「人質奪還/アラブテロVSアメリカ特殊部隊」
SPECIAL FORCES
2002
●いくらなんでも邦題投げやりすぎ(爆
話の内容はタイトル通り、人質奪還の為に5人のアメリカ特殊部隊+SASのイギリス人が協力して独裁者からパツキン姉ちゃんを助けだすお話である(ちなみにタイトルのアラブテロは冒頭チラッと出てきただけで、ほんとは旧ソ連から独立した小国の白髪オヤジ率いる軍が敵)。
本作で一番注目なのがSASのイギリス人ことスコット・アドキンス君…マーシャルアーツ四天王最後の1人だ。
このスコット君がとにかくもの凄く強い&速いのだ!主役であるはずのアメリカ特殊部隊もそこそこ活躍するのだが、スコット君の活躍の前には霞みまくり(苦笑)ラストバトルで独裁者の腹心との対決では『ドラゴンカンフー/龍虎八拳』で[上下]薩伐(カサノバ・ウォン)が見せた両端の敵を蹴り、さらに空中でもう一度右の敵を蹴るという技をさらっと出しているのには驚いた。
このラストバトルだけ妙に気合いが入っていて、さながら本場の香港アクションを彷彿とさせる素晴らしい出来!…なんだけど、物語全体は"人質奪還するだけ"の話なのでドラマなんて無きが如し。製作が02年でこの話の薄さというのも問題なので、そこらへんの評価は低い。
実はアクション指導には以前紹介した『DRIVE/破壊王』でも見事なアクションを構築していたアルファスタントが参加しており、妙にクオリティの高いアクションはそれ故ということなのだ。
…そう、香港映画が尽き果てることのないアクションスターを排出したように、マーシャルアーツ映画も次世代のアクションスターが存在する。彼以外にも、『トランスポーター』での活躍が目覚ましいジェイソン・スティサム、『アルティメット』でポテンシャルの高さを示したシリル・ラファエリ、そして少し違うが『マッハ!』のトニー・ジャーも彼らと同じく、新たな世代のアクションスターだ。
彼ら新世代のマーシャルアーツスターや三巨頭達がいる限り、マーシャルアーツ映画は果てしなく続いていくのである…。
SPECIAL FORCES
2002
●いくらなんでも邦題投げやりすぎ(爆
話の内容はタイトル通り、人質奪還の為に5人のアメリカ特殊部隊+SASのイギリス人が協力して独裁者からパツキン姉ちゃんを助けだすお話である(ちなみにタイトルのアラブテロは冒頭チラッと出てきただけで、ほんとは旧ソ連から独立した小国の白髪オヤジ率いる軍が敵)。
本作で一番注目なのがSASのイギリス人ことスコット・アドキンス君…マーシャルアーツ四天王最後の1人だ。
このスコット君がとにかくもの凄く強い&速いのだ!主役であるはずのアメリカ特殊部隊もそこそこ活躍するのだが、スコット君の活躍の前には霞みまくり(苦笑)ラストバトルで独裁者の腹心との対決では『ドラゴンカンフー/龍虎八拳』で[上下]薩伐(カサノバ・ウォン)が見せた両端の敵を蹴り、さらに空中でもう一度右の敵を蹴るという技をさらっと出しているのには驚いた。
このラストバトルだけ妙に気合いが入っていて、さながら本場の香港アクションを彷彿とさせる素晴らしい出来!…なんだけど、物語全体は"人質奪還するだけ"の話なのでドラマなんて無きが如し。製作が02年でこの話の薄さというのも問題なので、そこらへんの評価は低い。
実はアクション指導には以前紹介した『DRIVE/破壊王』でも見事なアクションを構築していたアルファスタントが参加しており、妙にクオリティの高いアクションはそれ故ということなのだ。
…そう、香港映画が尽き果てることのないアクションスターを排出したように、マーシャルアーツ映画も次世代のアクションスターが存在する。彼以外にも、『トランスポーター』での活躍が目覚ましいジェイソン・スティサム、『アルティメット』でポテンシャルの高さを示したシリル・ラファエリ、そして少し違うが『マッハ!』のトニー・ジャーも彼らと同じく、新たな世代のアクションスターだ。
彼ら新世代のマーシャルアーツスターや三巨頭達がいる限り、マーシャルアーツ映画は果てしなく続いていくのである…。