フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

紅葉の酵素作り

2011-10-25 | 人々との交流

今朝も外気温が10度と高い。室温は18度、湿度50%、雲が多い朝だ。
朝食はパン食。どちらかと言えばご飯党なのだが、何日かに1回にパンを食べると、モチモチした食感がたまらない。

食後、天気予報とは違って、いい天気になってきて気温が上がってきた。約束の時間10時きっかりに、COCOさんご夫婦がお越しになった。しばし、デッキで話をした後、森に散歩に出る。
COCOさんのご主人=PAPAさんは、キノコ狩りの籠を腰にぶら下げて意欲満々だ。残念なことに、キノコのシーズンは、ほとんど終わってしまっているので、成果は得られなかった。


クロモジの枝を切って、これが爪楊枝になるクロモジですというと、PAPAさんは、ポケットからナイフを取り出し、その場で爪楊枝を作り上げた。香りがいいとしきりに感心している。その手製のクロモジの爪楊枝は、一日中よく使っていた。ゆっくり森を巡っているとと、ほとんど12時近くになってしまった。

私とCOCOさんのご主人=PAPAさん、とは庭の雑木を掘り起こす作業をやろう。PAPAさんは、セルフビルドの家づくりに取り組みながら、木工作品の制作に精を出している。その一方で、米を作り、今は、タマネギ作りの準備を始めるという、何でも手作りしてしまう方だ。もちろん、料理もお手の物で、畑で取れたジャガイモを使ったグラタンは、COCOさんも褒める美味しさとのこと。ご本人も、「最近は外食はしなくなりましたよ。家で作って食べる方がよっぽど美味しいから」というほどだ。

女性たちは、「秋の手作り酵素作り」に取り組む。人の生命は、その人が持つ酵素の量と関係しており、年を取るとともに、酵素が少なくなり、ガンなどの発病を引き起こす。酵素が無くなるとやがては死にいたることになる。それを、補うのが食物酵素だが、ほとんどの食材は熱処理して体内に吸収するため、調理の過程で食材が持つほとんどの酵素が無くなってしまう。それを補うために「手作り酵素」が役立つとのこと。

果物や実もの野菜などの材料を1キロ刻み、樽に詰める。

その上から砂糖をまぶす。その上にまた1キロ刻んだ材料を入れる、の繰り返し。

合わせて5キロの果物と5・5キロの砂糖を加え最後に発酵助成剤を加えて、漬けこみ作業が終わった。それを1週間発酵させ、濾すと原液が出来上がる。


酵素液を飲むときは、原液を5,6倍くらいに薄めて飲むといい。これが、身体に酵素を補い、健康で病気にかからない身体をつくるとのことだ。

「手作り酵素」が出来上がると昼食タイムになった。丁度、男たちも部屋に帰ってきた。昼は、我が家の定番「関西風お好み焼き」を食べていただいた。


COCOさんご夫婦から「柔らかくておいしい!やはり本場大阪の味は違う」とお褒めいただいた。お好み焼きを食べていると、あっという間に時間が経ってしまった。

COCOさん夫婦を見送ってから、付近を少し散歩する。風がかなり強くなってきたので部屋に入りフルートの練習をする。ほとんど基礎練習だけで1時間経ってしまった。窓の外を見ると西の空に夕焼けが美しい。明日はいい天気になりそうだ。昼のお好み焼きがお腹につかえ余り食欲はないので、夕食はあり合わせのもので済ませた。