フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

台風とケーキと燻製

2011-09-03 | グルメ・クッキング

夜中から明け方まで、強い風雨に見舞われた。外気温18度、室温23度、湿度62%。
大型でスピードの遅い台風12号が、いよいよ高知に上陸した。それが、この山梨県にまで影響するというのだから自然の力はすごい。午前中はやや風雨が収まっているが、それでも時折猛烈に雨が降り、風も吹いて、森の木が大きく左右にゆれている。

こんな日は、迷うことなくフルートを吹いているしかない。

昼食は、麺類が好きな姪が食べたことがないという、「つけ麺」を食べる。作り置いた煮豚と白菜、モヤシを軽く炒めて熱々のつけ汁にいれ、「高山麺業の4食入りつけ麺、歯ごたえのある太麺」は茹で上げて冷水にさらし
水を切って出来上がりだ。カツオ出汁が効いた「麺好亭(メンハオテイ)」専用つけ汁が美味しい。

午後は、妻と銘が一緒にケーキ作りをする。クリームたっぷりのスポンジケーキとオレンジコンポート添えのココアケーキの二つが出来上がった。

3時のティータイムになったので、twiningsのアールグレイを飲みながら、ケーキを食べる。甘く柔らかく、なかなか上手く出来上がっていた。

私の方は、燻製作りをやってみよう。これは初めての挑戦だ。清里のヤマガラさん宅で手作りの燻製器を教えていただいたので、それを思い出しながら、先ずは「燻製器」を作る。といってもいたって簡単。段ボール箱2個を用意し、一つの段ボールに、網を差し込む切り目を入れて、そこにバーベキュー用の網を備える。次は二つの段ボールをガムテープでとめる。これで出来上がりだ。

今回は初めてなので、オーソドックスに明治北海道チーズと日本ハム「シャウエッセン」、ウインナーを網に並べる。使い古しのバーベキュー用のアルミ盆を底に敷き、そこに鉄皿を載せ、その中にヒッコリーの燻製用チップ(自燃式)に火をつける。上蓋は開かないように、網でおもしをしておく。後は出来上がりを待つだけである。と言っても気になるので途中で様子を見ると、なかなか順調だ。

その間、私はフルートでも吹いておこう。昼からは自由にバッハBWV1067のポロネーズ、メヌエット、パディヌリ、ドンジョンの「ナイチンゲール」などを吹く。女性たちは、雨が小ぶりになったので、畑の様子を見に行った。戻ってくるとかなりの夏野菜が収穫だ。

ついでに、ヤマアジサイを摘んきていた。

3時間ほどして、ガレージの屋根の下においていおいた燻製器から煙が出なくなって出来上がったようだ。

夕食は、妻と姪がいっしょに和風ハンバーグを作ってくれた。夏野菜もたっぷりである。

燻製したチーズは、やや、スモークしすぎた感じだが、なかなかいける味に仕上がった。今度は、ベーコンや鶏肉、鯖の燻製に挑戦していこう。