先程、2007/2008シーズンのCLの「グループリーグ組合わせ抽選会」がモナコで行われ、アーセナルは、
・セビージャ(スペイン) or AEKアテネ(ギリシャ)
・ステアウア・ブカレスト(ルーマニア)
・スラヴィア・プラハ(チェコ)
の3チームが属する「グループH」に入ることが決まりました。
現在、アーセナルは「UEFAクラブランキング」で5位に位置するため、トップシードである「ポット1」のクラブとして抽選に臨みました。
セビージャのアントニオ・プエルタ選手の急逝により、「セビージャ対AEKアテネ」の2nd legが延期されていて、セビージャかAEKアテネのどちらがアーセナルのライバルになるかは後日決定することになりますが、順当に行けばセビージャになるでしょうね。
この抽選結果は、
「ポット2」に関しては、“超外れクジ”、
「ポット3」と「ポット4」に関しては、“超当たりクジ”、
といったところでしょうか。
個人的に、「ポット2」の中で“最も当たりたくなかった”のがセビージャであり、「ポット3」と「ポット4」の中で“一番当たりたかった”のが、それぞれステアウア・ブカレストとスラヴィア・プラハでした。
ただ、3クラブとも“初顔合わせ”となるのが気になるところです。
普通に渡り合えば問題のない相手でしょうが、チーム力が離れている分、相手は“引いてカウンター”というアーセナルが苦手とする戦略を採ることが予想され、必要以上に苦しむことになる可能性も考えられます。
ただ、他と比べて相手に恵まれたことは間違いないので、順当に突破してくれるでしょう。
スラヴィア・プラハは、今回対戦したスパルタ・プラハが良い予行演習の相手となりました。
①ステアウアとスラヴィアにしっかりと勝つこと
②セビージャが、ステアウアとスラヴィアに勝ってくれること
を達成して楽に突破を決め、リーグ戦に良い影響をもたらしてほしいところです。
スパルタ・プラハ戦に触れる前に、ちょっと一息(ランキング)
よろしくお願いします!
○アーセナル 3-0 スパルタ・プラハ
AGGREGATE)5-0
得点)ロシツキー、セスク、エドゥアルド
HOME)アーセナル
ファン・ペルシー
エドゥアルド
ロシツキー ウォルコット
ディアビー
ジウベルト・シウバ
クリシー ホイト
センデロス トゥーレ
アルムニア
交代)ファン・ペルシー → アデバイヨール
ディアビー → セスク
ロシツキー → デニウソン
AWAY)スパルタ・プラハ
ドセク
アブラハム
クリチュ レゼク
ホルヴァート
フシェク
クラドルブスキー ポスペシュ
カドレク レプカ
ポシュトゥルカ
主審)デ・フリーケル(ベルギー)
「CL予備予選3回戦」の2nd leg。
アウェイの1st legで「2-0」のアドバンテージを得たアーセナルは、開始8分、右サイドのウォルコットの高速グラウンダークロスをロシツキーが合わせて先制。
これにて実質的な勝負は決まりました。
残りの前半は、GKとの1対1というピンチを1度迎えることになりましたが、ここはアルムニアの見事な飛び出しにより失点を回避。
後半は、“失う物が何も無くなった”を通り越して、“何かを得て帰りたい”と吹っ切れたスパルタが、(1st legで見せた“フィジカルなサッカー”ではなく)本来自身が得意とする“パスサッカー”に転じ、逆に勝負が決まってモチベーションが低くなってしまったアーセナルが長い時間ペースを握られてしまいました。
しかし、途中からアデバイヨールとセスクが入ると一気に流れがアーセナルに戻り、82分、エドゥアルドが個人突破からセスクにパスを送り、これを受けたセスクが1st legと同じような形でゴール左に決めて追加点。
最後は89分、代わって入った右サイドのデニウソンのクロスをエドゥアルドが巧く合わせて3点目。
2試合合計「5-0」の完勝で、CL本選出場を決めました。
結果だけ見れば「3-0」の圧勝でしたが、内容は決して良くなかったと思います。
先週末のシティ戦から、ジウベルトに代わってセンデロス、サニャに代わってホイト、セスクに代わってディアビー、フレブに代わってウォルコットと、より若い選手達が入ったわけですが、そのパフォーマンスはどうしても見劣りする部分がありました。
3人ともに共通するのは、シティ戦に出場したレギュラーと比べて、ミスが非常に多く、簡単にボールを失ってしまうこと。
ウォルコットは先制点のアシストをしましたし、キレのあるドリブル突破も見せましたが、反面、あさっての方向に行ってしまうクロスを含めたイージーなパスミスやボールロストも多かったです。
ディアビーも、非凡なボールタッチを見せて観客を沸かせましたが、やはり彼も“危険なエリア”でのボールロストが多すぎる。 特に、彼は少しテクニックに酔ってボールを持ちすぎる傾向があり、そのため相手に狙われて、ミスを犯してしまうのです。 また、この日の彼は運動量も少なかった。
センデロスやホイトも同様、彼ら若手は、試合中に一瞬の輝きを見せることもありますが、ベテランの選手にとっては“考えられないミス”も犯すため、これによりチームのリズムが大きく崩れてしまうことがよくあります。
この試合は、その若さの“正”の部分と“負”の部分が同時に出て、“正”の部分だけが結果に表れたといった試合でした。
セスクとアデバイヨールが沈滞していた状況を変えたことは事実ですが、今後の疲労を考えると、ここではしっかりと休ませてあげてほしかったですね。
アデバイヨールはある程度計算ができるので、ファン・ペルシーに代えてベンドナーを是非使ってほしかったのですが。
もう1人のFW、エドゥアルドは頑張っていました。 あのゴールこそが彼の真骨頂だと思います。
彼のクロアチアリーグでの得点映像を見たところ、彼は、動きだけ見れば運動量豊富にピッチを駆け回る“セカンドトップ的”な選手に見えますが、実はポジショニングに優れていて、ゴールの決め方などを見ると“典型的なセンターフォワード”であることがわかる、不思議な選手です。
察するに、彼は、90分間通して使えばチームに貢献し、ゴールをも決めてくれる選手だと思いますが、おそらく、途中出場で真価を発揮できる選手ではないのかなと思います。
次はホームでのポーツマス戦です。
“CL明け”としては非常に厳しい相手ですが、「エミレーツ3連戦」という恵まれたスケジュールを生かし、是非3ポイントを獲ってもらいたいところです。
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