NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

London Life ~ Second week

2006-02-26 | 日記

London Life ~ First week


さすがにロンドンに慣れてきたであろう、2週目♪♪


3月5日
日曜日のこの日は、トッテナム・ホットスパーズのホーム、ホワイト・ハートレイン「トッテナム VS ブラックバーン」の試合を観戦!!!
プレミアは、ほとんどの試合が土曜開催ですけど、1、2試合だけ(たいていは注目の試合)日曜に行われるんで、いいタイミングで「ロンドン開催」だったこの試合をチョイス♪  トッテナムの公式ホームページでメンバー登録(無料)すると、一般発売で簡単に取れる、という話を聞いて、不本意ではありますが、アーセナルファンの自分が「ノースロンドンのライバル」トッテナムのメンバーになって、チケットを一般発売開始日にゲット!! 情報は力なりですね♪ まぁ、高い金払って代理店で買わなくて済んだんで、この際ヨシとしきましょう(笑) スパーズ戦はロンドンにサッカー観戦に行く人には是非オススメ!ですよ~!!
スパーズは「4位争い」のライバルなんで、ブラックバーンを応援したいんですけど、トッテナムのホームなんでやっぱ無理… と思ったら、ブラックバーンも4位争いに(泣) 引き分けを願ってホワイトハート・レインを楽しんできます♪


6日
月曜日は恒例のリザーブ・ゲーム!!! ホームでの「アーセナル VS フルハム」戦!! また、「High Barnet」駅に行ってきま~す♪ タダで観戦できるって素晴らしいなぁ~。


7日
特に予定なし。 まぁ、なんかしてるでしょう。 せっかくの旅行、じゃなくて留学なんで、家で引きこもることには… なってないように願います。。。


8日
CL決勝トーナメント1回戦 2nd leg 「アーセナル VS レアルマドリード」
そして、記念すべき最初のハイバリー観戦!!!

になる「予定」です♪ というのも、まだチケットは持っておらず、ダフ屋から買うつもりだからです(笑)
まぁ、「CLのレアル戦」、そして「日本人」ということで、かんなり高額な値段をふっかけられそうですが、そこは強気な姿勢と、それまでに鍛えた英語力で対応して、できる限り値下げしていきたいと思います!! キックオフ間近になると、分単位でどんどん下がっていく、なんて話を聞いたんで、そんぐらいまで粘りま~す♪ 「CLアンセム」は聞けないかもなぁ…


9日
木曜ですが、リザーブの「クリスタル・パレス VS アーセナル」の試合を観戦!!!
クリスタル・パレス(現在2部)のリザーブゲームがどこで行われてるかなんてわかりませんが、ロンドンのクラブなんで、まぁなんとか情報収集します(笑) おわかりの方いましたら、是非教えて下さい♪


10日
特に予定なし。
ちゃんと友達100人できんのかな~。 なかよし山でフィッシュ&チップスとかローストビーフでも食いたいんですけど♪ ホームシック、日本料理に恋しくなるのはいつ頃なんやろ??? 中盤か後半か…
あ、金曜なんでハイバリー行ってるかな♪

11日
本当はこの日に帰国予定だったんですけど、「延泊」(2000円ちょい)をお願いして、「チェルシー VS トッテナム」の試合を観戦!! スタンフォード・ブリッジでの試合、そして相手がトッテナムなんで、心置きなくチェルシーを応援できそうです♪


12日
ハイバリーでの「アーセナル VS リバプール」戦が午後にありますが、その前にヒースロー空港へ行って帰国の途の… もう1日延泊すりゃよかった…


13日
そして、日本時間の3月13日に到着。 お家に帰るまでが語学留学、と昔から先生に言われてるんで、気をつけて帰っていきたいと思います♪

 

London Life ~ First weekと合わせて、以上がロンドン2週間のサッカー観戦旅行、じゃなくて留学の旅でした♪

食事はどーなんでしょうか?? 植民地だったこともあって、インド料理は「世界一」おいしいらしいんですけどね… 全体的に関しては、
「聞いてたよりもおいしかったよ!!」
なんてことがまずない、という話なんで… フィッシュ&チップスしか食わないで痩せて帰ってきそうな気が(笑)

まぁ、「学生の本分」である勉強をがんばってきます♪

 

ブラックバーンにアウェイで負けましたね…
これが実力。 言いたいことは山ほどあるし、それでスッキリしたいんですけど、明日朝早いんで(泣)
まぁ、むこうで見る時にはこれまでの調子は忘れて見ることにします♪

 

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London Life ~ First week

2006-02-25 | 日記

先日ご報告しましたけど、日曜日からロンドンに語学留学に行って参ります!!!
まぁ、「語学留学」とは名ばかりで、ほとんど「サッカー観戦旅行」なんですけどね(笑)
そこで今回は、自分の旅先での予定を、確認の意味を込めてご紹介しま~す♪


2月26日
ロンドンへの道のりは、成田空港から約13時間の空の旅を経て、ヒースロー空港へ!!
ホント、飛行機ん中で何すりゃいーんだろ?? 1日分寝ても時間余るし、そんなに寝れないしで… 暇すぎて勉強始めちゃいそうッスね~。 日本代表の高原が2度も患って有名になった「エコノミー症候群」にも注意せんとなぁ… とにかく、自分は「何もしないこと」が嫌いな人なんで、機内での過ごし方がホント不安です…
そして、この日の現地時間の夕方に着いて、3月13日までの2週間滞在する「スチューデント・ハウス」(学生寮)へ移動。
ちなみに、この寮の最寄駅「Willesden Green」は、あの「サッカーの聖地」と呼ばれるウェンブリー・スタジアム(イングランド代表戦、FAカップ決勝でしか会場とならない)の最寄駅「Wembley Park」から地下鉄でわずか3駅!! こりゃ行くっきゃねぇ!! 現在は改修中で、5月に完成予定(間に合わないらしい…)だけど、いつかこのスタジアムにも行ってみたいと思ってたんでラッキーです♪
果たして、この日はちゃんと夜寝れるのか… 時差ボケ経験して、中田や俊輔ら「海外組」の凄さを実感できそうです(笑)


27日
2日目から早速授業が開始!!
学校は、ロンドンのど中心部にある「Tottenham Court Rd」という駅(ロンドンの地下鉄路線図はこちら)から徒歩1分! ロンドンは、大英博物館やピカデリー・サーカス、トラファルガー広場などの名所が全部うまいこと中心部に集まってるみたいなんで、観光はかなり楽そう♪
そして、この日は学校で「プレイスメンス・テスト」というクラス分けテストが行われる模様。 放課後は学校側が用意したアクティビティーがあるらしいんですけど、個人的にはどうしても、アーセナルのリザーブゲームに行きたい!!
アーセナルのリザーブゲームは「High Barnet」という駅で、バーネットという下部リーグのクラブの本拠地を借りて行われてるんですけど、この日の相手はトッテナム!! つまり、ノース・ロンドンダービー!! そして、なんとアシュリー・コールが調整のため出場する、という嬉しいニュースが入ってきたんでどうしても見に行きたい!! 数年後、世界的プレイヤーになること間違いなしのウォルコットルポリも見たい!!
ただ、これから2週間一緒にやっていくクラスメイトと仲良くなるためには、やっぱ最初は肝心なんで、アクティビティーには参加しないと(汗) 行かないと絶対浮く(汗)
キックオフは7時。 この日は「分単位」での時間との戦いになりそうです…


28日
特に予定なし。 時間があれば、この日にハイバリーに行ってきます!! まぁ、ただ見に行くだけですけど♪
確か、この日は「日本代表VSボスニア・ヘルツェゴビナ代表」がありますけど、むこうのテレビじゃ絶対に見れないでしょうね(笑)


3月1日
4日目のこの日は、「イングランド代表VSウルグアイ代表」の試合を見に、授業後にリバプールアンフィールドまで行ってきます!!!
実は、この試合の存在を知ったのはつい最近。 FA(イングランドサッカー協会)の公式HPを見てたら、チケットが売ってて、「まぁ、売り切れてるだろうな。 日本人でも買えんのかなぁ~」なんて、冗談半分で見てたら、あれよあれよと簡単に進んでいき、メインスタンドのめちゃめちゃ良い席が買えてしまいました!!! 発売から半月以上経ってるのに(汗) 日本代表ならまずありえない…
「定価」でチケットが買えたこと、イングランド代表の試合が見れること、そしてアンフィールドに行けること、に喜んでたんですけど、気づけばロンドンからリバプールまでは鉄道で3時間… 東京から大阪まで行っても時間が余る…
3時間かかる、ってことは知ってましたけど、「13時間のフライト」でロンドンに行くということで感覚が完全にマヒ(笑) よくよく考えたら、「日本に来て4日目の外国人に東京から大阪まで行け」という難題と同じことをするわけで、この旅一番の不安がここにあるわけです…
また、試合のキックオフは夜の8時なんで、終わるのは10時。 そうなると、ロンドンへ帰る電車がない!!!(泣) 滞在先がちゃんとあるにも関わらず、この日はホテルを別に取ることになってしまいました。。。。。


2日
リバプールで一泊するんで、この日の授業はもちろん欠席♪
てことで、「スタジアムツアー巡り」をすることに決めました♪
「リバプール」ではアンフィールドと、エバートンのホームのグディソン・パークに行って、そこから1時間かけて「マンチェスター」に行って、マンチェスター・ユナイテッドの本拠地オールド・トラッフォードに行ってきます!!! ユナイテッドは好きじゃないですけど、「Theatre of Dreams(夢の劇場)」と呼ばれるオールド・トラッフォードには一度行ってみたいと思ってたんで、予定通りうまくいけば、終電がなくてホテルに泊まったことは結果オーライになりそうです♪


3日
この日はハイバリーのミュージアムに行くことが最大の目的!!!
ハイバリーのミュージアムは金曜しかやってないらしんで、この日を逃したくない!!


4日
週末は授業なしで完全フリー!!!
そして、この日はフルハムのホーム、クレイブン・コテージへ行って、「フルハムVSアーセナル」の試合を観戦!!!
「人生初のアーセナル生観戦」となるこの試合ですけど、苦手しているアウェイ…
そして、残念ながらこの試合はホームのフルハムファンのカテゴリーの席での観戦… 得点しても騒げないし、ユニフォームもあからさまには着れない、ってか身の安全を考えると、着ないほうがいいか(汗)

 

まぁ、こんな感じで滞在1週間目が終わります♪ いぁ~いい確認になったな♪

 

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日本代表発表とインド戦観戦

2006-02-23 | 日本代表

ボスニア・ヘルツェゴビナ戦、日本代表メンバー

GK
23.川口能活(磐田)
41.下田崇(広島)
42.都築龍太(浦和)

DF
2.田中誠(磐田)
5.宮本恒靖(G大阪)
14.三都主アレサンドロ(浦和)
22.中澤佑二(横浜FM)
6.中田浩二(バーゼル:SUI)
20.坪井慶介(浦和)
21.加地亮(G大阪)
31.駒野友一(広島)
24.茂庭照幸(FC東京)

MF
15.福西崇史(磐田)
7.中田英寿(ボルトン:ENG)
10.中村俊輔(セルティック:SCO)
8.小笠原満男(鹿島)
29.稲本潤一(ウェストブロム:ENG)
18.小野伸二(浦和)
4.遠藤保仁(G大阪)
34.松井大輔(ルマン:FRA)

FW
9.久保竜彦(横浜FM)
13.柳沢敦(メッシーナ:ITA)
32.高原直泰(ハンブルガーSV:GER)
16.大黒将志(グルノーブル:FRA)



まぁ、ある種予想通りですね。
巻、佐藤、阿部、長谷部、村井ら「新顔」はポジティブな印象を残したと思うんですけど、結局誰一人残らず… 期待された平山の召集もありませんでした…
ジーコの中では、「アメリカ戦のゴール」や「J日本人最多得点」、「ヘラクレスで7ゴール」よりも、「メッシーナで2年間ノーゴール」の方が上ってことですね。

ジーコはよく、「実績」や「貢献度」という言葉を口にしますが、上に挙げたメンバーは「実績を作る」ようなビッグマッチに出場したことがありません。 
インド戦やフィンランド戦で活躍しても、他の試合と比べてたいしたアピールにならないことは選手もわかっていると思いますけど、こういった弱小国との試合しか呼ばれないんじゃ、彼らには、「海外組を含めた代表に選ばれるチャンス」すら与えられていないことになりますね…

「代表チーム」というのは、国内国外を含めたその時のベストな状態の選手が集まるチームであるはず。
試合は選手がやるもので、監督がやるものではありませんが、「ジーコ・ジャパン」というネーミングは今の日本代表にふさわしいネーミングのような気がします…

 

日本 6-0 インド

得点)小野伸二、巻誠一郎、福西崇史、久保竜彦2、佐藤寿人

HOME)日本

              久保竜彦   巻誠一郎

         長谷部誠             小笠原満男

              小野伸二
                       福西崇史

      三都主アレサンドロ               加地亮
              宮本恒靖   中澤佑二


                   川口能活

交代)小野伸二 → 遠藤保仁
     宮本恒靖 → 茂庭照幸
    巻誠一郎 → 佐藤寿人


日産スタジアムへ見に行って来ました!!!
まぁ、この試合に関しては相手が相手なんで、細かく言うことはないでしょう。
課題を挙げるなら、シュート意識の低さ。 前半インド相手に1点しか取れませんでしたが、なにせシュートを打たないんだから、入るわけがない。 
ガチガチに守りを固めて、ラインを下げた相手には、ミドルを積極的に打って、相手を引き出していくべき。


前半の出来にはさすがに観戦に来たサポーターからも、ブーイングが出てましたね~。 当然でしょう。 後半に入っても、前半と代わらぬ展開が続き、朝方CLを見ていて寝不足だったため、終盤のゴールラッシュまでは意識が朦朧としてました(笑) 3列前にいた子供も、紙を丸めてキャッチボールを始めるし(笑) ホント退屈だったなぁ~。


しかし!!! その終盤のゴールラッシュ以上に自分の目を覚ましてくれたのが、サッカー日本代表サポーター集団「ULTRAS(ウルトラス)」がドイツW杯のために作った新しい応援歌「サムライブルー」!!!

この曲の存在知ってましたか???

 「 さぁ~行け!!  サムライ・ブルー♪
   い・つ・も  俺達が ついてるぜ
      ヤマトダ・マ・シ・イ~♪
   見・せ・ようぜ♪               」

という見事に微妙な、そして外国人に「日本=サムライ」という古い固定観念をさらに植え付けてしまうような歌なんですけど、メロディがまた微妙… 全くと言っていいほど乗れない(汗)

試合前に、ウルトラスの人から、
「これ歌詞なんで、見て覚えて歌ってください! すぐに覚えられると思うんで!」
と小さな歌詞カードを渡されたものの、メロディが微妙だし、サポーターの歌はバラバラだしで覚えられない…(まぁ、覚えて歌う気はさらさらなかったですけど 笑)

しか~し!!
近くにいた、バナナマンの日村(写真下 右)似のオッサンが一人でずっとそれを歌っている姿がめちゃめちゃオモシロくて、またその音痴な歌声が耳に焼き付いて、完全に覚えてしまい、目も完全に覚めてしまいました!!(笑)

3000円を払って自由席で試合を見に行きましたが、日本代表の誰のプレーよりも、その日村似のオッサンの姿と声が印象に残った試合でした☆

すんげぇ~日村に似てたなぁ(笑)

 

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CL決勝T1回戦 1st leg レアル・マドリード VS アーセナル

2006-02-23 | アーセナル

レアル・マドリード 0-1 アーセナル

得点)アンリ

HOME)レアル・マドリード

                     ロナウド

            ロビーニョ
                      ジダン        ベッカム

                 グティ
                          グラベセン

       ロベルト・カルロス                  シシーニョ
              セルヒオ・ラモス   ウッドゲート


                    カシージャス

交代)ウッドゲート → メヒア
     ロビーニョ → ラウル
    グラベセン → バチスタ


AWAY)アーセナル

                      アンリ

            レジェス
                                   フレブ

                リュングベリ
                            セスク

                   ジウベルト・シウバ

         フラミニ                      エブーエ
                 センデロス    トゥーレ


                      レーマン

交代)フレブ → ピレス
   レジェス → ディアビー
    セスク → ソング


<見事にはまった「相性」
レアル・マドリードのホーム、サンチャゴ・ベルナベウで行われた1st leg。 意外にもレアルとアーセナルはヨーロッパのコンペティションでは初顔合わせ。 しかしアーセナルにとって、レアルのショートパスを繋ぐ「スタイル」、そのパスを繋ぐために整えられた「ピッチ」のどちらもが「アーセナルのスタイル」にはまった。

レアルは一時のひどい時期を乗り越え、現在は絶好調。 サイドで守備に追われ、なかなかコンディションが上がらなかったジダンをトップ下の位置に固定したことで、チーム全体の攻撃のリズムが良くなった。
対するアーセナルは、怪我人続出でリーグ戦は未だ不振。 車とフェリーでの移動で出場が噂されたベルカンプは結局回避、ファンペルシーは怪我、アデバイヨールはモナコで予備予選に出場したことで規約上出場できず、システムはリーグ戦で成功した試しのない「アンリの1トップ」で挑むことに… 守備陣も怪我人は誰一人戻らず、アウェイで「大量失点」を喫し、1st legで勝負を決められてしまうのではないか、という不安が試合前に頭をよぎったアーセナルファンは自分だけではないと思う。

しかし、試合は立ち上がりに、右SBシシーニョが上がったスペースにレジェスが走り込んでファーストシュートを放つと、その後の15分間もアーセナルのペースで試合が進む。
「レアルのディフェンスは脆い。アウェイと言えど付け込む隙はあるはず。」
と試合前に考えていたことが、そのレジェスのシュート時に「確信」に変わった。
今季アーセナルがプレミアシップで不調の原因は、主力の相次ぐ怪我による人員不足の他に、チェルシーやボルトンがヒントを与えた「アーセナル対策」が、各クラブに浸透してしまったことにある。 丁寧にパスを回して行く「技」のアーセナルに対し、前線から厳しいプレッシャーをかけて中盤を機能させず、攻撃ではロングボールを主体に「力」で攻めてくるチームが非常に多くなった。 事実、それはアーセナルの苦手とするところだ。
しかし、この日のレアルからは、アーセナルが普段リーグ戦で受けているようなプレッシャーを感じず、各選手が中盤で簡単に前を向くことができた。
そして、その後もセスクやアンリがシュートを放ち、決定機を作る。 しかし、決めきれない。
「決められるうちに決めておかないと…」
というのは、サッカーの世界で起こる「自然法則」だ。
  審判のホーム寄りの判定と、センデロスやフラミニがイージーミス続けて犯したことで試合の主導権がレアルへと移っていくが、前半をなんとか乗り切る。

そして、後半開始3分、中央でボールを受けたアンリがドリブルで2人、3人とかわして左足を振りぬき、先制!!!

エースが決めた!!! まさかの先制、そしてアウェイゴール!!! 

その後のアーセナルは完全に「アウェイの戦い」に転じ、レアルの薄くなった守備意識を突いてカウンターを狙うようになった。 そして、ピレスとディアビーが「勝負」を決定づけるチャンス(写真下)を掴むが、生かせない。 嫌な予感が再度よぎるが、トゥーレ、シウバ、エブーエ、レーマンらが必死に守り切り、アウェイであまりにも貴重な勝利!!! 大きなアドバンテージを持ってハイバリーに帰ることとなった。

     


<2nd leg 展望>

この試合は不安視された守備陣が本当によく頑張った。 クリアが儘ならないセンデロス、スピードのないベッカムに尽く裏を取られるフラミニの対応、セットプレーの危なっかしい守備には、深夜に何度も発狂させられそうになったが(笑)、全体的には素晴らしい出来だったと思う。
次はホーム、ハイバリーで戦える。 その上、アシュリーベルカンプ、ファン・ペルシーらも戻ってくる。 アーセナルが絶対的優位であることは間違いない。

しかし、アーセナルがアウェイでできることは、レアルもできるはずだ。 決して油断はならない。 早い時間帯に先制でもされたら形勢は一気に逆転するだろう。

でも、アーセナルには絶対に負けてほしくない。 なぜなら、それは自分がアーセナルのファンであるから、そして、2nd legが行われる3月8日が自分にとって、最初で最後のハイバリー観戦の日になるから!!

 

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データで見るCL決勝T1回戦 1st leg プレビュー

2006-02-22 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

今日深夜に行われる「レアル・マドリードVSアーセナル」以外の3試合を、グループリーグ6試合でのデータで比較します!!


◯バイエルン・ミュンヘン VS ACミラン
 

Team Name Bayern Munich Milan
Games Played 6 6
Goal Attempts    
Goals 10 12
Ave Goals per game 1.67 2.00
Shots (excl blocked shots) 85 90
% Shots on Target 41% 50%
% Goals to Shots 12% 13%
Passing    
Passes Attempted 2529 2739
Overall Pass Completion % 80% 82%
Crossing    
Total Crosses 162 111
Cross Completion % 28% 24%
Defending    
Goals Conceded 4 6
Ave goals conceded per game 0.67 1.00
Tackles 111 108
Tackles Won % 77% 93%
Blocks, Clearances & Interceptions 236 181
Discipline    
Fouls 104 90
Yellow Cards 10 7
Red Cards 0 1


「チェルシーVSバルセロナ」に注目が集まりがちだけど、それに負けないぐらいの予想が立てにくい好カードがコレ!!

でも、初戦のバイエルン勝利は鉄板かな? サッカー専用スタジアムのアリアンツ・アレーナに移ってから、ホームでのバイエルンの強さは図抜けてる。 ただ、心配なのはカーンの負傷。 控えのレンジングでは心許ない…
もし、ミランがアリアンツで「アウェイゴール」でも入れたら、勝機は一気にミランへ。

 

◯ベンフィカ VS リバプール

Team Name Benfica Liverpool
Games Played 6 6
Goal Attempts    
Goals 5 6
Ave Goals per game 0.83 1.00
Shots (excl blocked shots) 74 77
% Shots on Target 39% 39%
% Goals to Shots 7% 8%
Passing    
Passes Attempted 1989 2302
Overall Pass Completion % 74% 74%
Crossing    
Total Crosses 142 132
Cross Completion % 23% 30%
Defending    
Goals Conceded 5 1
Ave goals conceded per game 0.83 0.17
Tackles 112 182
Tackles Won % 83% 87%
Blocks, Clearances & Interceptions 166 246
Discipline    
Fouls 94 100
Yellow Cards 7 8
Red Cards 0 0


「CLのアウェイのリバプール」はガチガチに守っていくこと間違いなし。
引き分け以上の結果を残して、楽にアンフィールドに帰るんじゃないでしょうか?? 

 

◯PSVアイントホーフェン VS リヨン

Team Name PSV Eindhoven Lyon
Games Played 6 6
Goal Attempts    
Goals 4 13
Ave Goals per game 0.67 2.17
Shots (excl blocked shots) 46 84
% Shots on Target 52% 52%
% Goals to Shots 9% 15%
Passing    
Passes Attempted 2188 2462
Overall Pass Completion % 80% 80%
Crossing    
Total Crosses 76 138
Cross Completion % 28% 28%
Defending    
Goals Conceded 6 4
Ave goals conceded per game 1.00 0.67
Tackles 144 146
Tackles Won % 80% 81%
Blocks, Clearances & Interceptions 256 214
Discipline    
Fouls 118 104
Yellow Cards 6 11
Red Cards 1 0


昨季、準々決勝の再現!!
戦力面ではリヨンが有利、しかし監督の采配ではPSVが有利。 どっちにしろ、「玄人好み」の渋い試合になりそうですね~♪

 

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FAカップ5回戦 リバプール VS マンチェスター・ユナイテッド

2006-02-20 | プレミアシップ・FA杯

◯リバプール 1-0 マンチェスター・ユナイテッド

得点)クラウチ

リバプール)

               モリエンテス    クラウチ

         キューウェル                ジェラード

                シソッコ
                          ハマン

       リーセ                         フィナン
                 ヒーピア    キャラガー


                      レイナ


交代)モリエンテス → ルイス・ガルシア
   キューウェル → クロンカンプ
      クラウチ → シセ


マンチェスター・ユナイテッド)

             ファン・ニステルローイ
                         ルーニー

        リチャードソン               C・ロナウド

                ギグス
                        フレッチャー

      シルベストル                      G・ネビル
                ブラウン    ビディッチ


                 ファン・デル・サール

交代)シルベストル → サハ
    フレッチャー → スミス
        スミス → パク・チソン


「日本VSフィンランド」のわずか30分後にキックオフされた試合だけに、比べてはいけないのだけれど、どうしても「選手」と「ファン」の質の差を感じてしまった試合(笑)

試合はホーム扱いのリバプールが前半19分、CKから久々復帰のクラウチが頭で合わせて先制!!(写真上) その後もリバプールが優位に試合を進め、最後は気持ちで守り切り、相性の悪かったライバル相手に勝利!!
リバプールとユナイテッドは今季、互いに1勝1分け1敗。 リーグ戦ではユナイテッドの1勝1分け。 しかし、リバプールにとって「FAカップ1発勝負」での1勝の価値は他のどの試合よりも大きい。

この試合、ユナイテッドはファーディナンドの欠場が響いた。 前回のプレミアの試合ではリバプールの攻撃を1人で守り、最後はセットプレーからのヘディングで得点も決めた「勝利の立役者」がいなかったことで、ユナイテッドは攻守のバランスを欠いた。 「代役」の新加入ビディッチはクラウチの高さにとまどい、リバプールのスピードについていけず。 安定感が売りのファン・デル・サールもこの日はキックにパンチングに精度を欠いた。
そして、気になるのはスミスの怪我(写真下)。 リーセの強烈なFKを脚で止めた反動で重傷… おそらく今季絶望、で済めばまだマシだと思える状態だった…



リバプールは試合を通してコンディションの良さを感じた。 ここ最近の試合内容が芳しくなかったのは、この試合に照準を合わせていたからかもしれない、と思わせる出来だった(その相手に負けてしまうアーセナルの立場はないですけど 泣)。 それにしても、クロンカンプは完全に「守備固め要員」になってしまいましたね。 オランダ代表としてはどーなんでしょう? 彼にとっては移籍は失敗でしょうね。

 

Team Name Liverpool Manchester United
Possession(%) 55% 45%
Goals 1 0
Shots On Target 5 3
Shots Off Target 3 2
Blocked Shots 2 2
Corners 8 4
Fouls Conceded 22 19
Offsides 0 3
Yellow Cards 4 3
Red Cards 0 0

 

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国際親善試合 日本 VS フィンランド

2006-02-19 | 日本代表

日本 2-0 フィンランド

得点)久保竜彦、小笠原満男

HOME)日本

              久保竜彦    巻誠一郎

                  小笠原満男

        村井慎二                  加地亮

               小野伸二
                        福西崇史


          中澤佑二   宮本恒靖   坪井慶介


                   川口能活

交代)村井慎二 → 三都主アレサンドロ
    巻誠一郎 → 佐藤寿人
     加地亮 → 駒野友一
    久保竜彦 → 本山雅志


AWAY)フィンランド

                   ショルンド

                   フースコ

         アルキブオ              ラゲルブロム

                       ハーパラ
                イロラ

       カリオ                       ニマン
               クイバスト   パソヤ


                    カベン


<雑感  「強化」試合にはならず>
GKニエミ(フルハム)、ヤースケライネン(ボルトン)、DFヒーピア(リバプール)、MFタイニオ(トッテナム)、FWフォルセル(バーミンガム)、クキ(ブラックバーン)ら主力がいない、「飛車角抜き」どころか、桂馬も香車も金も銀もいないフィンランドは、W杯を控えた「強化」試合の相手としては弱すぎた。
守備時において脅威を感じたシーンはなし。 後半開始早々に日本が先制点を取った後、攻めていかなければならないはずのフィンランドだが、その攻める力が全くなかった。 「対オーストラリア対策」ということでマッチメイクされたらしいが、これではスパーリング相手にすらならない。 「2006年ジーコジャパン初勝利」と「久保の復帰ゴール」という、スポーツ新聞の見出しのネタが唯一の収穫だろう。


「高さには高さを」ということで、この試合は久保の2トップを試したが、本番のオーストラリア戦ではどうなるのだろうか? 完勝こそしたが、「高さ」の面で成功したとは思えない。 特に得点できなかった前半は、加地や小野が「ロビングのクロス」を入れていたが、尽く跳ね返された。
ヨーロッパやオーストラリア相手に「高さ」ではどうあがいても勝てない。 「日本人」で高さがあると言っても限界があるのだ。
個人的には、こういった相手の場合は「速さ」で勝負するべきだと思うし、オーストラリアのCBを考えた場合、ニールはともかく、ビドマーやポポビッチは縦一本のスピードと横の揺さ振りに弱い。 ここは「ロビングのクロス」ではなく、「速くて低いクロス」を入れていくべきだと思う。


最近、プレミアシップの試合を見慣れすぎているせいか、「代表サポーター」の応援の質がどうも気になる。
サイドチェンジや気のきいた横パス、相手の攻撃を遅らせる守備、中盤のカバーリングなどのプレーをした選手に対してもっと「拍手」をするべきだと思うが、それがない。応援はなにも、「ニッポンコール」をすればいいということではない。 もっとプレーをしっかりと見て、しっかりと評価してそれを行動で表すべきだと思う。 それに、ロングシュート失敗時の大きな「ため息」は、選手からロングシュートの意識を奪う。 W杯で勝つためには選手だけでなく、サポーターも「世界レベル」になる必要がある。


<選手採点>
10点満点。 6.0が合格点。

GK
川口能活 5.5
仕事なし。 ただ、キックミスが少し目立った。

DF
中澤佑二 6.5
安定感のある守備が戻ってきた。 高さのある相手にはさらに存在感を発揮。

宮本恒靖 6.0
あまり仕事はなかったが、無難にこなせていた。

坪井慶介 6.0
同上。

福西崇史 6.0
パスやシュートの精度面は相変わらずの課題だが、アメリカ戦では見られなかった運動量が見られた。 また、本職の守備をしっかりとこなせていた。

小野伸二 7.0
中盤でボールを失わない。 やはり、今回のポジションが彼の本来のポジション。

村井慎二 6.0
得意の「抜き切らずに上げるクロス」が出せず。 守備などで全体的には頑張っていたが、「ジーコの三都主への絶対的な信頼」を覆すまでは至らず。

加地亮  5.5
小野との呼吸がばっちり。 動き出しのタイミングはいいが、クロスの精度が課題。

小笠原満男 8.0
1得点1アシストの結果が示す通り、この試合のMVP。 久保へのアシスト後はドリブル、パスの全てにキレが加わった。

久保竜彦 6.5
先制点をあげ、復調を示した。 怪我の再発だけは避けてほしい。

巻誠一郎 6.0
ポスト役にも前線でのかき回し役にもなり、本大会メンバー入りへの高いモチベーションを感じた。

三都主アレサンドロ 5.5
佐藤寿人 6.0
駒野友一 6.0
ピッチに入った頃にはすでに試合は決まっていたため、要求された仕事もそれほどなかった。 佐藤寿人にとっては今後のために1ゴールを入れておきたかった。 

本山雅志 採点不可


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ご報告

2006-02-17 | 日記

私事で大変恐縮ではありますが(てか、ブログだから当然か…)、

この度、2月26日の日曜日からロンドンに語学留学することになりました!!!

まぁ留学と言っても、たった「2週間」の短期ですけどね♪ 前々から決まってたんですけど、予定がだいたい決まってきたんでご報告させて頂きました♪


「大学在学中に英語の勉強で留学してみたいなぁ~。」とは思ってたんですけど、この春に留学を「決意」させた理由は、そう、
ハイバリーのラストシーズンだから!!!



ここでアーセナルの試合を見るのが長いことの「夢」だったし、アーセナルファンとしてこのスタジアムの雰囲気を味わっておかないまま生きてくのはやっぱ罪ですよね~ ってなわけでロンドンに行くことを決めました♪
もちろん、ロンドンに行ったからにはチェルシースパーズのスタジアムにも行くし、リザーブゲームも見てきます!! また、ここ数日で当初の予定が変更になってイングランド中を旅することになりそうです(笑) ミーハーにもデジカメ片手に旅しようと思ってます。

ただ、問題なのが「パソコンは使えるのか?」ってこと。
スタジアムツアーやなんやらで撮った写真を残してブログで日記を書きたいなぁ~、と思ってるんですけど、無理な場合はまるまる2週間更新ストップになりそうですね… ランキングも激落ち必至(汗)

まぁ、詳しい観戦予定かなんかは今度書きます♪(もちろん、それは自分が自分のスケジュールを確認するために 笑)



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プレミアシップ第23週 リバプール VS アーセナル

2006-02-16 | アーセナル

リバプール 1-0 アーセナル

得点)ルイス・ガルシア

HOME)リバプール

               ファウラー   モリエンテス

         キューウェル                ジェラード

              シャビ・アロンソ  シソッコ

       リーセ                         フィナン
                 ヒーピア    キャラガー


                     デュデク


交代)シャビ・アロンソ → ハマン
       ファウラー → シセ
         シソッコ → ルイス・ガルシア


AWAY)アーセナル

                アンリ
                       アデバイヨール

          ピレス                   リュングベリ

                 セスク
                       ジウベルト・シウバ

       フラミニ                         エブーエ
               センデロス    トゥーレ


                     レーマン


交代)ピレス→フレブ


<「想定内の結果」と「想定外の結末」>
現在のリバプールアーセナルの状況、そして舞台が「アンフィールド」であるということを考えれば、正直なところ「引き分けられたら万万歳」というのが試合前の個人的な願いだった。 しかし、その願いは成就目前のところで崩れ去った。

試合は、前半はリバプールがアーセナルファンの自分でも惚れ惚れとしてしまうようなダイレクトパスの繋ぎと正確なサイドチェンジの多用で素晴らしいサッカーを展開する。 対するアーセナルも、序盤こそ「らしくない」ロングボールの放り込みが多くなってしまうが、各選手がアンフィールドの雰囲気とリバプールのサッカーに徐々に慣れていった頃には、得意のショートパスでボール支配率を高めるようになった。 前半はいい意味で「イングランドらしからぬ」パスゲームが続いたが、この前半の好ゲームを作った要因も、全くの別の試合へと変えていった可能性もあったのが、31分のジェラードのPK。
主審グレハム・ポールのあまりにもホーム寄りのジャッジでエブーエがモリエンテスを倒したと判定されて与えてしまったPKを、ジェラードが蹴るが、これをレーマンまさかのセーブ!!(写真下)



止めた後、レーマンが主審に向けて「違うよ」と指を振るシーンは、初めてレーマンをかっこいいと思った瞬間だった(笑) しかし、ホーム寄りのジャッジは続く。 アデバイヨールが抜け出して、ゴールキーパーとの完全な1対1を迎えるが、オフサイドの判定。 スローVTRで見れば、それは明かなオンサイドだった。

後半は、前半とは対照的にロングボールの蹴り合いのような展開に。 どちらも攻め手を欠き、引き分け濃厚かと思われたが、終了間際の87分に途中出場のルイスガルシアに決められて万事休す。 レーマンの健闘虚しく、「引き分けに持ち込むこと」がまたもできなかった。


「強いチーム」の定義の1つは、苦しい試合内容の中でしっかりと勝ち点3(もしくは最低でも勝ち点1)が取れ、さらに運も持ち合わせているチームだと思う。
しかし、今季のアーセナルは、内容で圧倒している試合でも結果が出ず、悪い内容の試合ではその内容通りの結果が出る。 もはや「サッカーの神様」から見放されたチーム、と理由を形而上学的なものに求めるのは容易だ。 しかし、やはり非は内にある。

現在のアーセナルはあまりにも「弱点」が多い。 その1つがセンデロス。 後半、リバプールはロングボールを蹴ってきたが、そのほとんどがトゥーレを外して「センデロス側」を狙った意図的なものだった。 案の定クリアミスが重なり、空中戦では10cm身長の低いファウラーに競り負けた。 ここ数試合を見る限りではジュルーの方が確実に安定しているが…
そして、この試合の明暗を分けたのが「中盤の(質と層の)差」だ。
リバプールにはキープ力と展開力を持ったジェラードとシャビ・アロンソがいるし、ベンチにはべテランのハマンや決定的な仕事のできるルイス・ガルシアがいる。 しかし、アーセナルのセンターは、今季ボールロストの多さがあまりにも目立つジウベルト・シウバに頼らざるを得ないのが現状だ。 セスクもこの試合ではミスが多く、失点はセスクのトラップミスから生まれた。 控えには19歳のディアビーしかいない。 この差があまりにも大きかった。

そして、最後は「主将の貢献度の差」だ。
全体的な数は少ないが、アンリにはいくつかチャンスがあった。 嫌いな守備を強いられるチーム状況と、若すぎるチームメイトに対し「諦め」の表情とも取れる覇気の無さを感じたが、そこはキャプテンである彼自身がチームを鼓舞していってほしかった。 そして、アンリにはしっかりと「責任」を感じてほしい…


 

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スコットランド・プレミアリーグ第26節 レンジャーズ VS セルティック

2006-02-13 | プレミアシップ・FA杯

レンジャーズ 0-1 セルティック

得点)ズラウスキー

HOME)レンジャーズ

                      プルソ
               ノボ

         ブッフェル              バーク

             ファーガソン
                      マルコム

      スミス                        ハットン
            キルギアコス   アンドリュース


                 ワーテリュース


AWAY)セルティック

                       ハートソン
              ズラウスキー

         マロニー                S・ペトロフ

               N・レノン   ロイ・キーン

       ウィルソン                    テルファー
               マクマナス   バルデ


                    ボルツ


今季リーグ戦では2度目のオールド・ファーム!!
不振に喘ぐレンジャーズが首位を快走中のセルティックをホームのアイブロックスに迎えた試合は、前半12分、ハートソンのポストプレーからペトロフが出したボールをポーランド代表ズラウスキーが決めてセルティックが先制!!
その後も今季のチーム状態を如実に表すかのように「アウェイ」のセルティックがボールを支配し前半を終えるが、後半に入るとレンジャーズの一方的なペースに。
レンジャーズの「スコットランドらしい」激しいパワープレーを、アフリカ・ネーションズカップから帰ってきたギニア代表のバルデを中心とした守備陣がなんとか凌ぎ切り、セルティックがアウェイで「永遠のライバル」を相手に貴重な勝利!! 2位ハーツとの勝ち点差も広げ、リーグ優勝をほぼ確実なものにした。


完璧な「アウェイの戦い」をやってのけたセルティック。 やはりロイ・キーンの加入はチームに経験と狡猾さをもたらしている。
対するレンジャーズは、シーズン中ながら今季いっぱいでのマクリーシュ監督の解任が決定し、まさに「空中分解」の状態。 連覇どころか、CL予備予選に出場できる「2位」でリーグ戦を終えることも危うい…
その中で目立ったのは、日本がW杯で対戦するクロアチア代表のFWプルソ。190を超える長身のため空中戦に強いことはもちろん、スピードがある上に足元もうまい。 一昨季にモナコで見せていたパフォーマンスをそのまま維持している。
また、右サイドのバークも良かった。 スピード溢れるドリブラーで、常に積極的に仕掛けていく姿勢はセルティックにとって90分間脅威となっていた。 強気な面持ちを見れば、かなり強いメンタルの持ち主であることもわかる。

残念ながら中村俊輔は欠場。 すでにセルティックファンの心を掴んでいる中村だが、「アウェイ」で「レンジャーズ」を相手に勝利に貢献する活躍を見せて初めて、「クラブ史に残るファンのアイドル」になれるだろう。


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プレミアシップ第23週 アーセナル VS ボルトン

2006-02-12 | アーセナル

アーセナル 1-1 ボルトン

得点)ジウベルト・シウバ / ノーラン

HOME)アーセナル

                アンリ
                       アデバイヨール

         レジェス                       セスク

                ディアビー
                       ジウベルト・シウバ

       ラーション                       フラミニ
               センデロス    ジュルー


                     レーマン


交代)レジェス → ピレス
   ディアビー → リュングベリ
   ラーション → ベルカンプ


AWAY)ボルトン

                   K・デイビス

          ヤンセン                ステリオス

               中田英寿     ノーラン

                    A・ファエ

        ガードナー                    オブライエン
                エンゴティ  ベン・ハイム


                  ヤースケライネン


フィンランド代表ドイツ代表
という、タイトルで全てを語れる試合。 ヨーロッパの中堅国フィンランドの2ndキーパーの実力は、ヨーロッパで最多のW杯優勝回数を誇るドイツの2ndキーパーの実力をはるかに凌いでいた。

試合は、序盤に急造の若い守備陣がノーランに技ありの先制点を奪われ、アーセナルが後半に猛攻をしかける展開に。 しかし、そのアーセナルの目の前に何度も立ちはだかったのが、GKヤースケライネン(写真上)。 ピレス、アンリ、アデバイヨールらが放ったシュートは全て防がれ、ロングボールが多くなった終盤も、その守備範囲の広さで未然に処理された。 そして、「負ければ順位交代」の窮地のアーセナルを救ったのが、この日は珍しくシュートが当たっていたジウベルト・シウバ!! セスクのクロスをボレーで右隅に決めて、ロスタイムになんとか追いつきドロー。 ボルトンとの勝ち点差はそのまま。 結局今季はボルトンに1分け2敗で未勝利のまま終えた。

ヤースケライネンが素晴らしいセーブを見せた一方で、こちらのGKレーマンは、その能力の限界を露呈…
36歳のレーマンは本来、平均年齢19.75歳の若いディフェンスラインをまとめあげる役割を果たさねばならないが、その役割を彼に期待するのは無理なようだ。 あまりにも好戦的で、「冷静さ」や「リーダーシップ」と言った言葉とはほど遠いメンタルの持ち主。 ヤースケライネンの出来が良すぎただけに、彼の振る舞いが尚更情けなく見えたのは自分だけではないと思う。 (前々から感じていたが)GKの補強の必要性をこれほどまでに感じた日はない…
それにしてもファエのタックルは酷かった。 両足でスパイクの裏を見せ、レジェスはこれで負傷退場… 試合後ボルトンのアラダイス監督は、ファエのタックルの後に起きた、フラミニのガードナーに対するタックルを責めて、事を曖昧にしたが、元を正せば、あのファエの卑劣なタックルがなければ、そして主審のハワード・ウェブがしっかりとファエにレッドを出していれば、フラミニのタックルも荒れた試合展開も起こらなかったはずだ。

ここは個人ブログなので書かしてもらうが、自分はボルトン、そしてアラダイスが本当に嫌いだ。 あの荒いプレースタイルに、ロングボール一辺倒の無策な攻撃、そして監督アラダイスのコメントの全てが見ていて腹立たしい。 アーセナルがボルトンを苦手としていなかったとしても、この感情が消えることはないだろう。 こんなチームをCLという素晴らしい舞台で見たくないし、出てしまえばそれはイングランドの恥だ。 スペインサッカーのファンから嘲笑を買うことは間違いない。
同じ「ノースロンドン」のライバルであるトッテナムとも「4位争い」を演じているが、もしアーセナルが4位に入れなかったとしても、自分は(中田英寿が所属する)ボルトンではなく、トッテナムが4位に入ることを希望する。


Arsenal
Team Name Bolton Wanderers
  1 Goals 1
  7 Shots on target ( Inc Goals ) 2
  5 Shots off Target (inc woodwork) 1
  4 Blocked Shots 1
  8 Corners Won 6
  15 Total Fouls Conceded 12
  2 Offsides 6
  2 Yellow Cards 2
  0 Red Cards 0
  47% Possession

53%


ちなみにこの試合、日本代表の中田英寿はフル出場。 全体的な出来はまぁ、「可もなく不可もなく」といった感じ。 ただ、対峙したセスクとの1対1の勝負には完敗。
アーセナルファンとしてセスクの出来は嬉しいけど、日本人として代表のエースが18歳の青年に負けてしまうのは少し複雑… まぁ前者の気持ちの方が大きいかな(笑)

おそらく、フジテレビや他の地上波でこの試合を放送したら、「中田中心」の中継になってしまうことは間違いないけれど、放送したスカパーの西岡・粕谷コンビは、アーセナルに勝ってもらうために中田にいいプレーをしてほしくなかった自分でさえ、「もう少し中田に触れた方がいーんじゃない!?」と、思ってしまうほど特別触れず(笑)

さすがCS!! スカパーのこのアウトローな姿勢は最高です♪

 

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国際親善試合 アメリカ VS 日本

2006-02-11 | 日本代表

アメリカ 3-2 日本

得点)ポープ、デンプシー、トゥエルマン / 巻誠一郎、中澤佑二

HOME)アメリカ

              トゥエルマン    ヴォルフ

                    ドノバン

          ヌーナン               デンプシー

                   ザバグニン

        ダニバント                    クライン
                コンラッド    ポープ


                    ハートマン


AWAY)日本

                    久保竜彦


               小野伸二    小笠原満男

       三都主アレサンドロ                加地亮

               遠藤保仁
                          福西崇史


           中澤佑二    宮本恒靖    田中誠


                     川口能活

交代)久保竜彦 → 巻誠一郎
    遠藤保仁 → 佐藤寿人
    福西崇史 → 阿部勇樹
      田中誠 → 長谷部誠
    小野伸二 → 本山雅志


<2006年初陣 -完敗->
「2-3」というスコアを見れば、好勝負を演じた上での惜敗。 しかし、最後に(中澤のゴールで)帳尻を合わせた感は否めず、内容を見れば、久々に喫した「完敗」だった。

選手の低調なパフォーマンスにもガッカリだが、それ以上にガッカリなのはジーコの采配
「敗戦」の2文字が見えてこないと動かない後手後手の消極的な采配は相変わらずだが、疑問が尽きないのは小野から本山への交代。 のヘディングで1点を返し、中盤全体がリズムを取り戻そうしていた矢先に、その起点となっていた小野が下げられ、その後はボールを支配するものの効果的なパス回しができず、結局追加点を奪ったのはロスタイム、それもセットプレーからだった。 ジーコはいったい本山に何を期待して投入したのか? 鹿島贔屓もいい加減にしてほしいものだ。 試合後、インタビュアーにはジーコに対し、今後の抱負など当たり障りのないことではなく、その点を深く掘り下げてほしかった。
また、4バックへの移行も遅かったのではないだろうか。 3点目を取られた後ではなく、後半開始時に決断すべきだったはずだ。

「2006年初戦」
ということで、試合後は体調や試合勘などの調整不足を指摘していたジーコだったが、「お隣り」の韓国は今年に入ってすでに6試合をこなし、課題克服と選手の見極めに努めている。 日本サッカー協会の危機感の無さマッチメイク下手も気になるところだ。

この試合の収穫は長谷部。 そのメンタルの強さで「代表デビュー戦」ながら所属する浦和でのプレーをそのまま見せてくれた。 やはり、彼のボールを持ったらすぐに前を向く姿勢は攻撃のアクセントになる。 ゲームを組み立てる能力パスセンスにも優れている彼をスタートから起用しないのは間違いだ。 おそらく練習時からあのレベルのプレーを見せているとは思うが…
次のフィンランド戦は遠藤ではなく、長谷部の先発起用を希望する。


対戦したアメリカはしっかりと組織されていて一人一人がよく動く、いいチームだった。これでビーズリー(PSV)ら海外でプレーする個々の能力が高い選手が加われば、さらに怖いチームになると思う。


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追悼 富樫洋一さん

2006-02-09 | ニュース

ジャンルカさんが急死 サッカージャーナリスト富樫洋一さん


現在行われているアフリカネーションズ・カップの取材に行く、とスカパーのサッカー番組で言っていたのがつい先月のことだっただけに、このニュースを知った時は頭が真っ白になりました。
早過ぎる死… ジャーナリストという立場ながら、1人の熱狂的なサッカーファンというスタンスを崩さなかった富樫さん。 その彼が、来たる6月のW杯、そして彼が愛して止まない(今季好調の)インテルの優勝を見れずにこの世を去ってしまうのは、なんと残念なことでしょう。 しかし、普通のジャーナリストでは行かない(興味を持たない)ような場所まで精力的に取材を続けてきた彼にとっては、ある種「殉職」のようなものかもしれませんね。

(正直おもしろいとは言えない、けれど希にヒットもある)ダジャレと、フランスリーグや東欧のサッカー事情などマニアックな情報を基にした解説はおもしろかったです。 また、海外担当の解説者にしては珍しく、Jリーグを熱心に追いかけているところも好感を持てました。 人の良さがにじみ出ている感じの人でしたね。

自分も1人のサッカーファンとして、こういった人がサッカー界からいなくなってしまうのは寂しいです。 サッカーファンのブログの反応も大きく、みなさん悲しんでるようです。 彼がそれだけ愛されていたということでしょう。

彼を追悼する意味でも、今季はインテルに頑張ってほしいし、自分もインテルを応援していくことに決めました。

 

サッカーとは関係ないですけど、元巨人監督の藤田元司さんも亡くなられました

自分が初めて巨人ファンになった時の監督がこの人でした。 タイトルとはあまり縁がなかったけど、「巨人の伝統」を感じさせる選手が多くいた(今はいない)、いいチームだったことと記憶しています。 今回亡くなられた富樫さんも藤田監督も自分の通っている大学の卒業生ということで、尚更悲しい気分になりました。

 

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アフリカ・ネーションズカップ準決勝

2006-02-08 | W杯予選(南米・アジア・その他)

◯コートジボワール 1-0 ナイジェリア

得点)ドログバ

コートジボワール)

               ドログバ
                        B・カルー

         ロマリッチ                    ヤピ

                       ヤヤ・トゥーレ
                ゾコラ

       ボカ                          エブーエ
                メイテ      トゥーレ


                   ティジィエ


ナイジェリア)

              マルティンス
                          カヌー

                    ミケル

         オビンナ              オデムウィンギー

                    カイタ

       タイウォ                      オディアー
               エナカリーレ    ヨボ


                   エニエアマ


準々決勝でどちらもPK戦までもつれてしまったコートジボワールナイジェリア
試合は後半開始早々にロングボールからうまく抜け出したエースのドログバがキーパーとの1対1を冷静に決め、コートジボワールが決勝進出!!

大事な時期にコロ・トゥーレ、エブーエを出しているアーセナルとしては、正直さっさと負けて帰って来て欲しかったんですけど、結局、考えられる中で「最も長く拘束され、最も多くの試合をこなす」結果に… あ~ぁ… これじゃ帰って来ても疲れ果てて使いモンにならんよ…

この試合で目立っていたのは中盤のゾコラ(サンテティエヌ)とヤヤ・トゥーレ(オリンピアコス)。 特にヤヤはテクニック、高さ、強さのどれを取っても一級品。 コートジボワールの選手達が口を揃えて「ヴィエラに似ている。」と言うだけあって、ヴィエラを彷彿とさせるようなプレーが何度も見られた。
ちなみに、この2人はどちらもアーセナルが狙っている選手。 ゾコラはユナイテッドが、ヤヤはチェルシー(ドログバが熱心に誘っている)の他多くのビッグクラブが触手を伸ばしている。 でも… お兄さんがいるんだからウチに来い!! 兄弟は仲良くするもんだよ!! まぁ、セスク、ディアビーがいてさらにヤヤが来たらポジション争いは熾烈になるけどね♪ 見てみたいなぁ~。

 

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◯エジプト 2-1 セネガル

得点)A・ハッサン、ザキ / ニアング

エジプト)

                ミド    モタエブ

          アブトレイカ          A・ハッサン

               シャウキ
                     エル・サッカ

       アブデルワハブ                バラカト
                ゴマ    サイード


                  エル・ハダリ


セネガル)

               ニアング   H・カマラ

         メンディ                 D・カマラ

              B・ディオプ   A・ファエ

       ダフ                       ディアッタ
               ディアワラ   ディアハテ


                    シルバ


開催国エジプトが決勝進出決勝!!
これで決勝のカードが「エジプトVSコートジボワール」、3位決定戦が「セネガルVSナイジェリア」に。

でも、エジプトはエースのミド監督との確執から(写真)チームを離れることに… 途中交代させられたのが不満のようです…
今回の大会はこーゆーの多いな… みんなヨーロッパの所属チームでは言わない(言えない)けど、国に帰ると途端にワガママになる。 この辺がアフリカ選手のメンタリティの弱さかな。

 

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プレミアシップ第22週 バーミンンガム VS アーセナル

2006-02-06 | アーセナル

バーミンガム 0-2 アーセナル

得点)アデバイヨール、アンリ

HOME)バーミンガム

                サットン    ヘスキー

          ヤロシク                ペナント

                 バット    イゼット

        グレイ                     メルヒオット
                ラトゥカ    アップソン


                   M・テイラー


AWAY)アーセナル

                アンリ
                       アデバイヨール

         レジェス                       セスク

                ディアビー
                       ジウベルト・シウバ

       ラーション                       フラミニ
               センデロス    ジュルー


                     レーマン


交代)レジェス→フレブ


New Gunners!!
「お得意様」のバーミンガム相手にアウェイ今季3勝目!!!

このブログは管理人がアーセナルに対する批判・改善点を個人的意見として厳しい口調で述べてるわけですが、今回は久々の勝利(「生放送」での勝利は1月14日のボロ戦以来!! 半月以上勝てなかったんだ…)で久々に嬉しい気持ちを味わったんで、決して完璧ではない勝利で不満も多々ありますが、今回は良かった点だけを書くことにします♪


先発メンバーは上記を見ればわかるように、とにかく若い!!の一言。 たった1年半前の「無敗優勝メンバー」はわずか4人!! なかでもデイフェンスラインはキャンベルが行方不明中で(音信不通… 噂によると、3人の女性との関係で揉めて精神的に病んでいる、とのこと。 モテる男は辛いねぇ~。ってキャンベルがモテるんか!? 女子テニスのヒンギスと付き合ってるって話は聞いたことあるけど。。。)平均年齢は19.75歳… もうビッグクラブじゃありません(笑) その中で安定感を見せたのが18歳のジュルー。 解説の加藤久さんも言っていた通り、20歳のセンデロスよりもずっと安心して見れる。 現在のアーセナルの危機はジュルーにとっては絶好のチャンス。 この機会にもっと成長していってほしい。 それにこの日は珍しく(笑)レーマンが良かった。 前半にヤロシクのシュートを止めたことでアタリ出し、パンチングも正確だった。 キーパーにとって試合のファーストプレーがいかに重要かってことですな~。

そして、この試合のMVPとも言える活躍を見せたのが、新加入のMFディアビーとFWアデバイヨール
ディアビーは試合ごとに良くなっていき、今や完全にチームにフィット。 高いテクニックからのボールの持ち出し、球際の強さ、危機察知能力に秀でている素晴らしい才能の持ち主。 ヴェンゲルは安い買い物をしたかもしれない。
この日が初出場となったアデバイヨールも期待と前評判に違わぬ活躍を見せ、この試合の重要な先制点を挙げた。 高さのあるアデバイヨールが最前線に入ることで、今までは可能性を感じられなかったロングボールがきちっと収まるようになった。 ボールタッチの柔らかさと身形はやっぱカヌーにそっくり(笑) 今回の試合を見ると次の試合もこの2人は欠かせない。
そして、試合を決めたのはクラブ通算200ゴールを決めたエースのアンリ!!! この日はしっかりと守備もこなし、チームに大きな貢献をしてくれました。

バーミンガムは新加入のDJ・キャンベルが終盤に出てきたけど、アーセナルとしてはスタートから出された方がイヤでしたね。 こういう小さくてすばしっこいのは苦手だから。 他にも、ブルース監督の采配は相手側から見ても「??」なものが多く、降格圏内のチームの状況がそのまま出てしまいましたね。

 

Birmingham City Team Name Arsenal
     0 Goals 2
     3 Shots on target ( Inc Goals ) 5
     7 Shots off Target (inc woodwork) 3
     2 Blocked Shots 1
     6 Corners Won 6
     18 Total Fouls Conceded 25
     5 Offsides 2
     1 Yellow Cards 3
     1 Red Cards 0
    48% Possession 52%

 

キャンベルともよーやく連絡が取れたようで、月曜から練習に復帰するようです!!
リフレッシュしたんだから、次は頼むぞ!!


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