フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

美しい音はフルートの構えから(フルートレッスン9月第3回目)

2014-09-17 | フルート

秋風に揺れるコスモス

今日は、9月第3回目のフルートレッスン日だ。

9時過ぎにアダージョの森を出て、10時前に明野の「チャミタクハウス」に到着。

さて、今日もケーラーMedium DifficultのNO1だが、まずは一通り吹いてから、ポイントを絞って練習した。
課題は低音から高音、高音から低音への跳躍。それを美しく決めるために、フルートの構え方を再度チェックする。

3点確保のうち、左手人差し指で唇に抑える力が弱い。これが弱いと、フルートがぐらつき、安定した音が出ないということになる。
下顎を少し引く感じで、フルートをピタッと唇の下にくっつける。それを意識して、低音のG、中音のG、高音のGをスラーで下~上~下に吹く。
これがなかなか滑らかに鳴らないのだ。低音は輪郭のある音を意識して鳴らす。
最後に、右手の小指に力がかかり過ぎているので、それを抜き、小指を自由に動かせるようにする。

高音を出すときに、息の量を増やして鳴らそうとせずに、小さくてもいいからきれいな音を出すように心がけること。唇の穴を小さくして、音が響くポイントを見つけそこに向けて息を出す。

これもなかなかむつかしい。高音のF♯からAへの音の移動がなかなかできないので困った。

ケーラーMedium Difficultの後は、「ハンガリー田園幻想曲」第1楽章の最後のハーモニックスの練習をする。
唇の力を抜いて、小さく澄んだ音を響かせるのだ。これの微妙さが難しい。
何度も繰り返し練習していると時間が経ってしまった。

今日の課題は、これからの日々の練習に意識して取り組んでいくことにしよう。

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