンピューターのアクシデント。一瞬の(かつ気付かない)間に膨大なデータが消滅。
それで想うことが(自分も注意をしなければ、という事の他に)2つ。

ひとつ。この話題をネットで議論している人たち、何て頭が良いのだろう。余りにも難しすぎて、僕には一万分の一も理解出来ません。こういう話題に接するたびに、自分の頭の悪さが情けなくなってきます。

もうひとつ。
体系的であることを良しとする価値観に基づく科学の脆弱さの暴露。そして、同様の例は、案外(表に現れていないだけで)日常的に起こっていると。いくら「科学」が発達しても、人間の能力なんて、宇宙の“総量”からすればゴミか玩具のようなものです。IT任せにしていると、気が付かないうちに全てが消えてしまう。

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難しいといえば、昨夜は塚本章子さんの『夏目漱石“私の個人主義”に見る大逆事件への抵抗~馬場孤蝶衆議院選挙立候補と新聞・雑誌記事を手掛かりに』を読んでいました。本文(漱石の「私の個人主義」)ではなく、それに対する塚本さんの評論が難しすぎて、、、。

いろいろ書きたいことがあるのですが、(僕の頭では整理することが困難なので)とりあえずはパス。

え~と、、、。以下、支離滅裂です。スルーして貰った方が良いかも知れません(真面目に読む人があったら申し訳ない)。

100年前の国粋主義、道徳主義と、それに対する個人主義、社会主義、自然主義、、、。今のヤフコメ民の愛国、嫌中韓、、、、。対・主義にしろ、対・国家にしろ、時間と空間が、100年前と今が入り込んでしまって、、、。なんか、自分が鏡の国の中にいるような気分になります。

日本と、それに対する韓国・中国。どちらがどちらに当て嵌めれば良いのか。結局、やってることは同じであって、正義と正義の戦いです。大衆とマスコミと権力がキャッチボールしている(それぞれがエサを与えて相手の要求を満たすことで自分の要求も満たされれる)。

スタート地点が、日本は大衆、中国は権力、そこから先は同じです。表面が違って見えるだけ。

民主主義の弱点たるポイントは、教育・道徳への過信、そして何よりも科学(体系的思考)への過信です。気が付かないうちにとんでもないことになってしまいます。

細部の検証を体系的に行うことの重要性を否定するわけではありません。しかし、それを司る「賢人」にこそ、俯瞰の重要性が求められます。

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そのような意味で、
中國人は、中国を離れて中国を見る。
日本人は、日本を離れて日本を見る。

昨日例に挙げたネットニュースをもう一度取り上げます。

『“まるで文化大革命”、、、コロナ禍に密入国を斡旋し晒しものに(広西壮族自治区)』

typ*****さん
>中国では人権が無いどころか、日常的に人権弾圧・侵害を行っている独裁国家なんだから、法律はあっても共産党の指示によって国民の不平不満を抑え込む道具に過ぎない。私は中国人なんだけど、中国の真相・深層って、本当に想像を絶する汚くえげつない。
[そう思う21/そうは思わない2]

milk*****
>僕はtypさんとは逆に、日本人なのですが(中国には野生生物の調査・撮影のため35年間行き来しています)、確かに、中国が「弾圧・侵略」を行っている独裁国家であることは承知しています。が、日本(や香港など)の民主主義社会が、本当に「自由」であるか、と言えば、そうは思わない。大衆が共有する「空気」に沿わない人間を排除しようとする、無自覚の同調圧力を伴う「正義」の強要は、中国の一党独裁政権下での暴力よりも、ずっと恐ろしいと感じています。
[そう思う10/そうは思わない3]

beender*****さん
>typさんは多分自分の経験をそのまま一般化しすぎてるような気がします。むしろmilkさんの言った通り、日本は建前上自由だけれど、事実上不自由な面が多くて、中国と真っ逆。むしろ中国の見える抑圧より、日本の見えない抑圧が時々もっと怖く感じるかも。まあ俺は外人だから関係ないけど、、、。typさんの日本語はとても上手だけど、認識にまだ甘い部分がある。批判の言葉もマスメディアとあんまり変わってなく、要するに受け売りに過ぎず、実際日本や中国に対して自分の考えを持っていない。多分まだ若いからこれから変わるかも。それにしても、日本に留学するのに最適な人と思うなあ。
[そう思う1/そうは思わない0]

↑beenderさん(中国の方ですね)、優しい人です、、、。






コメント
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