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Title for Ramsey

2010-03-22 | アーセナル

「 GET WELL SOON AARON 」
とは、アーセナルの選手達がホームのバーンリー戦で着ていたシャツに書かれていた文字です。
またまた更新間隔が開いてしまいましたので、この話題も少し過去のものとなってしまいましたが、アーセナルの選手達にとっては、それが思いとして常に心の中で生き続け、勝利へのモチベーションとなっていることが、最近の選手達の試合に臨む姿勢から読みとれます。


今回のラムジーの悲惨な大怪我で思い出さずにいられないのは、ちょうど2年前のアウェイのバーミンガム戦で負ったエドゥアルドの大怪我でしょう。
当時首位を走っていたアーセナルは、あそこでロスタイムに追いつかれて引き分けに終わったことで、またそこから選手達にフィジカルプレーへの恐れが生じてファイトができなくなったことで、結果が伴わずに優勝戦線から脱落していきました。
しかし、今回は逆に、ロスタイムでのゴールにより勝利。 また、その後もチームは一致団結し、精神的強さも増して連勝を重ねています。

チェルシー、ユナイテッドにホームで敗れた直後に更新した前回の記事で、
「本当のテストはリバプール戦。」
と書き、そのテストに合格したアーセナル。 もちろん、上位2強の躓きに助けられた面が大きいですが、タイトル争いに復帰するということには完全に成功しました。
今後の日程を考えれば、アーセナル優位であることはだれが見ても明らかです。
「ラムジーのためにタイトルを。」
上位2強の結果によるという“他力本願”の状況ではありますが、自分達を信じ続けて我慢ができるかという意味で、“自分達次第”であるとも言えます。


ストーク戦以降の試合を観ていると、キャンベルの復帰の大きさを強く感じます。
聞けば、彼はドレッシングルームでまとめ役のようですし、ストーク戦後にセスクと一緒に選手達を呼びかけて円陣を組む姿、ゴールした選手に最後方から猛ダッシュで抱きつく姿を見ていると、彼のセンターバックとして守備能力以上のものがチームにもたらされていると感じます。 彼が持つ“経験”と“高さ”は、ここ数年のアーセナルが足りないと言われ続けていたものです。


CL準々決勝の相手はバルセロナに決まりました。
4年前のCLファイナルのリベンジ、クラブレジェンドであるティエリ・アンリの凱旋の他、色々と思うことはありますが、前年覇者に対してアーセナルは明らかにアンダードッグであり、失うものはないぐらいの気持ちで臨むべきでしょう。
詳細はまた後日に。

 

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