NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
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ボルトン戦 The same old game at Reebok

2008-09-29 | アーセナル

遅まきながら、先週末に行われたボルトン戦を簡単に。

 

ボルトン 1-3 アーセナル


得点) K・デイビス / エブーエ、ベントナー、デニウソン


HOME)ボルトン

                     K・デイビス

           J・オブライエン           ガードナー
                 スモラレク
                           ノーラン

                     ムアンバ

        サミュエル                   ステインソン
                 シットゥ  A・オブライエン


                   ヤースケライネン


AWAY)アーセナル

                アデバイヨール
                       ファン・ペルシー

          エブーエ                デニウソン

                  セスク
                         ソング

       クリシー                         サニャ
                ギャラス      トゥーレ


                    アルムニア


交代)クリシー → ジュルー
   ベントナー → ウォルコット
    エブーエ → ラムジー


主審)スティーブ・ベネット

 

 

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「Arsenal.com」

 

 

「クレイブン・コテージ」でのフルハム戦、そして、ここ数年で何度も味わった「リーボック」での嫌な思い出を蘇らせるような、序盤でのセットプレーからの失点でしたが、昨季の3月末での対戦同様、アーセナルが見事なカムバック劇を見せました。


前半からアーセナルが一方的に試合を支配しましたが、
「ヤースケライネンのゴールキック1本 → コーナーキック → 空中戦で失点」
という、“いつものボルトン”の術中にはまってしまった形でした。
アデバイヨールとソングのシュートがポストを叩いたりと、運にも見放された感がありましたが、今回は2チームの実力差が明白で、同点とするのは時間の問題のように見えました。

そして、わずか2分間でアーセナルは逆転しました。
エブーエの同点弾(実際はオフサイドでしたが…)もベントナーの逆転弾も素晴らしいチームゴールでした。
エブーエは、右足で中にカットインできる「左サイド」の方がプレーしやすそうに見えます。

 

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後半の大半はボルトンのペースだったように感じました。
「最終ラインからのロングボール、サイドからのロングスロー、コーナーキック」
と、ある種ピッチの全ての場所からチャンスを作り出すボルトン。
アデバイヨール、エブーエらは極端な程にボルトンのフィジカルなアプローチを避けていましたし、嫌な流れが漂い始めましたが、途中出場のウォルコットがその流れを変えました。
ウォルコットのスピードを有効に使えたことで、カウンターの威力を大きく増すことができました。 そして、彼が試合を決定づける3点目のきっかけを作りました。


決めたデニウソンは、2点目のベントナーへのアシストを含めて見事でした。
今回はいつもよりも前目の位置でのプレーでしたが、右に左に頻繁に攻撃参加をしていました。 自身の得点は、あそこまでフリーランニングを惜しまなかった姿勢が報いた結果です。
個人的には、彼をこの試合のMVPに挙げたいです。


やはり課題は高さですね。
この試合もブラックバーン戦もパワープレーで何度も崩されましたが、相手の決定力不足に助けられた部分が大きいです。
まぁ、その不安がそのまま結果となって表れてしまったのが、今週末のハル戦でしたが。

この試合の後に、ヤング・ガナーズがカーリング・カップで大活躍したシェフィールド・ユナイテッド戦がありますので、先にそちらの明るいニュースを振り返ってから、ゆっくりと暗いニュースを検証することにしましょう。

 

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ディナモ・キエフ戦 A mixture of frustration and relief

2008-09-24 | アーセナル

遅まきながら、「CL」開幕戦のディナモ・キエフ戦を簡単に。
未だスカパーに未加入のため、試合はインターネット観戦しました。

 

○ ディナモ・キエフ 1-1 アーセナル


得点) バングラ(PK) / ギャラス


AWAY)アーセナル

                   アデバイヨール
           ファン・ペルシー
                               ウォルコット
                     セスク

                デニウソン
                           ソング

       クリシー                         サニャ
                ギャラス      トゥーレ


                    アルムニア


交代)    ソング → ベントナー
        サニャ → エブーエ
  ファン・ペルシー → ヴェラ


主審)カンタレーホ(スペイン)

 

 

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「決定機を外し続けると、アウェイではこうなるよ。」
という典型的な試合でした。
主審のPKの判定には納得がいきませんが、ホームのあれだけの歓声を考えれば、主審が影響されてしまったこともしょうがないでしょう。
アーセナルは、どうも「スペイン人審判」との相性がよくありません。


試合全体としては、ヴェンゲルが試合後に語った、
「落胆と安堵が入り混じった試合」
というのが正しい感想のような気がします。
前半に数あるチャンスを決められなかった部分で残念でしたが、後半43分で追い付いた部分で良かったと言える結果でした。


驚いたのは、ヴェンゲルがシステムを変えて臨んだきたことですね。
CLで1トップというと、決勝まで進んだ2005/2006シーズンを思い出しますね。
今回はあの時よりも、3トップに近い形だったと思いますが。


ディナモ・キエフのハードワークには苦しめられました。
“フットボール”というよりは“バスケットボール”に近いマークを敷いてきて、こちらが自由にボールを持てる時間が制限されてしまいました。
全てのチームにああいった姿勢で臨まれると、グループ突破も厳しくなるでしょう。


最終的には、ギャラスが自らのミスの責任を取った形になります。
PKを与えたのはサニャでしたが、そのきっかけを作ったのは、何でもないボールの処理を誤ったギャラスの責任です。
バングラとのマッチアップでも、苦しめられた場面が目につきました。

 

次回は、プレミアシップ・ボルトン戦についてお送りします。

 

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ブラックバーン戦 High confidence, Fine display

2008-09-17 | アーセナル

え~平日の更新というのが大変難しくなってきました。
ということで、予告していた日本代表のアジア最終予選はカットで。

先週末に行われたブラックバーン戦を簡単に。

 

○ ブラックバーン 0-4 アーセナル


得点) ファン・ペルシー、アデバイヨール3(1PK)


HOME)ブラックバーン

                サンタクルス  ロバーツ

          ペデルセン               エマートン

                 S・リード
                      アンドリュース

       ウォーノック                   D・シンプソン
                 ネルセン   サンバ


                    ロビンソン


AWAY)アーセナル

                アデバイヨール
                       ファン・ペルシー

          ウォルコット                エブーエ

                  セスク
                        デニウソン

       クリシー                         サニャ
                ギャラス      トゥーレ


                    アルムニア


交代) ウォルコット → ソング
       エブーエ → ラムジー
  ファン・ペルシー → ウィルシャー


主審)マイク・ディーン

 

 

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「Arsenal.com」

 

 

“鬼門”の「イーウッドパーク」でまさかの大勝。
インターナショナル・ウィーク明けで選手のコンディションが心配されましたが、フルハム戦の失敗の教訓が生かされていたようです。


今回改めて思ったことは、
インターナショナル・ウィークがクラブ・フットボールにもたらすものは、疲労だけでは決してないということ。
特に、代表に選ばれたばかりの若手にとっては、ミッドウィークの代表戦が自信を生むケースも少なくありません。

ウォルコットはW杯予選のアウェイのクロアチア戦でハットトリックの大活躍をし、イングランド中にヒーローに。
その影響からか、プレーに自信が漲っていましたし、風格すら感じました。
そして、ファン・ペルシーの先制ゴールのアシスト。 他にも1つ、フリーのファン・ペルシーに送った良いパスがありましたし、以前よりも周りが見えているようです。
また、フィジカルも強くなった感があります。
今後もこの調子が続くとは思いませんが、彼が選手として一回り大きくなったことは間違いないでしょう。


アデバイヨールは体のキレは良くはなかったですが、ハットトリックの活躍。
前半終了間際にデニウソンのクロスを頭で合わせた2点目が、チームにとっても彼自身にとっても大きかったです。 あの2点目で、実質試合は決まりました。
ただ、どうしても気になるのが、またしても同じコースにPKを蹴ったこと。
アデバイヨールもファン・ペルシーも、GKから見て左側に必ず蹴るため、最近はキーパーに毎回コースを読まれています。
そろそろ考えないと、いつか同じコースで止められると思います。


セスク・デニウソンのコンビが成熟とまでは行かないまでも、かなり良くなってきていますね。
セスクにつられて、デニウソンの動きもチームにフィットしているように感じます。

 

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毎回不思議に思うのが、セスクとファン・ペルシーのショートコーナーです。
素早いリスタートならともかく、毎回毎回あれでは効果がありません。
実際、この試合のセットプレーで一番惜しかったのは、“普通の”コーナーからトゥーレが飛び込んだシーンでしたし、(わかりきった)ショートコーナーでは、相手が近くに寄って来る分、蹴りにくくなってしまい、明らかに精度を欠きます。


守備ではやはり、高さに問題があります。
ギャラス・トゥーレが、サンタクルス・ロバーツのコンビに前半は完全に競り負けていました。 特に、前半はサンタクルスとロバーツに簡単にボールを収められてしまうシーンが多く見受けられました。
後半は、ブラックバーンに勢いがなくなり、前線に当てるボールも少なくなったことで、危ない場面も見られなくなりましたが。

アルムニアも、ポジショニング面で前半はかなり危なっかしかったですが、後半はハイボールの対処が安定していました。

 

今回は、余裕の展開で、ラムジーウィルシャーを試すことができました。
ラムジーはアデバイヨールへのアシストを記録。
ウィルシャーはアーセナルのリーグ最年少出場を記録。

来週ミッドウィークに行われる「カーリングカップ3回戦」(シェフィールド・ユナイテッド戦)でも、2人の勇姿が見られるでしょう。

 

ブラックバーンは、マーク・ヒューズの時代よりも大人しくなった気がします。
イーウッド・パークのファンの声援も乏しく、むしろアウェイのアーセナルファンの方が元気でしたね。
痛快だったのは、アーセナルファンがGKロビンソンに終始プレッシャーをかけていたこと。 彼は昨季までスパーズにいた選手ですから、アーセナルファンとしては目の敵でしょう。

 

プレミアシップその他の結果は、リバプールがようやくユナイテッドに勝利。
アーセナル的には、「引き分け」か「リバプール勝利」を期待してました。
リバプールはカイトが感動的なパフォーマンスを見せましたね。
あれこそが「for the team」の姿勢です。

ユナイテッドはロナウドの不在がやはり大きいです。
昨季も今季もチームの攻撃の中心がルーニーであることは間違いありませんが、決定力という最後のピースを持っているのはロナウドなので、今のユナイテッドにはそれが欠けています。

 

次回は、CLのディナモ・キエフ戦についてお送りします。

 

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ニューカッスル戦 bounced back from defeat

2008-09-07 | アーセナル

遅まきながら、先週末に行われたニューカッスル戦を簡単に。

今回はBSでの観戦となりました。
なんと、BSではこの試合が生中継され、スカパーに入れていない自分としては最高に有難かったです。
1人暮らしにも関わらずNHKの視聴料を真面目に払っているんで、今回はその報いがやってきたと勝手に思ってます(笑)

 

アーセナル 3-0 ニューカッスル


得点) ファン・ペルシー2(1PK)、デニウソン


HOME)アーセナル

                アデバイヨール
                       ファン・ペルシー

          ナスリ                   エブーエ

                  セスク
                        デニウソン

       クリシー                         サニャ
                ギャラス      トゥーレ


                    アルムニア


交代)ファン・ペルシー → ヴェラ
       デニウソン → ソング
         エブーエ → ウォルコット


AWAY)ニューカッスル

                        アメオビ
                 オーウェン

           エンゾグビア         グティエレス

                        ガスリー
                  バット

       ホセ・エンリケ                    ベイェ
               コロッチーニ   S・テイラー


                     ギブン


主審)ロブ・スタイルズ

 

 

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「Arsenal.com」

 

 

久しぶりの、観ていて気持ちの良い完勝でした。
アデバイヨールがチャンスを外し、明らかなPKも貰えず、ギャラスがゴール前2mでのどフリーのシュートを外した時は、一方的な試合展開ながらも嫌な予感がしましたが、先制点の後すぐに追加点を取れたことで、試合を楽に運べました。


この試合は、ファン・ペルシー、ナスリ、エブーエ、セスクらの攻撃の作り手の選手が総じて良かったです。
デニウソンは1ゴールという結果と前へ行く姿勢は見事でしたが、中盤でのイージーミスが非常に目立ったので、次第点といったところでしょう。


ニューカッスルに許した時間帯というのは、後半開始早々だけでしたね。
ニューカッスルでは、ホナス・グティエレスに要注意でした。
彼は開幕戦のマンチェスター・ユナイテッド戦でも素晴らしいプレーを見せましたが、この日もニューカッスルのベストプレーヤーだったと思います。

ニューカッスルは、グティエレスといいコロッチーニといい、この夏に優秀なアルゼンチン人選手を獲ったと思います。
世界中にスカウトを張り巡らしているアーセナルですが、アルゼンチンのネットワークが欠けています。
アルゼンチンと言えば、ヴェンゲルの理想とする、
“優秀な無名の若手選手”
の宝庫だと思うのですが…

 

え~実は今回、記事のここまでの部分を試合当日にささっと書き上げたんですけど、間を開けすぎたせいで、試合の細かい内容を忘れてしまいました(笑)
やっぱり早い内に更新しないとダメですね。
 ということで、今回の内容はここまで。

怪我のシルベストルがスタンドにいるのが映っていましたが、彼の隣にはあのヴィエラも観戦に訪れていましたね。
考えてみれば、ヴィエラがアーセナルで一緒にプレーした経験のある選手というのも、もう、アルムニア、トゥーレ、クリシー、セスク、ファン・ペルシーのみ。
実際によく知っているというのはトゥーレだけでしょうね。 あの頃のメンバーもホントに少なくなりました。
あと、フルハム戦の中継に続き、イギリスのコメディアンのマット・ルーカスがまた映っていました(笑)
彼はアーセナルファンですし、クラブのインタビューなんかにも応えちゃっているんで、公式サイトをチェックしている方にとってはお馴染みの顔ですね。

 

次回は、「W杯アジア最終予選」のバーレーン戦についてお送りします。 

 

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