マツムシソウがすらりと立ち上がってきて風に揺れている。その姿は何とも優雅だ。
西洋マツムシソウは、春から咲きだして、夏のころには花が終わってしまった。強健のなのだが優雅さには欠ける。
日本マツムシソウは、その名の通り(マツムシの鳴く時期)秋になって薄紫色の花を咲かせた。
学名は、「Scabiosa japonica」と日本原産と明記されている。マツムシソウ科マツムシソウ属の多年草。
八ヶ岳周辺で自生しているが、アダージョの森には自生していなかったので、苗を買ってきたものだ。花を付けた株は翌年枯れるので、タネをとりまきして増やしたいと思っている。
2年草なので、来年は苗を育て、花が咲くのは再来年になるだろうか。
アダージョの森の環境でうまく育ってくれることを楽しみにしている。