フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

紅葉の森に三人の赤ちゃんがやってきた

2011-10-28 | 人々との交流

今朝もいい天気になって冷え込んでいる。外気温0度、室温15度、湿度35%。森から見える畑は霜で真っ白だ
。薪ストーブに火を入れたいところだが、今日は、小さな訪問者が来るので止めておこう。

私のフルートの鈴木先生ご夫婦など3家族の赤ちゃんとお母さんたちが、アダージョの森にお越しいただくことになっている。庭は、今日も申し分なく晴れ渡り、ウリハダカエデ紅葉が美しくなってきた。10時過ぎに皆さんが到着。

今日は、春に行った「お好み焼き教室」に続いて、「たこ焼き教室」を行うことになっている。先ずは、お好み焼きの復習をしておこう。

ひっくり返すのがやはり難しそうだが、皆さん、かなり腕を上げていた。焼き上がったお好み焼きは熱々を食べよう。

お母さんたちが食べていると、赤ちゃんたちが元気になってきた。北杜市10月号の「今月お誕生日」に掲載されたトム君は、いつも通り冷静だ。

ジャンプが好きなHクンは、どら焼きにかぶりついてニッコリ。

5か月のRクンは、丸々太って、育ち盛りだ。

いよいよ今日のテーマ、たこ焼きに移ろう。たこ焼きの理想は外はパリッとして中がどろっとした二重仕掛けだ。大阪のたこ焼きはすべからくこの理想を追求している。恐れながら、私たちも目指していて、今日も理想に挑戦しよう。

 

外と内の違いがあるということは、ひっくり返すときが難しい。下手をすると、たこ焼きの形が崩れてしまう。しかも、タコ焼き器の中心部と端の方で鉄板の温度が違うのがまた問題で、端の方は、焼けるのに時間がかかって、柔らかいままひっくり返すと失敗してしまう。そのため、真ん中と端では、たこ焼きをローテーションしていかねばならない。

皆さん交代で「ひっくり返し」を行う。はじめは、こわごわ慎重にひっくり返すので、なかなかうまくいかないが、しばらくするとかなり上手くひっくり返せるようになってきた。焼きあげたたこ焼きはたっぷりとたこ焼きソースを塗って「あつつ」と言いながら食べるのが美味しいのだ。

その後もどんどん焼いては食べる、ワイワイガヤガヤ、親の笑い声と子供の泣き声が絶えない楽しい時間だ。

少し遅れて、隣村のフルート仲間Fさんが合流した。しばし休憩していただいて、私とフルートのドュエットで「ロンドンデリーの歌」を演奏をした。Fさんは夕方は忙しいのでとほどなく帰られた。

その後、今度はチャミさんと、フルートのドュエットとなった。夕日に染まるデッキに出て、先日やった「虹の彼方に」「大きな古時計」「見上げてごらん夜の星を」を演奏する。フルートの響きが森の中に木魂して、なかなか雰囲気がいい。皆さんがお帰りになってから、西の空は絵のように美しく、夕焼けの残照に染まっていた。