フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

秋の冷え込み

2011-10-03 | 日記

今朝の外気温は5度に冷え込んだ。室温も16度、湿度は37%で空気が乾燥してきた。どうも手の指先がかさかさしていけない。

朝の八ヶ岳の様子はどうかな。森の中では木が邪魔になって見えにくいので表の農道に出る。赤岳が裾に雲を従え青空を背景にどっしりと聳えていた。

森に戻ってくると、クマシデのホップの様な実が一段と色づいてきた。

一番紅葉が早いのは早いのは、今年もヤマザクラだ。


今日は、昼から、外に出るので午前中にフルートの練習をしておこう。秋の日差しで明るくなってきた部屋で、基礎練習をした後、時間がないので、直ぐ曲の練習をする。シューマンのトロイメライを、ぐっとテンポを落として吹く。テンポを落とすと、感情がひとりでに入ってくるものだ。思いっきり、リタルランドをかけよう。
次は、ヘンデル「ラルゴ」、これは、優雅に堂々と吹くのがいいか。クレッシェンドデクレッシェンドに気をつけながら、ラストのfffで締めくくる。吹いていると、自分自身も盛り上がって一人悦に入っている。

昼は、「丸亀製麺風」うどん。朝から甘く煮込んでおいた薄アゲと竹輪の天ぷら、それに卵を落とす。ネギの代わりに畑で間引いた大根の新芽を添える。家に居ながら、「丸亀製麺風」のうどんに程遠からぬ美味しいうどんを味わうことができた。

 

昼の3時に、大阪にいた妻が高速「長坂高根」のバス停に着く予定だ。その前に、理髪をしておこう。この年になってもなお「成長しているものがある」、ということの具体的な例が髪の毛が伸びる、ということだ。ということは、自分のフルートの腕も上がるということだろう、とかなんとか思っているうちに散髪が終わった。

到着時間にまだ30分ほどあると思っていたら、メールが入り、「今、小渕沢を通過した」とのこと。これには驚いたが、直ぐにバス停に向かう。私がバス停に着くと同時に、妻がバスから降りてきた。30分ほど早く着いたようだ。早速、きららへ行き、食材を買う。冷蔵庫はほとんど空っぽになってしまったので、カートは満載になってしまった。。アダージョの森には4時30分到着。食材を冷蔵庫に入れてから、日暮れてきた畑に出る。シシトウやピーマン、ナスビ、それに一本だけ残っていたキュウリを収穫した。

夕食は、仕入れてきたマグロを使ってマグロ丼にしよう。これは、ちまちま食べるのではなく、ばくっと豪快に食べるのがおいしい男厨料理だ。KITAHOさんからもらった食用菊を添えよう。

それと、冷え込んでくる秋はやはり鍋、熱々の湯豆腐がいい。久しぶりに会話のある夕食になった。