白花のホトトギス(学名 Tricyrtis hirta f. albescens ユリ科 ホトトギス属)が咲いている。最近ではシロホトトギスと言われている。
なんとも言えない上品さが漂う。よく見るとかなり複雑な構造をしている。 花びらは6枚で、花の付け根に黄色い斑点がある。
花びらの内側には6本の雄しべがあり、その内側に花柱(雌しべ)がある。
花柱は深く3つに裂け、更に先が2つに裂ける。
これだけの複雑で精巧な花が、一体どういう理由で生まれたのであろうか。
自然の不思議さを改めて知らされた。
白花のホトトギス(学名 Tricyrtis hirta f. albescens ユリ科 ホトトギス属)が咲いている。最近ではシロホトトギスと言われている。
なんとも言えない上品さが漂う。よく見るとかなり複雑な構造をしている。 花びらは6枚で、花の付け根に黄色い斑点がある。
花びらの内側には6本の雄しべがあり、その内側に花柱(雌しべ)がある。
花柱は深く3つに裂け、更に先が2つに裂ける。
これだけの複雑で精巧な花が、一体どういう理由で生まれたのであろうか。
自然の不思議さを改めて知らされた。
マツムシソウがすらりと立ち上がってきて風に揺れている。その姿は何とも優雅だ。
西洋マツムシソウは、春から咲きだして、夏のころには花が終わってしまった。強健のなのだが優雅さには欠ける。
日本マツムシソウは、その名の通り(マツムシの鳴く時期)秋になって薄紫色の花を咲かせた。
学名は、「Scabiosa japonica」と日本原産と明記されている。マツムシソウ科マツムシソウ属の多年草。
八ヶ岳周辺で自生しているが、アダージョの森には自生していなかったので、苗を買ってきたものだ。花を付けた株は翌年枯れるので、タネをとりまきして増やしたいと思っている。
2年草なので、来年は苗を育て、花が咲くのは再来年になるだろうか。
アダージョの森の環境でうまく育ってくれることを楽しみにしている。
今日は昼から、小海町で開催される「C.W.ニコル氏講演会」に出かけた。
生憎の雨になったが、会場の小海総合センターに行ってみると、会場は満員の盛況だった。
ニコルさんの人気のほどがわかる。
イギリスウエールズ生まれのニコルさんは1940年生まれ。ことしで74歳、実際に合ってみると堂々とした体格だ。
講演は彼と日本とのかかわりから始まった。柔道・空手など格闘技が好きだったニコルさんは、若いころ東京の講道館に柔道を習いに来た。
そこから日本での生活が始まる。ある日、先輩に誘われて、長野県の黒姫山に登る。
その時、日本の自然の豊かさに感動したとのこと。
かれは、カナダやエチオピアで自然保護の仕事についていたこともあり、日本の自然がいかに豊かなのか、実感できたのだ。
実際、故郷のウエールズでは、森林面積が3%にまで減少しまっていた。産業や牧畜で樹木を伐採してきたという。
ところが数年後に黒姫山に行ってみると、営林局管轄の樹齢400年以上の原生林が皆伐されていたという。
それに怒ったニコルさんは、マスコミに手紙を書く。するとマスコミが大きく取り上げてくれたとのこと。
その当時は、白神山地、知床、屋久島の原生林保護の問題がようやくクローズアップされてきた時だった。
1986年「アファンの森」と名付けて、黒姫山で森の再生活動を始める。2002年には一般財団法人「アファンの森」(http://www.afan.or.jp/)となった。
2011年の東日本大震災に際して、「東日本大震災・震災復興プロジェクト」をスタートし、被災地の子供たちを「アファンの森」に受け入れるなど、被災地との連携を強めてきた。
美しいブナ林の再生に30年近く取り組んできているが、まだブナは実をならせるところまで育っていない。
森を再生するのはそれだけ時間がかかるが、しかし、それまで日の射さなかった暗い森にようやく光が入り、
林床には美しい花が咲き始めた。きれいな水が流れすべての生物が生き生きしている。フクロウが巣立ち、クマもいる。
現在、全国で鹿が増えているのが問題になっているが、1匹の鹿からは100人分の料理ができる。それを放置しているのは非常にもったいない。
「新緑のブナ林の下に立ち、日の光が射しこむ森をを見上げると、それはどんな大聖堂のステンドグラスよりも美しかった」との言葉は、実に印象的だった。
講演会に集まった多くの人たちも、感動して、ニコルさんの話に頷いていた。
2000年から「アダージョの森」作りを始めた私も、最近は、少しくたびれてきていたところだが、ニコルさんの話を聞いて、
改めて森づくりへの夢をかきたてられた。明日から、私もやろう!
今日の八ヶ岳は曇り空、朝7時の外気温は16度、庭のシュウカイドウのピンクが浮き立ってきた。
早いもので、先週のレッスンからもう1週間が経った。
朝9時過ぎに家を出て、「チャミタクハウス」に出かける。
このところアダージョの森の中にいるので、町に出るのは1週間ぶりだ。
明野町の稲もだいぶ黄色くなってきた。
(風に揺れるタチフウロ)
さて、今日も「ケーラーMedium Difficult」NO1の曲をやる。だいぶ曲としては流れるようになってきたが、今日の課題は、「音の響き」。
低音がぼけた音になっているので、「もう少し息を内側に入れて輪郭のある音を出してください」との指摘を受ける。
高音は、息の量で音を出すのではなく、音がよく響くポイントがあるので、そこを狙って吹くこと。
低音と高音の響かせ方に注意して、フレーズをゆっくりと何度も練習した。意識すると、それなりに響くものだということが分かった。
レッスンの後は、1週間ぶりの食材の買い出しをする。買い物リストメモを作っておいたのに、あろうことか、スーパーに行くとそのメモがない、一体どうなっているのか。
買い物の後、「ミヨシペレニアルガーデン」に立ち寄る。平日なのでお客さんは全くいなかった。
というより、9月になると陳列棚も品数が少なくなってしまうので、お客さんも少ないということなのだろうか。
(芳香を放つタマノカンザシ)
(仲良くアザミの蜜を吸うクロアゲハ?)
あっという間に1週間が過ぎてしまった。定例のフルートレッスンの日がやってきた。
といっても、1週間で、それほど上達するはずがないのだが、レッスンを受けるのはサボり心にチェックを入れるための効果が大きい
10時に「チャミタクハウス」へ到着。
(タマアジサイ)
早速、「ケーラーMedium Difficult」NO1をやる。今日はテンポを落としながらも、一応、曲を通して吹くことができた。
鈴木先生からも「だいぶ良くなりましたね」との言葉。問題は、「音の跳躍の上下の音」をきっちり鳴らすことだ。どうして高音を鳴らすのに
空気を吹き込んで「力で鳴らす」悪い癖が抜けない。力を入れずに、お腹で支えて、音を響かせるようにとの指導。
反対に高音から低音に移ったときに低音を響かせるのが難しい。これらの練習を何度かやった。
続いて、「ハンガリー田園幻想曲」をやる。最後のハーモニックスの音の出し方をやった。これも、ごく少量の息で音を鳴らすようにすること。
これが難しのだ。それでも、何度かやっているうちに、何とか音が鳴ってきたので、やれやれだ。
全体として、今日は、ケーラーMedium Difficultは少しは前に進んだかな。
(タマアジサイ2)