遅まきながら、先週末に行われたボルトン戦を簡単に。
ボルトン 1-3 アーセナル
得点) K・デイビス / エブーエ、ベントナー、デニウソン
HOME)ボルトン
K・デイビス
J・オブライエン ガードナー
スモラレク
ノーラン
ムアンバ
サミュエル ステインソン
シットゥ A・オブライエン
ヤースケライネン
AWAY)アーセナル
アデバイヨール
ファン・ペルシー
エブーエ デニウソン
セスク
ソング
クリシー サニャ
ギャラス トゥーレ
アルムニア
交代)クリシー → ジュルー
ベントナー → ウォルコット
エブーエ → ラムジー
主審)スティーブ・ベネット
「クレイブン・コテージ」でのフルハム戦、そして、ここ数年で何度も味わった「リーボック」での嫌な思い出を蘇らせるような、序盤でのセットプレーからの失点でしたが、昨季の3月末での対戦同様、アーセナルが見事なカムバック劇を見せました。
前半からアーセナルが一方的に試合を支配しましたが、
「ヤースケライネンのゴールキック1本 → コーナーキック → 空中戦で失点」
という、“いつものボルトン”の術中にはまってしまった形でした。
アデバイヨールとソングのシュートがポストを叩いたりと、運にも見放された感がありましたが、今回は2チームの実力差が明白で、同点とするのは時間の問題のように見えました。
そして、わずか2分間でアーセナルは逆転しました。
エブーエの同点弾(実際はオフサイドでしたが…)もベントナーの逆転弾も素晴らしいチームゴールでした。
エブーエは、右足で中にカットインできる「左サイド」の方がプレーしやすそうに見えます。
後半の大半はボルトンのペースだったように感じました。
「最終ラインからのロングボール、サイドからのロングスロー、コーナーキック」
と、ある種ピッチの全ての場所からチャンスを作り出すボルトン。
アデバイヨール、エブーエらは極端な程にボルトンのフィジカルなアプローチを避けていましたし、嫌な流れが漂い始めましたが、途中出場のウォルコットがその流れを変えました。
ウォルコットのスピードを有効に使えたことで、カウンターの威力を大きく増すことができました。 そして、彼が試合を決定づける3点目のきっかけを作りました。
決めたデニウソンは、2点目のベントナーへのアシストを含めて見事でした。
今回はいつもよりも前目の位置でのプレーでしたが、右に左に頻繁に攻撃参加をしていました。 自身の得点は、あそこまでフリーランニングを惜しまなかった姿勢が報いた結果です。
個人的には、彼をこの試合のMVPに挙げたいです。
やはり課題は高さですね。
この試合もブラックバーン戦もパワープレーで何度も崩されましたが、相手の決定力不足に助けられた部分が大きいです。
まぁ、その不安がそのまま結果となって表れてしまったのが、今週末のハル戦でしたが。
この試合の後に、ヤング・ガナーズがカーリング・カップで大活躍したシェフィールド・ユナイテッド戦がありますので、先にそちらの明るいニュースを振り返ってから、ゆっくりと暗いニュースを検証することにしましょう。
その他のプレミア最新情報は、ランキングへ!
(ブログ更新の励みになりますので、上のクリックで一票を投じて頂けると幸いです。)