フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

焚き火の楽しみ

2011-10-06 | 薪ストーブ・焚火

昨夜から降り続いた雨が、朝方になって止んだ。外気温9度、室温18度、湿度46%。
先ずはコーヒーを淹れ、今日もパトリック・ガロワのフルートをかけながら、コーヒーをすする。彼のジャケットの顔はいつまでも若くハンサムだ。最近練習している「ユーモレスク」と「トロイメライ」が流れてくると、耳を傾けよう。

朝食の最初は、妻が最近はまっている「酵素」がとれるという、生ジュース(リンゴとバナナ)をグイっと飲む。

朝食後、空がぐんぐん晴れてきて、庭にも明るい日が射してきた。

それでは森の散歩に出ようか。農業用水管理道路「せせらぎの道」(自称)には、大きな朴の葉がいたるところに落ちている。残念ながら栗の実は、今年はほとんど落ちていない。畑の前に来るとSさんご夫婦がやってきた。しばし立ち話をする。「東京ではそろそろ銀杏が取れるようになったので、今度お持ちしますよ」とのこと。

畑に入って、二十日大根の苗を間引いたり、シシトウ、ピーマンなどを収穫しているうちに昼になってしまった。

昼食後はフルートの練習をしておこう。音出し、ソノリテ、「毎日の練習」NO7、アルテ21課トリル。テンポ72から152まで10ずつテンポを上げていく。アルテでは、「152から始め180までできるようにすること」、と書かれているのだが、その152すら、指が動かない状態だ。続いて「トリルの練習C」をやる。低音のレ~高音のミ~低音のレまでのトリルの上下向をやる。高音部は変え指を覚えなければならない。この練習は、かなり根気がいった。曲の練習は、フォーレ「シチリアーノ」、シューマン「トロイメライ」、ドボルザーク「ユーモレスク」、ヘンデル「ラルゴ」、ビゼー「アルルの女」をやった。

太陽が西に傾向いてきて、森の中が木漏れ日で清々しいので庭に出る。久しぶりに炉で焚火をする。ところが、昨日の雨で柴が濡れていたため、なかなかうまく燃えてくれなくて手間取った。

ようやく火が燃え上がり、かまどに火を移す。秋刀魚と鳥肉の串刺しを網に載せて焼くと、ほどなくジュンジュンといい香りがしてきた


今日は炉辺で秋刀魚とおにぎりで夕食としよう。

その後、シシトウ、ウィンナー、ジャガイモなども焼く。

しばらく焚火を見ながら過ごしていると、あたりはすっかり暗くなってしまった。上空を見上げると上弦を過ぎた月が上がってきた。月の青白い明るさにに驚く。