NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

コパ・リベルタドーレス準決勝 2nd leg リーベル・プレート VS サンパウロ

2005-06-30 | 南米サッカー
リーベル・プレート 2-3 サンパウロ

得点)ファリアス、サラス / ダニーロ、アモローゾ、ファボン

HOME)リーベル・プレート

             ファリアス    サラス

                ガジャルド

         サパタ             ルイス・ゴンザレス

               マスチェラーノ

     ドミンゲス                   ディオゴ
             トゥッシオ    アメリ


               コンスタンツォ


AWAY)サンパウロ

             ルイゾン
                    アモローゾ

        ダニーロ              ソウザ

                 ジョスエ

    ジュニオール                   ミネイロ

       アレックス    ルガーノ    ファボン


               ホジェリオ・セニ


1st legで0-2で落としているため先制点を与えると苦しくなるリーベルだったが、11分、1st legで活躍してこの日先発起用されたソウザのCKからダニーロが頭で合わせてアウェイのサンパウロが先制!!ダニーロは2試合連続の先制点!

これで勝利するためには4点が必要になってしまったリーベルは左SBのドミンゲスに代えてMFモンテネグロを投入。4バックから3バックに変更。当然のことながら攻撃的に出てきた。
しかし、ファボン、アレックス、ルガーノのCB3枚のディフェンスは堅く、逆にカウンターからサンパウロが何度かチャンスを作る展開となった。
ホームの大観衆の声援に応えたいリーベルは35分にサラスの素早いリスタートからファリアスがボレーで決めて同点!! 勢いに乗るリーベルはその後もガジャルドが2度惜しいシュートを放つが、1つはクロスバー、もう1つはホジェリオ・セニに阻まれ前半はこのまま終了。

後半さらに攻撃的姿勢を見せるリーベルだが、ゴールがどうしても奪えない。 そして、サンパウロは後半初めてのカウンターがものの見事に決まり、ジュニオールのグラウンダーのクロスをアモローゾが合わせて決定的な2点目!!アモローゾは移籍後初ゴール!
この展開になるとリーベルが戦意喪失してしまうのは予想できたが、やはりそうなってしまったた。後半35分にまたもカウンターからファボンにゴールを許し勝負あり。リーベルはサポーターが暴動を起こしてサンパウロのサポーターと衝突する中サラスが1点を返すにとどまった。
サンパウロは「ブラジルらしからぬ」完璧なアウェイの戦いをやり遂げて決勝進出!!

1st legでの感想で訂正がある。リーベルのサラスを「終わった選手」とみなしていたが、この試合のサラスは本当に素晴らしかった。懐が深くキープすればボールを取られない。最後に取ったリーベルの2点目はサラスがスルーでスペースを作ってサラスが決めた1点。このチリ代表のベテランはアルゼンチンの若手ファリアスとの格の違いを見せた。


ただ、来季のアルゼンチンサッカー「2強」の未来は暗い。ボカ、リーベルはリーグ戦不調で来季のリベルタドーレス出場権を失った。また、ベテラン頼みで若手が台頭してこないボカと、マスチェラーノがコリンチャンス、ルイス・ゴンザレスがポルトに移籍するリーベルはチームの「過渡期」を迎えることは確実のようだ。


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ワールドユース2005準決勝 結果

2005-06-30 | ユース全般
◯ブラジルU-20 1-2 アルゼンチンU-20

得点)ヘナト / メッシー、サバレタ

ブラジル)

              ボボ    ラファエウ・ソビス

         エバンドロ              ヘナト

              ホベルト   アロウサ


      ファビオ・サントス               ラファエウ
             レオナルド  エジ・カルロス


                 ヘナン


アルゼンチン)

             オベルマン   メッシー

        カルドーソ             サバレタ

               ガゴ    トーレス

      フォルミカ                  バロッソ
              バレッタ   カブラル


                 ウスタリ


7分にエースのメッシー(バルセロナ)がドリブルから左足で素晴らしいシュートを右隅に蹴り込んで先制! パスは繋がるがシュートまで持ち込めないブラジル。流れの中で得点の予感がしなかったが、後半30分、FKをヘナトが頭で合わせて同点!!勢いに乗るブラジルだったがロスタイムにメッシーのドリブル突破からのクロスを主将サバレタが合わせて劇的な勝利!


<ブラジル注目選手>
DF ラファエウ
右SBながら大会2ゴールの超攻撃的なSB。現地オランダでの評価も高い。

MF ヘナト
このチームの中心選手。攻撃は全てヘナトを経由する。伝統的に左サイドからの攻撃が多いブラジル(というか南米)だが、このチームは彼とラファエウがいる右からの攻撃が目立った。

FW ラファエウ・ソビス
セットプレーのキッカーを全て務めた。ただ、決定的なチャンスを何度も外した戦犯的な選手。この世代で挫折を味わった彼が今後どうなっていくのか、という意味で注目してみました。


◯モロッコU-20 0-3 ナイジェリアU-20


次の日、大学で1限の授業があったんで見れませんでした…

モロッコは準々決勝のイタリア戦で多くの主力がイエロー累積をもらっちゃったんで予想通りナイジェリアの圧勝。とりあえず、


<モロッコ注目選手>
FW ヤジュール(ヤイウル)
日本戦ロスタイムにゴールを決めてくれやがった選手。ただ、才能は確か。フィジカルが強くて速い、という典型的なアフリカン・グッドプレイヤー。まぁ確実にヨーロッパに渡るでしょう。

FW ベンダム
左ウイングの典型的なドリブラー。終盤に消えてしまうことが課題だが、それが改善されればどこのリーグでもできそう。


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プレミアシップ2005-2006シーズン 組み合わせ日程決定!!!

2005-06-29 | プレミアシップ・FA杯
ということで、来季のプレミアシップをアーセナルを中心に、というより来季のアーセナルを展望!!!(笑)


<日程>

8月
13 Newcastle (H)
20 Chelsea (A)
23 Fulham (H)
27 Liverpool (A)

9月
10 Middlesbrough (A)
17 Everton (H)
24 West Ham (A)

10月
1 Birmingham (H)
15 West Brom (A)
22 Man City (H)
29 Tottenham (A)

11月
5 Sunderland (H)
19 Wigan (A)
26 Blackburn (H)

12月
3 Bolton (A)
10 Newcastle (A)
17 Chelsea (H)
26 Charlton (A)
28 Portsmouth (H)
31 Aston Villa (A)

1月
2 Man Utd (H)
14 Middlesbrough (H)
21 Everton (A)
31 West Ham (H)

2月
4 Birmingham (A)
11 Bolton (H)
25 Blackburn (A)

3月
4 Fulham (A)
11 Liverpool (H)
18 Charlton (H)
25 Portsmouth (A)

4月
1 Aston Villa (H)
8 Man Utd (A)
15 West Brom (H)
17 Man City (A)
22 Tottenham (H)
29 Sunderland (A)

5月
7 Wigan (H)


<試練の8月>
開幕から数試合はかなり厳しい相手揃い!! 開幕戦は昨シーズンの雪辱を晴らすべく積極補強に出ているマグパイズと!! そして第2戦が、アウェーのスタンフォード・ブリッジでチェルシーと対戦!!(だから前も言ったけど、こんな時期に対戦するよりシーズンの中盤や終盤に「天王山」みたいな名目で対戦する方がずっと盛り上がるのになぁ…)
そして、フルハム戦を経た後には4戦目に、世界中全てのチームが苦手とする「アンフィールド」でリバプールと対戦!!! これはキツイなぁ… その次もアウェイでボロと、その次は「CL出場&ルーニー、グラヴェセン特需」によりメンバーがガラリと変わりそうなエバートンと対戦!! ここまでの対戦は手が抜けなく、苦しい成績となることも考えなければならない。


<鬼門の冬>
プレミアには冬がない!!! 他のリーグの選手がぬくぬくと南国にバカンスに行ってる間に、シーズン中一番厳しい日程を戦わなければならないのがプレミアだ!!
そして、来季は対戦相手も厳しいようだ。12月には、昨シーズン1勝1分け1敗(FA杯で1勝)の苦手とするボルトンとリーボック・スタジアムで。その後は開幕時と同じく、マグパイズとアウェイで、チェルシーとホームで対戦する。
そして新年1月2日にはハイバリーでマンUと対戦!!! こりゃ、初詣行って餅食ってる場合じゃないな!!!


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アレクサンドル・フレブ獲得!!!!

2005-06-28 | アーセナル

我がアーセナルは、ベラルーシ代表10番でブンデスリーガ・シュツットガルト所属のアレクサンドル・フレブ(24)を獲得!!
移籍金は約1500万ユーロで長期契約みたいです。


<プロフィール>
名前 アレクサンドル・フレブ

国籍 ベラルーシ

ポジション OMF

生年月日 1981年5月1日生まれ

所属クラブバテ・ボリソフ(ベラルーシ)  1998年6月-2000年7月
40試合出場10ゴール

シュツットガルト(ドイツ)  2000年7月-2005年7月
137試合出場13ゴール CL8試合出場


<起用方は??>
かなりうれしいニュースですね~♪ ブンデスリーガで一番好きな選手(ちなみに2番はヴォルフスブルクのマルティン・ペトロフ! ドイツ人いねーや!!)が来てくれたんで個人的には大満足♪  しばらくはピレス、リュングベリとの併用になるでしょうね。まぁタイプ的にもピレスとリュングベリを足して2で割ったみたいなタイプだし。


さぁ、あとはGKを補強だ!!!!


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ワールドユース2005準々決勝 結果②

2005-06-27 | ユース全般
◯オランダ 1-1 ナイジェリア
  (PK)  9-10

得点)フラール / オウォエリ

オランダ)

                 バベル

       オウスアベイェ             フィンケン

           エマニュエルソン   クライス

                 マドゥロ

    ドロスト                      ティンダリ
         ファンデルストライク   フラール


                フェルメール


ナイジェリア)

            オコロンコ   アイザーク

                 ミケル

         オウォエリ          アブウォ

                 カイタ

       タイウォ                アデフェミ
             アデレイエ   アパム


                バンゼキン

*ナイジェリアは恐ろしくポジションチェンジが激しいため、正確なポジションはよくわかりませんでした(笑)

前半開始20秒にナイジェリアが先制!!そして、後半開始1分にオランダが同点!!最後は消耗戦となり、脚がつる選手が多数出る中、両チームの思惑が一致しPK戦突入。 お互い4人目が外してサドンデス勝負。そして、先攻オランダの6人目のキックがクロスバーを叩き、ナイジェリアが勝利目前に迫るもナイジェリアも6人目が枠を大きく外す!その後は両チームとも全選手が決めてついに2巡目突入!!そして12人目となったフルハムのコリンズ・ジョンがこの日2本目を失敗!ナイジェリア選手が最後は落ち着いて決めて開催国オランダが敗退!!


<オランダ注目選手>
すでにA代表に選出されているアヤックスのMFマドゥロ、FWバベル、日本で話題の我がアーセナルのFWオウスアベイェはこの試合は不発。

MF クライス
この試合、オランダで最も活躍した選手だが、PKは失敗。マドゥロが不調、アフェライが欠場の中1人気を吐いた。

FW フィンケン
クロスの精度は課題だが、延長戦でも果敢にドリブル突破を見せる姿勢は素晴らしい。


◯スペイン 1-3 アルゼンチン

得点)サパテル / サバレタ、オベルマン、メッシー

スペイン)

                ジョレンテ


         シルバ              ファンフラン
                 セスク
                       サパテル
            マルケル

      ホセ・エンリケ               モリネロ
              ロブステ  アレクシス


                 リバス


アルゼンチン)

                 メッシー

            ビッティ      カルドーソ

        アルチュビ             サバレタ

                 トーレス

       フォルミカ                バロッソ
              パレッタ   カブラル


                 ウスタリ


前半10分、メッシーのFKが直接決まり先制! と思いきや走りこんだ選手がキーパーを妨害したとしてオフサイドの判定。その後右サイドのFKからサバレタが足で合わせて先制!!しかし、この後は完全なスペインのペースとなり、サパテルが同点!!後半、ビッティに代わって入ったオベルマンが得点!最後はメッシーが浮き球の軽やかな処理でディフェンスをかわして3点目を取って勝負あり。若手の宝庫アルゼンチンが予選13得点のスペインを破りベスト4進出!


<スペイン注目選手>
我がアーセナルのセスク・ファブレガス君(17)は相手のトーレスにマンマークをつかれて実力発揮できず。やっぱマークされたか…ちなみに、年齢的には次のワールドユースも出れます(笑)その頃には世界トップレベルの選手になっている可能性大。(ヒイキ目なしでね 笑)

FW ジョレンテ
現在5得点でワールドユース得点王。先日紹介したイタリアのペッレと同じタイプの選手で、足元が柔らかい大型ポストマン。F・トーレス以上の才能を感じる。

MF ファンフラン
レアル・マドリードでトップデビューを果たした逸材。この試合は不発。典型的なドリブラーで足の運び方がFC東京の石川に似ている。

DF モリネロ
攻撃的でいい右SBだが、同年代で同じポジションにA代表に選出されているセルヒオ・ラモス(19)との勝負に選手生活を費やされそう。


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コンフェデレーションズカップ準決勝 ドイツ VS ブラジル

2005-06-26 | 国際Aマッチ
ドイツ 2-3 ブラジル

得点)ポドルスキ、バラック(PK) / アドリアーノ2、ホナウジーニョ(PK)

ドイツ)

                       クラニィ
              ポドルスキ

                  バラック

          エルンスト           ダイスラー

                  フリングス

       シュナイダー                 フリードリヒ
               フート   メルテザッカー


                  レーマン

交代) クラニィ → アサモア
   ダイスラー → ハンケ
   エルンスト → ボロウスキ


ブラジル)

            ホビーニョ
                    アドリアーノ

       ホナウジーニョ           カカー

           ゼ・ホベルト
                    エメルソン

     ジウベルト                 マイコン
         ホッキ・ジュニオール   ルシオ

                 ジーダ

交代)マイコン → シシーニョ
     カカー → ヘナト
   ホビーニョ → バプティスタ


<意地を見せた開催国>
正直、ドイツがここまでやれるとは思わなかった。これまでのドイツのイメージを覆すような「動きのある」サッカーを前半に見せ、「内容」ではブラジルを上回った。

しかし、サッカーというスポーツの結果は実力だけでなく「運」に左右されることが多いが、この試合のブラジルにはその運があった。先制点となったアドリアーノのFKは壁に当たってコースが変わり、フートが取られたPKの判定は主審が10人いたら7人はPKを取らなかったものだろう。
終盤こそブラジルは狡猾な試合運びをして「らしさ」を見せたが、試合全体のパフォーマンスは低調だった。 この大会は特にディフェンスのクロス・セットプレーの対応の悪さが目立つ。メキシコ戦、ドイツ戦の失点シーンはマークを簡単に外してしまったことから喫した。この課題に関しては、バカンス中のホベルト・カルロスとカフーが復帰して改善されるものではないので深刻だ。 ブラジル国内でも批判を浴びているホッキ・ジュニオールを下げるのが一番良策かもしれない。(確実に、PSVのアレックスやベンフェカのルイゾンの方がマシだと思うが…)

あんまり同じ大会で2度同じ対戦を見るのはおもしろくないので、もう1つの準決勝アルゼンチンに勝ってもらって決勝で南米予選の再戦を見せて欲しい。


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ワールドユース2005準々決勝 結果①

2005-06-25 | ユース全般
残念ながら、日本は決勝トーナメント1回戦で敗退してしまいましたが、スカパーは準々決勝以降も全試合生放送らしいので、今後必ずや成長してヨーロッパやW杯で活躍していくだろう世界の若手を「青田買い」していこうというコーナーに変えました(笑)
数年後にこの選手達がフル代表やクラブレベルで活躍してくれたらうれしいなぁ♪

負けた方のチームから順に紹介していきます☆


◯モロッコU-20 2-2 イタリアU-20
  (PK)      4-2

得点)エルザール、OG / カニーニ

モロッコ)

                ヤジュール

         ベンダム            エルザール

               ティベルカニヌ

           エルマッシュ    エルアハマディ

      スバイ                    ベンズウィエン
              ラベー    ベンズカヌ


                 ブルカディ


イタリア)

              ペッレ
                     デフェンディ

                ベンティポリオ

         ガッロッパ            デマルティーノ
                 ノチェリーノ

     アクイランティ                 マルゾラッティ
               カニーニ   コーダ


                  ビビアーノ


ヤジュールのクロスをエルザールが合わせて先制! 前半終了間際にイタリアがPKを獲得するも、ベンティポリオが2度失敗!!(蹴る前にモロッコ選手がにペナルティエリアに入ってしまい、やり直しになるが失敗) 後半にCKからカニーニが頭で合わせて同点!90分では決着が着かず延長戦突入。その延長前半開始早々にモロッコFKをコーダの怪我で代わりに入ったCBのバッタグリアがオウンゴール!このまま終了かと思われた残り8分、ACミランのマルゾラッティのクロスをペッレのヘッドで再び同点!!その後は追い付かれたモロッコが攻めるも、1人少ないイタリアが守りきり、勝負はPK戦へ。そして、試合中2本のPKを止めたブルカディがPK戦でも2本セーブし、モロッコがベスト4進出!!!


<イタリア注目選手>
GK ビビアーノ
試合中のパフォーマンスを見れば、相手GKのブルカディより安定していた。PK戦でもコースを全て読んでいた反応のいいキーパー。

MF ノチェリーノ
前半は下がり目、後半はポジションを上げてゲームを作った。プレスキックの質が高く、CKやFKは全て彼が務めた。運動量も豊富。

FW ペッレ(写真)
平山の数十倍上をいく大型ポストマン。足元も柔らかく、PK戦では前の2人が外した後の3人目というプレッシャーのかかる中、チップキックで決めてみせるなど、スター性は十分。イタリアで一番才能を感じた選手。


この試合は韓国の主審のジャッジがあまりにも酷く、せっかくの好勝負が興冷めになりました…ちなみに第4審判はドイツのマルクス・メルク。あんたがやってくれ~!


◯ブラジルU-20 2-1 ドイツU-20

得点)ジエゴ・タルデッリ、ラファエウ / フーバー

ブラジル)

              ボボ    ラファエウ・ソビス

         バンドロ              ヘナト

              ホベルト   アロウサ


      ファビオ・サントス               ラファエウ
             レオナルド  エジ・カルロス


                 ヘナン


ドイツ)

                N・アドラー

         ヤンセン             デルーラ

                 ゲントナー

             ツィメン     トミク

       コンパー                 ヤンカー
             マティップ   シュオン


                 R・アドラー


圧倒的にボール支配率はブラジル。しかし、今大会4得点と決定力を欠くブラジルは得点できず、逆に68分にCKからドイツに先制を許す。 ブラジルはサンパウロのジエゴ・タルデッリを投入した後の82分、CKからのこぼれ球をエジ・カルロスが豪快なバイシクルシュート!!これがクロスバーを叩き、跳ねかえりをタルデッリが押し込んで同点!! 延長戦突入後も、逃げ切りに入って追い付かれたドイツは攻め手がなく防戦一方。そして、延長前半10分に右SBラファエウに決められて勝負あり。


<ドイツ注目選手>
該当者なし

終始ブラジルペースで全く自分達のサッカーができなかった。
あえて挙げるなら、前半ブラジルにボールを支配されながらも1人孤軍奮闘したヤンセンか。


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コパ・リベルタドーレス準決勝 1st leg サンパウロ VS リーベル・プレート

2005-06-24 | 南米サッカー
サンパウロ 2-0 リーベル・プレート

得点)ダニーロ、ホジェリオ・セニ(PK)

HOME)サンパウロ

             ルイゾン
                    アモローゾ

        ダニーロ              ジョスエ

                 ヘナン

    ジュニオール                   ミネイロ

       アレックス    ルガーノ    ファボン


               ホジェリオ・セニ


AWAY)リーベル・プレート

             ファリアス    サラス

                ガジャルド

         サパタ             ルイス・ゴンザレス

               マスチェラーノ

     ドミンゲス                   ディオゴ
             トゥッシオ    アメリ


               コンスタンツォ


<超名門対決!!>
リベルタドーレスも準決勝にきて、ついに生放送開始!!
ブラジルの名門サンパウロとアルゼンチンの名門リーベル・プレートが意外にもリベルタドーレスで初対戦!!
ホームのサンパウロは日本の皆様にも既にご存知になられたと思われます右SBシシーニョがコンフェデ出場により欠場。また、ブラジル期待の若手FWタルデッリがワールドユース・ブラジル代表戦出場により欠場。さらには、ブラジルA代表のグラフィッチが怪我で欠場と、苦しい台所事情の中、元ブラジル代表アモローゾ(元ヴェルディ川崎サテライト、そしてセリエAウディネーゼで得点王)を緊急補強!!登録メンバーに入ったのが試合開始の48時間前というのが、いかにも「南米らしい」(笑)
対するリーベルはルクスがコンフェデ代表に選ばれて欠場したものの、日本で言う「川口と楢崎」ぐらいの差しかないコンスタンツォがいるため特に問題はなし!!(ルクスとコンスタンツォのレギュラー争いもまだ決着はついていない感じ)また、ルイス・ゴンザレスとマスチェラーノの「代表レギュラーコンビ」はこの試合のために代表を辞退したとあって、戦力的にはリーベルの方がベストの状態に近かった。


<南米のおもしろさ>
コパ・リベルタドーレスと言えば、南米の選手にとってはヨーロッパの選手にとってのCL以上の位置付け。選手のモチベーションは高く、この試合も完全に「戦争」だった。

ここ2週間はワールドユースやコンフェデをずっと見ていて、スタジアムのあの「中立的」な雰囲気とレギュラーシーズン終了後に行われることによるコンフェデの「ゆるゆる感」に慣れてしまったため、サンパウロ、モルンビー・スタジアムの「男臭い」雰囲気と、この試合にかける選手達の「ギスギス感」という類いのモノを久々に見た気がする(笑) 特にあのハードタックルの応酬合戦は南米のこのレベルの大会でしか見られないものだろう。


<プレスキッカー、ホジェリオ・セニ>
試合は前半からホームのサンパウロが攻め込む展開。2nd legにリーベルのホーム、モヌメンタルで戦うことを考えるとこの試合は必ず勝利したいサンパウロだが、前半はリーベルの気迫の守りの前に無得点。後半、サンパウロはMFソウザを入れたことで流れが変わり、終盤にダニーロのミドルシュートでようやく先制!! そして、試合終了間際にルイス・ゴンザレスのハンドで得たPKをGKホジェリオ・セニが大きな2点目決めてサンパウロが先勝!!


<注目選手紹介>
◯サンパウロ

GK ホジェリオ・セニ(写真)
確実に「世界一」FKのうまいキーパー。キックの質はチラベルトより上。ヨーロッパから何度もオファーがあったがサンパウロが好きで離れない、最近では珍しい選手。

CB ルガーノ
ウルグアイ代表レギュラーCB。何故かはわからないがサンパウロ一番の人気者らしい。

SB ジュニオール
元ブラジル代表。日韓W杯1得点。パルマでは中田と共にプレー。

FWルイゾン
日韓W杯南米予選で最後にブラジルを救った男。しかし、本大会では出場せず… 名古屋グランパス移籍が「決定」したが、本人はサンパウロに残りたがっている…

◯リーベル・プレート

SB ディオゴ
サンパウロのルガーノと同じくウルグアイ代表レギュラー。フィジカルは最強。リーグ戦を見てると明らかにこのレベルの舞台が似合う選手じゃないと思ってたら、やっぱりレアルなどからオファーがある模様。

MF ガジャルド
アルゼンチン人選手にとっての最高の肩書き「マラドーナの後継者」と呼ばれていたうちの1人。オルテガと同じくヨーロッパではダメだけど国に戻るとすごい、典型的な「南米タイプ」の選手。精神的に成長をとげ、かなりいいトップ下の選手になった。

FWサラス
昔なつかしい、チリの「サ・サコンビ」の1人。昔の輝きは完全に消えてしまった印象…


こうして見るとけっこういい選手揃いでしょ??(笑)


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コンフェデレーションズカップ2005 グループB 日本 VS ブラジル

2005-06-24 | 日本代表

日本 2-2 ブラジル

得点)中村俊輔、大黒将志 / ホビーニョ、ホナウジーニョ

日本)

               玉田圭司     柳沢敦

         中村俊輔              小笠原満男                   

              中田英寿
                        福西崇史     

      三都主アレサンドロ                  加地亮
               宮本恒靖     田中誠                  


                   川口能活

交代)小笠原満男 → 中田浩二
     玉田圭司 → 大黒将志      
       柳沢敦 → 鈴木隆行


ブラジル)             

               ホビーニョ
                         アドリアーノ

          ホナウジーニョ                カカー

               ゼ・ホベルト
                       ジウベルト・シウバ

        レオ                          シシーニョ
                フアン       ルシオ


                     マルコス

交代) アドリアーノ → バプティスタ
        カカー → ヘナト
    ゼ・ホベルト → エドゥー


<「善戦」と見るべきか…>
「結果」には満足している。
気持ちの面ではそうでなかったかもしれないが、「ベストメンバー」のブラジルを相手に引き分けられたのは、大方満足すべきことだと思う。

ただ、注文をつけなければならないことが多い試合であったのも確かだ。
「2-2の引き分け」ではあったが、個々の能力にはかなりの差を感じた。

しかし、これは当然のこと。 この「差」を恐れている選手がいることが問題なのだ。
「先制点の場面における田中誠のロナウジーニョに対する対応、前半終盤のブラジルのボール回しを取りに行かなかったこと、指揮官の小笠原→中田浩二という消極的な采配」
は、全て自分達が「チャレンジャー」であり失うものは何もないことを忘れ、相手への恐れから来るものだったと思う。

また、「ベスト4進出」というノルマ達成のためには「勝利」が絶対条件だったことは試合前からわかっていたはずだが、日本は同点に追い付いてからは落ち着いてしまった。 チャレンジャーである日本は本来ならここで勢いに乗らなければならなかった。「王者ブラジル相手に1-1と追い付いた状態」に多少安堵してしまったのかもしれない。

大黒のゴールで再び同点とした後の3点目を取りに行く気迫をもう少し早く見たかった。

もちろん、個人的に結果には満足だが、選手やメディアまでも、試合後のコメントや報道を見ていると満足している感が伺える。
「王国ブラジル相手に引き分け」はよかったかもしれないが、「予選リーグ敗退」という結果、メキシコ戦で見えた「個々の差」、ギリシャ戦で浮き彫りになった「決定力不足」という事実を忘れないでほしい。


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コンフェデレーションズカップ2005 グループA ドイツ VS アルゼンチン

2005-06-23 | 国際Aマッチ
ドイツ 2-2 アルゼンチン

得点)クラニー、アサモア / リケルメ、カンビアッソ

ドイツ)

              クラニー
                       アサモア

                  ダイスラー

       シュバインシュタイガー          シュナイダー

                  エルンスト

    ヒツルスベルガー                    ヒンケル
               フート   メルテザッカー


                 ヒルデブラント



アルゼンチン)

            フィゲロア    テベス

                リケルメ
       ソリン
            カンビアッソ
                    ベルナルディ

     エインセ                   サネッティ
            サムエル   コロッチーニ


                 ルクス


オーストラリアとチュニジアに連勝し、この最終節を待たずに準決勝への切符を手に入れていたドイツだが、クリンスマン監督は、意外にも前節のチュニジア戦から先発メンバー5人を変更してきた。(アルゼンチンが入れ替えて来ると予想されたが…) しかし、序盤戦で優位に立ったドイツは、これまでの2試合以上に攻撃的なサッカーを展開する。ディフェンス面でも、ここ数週間には見られなかった安定感が見られた。

先制点が生まれたのは29分。 エルンストがクロスを入れると、エインセに当たったボールが運良くクラニーの下へ行き、豪快なシュート!!
しかし、ホスト国ドイツの歓喜は長続きしない。先制からわずか3分後、アルゼンチンが同点に追い付く。決めたのは、バルセロナからビジャレアルへの移籍がこの日に正式決定したリケルメ!ゴール前約20メートルのFKを直接狙い、同点!! この日スタメン起用されたヒルデブラントはノーチャンスだった。

追いつかれたクリンスマン監督は、前半でシュナイダーを下げ、後半開始からフリンクスを投入。するとこの交代策が即座に実を結び、フリンクスのパスをクラニーが落とすと、ボールはアサモアの前へ。そしてこれを受けたアサモアが丁寧に低く抑えたシュートを左隅に放って2点目!!
しかし、ここからは完全なアルゼンチンの反撃ムード。 結局、カンビアッソのシュート力に物を言わせたアルゼンチンが、試合を引き分けに持ち込んだ。
2位通過となったアルゼンチンは、グループBの1位チームと26日にハノーファーで戦うことが決定。一方、ニュルンベルクにとどまることになったドイツは、25日にグループBの2位チームを迎え撃つ。


日本のグループ突破の条件はブラジルを破って「2位」になること。
自分としては「アルゼンチンとドイツ」よりはブラジルの方が日本には可能性があると考えている。
もし2位突破が決まれば日本はドイツと戦うわけだが、これも自分は「アルゼンチンよりはドイツ」と考えている。 管理人のこの気の早い絵空事が現実となることを今日深夜、祈ります。


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ワールドユース2005決勝T1回戦 日本U-20 VS モロッコU-20

2005-06-22 | ユース全般
日本U-20 0-1 モロッコU-20

得点)ヤジュール

日本)

                平山相太


                         カレン・ロバート
      家長昭博    水野晃樹

                    梶山陽平
            小林祐三

     水本裕貴                   中村北斗
            増嶋竜也    柳楽智和


                西川周作

交代)家長昭博 → 前田俊介
    水野晃樹 → 兵藤慎剛
    増嶋竜也 → 森本貴幸


モロッコ)

                ヤジュール

        ベンダム             エルザール

                  シー

           エルマッシュ    エルアハマディ

      スバイ                    ベンズウィエン
             ラベー      ベンズカヌ


                 ブルカディ


<最後に見せた「善戦」。ただ…>
試合の「内容」としたらこれまでの中で一番よかったかもしれない。
ただ、「それだけ」と言ってしまえば「それだけ」だ。
これまでと違って兵藤を水野に代えてチーム全体が点を取りに行く積極的な姿勢が見られたのはいいことだが、欲を言えば、ロスタイムに点を失ってからの攻撃のようなガムシャラさを試合を通じて見せてほしかった。

水野、家長を失った終盤はボールの収まりどころがなくなり苦戦した。やはり兵藤はチームの中心にはなれず、中途半端なプレーからロスタイムの失点のきっかけも作ってしまった。(いや~、兵藤バッシングはすごいな 笑)
兵藤は試合前に、
「このレベルだと、ボールを失うことが何より怖い。」
と語っていたようだが、こういう考えを持つ選手を主力として使うのが間違いだと思う。現在、早稲田大学にいる兵藤だが、この大会を見て兵藤を獲得しようと動くクラブは果たしてあるのだろうか?

敗因は選手たちのメンタル面と指揮官の采配だろう。「個」を出すことの少ないチームの中でそれができていた家長と水野に対する指揮官の評価はどうも低いらしい。「守備の男」カレンを中央に、中央で生きる前田をサイドに張らせたりと、「適材適所」の采配が見られなかったのは残念。采配は4試合全て後手後手に回った。

「この敗戦が選手達の今後に生きる」と言われている通りにこれからなってほしいとは思うが、中途半端に結果を出して「北京五輪も大熊監督で」となることはなんとか免れた、と思うとホッとする自分がいる。


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コンフェデレーションズカップ グループB ブラジル VS メキシコ

2005-06-21 | 国際Aマッチ
ブラジル 0-1 メキシコ

得点)ボルヘッティ

ブラジル)

            ホビーニョ
                    アドリアーノ

       ホナウジーニョ           カカー

           ゼ・ホベルト
                    エメルソン

     ジウベルト                 シシーニョ
         ホッキ・ジュニオール   ルシオ

                 ジーダ


メキシコ)

             ボルヘッティ
                     フォンセカ

                 ジーニャ

        モラレス               カルモナ
               ピネダ   バルド


         サルシド   ガリンド   オソリオ


                 サンチェス


<したたかなメキシコ…>
試合開始序盤のブラジルには圧巻だった。日本があれだけチンチンにやられたメキシコが全くボールに触れられない状況。メキシコもどうやったらボールを奪えるのかわからないようで、ブラジルが点を奪うのは時間の問題に思えた。

次に日本が準決勝進出をかけて戦うブラジルにつけいる隙が何かないかと思ってじっくり試合を見ていたが、隙がなかった(汗)
漫画スラムダンクで言えば安西先生が山王戦のビデオを見てるような気持ちになり(笑)、日本がどうこうして勝てる相手ではないな、と思った瞬間にメキシコのカウンターが決まり、ボルヘッティが倒されてPK獲得!!倒されたボルヘッティが意気揚々と蹴りに行き、しっかり決めてメキシコが先制!! と思いきや、蹴る前にフォンセカがペナルティエリアに入ってしまいやり直し!神に祈り、2度目もボルヘッティが蹴るがクロスバー直撃で失敗!! と思いきや、今度はエメルソンがペナルティエリアに入ってしまい、またもやり直し!!そして、3度目もボルヘッティが蹴りに行くが今度はジーダがセーブ!!またもエメルソンがペナルティエリアに大きく進入していたがさすがにお咎めなし(笑)

千載一遇のチャンスを逃してしまったメキシコだが、前半はこのまま終了。
しかし、後半メキシコは変わった。後半は一転してメキシコのペースとなり、CKからボルヘッティが汚名返上のヘディングゴール!!そして、この後は「ブラジルを手の中に踊らした」という表現がピッタリかもしれない。
あれほど試合中の画面に登場しなかったホナウジーニョは久々に見たし、ブラジルは日本対メキシコの後半の日本と同じ悪循環を辿ってしまった。パヘイラの采配も疑問。ギリシャ戦で早々にカカーを下げたのは「余裕」に見えたが、負けているこの試合でも交代で入ってきた3人はギリシャ戦と同じ3人だった。つまり、これしか「手」がないようだ。

ほんとにメキシコのしたたかさが目立った試合だった。これで日本はブラジルに勝たなくていけなくなってしまった。結果論だが、あとギリシャから2点奪っていれば日本は引き分けでもよかったと考えるともったいなかった気がする。


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コンフェデレーションズカップ2005 グループA 日本 VS ギリシャ

2005-06-20 | 日本代表
日本 1-0 ギリシャ

得点)大黒将志

日本)

             玉田圭司    柳沢敦

        中村俊輔             小笠原満男

                     中田英寿
             福西崇史

    三都主アレサンドロ                 加地晃
              宮本恒靖   田中誠


                 川口能活

交代) 玉田圭司 → 大黒将志
    小笠原満男 → 遠藤保仁
     中村俊輔 → 中田浩二


ギリシャ)

                ヴリザス
                      ハリステアス
        ステリオス


                カラグニス

                カツラニス

    フィサス                     ラキス
        キリヤコス  バシナス  タブタリディス


               ニコポリディス


<日本の勝因>
①4バックが機能

多くの日本メディアがこの采配の意図をよくわかってなかったようだけど…気付こうよ…
相手が3トップだから4バックなんだよ… ジーコはイラン戦でもそうしたじゃん。(ただ、この時は3トップで来ると予想されたイランが2トップで来た。)
3トップを3バックで抑えるのはかなり酷な話。
どうも現在の日本では「3バック=安定」、「4バック=不安定」のイメージがあるようだけど、イラン戦も4バックが失敗したとは全く思わない。そしてこの試合、4バックは成功した。それとシステム変更の他の理由はギリシャのハイボール対策。3バックよりは4バックの方がサイドのスペースを埋められるため、クロスを上げられる前に対処することが可能になる。つまり、「クロスを上げさせない」ようにする意図なわけです。



②三都主のボールを触る機会が減る(笑)

やはり、3-5-2の左右のハーフをやるよりは4-4-2の左右のサイドバックをやる方が攻撃時にボールを触る機会は減る。 加地はコンフェデの2試合で何か覚醒されたような活躍を見せているが(笑)、三都主はこの大会においても日本の「弱点」。メキシコ戦では何度ボールを失ったかわからない… こういう選手が試合中に出てくる回数が少なるというだけで勝利に繋がるわけですよ(笑)

③攻撃における連動性が出た

バーレーン戦、メキシコ戦の得点シーンのような攻撃陣の連動的な動きが試合を通じてできた。心身的にもメキシコ戦の時よりも充実してるように見えた。敗戦から修正できたのはジーコジャパンとしては革新的な出来事(笑) 俊輔が指摘した「中田の上がりすぎ」も抑えられたのもバランスをうまく保てた要因かな。

④ギリシャの低調なコンディション

これが最大の要因となるだろう。攻守のキーマン、ザゴラキスがセリエAプレーオフ出場のために欠場したことも大きかった。正直、この試合のギリシャはユーロ、W杯予選全ての試合を通じて最低の出来だったに違いない。ブラジル戦の前半に見せた堅守のカケラすら見られず、中盤のチェックはないに等しいものだった。もし、日本が本大会で対戦することになったとしたら、この試合のギリシャのイメージは消した方がいいだろう。


<課題>
◯シュート
自分は何かにつけて決定力不足決定力不足と言うのは嫌いな方だが、この試合の前半を見せられると言いたくなる…
「動きだし」「シュート姿勢に入るためのトラップ」はできているのに、肝心なシュートシーンでの落ち着きが全くない…この点に関してはコンフェデの公式HPで現地専門家も指摘していた。

最後に、以下は只今絶好調の加地クンのコメントです。かなり自信がついたようですね~(笑)
てか、加地って攻撃が持ち味の選手だったんだ(汗)

DF加地亮
「(大会で調子が上がっていることについて)特に意識はしていない。最終予選ではチームのためにバランスを保とうとして守備的にプレーしていた。(今大会では)自分をもっと出せる。本来の自分のプレーは攻撃的なので、今のところ手ごたえを感じている。次のブラジル戦でも、あれだけ強い個人技に対してどれだけ通用するのか試してみたい。
(チームとしても)常にバランスを考えながらプレーしている。それがうまくいっているのかもしれない。」


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セリエA プレーオフ2nd leg ボローニャ VS パルマ

2005-06-20 | セリエA
ボローニャ 0-2 パルマ

得点)カルドーネ、ジラルディーノ     パルマ、逆転残留!!

HOME)ボローニャ

                     ターレ
              ベルッチ

                 ジュンティ

         カプアーノ            ネルボ

             コルッチ     ザゴラキス


      レグロッターリエ  トリージ  ガンベリーニ


                 パリュウカ


AWAY)パルマ

                ジラルディーノ


                 モルフェオ
         ブレシアーノ          デッセーナ

            シンプリシオ    グレッラ

      コンティーニ                   ボネーラ
                ボボ    カルドーネ


                  フレイ


<「最後の」プレーオフ!!>
中田英寿所属のフィオレンティーナが劇的な逆転残留を決めたことで行われることになったボローニャとパルマのプレーオフ!! 過密日程を避けるために今年が最後のプレーオフとなるわけだが、今回はボローニャのホーム、レナト・ダッラーラで行われる2試合目! 1st legの結果は…

○パルマ 0-1 ボローニャ

得点)ターレ

ホームのパルマがジラルディーノ、モルフェオ、ブレシアーノ、ボネーラら主力6人を欠き、前半にターレにヘディングゴールを許して敗戦! 荒れ模様となったこの試合はパルマのカルミニャーニ、ボローニャのマッツォーネ両監督が退場!! ということで、2nd legは両監督はベンチ入りできず!


<そして、2nd leg…>
アウェイのパルマは1st legで欠場していた主力が復帰!!そしてボローニャは先日のコンフェデレーションズカップ、ブラジル戦で出場したギリシャ代表ザゴラキスがこの大一番のために急遽帰国!
17分、2度のUEFAカップ優勝を誇るパルマが先制する。ブレシアーノのCKをモルフェオが頭でつなぐと、ボローニャMFカプアーノがクリアしたボールがカルドーネの足に当たり、運よくゴール!! これでパルマが2試合合計得点で追い付き、勝負は振り出しに戻った!

前半終了間際には、またもMFブレシアーノが起点となり、クロスを挙げると、ボローニャCBレグロッターリエがクリアを空振り!!このこぼれ球に反応したのが、これがパルマでのラストゲームとなるジラルディーノ!!
一方のボローニャは後半、同点に追い付こうと攻勢に出る。しかし、フレイが守るパルマのゴールを最後までこじ開けることはできず、1点差を守ったパルマが残留を決めた!!


<ラスト・パリュウカ?>
自動降格となったアタランタ、ブレシアと共に、ボローニャは来季をセリエBで戦うことになる。シーズン終盤に大スランプに陥り、最後の8試合で勝ち点を4ポイントしか獲得できなかったことが響いた。
今回の敗戦で、とりわけツライ思いをしているのは、セリエAでこれまで569試合出場してきたGKのパリュウカだろう。ディノ・ゾフの持つリーグ歴代最多記録まで、あとわずか1試合に迫っていた… 未だイタリアトップレベルの実力を持つだけに「B落ち or 引退」はもったいない。


<ラスト・コッリーナ>
この試合がセリエ通算240試合目の笛となったピエル・ルイジ・コッリーナ主審が規定の定年45歳を迎え引退。プレミアで主審を務めるとのウワサもあったけど、どうやら引退するようです。
CLやEUROなど、ヨーロッパサッカーのビッグゲームには必ずこの人がいた。02年W杯では日本対トルコ戦や決勝戦の主審も務めた。 引退はもったいないけれど、これからは是非、素晴らしい「後任」を輩出してほしいものです。(Jに来てくれないかな 笑)


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コンフェデレーションズカップ2005 グループA結果②

2005-06-19 | 国際Aマッチ
◯ドイツ 3-0 チュニジア

得点)バラック(PK)、シュバインシュタインガー、ハンケ

ドイツ)

                       アサモア
              ポドルスキ

                  バラック

       シュバインシュタイガー          ダイスラー

                  フリングス

    ヒツルスベルガー                   フリードリヒ
               フート   メルテザッカー


                  レーマン

チュニジア)

                      ジャジリ
            ドス・サントス

                 ゴドバーヌ

        シェドリ                ムナリ

                  ナフティ

     クレイトン                    トラベルシ
             アブディ     ジャイディ


                 ブンニジェル


初めに言っておくとバラックのPKの判定は誤審だった。スローVTRで見れば完全なシュミレーションだったが、バラックの切り返しの深さと演技力の高さにより完全なファウルに見えた。
「3-0」と一見ドイツの大勝に見えるこの試合も、この1点がなければ試合はわからなかった、というより、サッカーがフィギュアスケートのような判定による採点制度の競技なら、多くの審査員はチュニジア勝利の採点をしただろう。
アルゼンチン戦、ドイツ戦におけるチュニジアは日韓W杯の時や03年で日本代表が対戦したチュニジアとは全くの別物で、数段レベルアップした印象を受ける。
勝利したドイツだが、やはり気になるのは守備陣。フートとメルテザッカーの「二十歳CBコンビ」は「ドイツ=手堅い守備」というステレオタイプを悪い意味で崩す(笑)

しかしこの試合を見て、こういった「他人事」の試合は守備が軽い方が楽しめるということを確認した(笑)


◯アルゼンチン 4-2 オーストラリア

得点)フィゲロア3、リケルメ(PK) / アロイージ2(1PK)

アルゼンチン)

            フィゲロア   サビオラ

                リケルメ
       サンターナ
             ソリン
                    ベルナルディ

     エインセ                   サネッティ
            サムエル   コロッチーニ


                 ルクス


オーストラリア)

                  アロイージ


                   スココ
        チッパーフィールド            エマートン

                       カーヒル
              ミリチェビッチ

      ニール                       マスカット
               ビドマー    ムーア


                 シュウォーツァー


先に3点取ったことで気持ちの緩みが見え、オーストラリアに2点を許したが、アルゼンチン代表のメンバーにはメンタル面の強さがある。
日本代表がこの部分に不十分さを感じるゆえについ注目してしまうが、アルゼンチン代表の方が代表戦にかける気持ちはずっと「真面目」で「真剣」だ。技術に差がある上にメンタル面でここまで世界との差があるようでは到底このレベルには追いつけないだろう。それにアルゼンチン代表のポジション争いは世界一熾烈だ。やはり、「競争意識」のないチームにメンタル面の向上を求めるのは酷なのかもしれない…と、この試合を見て感じてしまった。(あ、この試合の内容に全く触れてないや 笑)


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