NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

セリエA最終節!! 残留・降格チーム決定!!

2005-05-30 | セリエA
ユーヴェの2年ぶりの優勝が決まったセリエAも、「CL4枠目」と「降格チーム」は未だ決まらず。そしてついに迎えた最終38節!!
4位争いはウディネーゼとサンプドリアの争い! 残留争いはと言うと、降格が決定したのはアタランタのみで、なんと9位のリヴォルノ以下の全てのチームが残り「2つ」に入る可能性があるという大混戦ぶり!! この時期になると世界各国どこでも「残留・降格の条件」とか言って何通りかの条件をフリップにまとめて出すのが恒例だけど、今回のそれは「2187通り(ガゼッタ・デロ・スポルト調べ)」… とてもじゃないけど、自力残留ができないクラブのクラブ関係者でもどうすれば残留できるかよくわかってないんじゃないかな(笑)??
とりあえず言えるのは、レッジーナは「引き分け以上」で残留決定。フィオレンティーナは「勝ち点3」獲得以外に残留の道なし…
全ての試合が同時刻開催され、スカパーもなんと6試合生放送!!(笑)

そしてその6試合の結果は…


○フィオレンティーナ 3-0 ブレシア

得点)ミッコリ2(1PK)、リガノ


○ インテル 0-0 レッジーナ


○ボローニャ 0-0 サンプドリア


○ ローマ 0-0 キエーヴォ


○ウディネーゼ 1-1 ACミラン

得点)ディミケーレ / セルジーニョ


○ レッチェ 3-3 パルマ

得点)ピナルディ、ヴチニッチ、ダッラボーナ / モルフェオ、ブレシアーノ、ジラルディーノ


なんだこの引き分けの多さは!!!(特にこのスコアレスドローの多さはプレミアじゃありえない!!) ちなみに、「パレルモ VS ラツィオ」、「メッシーナ VS リヴォルノ」も引き分けで10試合中7試合が引き分け… セリエAのここ数節はほんと引き分けが多かったなぁ~。

そしてこの結果、フィオレンティーナが「当該成績」で同じ勝ち点のパルマとボローニャを上回り、WBA並みの大逆転残留!!!
パルマとボローニャが残留最後の可能性をかけてプレーオフで対戦!! あ~ぁ、どっちも「古巣」じゃん…
「CL4枠目」はウディネーゼに。 個人的にはサンプドリアが上がってほしかったなぁ… サンプの選手は現状に満足してるみたいだけど、ウディネはピサロとかディミケーレとかヤンクロフスキら主力がしょっちゅう「ビッグクラブに行きたい。」って言ってるもんなぁ。 と言ってるうちにヤンクロフスキのミラン移籍が決定! 夏に主力がごっそり抜けて「予備予選敗退」はありえるよ…


<最後に一言>
もう思い残すことはないぞ中田クン!!! 心置きなくリーガ・エスパニョーラに移籍してくれ!! 悪いこと言わないから、もうイタリアはやめなされ!!


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キリンカップ 日本 VS UAE

2005-05-28 | 日本代表
日本 0-1 UAE

得点)アロ・アリ

HOME)日本

            鈴木隆行   大黒将志

               小笠原満男

      三都主アレサンドロ           加地亮

            小野伸二   福西崇史

       坪井慶介   宮本恒靖    田中誠

                川口能活

交代)鈴木隆行 → 玉田圭司
    坪井慶介 → 本山雅志
     田中誠 → 茶野隆行
    福西崇史 → 稲本潤一


AWAY)UAE

                ハリル

                マタル
           ムバラク     アロ・アリ

       アブドラ    アブドル     アジズ

                アバス

         ナシーブ  モハメド  ハミス

                 ラビー


<一番の課題は「課題」が修正できないこと>
この試合を生で観戦したが、「ペルー戦の三浦淳宏」のようなささやかな希望すらなく、失望しか残らない試合だった。
結局、この試合ではペルー戦で見えた「得点力不足」と「カウンターの対処」という課題の修正はなされなかった。 前者は選手個人の技量の問題だが、後者は監督の指導力の問題。マークの受け渡しなどの連携が全くと言っていいほどなっていない。
また、選手の人選にも大きな問題がある。三浦淳宏が入って活性化された日本の「右サイド」は加地が復帰したことによって「逆戻り」。ペルー戦で散漫な動きに終始した福西はまたもスタメンで、この試合も中盤のフィルターとしての活躍はできなかった。

フィオレンティーナで構想外の中田(英)、メッシーナで無得点の柳沢が予選メンバーに招集されても疑問の声があまりあがっていないのは、ある種当然かもしれない。

先日、日本サッカー殿堂入りされた「日本サッカーの父」クラマーさんが国立競技場に訪問されていただけに、選手には日本サッカーの成長ぶりを見せてあげてほしかった。


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CL決勝 試合後の選手・監督・関係者のコメント

2005-05-27 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯
○監督

ラファエル・ベニテス(リバプール)
「今の気持ちを表現するための言葉が見つからない。1分目に失点した上に、ハリー・キューウェルも失い難しい試合になった。ハーフタイムには変更を加えなければならなかった。ゴールを決めれば状況は変わると選手に話したが、その通りになった。選手たちは自分たちを信じて勝った。鍵の選手はスティーブン・ジェラード。彼には私たちが必要とする強い精神力があった。」

カルロ・アンチェロッティ(ミラン)
「私たちは素晴らしい決勝を戦ったと思う。敗戦には値しないが、受け入れなければならない。選手は誇りに思うべきだと思う。あのような形(PK戦)で負けたのは苦痛だ。6分間にすべてを失ってしまった。チームは120分間よく戦っただけに、なぜあのようになったのか説明できない。PK戦は運。技術ではなく心理面が左右する。チームの中で最もPKのうまい3人が決められなかったら、どうすることもできない。


○選手

スティーブン・ジェラード(リバプール主将)
「前半は完全にミランに圧倒されたが、後半は私たちが素晴らしい内容のサッカーをしたと思う。00-3でハーフタイムを迎えたときは、試合終了後に涙を流すことになると思った。すべての選手が優勝するだけの試合をした。トロフィーを掲げたときは最高の気分だった。人生で最高の夜になった。功績はベニテス監督にある。ハーフタイムには、勝負が終わったわけではないので、気落ちしないようにと話してくれた。このような夜がある限り、リバプールを去ることなどできない。」

ジェイミー・キャラガー(リバプールDF)
「とても信じられない。歴史に残る決勝になった。ハーフタイムには落胆していた。次のゴールを決める必要があるので、攻撃に出なければならないと考えた。多くの人が、20年後、30年後になっても、今回の決勝のことを話題にすると思う。(延長戦の)最後に、イェルジーがシェフチェンコを止めたセーブは信じられない。」

イェルジー・デュデク(リバプールGK)
「(延長戦のシェフチェンコのシュートを)どのようにセーブしたかわからない。神様が私たちを救ってくれたのかもしれない。私たちを応援した人たちは本当に素晴らしかった。最高の気分だ。」


アンドリー・シェフチェンコ(ミランFW)
先ほど、試合のハイライトを観たが、とても落胆している。優勝は私たちの手中にあったが、あの6分間に投げ出してしまった。

ヨン・ダール・トマソン(ミランFW)
勝利を投げ出してしまい、とても残念だ。リバプールは後半に好調なプレーをしたが、私たちは10分間ほど集中力が途切れてしまった。すべての選手が落胆している。


○関係者

アドリアーノ・ガリアーニ副会長(ミラン)
国内リーグとチャンピオンズリーグの両方で2位に終わったが、決してひどいシーズンだったわけではない。今夜は、3点を許した6分間を除いては、素晴らしいミランを観ることができた。延長戦では私たちは勝とうとしたが、リバプールは正反対でPK戦に持ち込もうとしていた。



ちなみに、ミランはリーグ戦をあと1試合残してます… まぁこの日出た選手はもう試合なんかしたくないだろうなぁ~。 てことでスタメン注目!!


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リバプール、CL優勝!!!

2005-05-26 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯
ACミラン 3-3 リバプール
(延長)  0-0
 (PK)  2-3

リバプールがPK戦でACミランを破り、1984年以来(てことは管理人の生まれた年以来…)のヨーロッパ制覇!!!

得点)マルディーニ、クレスポ2 / ジェラード、スミチェル、シャビ・アロンソ(PK)


ACミラン)

            クレスポ   シェフチェンコ

                 カカ

       セードルフ             ガットゥーゾ
                 ピルロ

     マルディーニ                   カフー
              スタム     ネスタ

                 ジーダ

交代) クレスポ → トマソン
   セードルフ → セルジーニョ
  ガットゥーゾ → ルイ・コスタ

リバプール)

                 バロシュ

           キューウェル

       リーセ               ルイス・ガルシア

             ジェラード
                   シャビ・アロンソ

     トラオレ                      フィナン
             ヒーピア    キャラガー

                 デュデク


交代)キューウェル → スミチェル
       フィナン → ハマン
      バロシュ → シセ



<「経験値」の差が出た前半  ベニテスの采配ミス>
前半は百戦錬磨のミランと、CLではほとんどの選手が準決勝すら初めての経験だったリバプールとのビッグマッチにおける「経験値」の差が出た形となった。
試合開始52秒、カカがドリブルでトラオレのファウルを誘って得たFKをピルロが蹴り、マルディーニが右足ボレーで先制!! CL決勝戦の歴代最速ゴール!!マルディーニは公式戦2年半ぶりのゴール!

しかし、なぜベニテスはこれまでのCLの試合で機能していた「ジェラード、シャビ・アロンソ、ハマン」の3センターではなく「ジェラード、シャビ・アロンソ」のダブルボランチを敷いてきたのか…。CLでのユーヴェ、チェルシーとの戦いでヨーロッパにおけるリバプールのイメージは「守備のチーム」になったが、そこにはヒーピアとキャラガーのCBコンビの働きの他にハマンの活躍があった。ハマンが中央に位置することによって守備が安定し、さらにはジェラードとシャビ・アロンソが攻撃参加しやすくなる利点がある。決勝もこの布陣で臨むものと誰もが思っていたが、リバプールは前線にキューウェルを置いて形式上は「攻撃的」に来た。
しかし、ミランのカカが意外にも低い位置までボールを受けに下がったためにジェラードやシャビ・アロンソが引っ張られ、ディフェンスラインとボランチの間に広大なスペースができてしまい、このシステムは失敗に終わった。
その結果が39分と44分のクレスポのゴール。リバプールはミラン攻撃陣を抑えることができず、前半はこのまま3-0で終了。前半の試合内容・結果を見ればリバプールに勝ち目がないと誰もが思ったが、ただ1人、ベニテス監督だけは諦めてなかったようだ。


<ベニテス・マジック>
当たり前のことだが、リバプールは動いてきた。右SBのフィナンを下げてMFのハマンを投入。これで「トラオレ、ヒーピア、キャラガー」の3バックとし、ハマンをボランチに置いてジェラードを前に上げた。
その結果生まれたのが、54分のジェラードのヘディングでのゴール。これはスタムがマークを外したことによる「集中力の欠如から生まれた1点」だったかもしれないが、このリバプールの主将が挙げた「1点」が持つ意味は予想以上に大きかった。
これまで何度もチームを救い(元を正せば、グループステージ最終戦・オリンピアコス戦でのロスタイムでのジェラードのゴールがなければリバプールはイスタンブールの地どころか決勝トーナメントにもいなかった。)、後半開始からチームを鼓舞し続けた主将がゴールを決めると流れは俄然良くなった。
そして、2分後にはキューウェルの負傷退場によって交代して入ったスミチェルが豪快なロングシュートで2点目!!これで試合はわからなくなった! リバプールの勢いは止まらず、その4分後、ペナルティエリア内でジェラードが背後からガットゥーゾに倒されPK獲得!! キッカー、シャビ・アロンソのPKはジーダにセーブされたが、リバウンドを左足で押し込んでついに同点!!! これはわずか6分間の出来事だった。
リバプールは同点に追いついた3分後にも、リーセのシュートで勝ち越し点にあと一歩に迫る。ミランも70分にデュデクが低いクロスの捕球を誤った後、シェフチェンコがシュートを放つが、この試合もいつもの如く「穴」となっていたトラオレにゴールラインの前でクリアされた。 そして試合はこのまま90分を迎え、大会史上13回目の延長戦に突入することになった。

<イェルジー・デュデク!!>
ミランは、延長戦前半の終盤に途中出場していたトマソン、シェフチェンコが好機をつかむ。しかし、両チームに疲れが目立つようになり、試合はリズムを欠くようになった。それでもミランは、28分に絶好のチャンスを迎えた。しかし、シェフチェンコが連続して放ったシュートは、これまで相変わらずの不安定さを露呈していたデュデクのスーパーセーブによって止められ、決着はついにPK戦へ!(先週土曜のFA杯決勝もPK戦だったなぁ… いやぁ~疲れる。)

90分間でのリバプールの「ヒーロー」はジェラードだろうが、延長・PK戦での「ヒーロー」は魂のディフェンスを見せたキャラガーの他にGKのデュデクが挙げられるだろう。
PK戦でのデュデクは最高におもしろかった(笑) 「CL決勝のPK戦」という緊迫した状況の中でも視聴者を笑わせてしまう「幻惑のダンス」に惑わされたのか、セルジーニョとピルロが失敗!! リバプールも3人目のリーセがジーダに止められたが、ミランはその後、2季前のユーヴェとの決勝で最後のPKを決めた5人目のシェフチェンコがデュデクに止められ、リバプールがCL優勝!!


<今年も「サッカー」の魅力を教えてくれたCL>
昨年のポルトの優勝で「サッカーの怖さ」を存分に教えてくれたCLだが、今年の決勝も「サッカーの怖さ・おもしろさ」を教えてくれた。

「サッカーは何が起こるかわからない」

サッカーを見る人なら1度は聞いたことはあるフレーズだが、まさに今回の決勝戦はそのフレーズがピッタリ当てはまる。
後半の「魔の6分間」を除けばミランが上回っていたことは誰の目にも明らかだっただろう。ただ、あの6分間は「戦術・技術」といった言葉では表せない6分間だった。
シーズン1年間を通してほぼ完璧なパフォーマンスを披露し(今シーズンに限ればブッフォン以上という専門家も多い。)、この試合もほとんどノーミスだったジーダではなく、シーズン1年間を通して不安定で(来シーズンの放出要員とされている…)、この試合もビックリするようなミスが目立ったデュデクがPK戦で活躍したのも、何かサッカーのおもしろさがある。

てことで、全世界に告ぐ!! もうサッカーの試合結果を予想するのとか止めない???(笑)意味ないし、当たらないよ!!

この試合を録画して見たよい子のサッカー少年はデュデクのPKは絶対マネしないでね♪♪


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キリンカップ 日本 VS ペルー

2005-05-23 | 日本代表
日本 0-1 ペルー

得点)パサージョ

HOME)日本

            玉田圭司   鈴木隆行

               小笠原満男

      三都主アレサンドロ           三浦淳宏

            遠藤保仁   福西崇史

       坪井慶介   宮本恒靖    田中誠

                川口能活

交代)玉田圭司 → 大黒将志
    福西崇史 → 稲本潤一
    鈴木隆行 → 本山雅志


AWAY)ペルー

              モスト    アルバ

        ロバトン              メンドーサ

             ラローサ    パサラル

      ポルティージャ                テネマス
             ビジャルタ   グアダルーベ

                 フローレス


<進歩のないサッカーに相変わらずの課題>
ロスタイムの失点はそれほど深刻なものだとは思わない。引き分けでは満足せず、1点を取りにいくために前がかりになった結果、許した失点。 こういった状況でも「危機管理意識」を残しておかねばならないことを「本番」前にディフェンスラインが痛感できたのはむしろ好都合かもしれない。それまでの守備も特に問題はなく、中澤の代わりに入った坪井もよくやった。(「2軍以下」のペルー攻撃陣には本来ペルーが見せる華麗なパス回しも素早いカウンターもなかったことは確かだが)

問題なのは、もはや日本代表FWの代名詞となってしまった「決定力不足」。なにせシュートが枠に行かない。しかしこれも、Jリーグ無得点の玉田をスタメンで出していることを考えれば必然かもしれない。

ジーコの悪いところは、選手を「現在進行形」のコンディションで見ないことにある。
代表でそれなりの結果を残してきた鈴木・玉田はどんなにコンディションを落としてもスタメンとして使い、イラン戦でゴールを決めた福西は明らかにコンディション良好に見えた稲本より優先された。この起用方針は就任から全く変わってないようだ。
ギリシャをEUROで優勝させたレーハーゲル、イタリア3クラブ目となったユーヴェでも1年目でスクデットを獲得したカペッロ、そしてモウリーニョと「監督の手腕」がチームの成功に大きく影響するようになった昨今だが、日本代表のサッカーの「全て」が選手にかかってしまっている気がする…

しかし、この試合には大きな「収穫」もあった。それはもちろん「右サイド」の三浦淳宏。試合中に何度か見せた左へのサイドチェンジは加地にはないもので、三浦のFK、ロングスローはこれからも重要なオプションの1つとなるだろう。キープ力も高く、長らく「左偏重」だった日本代表が「右」から攻撃を作ることができた。
UAE戦では加地が復帰予定だが、ジーコがこの日の三浦の活躍を見てどのような決断を下すかが見物だ。


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アーセナル、FA杯優勝!!!!

2005-05-22 | アーセナル

アーセナル 0-0 マンチェスター・ユナイテッド
(延長)    0-0
(PK)     5-4
    (先攻)  マンU     (後攻) アーセナル
ファン・ニステルローイ ○    ローレン      ○     
     スコールズ   ×   リュングベリ     ○
      C・ロナウド   ○   ファン・ペルシー   ○
      ルーニー    ○ 
    A・コール    ○
      ロイ・キーン  ○     ヴィエラ      ○


アーセナルがPK戦でマンUを下して、2年ぶり通算10回目のFA杯優勝!!!!  しゃぁー!!ウォー!!!

 

アーセナル)

                ベルカンプ


         ピレス              レジェス

            ヴィエラ       セスク
              ジウベルト・シウバ
     A・コール                    ローレン
             センデロス    トゥーレ


                 レーマン

交代)ベルカンプ → リュングベリ
      セスク → ファン・ペルシー
      ピレス → エドゥー


マンチェスター・ユナイテッド)

               ファン・ニステルローイ
      C・ロナウド                ルーニー

              スコールズ
                     フレッチャー
                ロイ・キーン

      オシェイ                     ブラウン
            シルベストル   ファーディナンド


                   キャロル

交代)  オシェイ → フォーチュン
   フレッチャー → ギグス


<ヴェンゲルが犯した「ミス」>
上のアーセナルのシステムを見てお気づきでしょうか? この試合、就任以来かたくなに貫いてきたクラシックな「4-4-2のボックス型」ではなく、試したこともないベルカンプの1トップと3センターを敷いてきたヴェンゲル…
彼は何を血迷ったのか…
ベルカンプという選手はコンビを組むFWの少し後ろでタメを作ったりパスを出したりとゲームを作るのが得意な選手。 同じ1トップのファン・ニステルローイとは全く違うタイプなのだ。案の定、試合ではベルカンプには運動量を要求され、彼のプレーの特質上どうしてもボールをもらいに下がってきてしまい、前線に人がいなくなってしまうため遅攻しかできなくなってしまった。
なぜ、ここにきてシステムを変えたのか。ここ数試合ベルカンプとのコンビが冴えるファン・ペルシーを2トップの一角に置く、大爆発したエバートン戦と同じシステムで試合に臨むべきだったはず。アーセナルのファンの方なら誰もがこのヴェンゲルの采配に首をかしげたことだろう。


<必然的に響いたミス>
やはりFA杯は特別だった。「CLともリーグ戦のビッグマッチとも違う特別な雰囲気」カーディフ・ミレニアム・スタジアムにはあった。こういった特別な舞台でものを言うのは「経験」だ。
立ち上がり、若いトゥーレとセンデロスのCBのコンビはいつもなら確実に繋げるボールをセーフティに外に出さざるを得なかった。徐々に時間が経つにつれアーセナルがパスを回せるようになり攻撃をしかけるがシュートまで持ち込めない。 対するマンUもアーセナル対策を打ってきた。これまでの試合(EURO2004決勝T1回戦も含む)でA・コールとのマッチアップに苦戦してきたロナウドは2月1日のハイバリーでの試合の後半同様、ポジションを左に移してローレンと対峙した。この「ロナウドVSローレン」の対決は終始ロナウドの圧勝で、ここから多くのチャンスを作り出した。 さらにマンUはファン・ニステルローイのポストプレーを起点にして右に位置したルーニーも破壊的なドリブル突破を見せ、アーセナルゴールに何度も襲いかかる。

後半もどちらもメンバー交代なしで始まる。 つまり、アーセナルはあのシステムのまま… そして案の定、後半も攻撃のリズムが作れず、マンUの攻撃は激しさを増す。(正直、この時点ではヴェンゲルへの怒りが頂点に達し、応援どころじゃなかった…)


<「守護神」レーマン!!>
明らかにマンUの流れ。 点が入るのは時間の問題と思われたが、この日は違った。なんと、今シーズン常に「お荷物」とされ、信頼感ゼロだったレーマンがスーパーセーブ連発!!!
もはや「おなじみ」となってしまったハイボールの処理ミスもなく、アーセナル移籍以来最高のパフォーマンスを披露する!! 何度も何度も何度もピンチを迎えるがセンデロス、トゥーレ、コール、そして主将ヴィエラも体を張りなんとか防ぐ!そして90分では決着がつかず、試合は延長戦へ!
この時点で頭をよぎったのはPK戦勝負。アンリ抜きでファーディナンドを中心としたマンUディフェンスから得点を奪うのは難しい。ただ、今日のキャロルとレーマンの出来を比較すればPK戦なら勝てる!!(さらにFA杯ではアーセナルはシェフェールド戦でPK戦をすでに経験している!)
延長前半こそアーセナルはボールを支配するが、速攻も遅攻もする体力が残っておらず、得点の可能性を感じさせるのはファン・ペルシーのセットプレーのみだった。延長後半はまたもマンU攻撃陣に攻められるがここもレーマンがファインセーブ連発!! そして、延長戦でも決着がつかず、ついにPK戦へ!!(試合後のヴェンゲルのコメントによれば、PK戦に持ち込む考えはやはりあったらしい。)

この日絶好調なレーマンならPKは苦手としているけど、いける!! そして国際映像も「この日のレーマンVSキャロル」ではおもしろくないと思ったのか、マンUベンチにいるGKハワードを映す(笑) お願いだからキャロルのままでいてくれぇ~!! 交代枠1つ残ってるけど、PK戦のためにキーパー代えるなんてなしだぞ!! という祈りが通じたからか、ファーガソンがキャロルのことを周りが思うより信頼してるからかは定かではないが(おそらく後者)、このままPK戦へ。 しかし、選択されたのはマンUサポーターが陣取るゴールの方へ!…
プレッシャーがかかる中ファン・ニステルローイが決めると、アーセナルはホワイト・ハート・レインでのトッテナムとの試合でPKを任されたローレン(PKは意外にうまい)が1番手! 落ち着いてキャロルの逆をつく! そして、運命が分かれた瞬間。マンUの2番手スコールズが蹴ったボールをレーマンがセーブ!!!!
その後はマンUのキッカーが全員成功するが、アーセナルの選手もきちんと成功し、最後はキャプテンのヴィエラが決めて優勝!!!!!

正直言って内容では完敗だし(てか、ルーニーといいロナウドといい何でアーセナル戦になるとあんなに力を発揮するんだ?? マンUの試合もほとんど見てるけど今季最高のパフォーマンスじゃないかな?)、ヴェンゲルの采配にはめちゃめちゃ文句あるけど、もうどーでもいいや!! 決勝でライバルを倒すことほど気持ちいいもんはない!!プラス方面で考えると、アーセナルもこういう勝ち方ができるってことがわかってうれしかった! それに、レーマンのせいで負けた試合は何度もあったけど、レーマンの「おかげ」で勝った試合を初めて見た!!(笑)来季は戦力を充実させて、是非「念願」を達成してくれ!!(正直、まだ時間はかかるかなぁ~、笑)


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ユヴェントス、セリエA優勝!!!

2005-05-21 | セリエA
イタリア・セリエAで20日、ACミランがパレルモと3-3で引き分け、この日試合のなかったユヴェントスの2季ぶり28回目のリーグ優勝が決定!! ミランは3-1で前半を折り返したが、後半に追いつかれた。この結果、勝ち点82のユヴェントスは、リーグ戦を1試合残すミランを同4上回るため、今季の首位が確定した。これでカペッロはACミラン、ローマに続き監督として3クラブ目のスクデット獲得!!


ACミラン 3-3 パレルモ

得点)セルジーニョ2、トマソン / OG(コスタクルタ)、トニ(PK)、バローネ

HOME)ACミラン

            トマソン   クレスポ

     セルジーニョ               ブロッキ

           ルイ・コスタ   ドラソー

   パンカーロ                     マルソラッティ
           コスタクルタ   シミッチ

               アッビアーティ


AWAY)パレルモ

                 トニ


             ザウリ     マリアーノ・ゴンザレス
     グロッソ                     サンターナ
            コリーニ      バローネ

      バルザーリ   テルリッツィ   ザッカルド

               グアルダルベン


<「ターンオーバー」の失敗>
25日にリバプールとのCL決勝を控えるミランのアンチェロッティ監督は、主力選手を温存して本拠地での今季最終戦に臨んだ。それでも8分にセルジーニョのゴールで早々と先制。1分後にコスタクルタのオウンゴールで同点に追いつかれたが、16分にクレスポのヒールパスからセルジーニョが2点目を挙げた。勢いに乗るミランは32分にもブロッキのクロスからトマソンがボレーで追加点を挙げ、ユベントスの優勝は先送りになりそうな状況になった。
しかし、後半に入ると現在6位で来季のUEFA杯出場権を狙うパレルモが反撃。77分にザウリが獲得したPKをトニが決めて追い上げると、79分にはバローネが至近距離から同点ゴールを決めた。

結局のところ、アンチェロッティのターンオーバー制の使用が敗因となった。試合勘の乏しいアッビアーティ、コスタクルタらの動きは悪く、18歳のマルソラッティにはまだセリエAの舞台は荷が重かった。 だが、もともとスクデットを取れる可能性は低かったため、アンチェロッティがこの采配を「当然の選択」と言うように、やむを得ない結果だったことは否めない。それに、これでミランはCLに完全に専念できる。CLに勝てばこの采配は「素晴らしい選択」と称えられるだろう。


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コンフェデレーションズカップ、ブラジル代表メンバー発表!!

2005-05-21 | ニュース
来たるバルセロナの日本遠征でホナウジーニョが日本に来るのか、来ないでブラジル代表として日本代表と戦うのかが注目されていたわけですが(何よりブラジル代表がどの程度のメンバーでコンフェデに臨むのかが疑問でしたけど…)、ついにその代表メンバーが発表!! ずいぶん早いなぁ~ メンバーは以下の通り。


GK
ジーダ(ACミラン)、ゴメス(PSVアイントホーフェン)、マルコス(パルメイラス)

DF
シシーニョ(サンパウロ)、ベレッチ(バルセロナ)、ルシオ(バイエルン・ミュンヘン)、フアン、ホッキ・ジュニオール(以上レバークーゼン)、ルイゾン(ベンフィカ)、レオ(サントス)、ジウベルト(ヘルタ・ベルリン)

MF
エメルソン(ユヴェントス)、ヘナト(セビージャ)、ジウベルト・シウバ(アーセナル!!)、ゼ・ホベルト(バイエルン・ミュンヘン)、カカー(ACミラン)、アレックス(フェネルバフチェ)、ホナウジーニョ(バルセロナ)、ジュニーニョ・ベルナンプカーノ(リヨン)

FW
ホナウド(レアル・マドリード)、ホビーニョ(サントス)、アドリアーノ(インテル)、ヒカルド・オリベイラ(ベティス)


コンフェデの前に行われるW杯予選パラグアイ戦、アルゼンチン戦のメンバーからは、カフーとシシーニョ、ホベルト・カルロスとレオ、ヒカルジーニョとアレックスが交代。まぁ要するに「ベストメンバーからホベルト・カルロスとカフーを抜いたメンバー」ってわけ。この両SBについてはパヘイラ監督も「十分知っているので他のオプションを試したい。」とのこと。W杯のレギュラーは確定ですな。 この前、日本最高峰のサッカー番組「Foot viernes」で倉敷さんが言ってたけど、カフーとホベルト・カルロスの2人はこの10年近くの間に「代表のポジション争い」でそれぞれ30~40人の選手に勝ってきたらしい… 「SBの国ブラジル」と言えどこの2人は特別か…恐ろしや…

でも今回レギュラーになるであろう右SBのシシーニョと左SBのレオはかなりいい選手ですよ!! シシーニョは長くサンパウロで活躍する超攻撃的SBだし運動量も豊富。レオはサントスの攻撃の重要な生命線。安定感もあり、どう考えてもマクスウェルやジュニオール、グスダボ・ネリーなんかよりはホベカルに近い活躍ができると思ってたけど、久々に選ばれたみたいです。

でも、このブラジル代表は我が日本代表とも対戦するんで、是非この2人には日本のファンに
「シシーニョとレオ?そんな奴出てたっけ??」
と忘れられる存在になってほしいものです(笑)


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強豪国最新情報!!(代表メンバー)③

2005-05-20 | ニュース
アジア同様、ヨーロッパもW杯予選が近づいてきたんで今回は最新の代表メンバーを紹介してきまぁ~す。


<ポルトガル>
GK
リカルド(スポルティング・リスボン)、キム(ベンフィカ)

DF
フレシャフト(ディナモ・モスクワ)、ジョルジュ・アンドラーデ(デポルティボ・ラ・コルーニャ)、リカルド・カルーバリョ(チェルシー)、フェルナンド・メイラ(シュツットガルト)、マルコ・カネイラ(バレンシア)、ミゲウ(ベンフィカ)、ヌーノ・バレンテ(ポルト)

MF
アレックス(ビトーリア)、チアゴ(チェルシー)、ジョルジュ・リベイロ(ディナモ・モスクワ)、リカルド・コスタ、コスティーニャ、マニシェ、リカルド・クアレスマ(以上ポルト)、ルイス・フィーゴ(レアル・マドリード)、ペティート(ベンフィカ)、デコ(バルセロナ)、ルイス・ボア・モルテ(フルハム)、クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)、マヌエウ・フェルナンデス(ベンフィカ)

FW
パウレタ(パリ・サンジェルマン)、ヌーノ・ゴメス、シモン・サブロサ(以上ベンフィカ)、エウデル・ポスティガ(ポルト)

何と言っても一番の話題はフィーゴの復帰!! 現在はレアルで出番も少なく、今シーズン全体のパフォーマンスを見ても低調でレアル移籍以来最悪のシーズンだったと言えるだろう。それに、勢いづくポルトガル国内リーグの若手の台頭もあり、いくら「英雄」のフィーゴといえど居場所があるのか疑問… 代表だけすごい活躍しちゃったりして…


<ドイツ>
GK
ヒルデブラント(シュツットガルト)、カーン(バイエルン・ミュンヘン)、レーマン(アーセナル!!)

DF
フリードリヒ(ヘルタ・ベルリン)、ヒンケル(シュツットガルト)、フート(チェルシー)、メルテザッカー(ハノーファー96)、オヴェモエラ(ビーレフェルト)、シュルツ(ブレーメン)

MF
バラック、ダイスラー、フリングス、シュバインシュタイガー(以上バイエルン・ミュンヘン)、ボロウスキ、エルンスト(以上ブレーメン)、ハマン(リバプール)、ヒツルスペルガー(アストン・ビラ)、シュナイダー(レバークーゼン)

FW
アサモア、ハンケ(以上シャルケ04)、クローゼ(ブレーメン)、クラニィ(シュツットガルト)、ポドルスキ(1FCケルン)

プレミア勢が4人選出!! と言っても、その内ハマンとヒツルスベルガーの2人は来季のブンデス復帰が濃厚…(ヒツルスベルガーはどっか決まったらしいけどどこか忘れました… レーマンもどこかに移籍するって話みなさん知りませんか??笑) こうして見ると、MFは02年からたいして若返ってないな… ハタから見たドイツ代表最大の謎「ダイスラーの過保護」は結局続く…

何であそこまで大事に大事に扱うんやろね? うまい選手だとは思うけど、そこまですごい選手かなぁ… 練習でよっぽどすごいのかも(笑)


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UEFA杯決勝 スポルティング・リスボン VS CSKAモスクワ

2005-05-19 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯
スポルティング・リスボン 3-1 CSKAモスクワ

得点)A・ベレズツキ、ジルコフ、ヴァグネル・ラブ / ロジェーリオ

スポルティング・リスボン)

            サ・ピント   リエジソン

     ペドロ・バルボサ             ロジェーリオ

          モウティーニョ   ロッケンバック

     テージョ                     ミゲル・ガルシア
              ベト     エナカレーリ

                リカルド


CSKAモスクワ)

           ヴァグネル・ラブ    オリッチ

              ダニエル・カルバーリョ
     ジルコフ                     オディアー

             ラヒミッチ    アルドニン

     A・ベレズツキ   イグナシェビッチ   B・ベレズツキ

                 アキンフェエフ


<「ホーム」の利を生かした前半>
「もう1つのヨーロッパ・コンペティション」UEFA杯の決勝が、偶然にも、決勝まで勝ち上がってきたスポルティングのホーム「ジョゼ・アルバラーデ・スタジアム」で開催!!
前半はその「ホーム」のスポルティングがアドバンテージを存分に生かした展開となった。

完全なアウェイの環境で浮足立つCSKAに対し、大歓声を受けて勢いづくスポルティングが立ち上がりからシュート攻勢をかける。
個人技を生かしたパス回し、キープ力はやはり「ポルトガルらしい」もので(ちなみにポルトガルのリーグでは、同じポルトガル語を母語とするブラジル人選手は「外国人」に含まれない。)CSKAはただただ守備を強いられた。

そして前半29分、ロジェーリオの素晴らしいミドルシュートが決まってついにスポルティングが先制!! この後もスポルティングが攻め続ける展開だったが、CSKAがなんとか凌いで前半は終了。
前半のシュート数はスポルティングの11本に対しCSKAは2本…
これを考えればCSKAは前半を「1-0で終えられてラッキーだった」と言えるだろう。


<波乱の後半  サッカーの怖さ>
スタジアムの雰囲気にようやく慣れたのか、CSKAは前半と比べて落ち着きを取り戻した。
素早いカウンターが機能し、守備一辺倒の前半とは違い「得点の可能性」が見えてきた。
そして後半12分、03年ワールドユースブラジル優勝メンバーのダニエル・カルバーリョの左足FKを、A・ベレズツキが頭で合わせて同点!!!
そして30分には、またもダニエル・カルバーリョが左サイドをドリブルで上がり、激しいタックルを受けながらも前線のジルコフへスルーパス! これをジルコフが落ち着いてGKリカルドの足の間を抜くシュートを決めて逆転!!

落胆するスポルティングと歓喜のCSKA。
その様相は3点目が如実に表した。

スポルティングは、ミドルシュートをGKアキンフェエフに攻守された後、テージョが右サイドからクロス! これをロジェーリオがゴール前約2メートルの位置から合わせるがシュートをポスト直撃!
はね返ったボールを捕球したアキンフェフは、素早いカウンターアタックを始め、同点を狙い最終ラインを上げていたスポルティングは対応できず、左サイドを上がったカルバーリョは、中央で完全にフリーになったヴァグネル・ラブへパス! これをラブが落ち着いてGKリカルドをかわし、無人になったゴールに蹴り込み3点目!!!

わずか数秒間の出来事。
スポルティングは「同点の決定的チャンス」を迎えてから数秒後に「試合を決定づけるダメ押し点」を決められた。

このまま時間が流れ、試合終了!! CSKAモスクワがロシア勢初のヨーロッパタイトルを手にした!!


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プレミアシップ最終節!! そして残留・降格チーム決定!!

2005-05-16 | プレミアシップ・FA杯
プレミアシップがついに最終38節を迎え、長かった今シーズンも終了!!!
そして、最終節までに降格「決定」チームが1つもなく、「勝ち点差2」の中に4チームがひしめき合っていた稀に見る混戦の残留争いも決着!!

第37節までの順位は…

              (勝ち点)
17位 ノーリッチ      33

18位 サウサンプトン   32

19位 クリスタルパレス  32

20位  WBA        31

このうち3チームが降格。ノーリッチが唯一「自力で」残留を決められるチームとなっていてアウェイでフルハムと対戦。セインツはホームでマンUと。クリスタルパレスはここ6試合の成績が最も悪いチャールトンとアウェイで。WBAは年明けからホームのホーソンズ・スタジアムではアーセナルにしか黒星を喫しておらず、ホームで強く相手も「UEFA杯出場権なし・降格なし」でモチベーションの低いポーツマスだが、他の3チームがどこか1つでも勝てば残留の可能性はなくなるため一番厳しい条件…

そして、試合は…


○サウサンプトン 1-2 マンチェスター・ユナイテッド

得点)OG(オシェイ) / フレッチャー、ファン・ニステルローイ

HOME)サウサンプトン

           オーメロッド   アンリ・カマラ

      ル・ソー                 プルットン

             クアシー   レドナップ

    ベルナール                     テルファー
           ルンデクヴァム  ヒギンボザム

                  ニエミ


AWAY)マンチェスター・ユナイテッド

              ファン・ニステルローイ
                           ルーニー
         ギグス
                アラン・スミス

                     フレッチャー
             フォーチュン

      オシェイ                     ブラウン
            シルベストル   ファーディナンド

                  キャロル


◯フルハム 6-0 ノーリッチ


◯ウェスト・ブロムウィッチ 2-0 ポーツマス

得点)ホースフィールド、リチャードソン


◯チャールトン 2-2 クリスタルパレス

この結果…
              (勝ち点)
17位   WBA      34


18位 クリスタルパレス 33

19位 ノーリッチ      33

20位 サウサンプトン   32

最も望みの薄かったWBAが残留決定!!!


<土壇場で涙>
しかし、クリスタルパレスとの試合を戦っていたチャールトンのジョン・フォーチュンが残り8分に同点ゴールを決めなければ、違った展開になっていた可能性もあった。イアン・ダウイー監督率いるパレスは、前半にブライアン・ヒューズに先制点を奪われたものの、フリードマンのゴールとアンディ・ジョンソンが決めたPKにより、逆転に成功。プレミアシップ残留をほぼ手中に収めたかに見えた。だが結局、終盤にそのフォーチュンに同点とされ、降格が決まった。


<セインツも降格>
サウサンプトンは、マンUに1-2と敗れ、チャンピオンシップ(2部リーグに相当)に降格することになった。セインツは、マンUのジョン・オシェイのオウンゴールで先制。この時点ではセインツが「残留に一番近いチーム」だったが、リードしたのもつかの間だった。マンUは、そのわずか9分後にフレッチャーが同点ゴール。63分には、ファン・ニステルローイがヘディングでゴールを奪い、サウサンプトンの運命を決めた。


<ノーリッジ呆然…>
降格圏外で最終節を迎えていたノーリッチだったが、序盤にマクブライドに先制ゴールを奪われると、その失点のショックから立ち直れないうちに、再びマクブライドに追加点を許した。勢いづいたフラムは、その後もブバ・ディオプ、ナイト、マルブランク、アンディ・コールが得点し、6-0の大勝を飾った。


<UEFA杯出場チームも決定!!>
ミドルズブラは、敵地で行われたマンC戦を1-1の引き分けに持ち込み、2季連続でUEFA杯出場が決定!!(今シーズンは昨シーズンのカーリングカップ優勝により出場)

これでUEFA杯に出場チームは、
ミドルズブラ、ボルトン、リバプール(CL優勝ならCL行きの可能性あり)となった!!


プレミアシップは終わった。さぁFA杯だ!!!!


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バルセロナ、リーガ・エスパニョーラ優勝!!!

2005-05-15 | リーガ・エスパニョーラ
スペイン、リーガ・エスパニョーラ首位のバルセロナが14日、レバンテと1―1で引き分けて勝ち点を82とし、6季ぶり17度目の優勝!!!

セビリアと2―2で引き分けた2位のレアル・マドリードとの勝ち点差は6。ともに残り2試合で、Rマドリードが連勝、バルセロナが連敗して勝ち点で並んでも、直接対決の成績で上回るバルセロナの優勝となる。


レバンテ 1-1 バルセロナ

得点)リベラ / エトー


<優勝へのプレッシャー>
先に試合を終えたレアル・マドリードの結果により、優勝のためには「引き分け以上」という軽いハードルが課された。しかしこれまでと違って優勝が「本当の」目前にまで迫ったプレッシャーからか、立ち上がりからバルセロナはおかしかった。
先制ゴールを許した後もイージーミスから何度も決定的場面を迎え、選手達の心理状態も普通のものではなかった。
しかし、現在得点王争いトップのエトーが60分に同点ゴールを決めると、
「このまま一刻も早く試合を終えて重圧から解放されたいバルセロナ」と、
「残留にむけてバルセロナ相手に勝ち点1でも満足なレバンテ」
の思惑が合致し、残りの時間はプジョルとマルケスのボール回しに… レバンテの選手達も取りに行かず、ただただ時間が過ぎて試合終了。バルセロニスタは歓喜に酔いしれていたが、今シーズンのバルセロナの試合の中で最も「お粗末」な試合であったことは間違いないだろう…

ただ、今シーズンのこれまでを見れば優勝に値するチーム。是非、そのままの勢いとメンバーで日本に来てもらいたいものです。

メッシーとかダミアーがスタメンなら金返してもらうからな~!!!(笑)


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イングランド代表メンバー発表!!!

2005-05-14 | ニュース
FAは5月28日にシカゴでアメリカ戦、その3日後にニューヨークでコロンビア戦に臨む代表メンバーを発表した。


GK
グリーン(ノーリッジ)、カーソン(リバプール)、ジェームズ(マンC)

DF
A・コール、キャンベル(以上アーセナル!!)、アップソン(バーミンガム)、ブラウン、G・ネビル、P・ネビル(以上マンU)、ジョンソン(チェルシー)

MF
ジェナス(ニューカッスル)、ダウニング(ミドルズブラ)、ベッカム(レアル・マドリード)、キャリック(トッテナム)、J・コール(チェルシー)、ハーグリーブス(バイエルン・ミュンヘン)、ライト=フィリップス(マンC)

FW
スミス(マンU)、オーウェン(レアル・マドリード)、クラウチ(サウサンプトン)、A・ジョンソン(クリスタル・パレス)、デフォー(トッテナム)



代表で見慣れない名前では、キャリック(2001年5月のメキシコ戦でイングランド代表デビューを果たすが、最後に代表としてプレーしたのは、同年8月のオランダ戦。所属するトッテナムでは、サンティニ前監督時代にこそ冷遇されていたが、マルティン・ヨル現監督の下で大活躍を見せている)と、204cmの身長を持つピーター・クラウチが初召集。ベッカムのクロスの存在意義がなくなりつつある今の代表にとってはクラウチは重要なオプションの1つのなる可能性がある。

<スター選手は不参加…>
ランパード、ジェラード、ファーディナンド、ルーニーら、レギュラーの多くは、今回の遠征に参加しない…

こうなってくるとアーセナルサポーターとしては、キャンベルは怪我で出遅れたからしょうがないとしてもA・コールを呼ぶな!!! って話になるんだよなぁ… レギュラーは確実だろうし。


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プレミアシップ アーセナル VS エバートン

2005-05-13 | アーセナル
アーセナル 7-0 エバートン

得点)ファン・ペルシー、ピレス2、ヴィエラ、エドゥー(PK)、ベルカンプ、フラミニ

HOME)アーセナル

          ファン・ペルシー
                   ベルカンプ

       レジェス              ピレス

           ヴィエラ    エドゥー

    A・コール                  ローレン
           キャンベル  センデロス   

               レーマン

交代)ファン・ペルシー → アンリ
         ヴィエラ → フラミニ
          ピレス → セスク


AWAY)エバートン

               ビーティー


        キルバーン          マクファデン
            アルテタ   ワトソン
               カーズリー

     ピストーネ                 ヒバート
             ヨボ     ウィア

                ライト


<ホームラストゲーム!!>
今シーズンのホームラストゲーム!!
マンUがチェルシーに敗れたことで今季を「2位」で終えることが決定したアーセナルと今季を「4位」で終えて来季のCL予備予選3回戦出場権を獲得することが決定したエバートンが対戦! しかし、今季最後の大一番「FA杯決勝」を控えるアーセナルと「4位」がすでに確定してモチベーションが低下したエバートンの対戦はとても「2位 VS 4位」のものではなかった。


<ベルカンプ・ショー!!>
この試合は完全なベルカンプのショータイム!!まずは「同郷」の後輩ファン・ペルシーのゴールをアシストすると、ピレスのゴールにも絡み、ヴィエラのゴールもアシスト!
完全にアーセナルが試合を支配して前半を終えると、後半からは一ヶ月ぶり復帰のアンリと同じく怪我上がりのフラミニを投入!(この試合は2月1日のマンU戦で怪我をしたキャンベルも復帰し、FA杯決勝に向けて選手層は厚くなった!)
後半もピレスが口火を切ると、今度はアンリがドリブルでしかけ、マッチアップしたカーズリーの手にボールを当ててPK獲得!!(完全に「狙い」…ちょっとカーズリーがかわいそうだったなぁ~、笑)
そして選手達はこのPKを、今季終了後に契約満了を迎え移籍が確実視されているエドゥーに譲り、これをエドゥーがしっかり決めて5点目!! サポーターは祝福半分ブーイング半分で複雑な感情を持っていることが伺えたが、チームメイト全員がエドゥーのもとに行き、別れを惜しむように祝福!!
そしてこの試合のハイライトは77分、これまで好アシストを連発してきたベルカンプがキーパーとの1対1を決めてゴール!!大歓声のハイバリー!!サポーターは「One more year!」の大合唱!! 1年の契約延長を希望しているベルカンプに対し、まだオファーを出していないヴェンゲル監督へのアピールだろう。(時間限定出場でコンディションを整えながらならまだまだトップレベルでできる選手。残ってくれ~!!頼むぞボス!!) 最後はアンリが鋭い切り返しから左足でクロスを上げ、これをレジェスが右足で折り返してフラミニがゴール!!「7点」という大量スコアでホームラストゲームを飾った!!


<バイバイ、エドゥー>
やはりエドゥーの移籍は決定のようだ。
2001年にコリンチャンスから移籍してきた時は普通の「ブラジル人選手」。しかも、実はヴェンゲルは他のお目当ての選手をブラジルまで視察に行った時にエドゥーを気に入り獲得したという「偶然の産物」だったエドゥー。それがアーセナルで成長し、同じポジションの02年W杯優勝メンバー、ジウベルト・シウバがアーセナルに移籍したことで同時に代表監督の目に留まり、ついに「セレソン」まで昇りつめた。今季は怪我に加えてセスク、フラミニの台頭もあり出番は少なく、不本意なシーズンだったかもしれないが、最後に残る大一番で活躍して是非ファンにいい思い出を残してほしいところだ。


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プレミアシップ マンチェスター・ユナイテッド VS チェルシー

2005-05-11 | プレミアシップ・FA杯
マンチェスター・ユナイテッド 1-3 チェルシー

得点)ファン・ニステルローイ / チアゴ、グジョンセン、J・コール

HOME)マンチェスター・ユナイテッド

             ファン・ニステルローイ

        ルーニー            C・ロナウド

            スコールズ
                    フレッチャー
                ロイ・キーン

     シルベストル                  G・ネビル
             ブラウン  ファーディナンド

                 キャロル


AWAY)チェルシー

                グジョンセン

         J・コール           ジョンソン

              ランパード
                     チアゴ
                 マケレレ

      ギャラス                   ジェレミ
              フート   カルバーリョ

                クディチーニ


<遅すぎたビッグゲーム2>
プレミアシップ開幕戦で対決した両チームがマンUのホーム、オールド・トラッフォードで対戦!!
リーグ優勝が決まり、CLに敗退したチェルシーが残された試合にモチベーションを維持する理由があるとしたら、それは「最小失点記録」の更新と、この名門マンU相手に「シーズン・ダブル」を達成して今季を締めることだっただろう。(ちなみに、これまでの最小失点記録は98-99シーズンにアーセナルが記録した17失点!)
逆にマンUはその開幕戦のリベンジ、そして来季対戦時に苦手意識を与えておく意味でも勝っておきたかった。

しかし、フタを開けてみればチェルシーのスタメンは… テリーは怪我で大事をとって欠場。チェフは控えに。そして驚きはジョンソンの右ウイングと控えのグラント(17歳)… マンUはチェルシーに「消化試合」の位置づけをされたことは否めなかった。

<「地力」の違い>
この試合はチェルシーの圧倒的実力とプレミアシップの「勢力図」の変更を如実に印象づけた。
未だホームでは無敗のマンUは前半7分にニステルローイが先制し、「名門」の意地を見せるが、この試合の見せ場はここまで。
16分にチアゴのミドルで同点とすると(キャロルは全く反応できず)、後半15分にはグジョンセン、37分にはコールに決められた。この間のマンUはプレーぶりは今季の悪い場面の「ハイライト」を見ているようだった。
キャロルの不安定さ。中盤でのボールロスト。ロナウドの持ちすぎ。スコールズの不調。チーム全体の精神的未熟さ。と、欠点を露呈した。逆にチェルシーは「王者」の自信からか試合全体を通して余裕が感じられた。試合前、
「チェルシーとユナイテッドにそれほど差はない。」
と語ったファーガソンだが、自分の首を自分で絞めることになってしまったようだ。
アブラモビッチによる豊富な資金力で更なる補強をもくろむチェルシー。(左SB、FWは誰もが認める補強ポイントだろう。)来季、アーセナルとマンUはそのチェルシーとの差を縮めるどころか広げられる可能性が高い…


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