フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

秋晴れとコロッケ

2011-09-27 | グルメ・クッキング

朝方は雲が多いものの青空が見える。外気温8度、室温15度、湿度45%。
麦とろご飯の朝食を食べていると、青空が広がってきた。

早速、付近の散歩に出る。郷土の山、八ヶ岳がくっきりと美しい。


それでは、今日も庭作業を始めよう。整備したいところが沢山あって悩む。特に、作業日程があるわけではないので、その日その日の気分で作業をする。昨日までは、東側をやったので、今日は南側が活動エリアだ。南側入り口に覆いかぶさるように暴れているコナラ、今日はこれを伐採しよう。受け口をきっちり刻み、追い口から、ゆっくりチェーンソーを入れていくと、木は、ゆっくりと倒れ始め、途中で止まったので、再度チェーンソーを軽く入れるとふんわりとソフトランディングした。最高の倒れ方だ。後は、例によって枝を切り、整理する。主幹を薪置き場まで運び上げるのが大変な作業だが、なんとかやり終える。切株はオブジェとしてしばらく置いておくことにする。

次は、畑の様子をみる。驚いたことに大根の新芽が痛んでいる。このところの冷え込みでやられたのであろうか。カラーピーマンがどんどん膨らんできて、その重みで枝が垂れ下がっているので、紐を結えて、支えてやる。その後、ナスビ、ウズラ豆、ズッキーニ、ピーマンなどを収穫した。

昼食後、今日も「ロープの結び方」の練習だ。「巻き結び」「てこ結び」「馬つなぎ」を何度も繰り返す。右から入るか左から入るか、やはり混乱するので、本を見なければできない。

今日のフルート練習はいつも通り、ロングトーン、基礎練習、アルテ20課NO2、NO3だ。曲は、フォーレ「シチリアーノ」、ビゼー「メヌエット」、メンデルスゾーン「春の歌」、シューマン「トロイメライ」などを練習した。

2時間ほどの練習を終えて庭に出てみると、森の樹木への夕映えが美しい。

しばらく、夕暮れの静かな時を森の中を彷徨う。暗くなってきたので部屋に戻ろう。

今日は、畑で採れたジャガイモを使って、コロッケを作ろう。先ずは、粉吹き芋を作る。

コロッケには煮崩れしやすい男爵がいいというが、我が家の畑のジャガイモは「シンシア」という、煮崩れしにくい品種だ。そのため、つぶすのがなかなか面倒な作業になった。


具は、豚肉のミンチとタマネギ、ニンジンのみじん切り。

それを、炒める。味付けは大阪名物「串カツソース」にケチャップ、カレー粉を入れる。

 

具とポテトを練って、形を作る。12個出来上がった。

それに小麦粉を軽くつけ、

溶き卵と小麦粉の液にくぐらせパン粉を付ける。

最後に170度に熱した油で揚げる。


ようやく出来上がった。少しぽってりした形になったが、皮はうすく、実にホクホクしている。濃いめにつけたカレー味が食欲をそそるのだ。ビールで一日の喉の渇きをいやしながらコロッケを4個も頬張ると、それだけで満腹になった。

秋の夜は長い。お登紀さんの「歌の旅人」を見る。大阪北野中学出身の森繁 久彌が、黒柳徹子の番組で「知床旅情」の原曲「オホーツクの舟唄」を歌っていた。40年ほどの彼女の歌手生活の歴史は、同時代を生きてきた者の歴史でもある。