功夫電影専科

功夫映画や海外のマーシャルアーツ映画などの感想を徒然と… (当blogはリンクフリーです)

【功夫電影専科:功夫動作片番付!(2011年度)】

2011-12-31 20:29:52 | Weblog
 2011年もあと数時間を切りましたが、今回は毎年恒例の「功夫動作片番付」です。今年紹介したすべての作品の中から、いまいちだった10本と最高だった10本を選ぶ…という身勝手な企画なので、特にランキング自体に深い意味はありません。
なお、当ブログで今年紹介してきた作品の本数は、映画やドキュメンタリーなどなどを含めると計63本でした。今年は何度か更新を中断したりしたので、そのへんの影響が響いてしまったようです。う~ん…来年はもうちょっとペースアップを目指したいですね(汗


 【功夫動作片番付(ワースト10)】
第10位『霊幻少女 帰ってきたテンテン』
第9位『ファイアーボール 火の玉超特急』
第8位『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアン・モンキーグレート』
第7位『真説 タイガーマスク』
第6位『マッド・リベンジャー/怒りの鉄拳』
第5位『飛竜カンフー』
第4位『ブラックマスク2』
第3位『少林寺VS霊幻道士』
第2位『ブルージーン・コップ』
第1位『CIA』

 まずはワースト10の発表です。去年は邦画作品が多くランクインしていましたが、今年は香港からアメリカまで様々な地域の作品が名を連ねています。いずれも一癖も二癖もある物ばかりで、特に上位5作品はかなりの曲者でした。
豪華キャストを生かせなかった『飛竜カンフー』、CGに頼りすぎた『ブラックマスク2』、看板に偽りありの『少林寺VS霊幻道士』、ラスボスがショボい『ブルージーン・コップ』…。そして、そんな中で1位だった『CIA』は全てにおいて酷いという傑物でした。フレッド・オーレン・レイ…貴方の名前は絶対に忘れません(爆


 【功夫動作片番付(ベスト10)】
第10位『仮面ライダーW RETUNS 仮面ライダーエターナル』
第9位『金虎門/陰陽十八翻』
第8位『南北腿王/魔鬼教頭巧鳳凰』
第7位『龍形刀手金鐘罩』
第6位『Tha Sensei』
第5位『仮面ライダーW RETUNS 仮面ライダーアクセル』
第4位『Undisputed III: Redemption』
第3位『戦国水滸伝/嵐を呼ぶ必殺剣』
第2位『賣命小子』
第1位『ドラゴン太極拳』

 ワーストと同様に、今年のベスト10も日・米・香が出そろったラインナップになっています。日本からは特撮Vシネマの『仮面ライダーW RETUNS』が登場。若干の予備知識は必要ですが、俳優たちによる生身の肉弾戦は一見の価値があります。
今年は隔月の特集を通じて多くの作品に出会い、様々なタイプの映画を知ることができました。一口に傑作と言っても、ハチャメチャ奥義が乱舞する『金虎門/陰陽十八翻』のような物から、格闘ヒューマンドラマの『Tha Sensei』まで、その種類は実に多種多様です。
 また、トップ3に入った作品はどれが1位でもおかしくない名作揃いだったので、選定には凄く悩みました(笑)。ジミー先生も張徹(チャン・ツェー)も大変素晴らしかったのですが、最終的には怒涛の展開を見せた『ドラゴン太極拳』が1位という結果に相成りました。
来年は良作や駄作に関係なく、より多彩な映画と出会っていきたい…と思いつつ、本稿はこれにてお終いと致します。

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