フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

蕎麦の実が熟れてきた

2011-09-24 | 日記

今日は、真っ青な青空が広がっている。おかげで、外気温4度、室温16度、湿度45%で気温はぐっと冷え込んできた。窓を開けると入ってくる空気は冷たいので、余り広くは開けることはできない。

今日の朝食は卵焼き定食にしよう。先日作った一番出汁に卵4個を入れ、砂糖、麺つゆを少し入れて味を調える。ゆっくり焼くと出来上がりだ。


昨夕、「ほうとう」に里芋を入れたときに一緒に作った里芋とイカの旨煮を添える。

 

朝食後、付近の撮影に出る。南アルプスは、くっきりとどっしりと連なっている。甲斐駒ケ岳の迫力。

近くの萱拭き農家。


蕎麦畑の蕎麦の実が少し熟れてきた。

 

庭に戻って、今日も庭仕事に取り掛かろう。昨日に続いて薪小屋西側の木を切りたいのだが、庭を見て回ると、これまでに切った丸太があちこちに散らばっていて、余りにも雑然としている。切る前に、散らばっている丸太を薪小屋に運ぶことにする。ところが、この作業が一筋縄ではいかなかった。相当な重量である上に薪小屋が上の方にあるので、そこまで持ち上げねばならないのだ。一通りの丸太を運び終えると、くたくたになってしまった。結局、樹木の伐採ができずに、今日の庭作業はこれで終了となった。森の中を動き回っていると思わぬところに思わぬ木が生えていたりしているのがわかる。これは、これでいい勉強になった。

午後からは、「ロープの結び方の練習」を30分ほどする。「ふた結び」「ねじ結び」「巻結び」「二重巻き結び」「てこ結び」、ここまでは昨日やった復習だ。右からは入ったり、左から入ったりと、ややこしい。今日は新たに「おいはぎ結び」を練習する。これは、馬の結び方で、片方を引くと縄がほどけるという優れもの。おいはぎが逃げるときに逃げやすかったからと名付けられた、とのこと。面白いがややこしい。

夕方は、町に買い物に出よう。ついでに、「燃えるゴミ」をゴミステーションに運ぶ。溜まりに溜まったワインのボトルは「きらら」に持っていこう。R141は、連休のためか車が多かった。きららでは、いつも通り、刺身や魚などを買いそろえる。店内で、八ヶ岳で色々の音楽の取り組みをされているUさんご夫婦とお会いした。小渕沢リゾナーレ音楽祭のことが話題になった。

アダージョの森に帰りつくと、5時30分を回り、大分薄暗くなってきた。今日は、買ってきた新鮮な刺身を使って「手巻き寿司」としよう。炊き上がったご飯を桶に取り、寿司酢を混ぜると「しゃり」が出来上がった。ついでに、「がんばろう宮城・石巻」とシールが貼られた、真緑の「原そう三陸産わかめ」を使って、酢の物と添える。

こうなれば、飲むのは地酒「谷桜」。折角だから、備前に旅行に行ったとき買った備前焼のとっくりとおちょこを使って燗をしよう。

手巻き寿司をつまみながらちびりちびりの飲む酒は冷えてきた秋の夜にはぴったりだった。