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「レディ・ファイター/怒りのエンジェル」
英題:ANGEL OF FURY/TRIPLE CROSS
製作:1991年
●シンシア・ラスロック主演の本作はインドネシア映画である。
これまでフィリピン産の動作片を見たことはあるが(ユンピョウの『香港麻薬捜査官』やドニーの『ドラゴン電光石火'98』などはフィリピン系の作品)、インドネシアのアクション映画なんて初めてだ。『ブルー・リベンジ』の件もあるのでかなり不安だったが、これが意外にも面白い作品でした。
ストーリーは、主人公のシンシアが凄いコンピュータを巡って巻き起こる争奪戦で奮闘する物語である。とにかく本作は事あるごとにアクションが盛り込まれており、海で、デパートで、市街で、そして大空でシンシアが闘いを繰り広げている。そのスケールたるや凡百のB級作品にあらず、ヘリコプターを大量投入したりと、それなりに予算をかけている様子が伺える。
当然アクションは格闘・スタント共に充実。スタント面ではシンシアが『検事Mr.ハー』のユンピョウのようにヘリに捕まって宙を舞うなど頑張っており、格闘シーンでは香港式の素早いアクションを堪能することができる。絡み役の面々はインドネシアのスタントマンが参加しているようで、彼らも中々の動きで画面を盛り上げていた。ちょっと香港時代のシンシアを髣髴とさせるカットもあり、作品全体の雰囲気はプチ『皇家師姐』といった感じだ。
これらのアクションを指導したのは、なんと『ブラッド・ウォリアー』『ブルー・リベンジ』のタナカだ(またお前か!)。
ただしご覧のように、本作では前二作のような体たらくには陥っておらず、タナカ自身も悪の組織のナンバー3みたいな役で出演している。しかも台詞は多く、シンシアとは何度もバトルを展開し、アクションのキレもかなりのもの。もしかすると本作はタナカの仕事としてはベストではなかろうか。シンシア迷は勿論、タナカのファンも必見だ!(笑
英題:ANGEL OF FURY/TRIPLE CROSS
製作:1991年
●シンシア・ラスロック主演の本作はインドネシア映画である。
これまでフィリピン産の動作片を見たことはあるが(ユンピョウの『香港麻薬捜査官』やドニーの『ドラゴン電光石火'98』などはフィリピン系の作品)、インドネシアのアクション映画なんて初めてだ。『ブルー・リベンジ』の件もあるのでかなり不安だったが、これが意外にも面白い作品でした。
ストーリーは、主人公のシンシアが凄いコンピュータを巡って巻き起こる争奪戦で奮闘する物語である。とにかく本作は事あるごとにアクションが盛り込まれており、海で、デパートで、市街で、そして大空でシンシアが闘いを繰り広げている。そのスケールたるや凡百のB級作品にあらず、ヘリコプターを大量投入したりと、それなりに予算をかけている様子が伺える。
当然アクションは格闘・スタント共に充実。スタント面ではシンシアが『検事Mr.ハー』のユンピョウのようにヘリに捕まって宙を舞うなど頑張っており、格闘シーンでは香港式の素早いアクションを堪能することができる。絡み役の面々はインドネシアのスタントマンが参加しているようで、彼らも中々の動きで画面を盛り上げていた。ちょっと香港時代のシンシアを髣髴とさせるカットもあり、作品全体の雰囲気はプチ『皇家師姐』といった感じだ。
これらのアクションを指導したのは、なんと『ブラッド・ウォリアー』『ブルー・リベンジ』のタナカだ(またお前か!)。
ただしご覧のように、本作では前二作のような体たらくには陥っておらず、タナカ自身も悪の組織のナンバー3みたいな役で出演している。しかも台詞は多く、シンシアとは何度もバトルを展開し、アクションのキレもかなりのもの。もしかすると本作はタナカの仕事としてはベストではなかろうか。シンシア迷は勿論、タナカのファンも必見だ!(笑
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