フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

木管三重奏

2010-05-25 | フルート

今日の天気もはっきりしない。朝散歩していると、急に雨が降り出した。それでいて気温は蒸し暑い感じだ。

今日知り合いの方の見舞いに病院に行ってきた。たまたま相愛大学連携コンサートという催しが病院の講堂であったので聴かせていただいた。

演奏は木管三重奏で、メンバーはフルート北野麻里子、クラリネット島田景子、ファゴット羽生尚代だった(敬称略)。肩の凝らない楽しい曲ばかりだったが、中でも「クラリネットポルカ」が秀逸。クラリネットが良かったが、フルートも高音部を乱れることなくぴったり息の合ったいい演奏だった。
演奏の最後を飾ったのがベートーヴェン作曲「オペラドン・ジョヴァンニより、”La ci darem la mano
”の主題による変奏曲」。これは歌では聴いているが、三重奏で聴くのは初めて。もちろん演奏は難曲だと思うが、聴いていて面白い変奏曲だった。

楽しい演奏会だったので、「アンコール」の掛け声が上がり、再度「クラリネットポルカ」の低音から高音の軽快な演奏で締めくくった。

私もあれぐらいフルートが吹ければ、人生はもっと楽しくなるものを、と思った。それには「一に練習二に練習」しかない。