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ユヴェントス、セリエA優勝!!!

2005-05-21 | セリエA
イタリア・セリエAで20日、ACミランがパレルモと3-3で引き分け、この日試合のなかったユヴェントスの2季ぶり28回目のリーグ優勝が決定!! ミランは3-1で前半を折り返したが、後半に追いつかれた。この結果、勝ち点82のユヴェントスは、リーグ戦を1試合残すミランを同4上回るため、今季の首位が確定した。これでカペッロはACミラン、ローマに続き監督として3クラブ目のスクデット獲得!!


ACミラン 3-3 パレルモ

得点)セルジーニョ2、トマソン / OG(コスタクルタ)、トニ(PK)、バローネ

HOME)ACミラン

            トマソン   クレスポ

     セルジーニョ               ブロッキ

           ルイ・コスタ   ドラソー

   パンカーロ                     マルソラッティ
           コスタクルタ   シミッチ

               アッビアーティ


AWAY)パレルモ

                 トニ


             ザウリ     マリアーノ・ゴンザレス
     グロッソ                     サンターナ
            コリーニ      バローネ

      バルザーリ   テルリッツィ   ザッカルド

               グアルダルベン


<「ターンオーバー」の失敗>
25日にリバプールとのCL決勝を控えるミランのアンチェロッティ監督は、主力選手を温存して本拠地での今季最終戦に臨んだ。それでも8分にセルジーニョのゴールで早々と先制。1分後にコスタクルタのオウンゴールで同点に追いつかれたが、16分にクレスポのヒールパスからセルジーニョが2点目を挙げた。勢いに乗るミランは32分にもブロッキのクロスからトマソンがボレーで追加点を挙げ、ユベントスの優勝は先送りになりそうな状況になった。
しかし、後半に入ると現在6位で来季のUEFA杯出場権を狙うパレルモが反撃。77分にザウリが獲得したPKをトニが決めて追い上げると、79分にはバローネが至近距離から同点ゴールを決めた。

結局のところ、アンチェロッティのターンオーバー制の使用が敗因となった。試合勘の乏しいアッビアーティ、コスタクルタらの動きは悪く、18歳のマルソラッティにはまだセリエAの舞台は荷が重かった。 だが、もともとスクデットを取れる可能性は低かったため、アンチェロッティがこの采配を「当然の選択」と言うように、やむを得ない結果だったことは否めない。それに、これでミランはCLに完全に専念できる。CLに勝てばこの采配は「素晴らしい選択」と称えられるだろう。


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