NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

カーリングカップ準々決勝 強豪対決

2007-12-21 | プレミアシップ・FA杯

チェルシー 2-0 リバプール


得点)ランパード、シェフチェンコ


HOME)チェルシー

                    シェフチェンコ

           カルー                   シンクレア

                 ランパード
                           エシァン

                       ミケル

       ブリッジ                          ベレッチ
                カルバーリョ   ベンハイム


                       チェフ

AWAY)リバプール

                      クラウチ

            バベル                  ヴォロニン

                 シャビ・アロンソ
                            ルーカス
                      シソッコ

        アウレリオ                       アルベロア
                  キャラガー    ホッブス


                      イタンジェ


主審)マイク・ライリー

 

 

試合の詳細(ランキング)


「BBC SPORT」

 

 

カーリングカップ準々決勝。
チェルシーのホーム、スタンフォード・ブリッジで行われたチェルシー対リバプール戦。

試合は、チェルシーが後半に挙げたランパードとシェフチェンコのゴールにより勝利し、エバートンとの準決勝に進みました。

 

“ほぼベストメンバーで戦った”チェルシーに対し、“ほぼ控え組で戦ったリバプール”。
前半はほぼ互角の戦いでした。

リバプールは、前線ではバベルとヴォロニンが、中盤ではルーカスとシャビ・アロンソが良く動いていて、素早い攻撃からチャンスをより多く作っていました。

しかし、後半に、ランパードのシュートがキャラガーに当たってコースが変わったボールがネットに吸い込まれるラッキーな形でチェルシーが先制すると、直後にクラウチがミケルへ極めて危険なタックルを行って一発退場。

流れは完全にチェルシーへと傾き、最後はシェフチェンコが「ビッグ4」相手には初めてとなるゴールを挙げて、危なげなく試合を終えました。

 

やはり、先制点とクラウチの退場が試合を変えました。
拮抗したゲームにおいて、ホームチームがどんな形であれ先制すれば、アウェイチームにとっては難しい試合となります。
チェルシー戦のアーセナルのゴールを、
「ラッキーだっただけ。」
と主張するテリーの目には、果たして今回のゴールはどのように映ったのでしょうか? こういうのは実力だったり(笑)
リバプールGKイタンジェは、それまで好セーブを見せていただけに残念でした。 良いGKですね。

リバプールは数的不利に陥った後は、トーレスやジェラードのような、試合を変えられる選手の不在が響きました。
シャビ・アロンソはまだまだ怪我上がりとあって、フル出場は難しい状況。
前線で一番良い動きを見せていて、この日のリバプールのベストプレーヤーとも言われたバベルを下げたベニテスの采配に、現地のメディアとファンの批判は集中しているようです。


チェルシーはやはりホームでは強いなといった感じですし、守備に安定感がありました。
ただ、復帰したカルバーリョが決して良い出来だったというわけではなく、カルバーリョ程の選手でも怪我からの復帰戦は難しいことが見えました。

後は、エシァンの復帰も大きかったでしょう。
苦しい時にドリブルで強引に運んでくれる彼の運動量は、チームを大きく助けます。

唯一の“Unknown”と言えるスコット・シンクレアは、昨季終盤から徐々にチャンスを得ている選手ですね。
ウォルコットに似たタイプのウインガーで、この日も鋭いキレを感じさせるドリブルを見せました。
彼をイングランドU―21代表に呼んでも面白いと思います。

 

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「Grand Slam Sunday」 Typical English Game

2007-12-17 | プレミアシップ・FA杯

リバプールのホーム「アンフィールド」で行われたリバプールマンチェスター・ユナイテッドの試合は、アウェイのユナイテッドがテベスのゴールで「1-0」の勝利を収めました。


この試合の後に行われたアーセナル対チェルシー戦を含め、プレミアの「ビッグ4」が同日に直接対決するとあって、現地では「Grand Slam Sunday」と呼ばれて、ここ1週間の大きな話題となっていましたが、
試合前に解説者のマーク・ローレンソン(「ウイニングイレブン2008」の英語版の解説者。 ちなみに、この試合の実況を担当したジョン・チャンピオンも、同じく「ウイニングイレブン2008」の英語版の実況)が、

「なぜファンがこの試合がエキサイティングになると期待するかわからない。 この2チームの対戦は必ずつまらないものになる。」

と予想していた通りの試合となりました。

両チームの中盤がコンパクト且つ非常にタイトになっていて、
ボールを受けるスペースとボールを持つ時間がない。

スペースと時間がないから、強く速めのパスを送る。

強く速めのパスを送るから、トラップが大きくなって、相手にカットされる

というシーンの繰り返し。

“ハイレベルの凡戦”とは、まさにこのことを言うのでしょう。


試合を通して思ったのは、やはりユナイテッドは勝負強いなということ。
例えば、同じ「アンフィールドでのリバプール戦」を取っても、アーセナルの方が良いサッカーをしてチャンスも多く作りましたが、アーセナルが引き分け止まりだったのに対し、ユナイテッドは盤石な守りを見せ、ワンチャンスを活かして、しっかりと勝利。
また面白いのは、ユナイテッドは、チェルシー戦、アーセナル戦、今回のリバプール戦と、全て前半ロスタイム付近の時間帯で先制していることです。
ビッグゲームでこの理想的な時間帯に先制することは非常に抜け目がないですし、その後の展開を非常に楽に進めることができますね。

とある携帯サッカーサイトのコラム(執筆者はリバプールファン)では、
「後半は圧倒的にリバプールが攻めていた。 ユナイテッドには全くチャンスを作らせなかった。」
と書いてありましたが、全くそうは思いませんでした。 “プロ”なら中立的に書いてほしいですね。
終始ユナイテッドの“ゲームプラン通り”に進んでいたように見えましたし、何より、リバプールはほとんど決定機を作れませんでした。

それにしても、リバプールの攻撃の工夫の無さは心配。
後半はイングランド下位チームの如くロングボール一辺倒の攻撃でした。
 アンフィールドの大歓声と相まって、それなりに迫力はありましたが、ユナイテッドやチェルシー相手にこれは通じないだろうと。 得点の匂いは感じませんでした。
あ、アーセナル相手には非常に有効ですよ(苦笑)

 

もう1つの「Grand Slam Sunday」、アーセナル対チェルシー戦の記事は明日にでも。

書くべきポイントが多すぎます(笑)

 

リバプール対マンU戦の詳細は、blogランキングへ!!!
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速報!プレミアシップ残留争い!

2007-05-14 | プレミアシップ・FA杯

13日、日曜日、プレミアシップ最終第38節が同日同時刻に行われ、残留クラブと降格クラブが決まりました!!!

試合結果は…

 

◯マンチェスター・ユナイテッド 0-1 ウェストハム

 

◯シェフィールド・ユナイテッド 1-2 ウィガン

 

この結果、ウェストハムとウィガンの残留、シェフィールド・ユナイテッドの降格が決定!!!


最終節を残した段階で最も残留に近い位置にいたのは、シェフィールドだと思いましたけどね。
「ホーム」でウィガンとの直接対決を残し、「引き分け以上」で自力で残留を決められ、もし負けたとしても、得失点差で大きく劣るウェストハムが、「アウェイ」で王者マンチェスター・ユナイテッドに負けさえすれば、残留は決まりました。 シェフィールド監督のニール・ウォーノックにとっても、ウィガン監督のポール・ジュウェルにとっても、「ウェストハムの勝ち点」は想像だにしていなかったでしょう。
これでウェストハムは、マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルの両方を相手に“シーズン2勝”。 本来は、残留争いをするようなチームじゃありませんね。


シェフィールドとウィガン試合は凄かったです。
技術レベルで感心させられるようなシーンは1つとして見られませんでしたが、お互いの気迫ぶつかりあった“肉弾戦”でした。


試合の生中継がなかったアーセナルは、アウェイでポーツマスと引き分けに終わりました。
そちらの試合については、また後ほど♪

 

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Fantastic Strike from NAKA !!!

2007-04-23 | プレミアシップ・FA杯

セルティックがアウェイでキルマーノックを下し、スコットランド・プレミアリーグ2連覇を達成!!!

 

・BBCマッチレポート
http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/scot_prem/6574335.stm

http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/scot_prem/6582025.stm


いや~興奮しましたね!!!
「2-1」の勝利でしたが、2得点はどちらも中村俊輔から!!!
1点目のヘッセリンクのゴールをアシスト。 そして同点に追い付かれた後の試合終了間際のロスタイムに、優勝を決めるゴールを直接FKで決めました!!!

 

・1点目 アシスト!!
http://www.youtube.com/watch?v=KCW4VgSDUzY

そして…
・2点目 ゴール!!!
http://www.youtube.com/watch?v=PEV5opO6R5M&NR=1

 

リーグの「年間最優秀選手」候補にノミネートされている俊輔ですが、その受賞を確実なものとし、今季の活躍を締めくくるにふさわしい劇的な結末を演出しました。
そして、「SHUNSUKE NAKAMURA」の名をセルティックの長い歴史の中に刻み込むゴールでもあったと思います。
間違いなく、彼は「Legend」になったはずです。

 

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好対照の“ユナイテッド”

2007-03-06 | プレミアシップ・FA杯

リバプール 0-1 マンチェスター・ユナイテッド

得点)オシェイ

HOME)リバプール

                          カイト
                  ベラミー

           M・ゴンザレス             ジェラード

                  シソッコ
                       シャビ・アロンソ

        リーセ                         フィナン
                  アッガー   キャラガー


                      レイナ

 

AWAY)マンチェスター・ユナイテッド

                                       ラーション
                ルーニー

          ギグス                 C・ロナウド

               スコールズ
                         キャリック

       エブラ                           G・ネビル
               ビディッチ     ファーディナンド


                   ファン・デル・サール

 

ルーニーを怪我で失い、スコールズが一発レッドカードで退場し、リバプールに圧倒的に攻められながらもロスタイムにセットプレーから決めてしまう「強さ」。

今季のプレミアシップ・チャンピオンが決まってしまったことを暗示するような試合でした。
リバプールにとっての“不運”、ユナイテッドにとっての“運”が多く見られた試合でしたが、こういう勝ち方をしたら、チームの勢いは止まらないでしょう。

 


 

◯ウェストハム 3-4 トッテナム

得点)ノーブル、テベス、ザモラ / デフォー(PK)、タイニオ、ベルバトフ、スタルテリ

 

スカパーでの放送はなく、ネットでの観戦でしたが、この「スコア」が示す通りの素晴らしい試合でした。
“展開のエキサイティングさ”では、今季のプレミアシップ・ベストゲームと言っていいでしょう。
火曜の「ハイライト」では、是非この試合に注目してみて下さい。

しかし、ウェストハムにとっては、“降格をほぼ決定づけさせられた”非常に厳しい結果となってしまいました。
基本的に、イングランドのファンは試合が終わればすぐに家路につくことが多いのですが、この日のウェストハムのファンの“敗戦のショック”は計り知れないほどの大きさだったようで、試合後約30分経った後も、席から動けずにただ呆然としていたファンの姿が非常に印象的でした。
本当に“人生”を懸けて応援しているからこその、反動なのでしょう。


 

ちょっと時間がないので、アーセナル戦はまた明日で♪


 

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消化不良の「Merseyside Derby」

2007-02-05 | プレミアシップ・FA杯

リバプール 0-0 エバートン


HOME)リバプール

                クラウチ
                          ベラミー

                     カイト
                                 ペナント
             ジェラード

                  シャビ・アロンソ

       リーセ                         フィナン
                 アッガー   キャラガー


                     レイナ


AWAY)エバートン

                    A・ジョンソン

          オズマン                 アルテタ

                     ケイヒル

               P・ネビル      カーズリー

       レスコット                       ヒバート
                スタッブス    ヨボ


                    ハワード


主審)アラン・ワイリー

 

さすが「Merseyside Derby」、これぞ典型的な「English Derby Match」と思わせてくれるような、試合の立ち上がりでした。
タックルの応酬、球際の激しい競り合い、キャラガーとジョンソンの“イングランド代表対決”は観ていて十分に迫力が伝わりました。
ホームのリバプールが猛攻を仕掛け、エバートンがカウンターとセットプレーで虎視眈々とスキを狙う、といった目が放せない展開。 ハワードの安定したセーブもゲームを締めた要因の1つでしょう。

しかし、試合が落ち着き、両チームのファンのテンションも徐々にダウンしていくと、試合は単調な展開に。
さらに、後半、エバートンはジョンソンを残して完全に引いてしまいました。 対するリバプールも攻撃に工夫が見られず、非常に退屈な展開が続き、結局スコアレスドローで終了。 観る者のアドレナリン値を上昇させるような展開を期待し、序盤は実際にそれに応えていただけに、最後は鎮静剤でも打たれたような気分にさせられた試合でした。

見所と言えば、エバートンの守備ぐらいでしたかね。
特にCBヨボ、左SBレスコットは良かったと思います。 前者はナイジェリア人、後者はイングランド人ですが、どちらも身体能力の高さは異常。 あの脚力とジャンプ力を相手にしては、ペナントやカイトもさすがにきつかったことでしょう。 もう1人のCBスタッブスも堅固でした。


試合自体は退屈だった今回の「Merseyside Derby」ですが、試合後の対立は白熱している模様。
ベニテスがエバートンを「スモールクラブ」と評し、後半の“引きこもり戦術”を批判。 エバートンの重役がそのベニテスのコメントについて怒りの反応を表しています。
http://home.skysports.com/list.aspx?hlid=445967&CPID=8&clid=14&lid=&title=Everton+respond+to+Rafa+jibe



これで、今季の「Merseyside Derby」はエバートンの1勝1分けで終了。
やはりダービーマッチはわからない。

 

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fragile

2007-01-21 | プレミアシップ・FA杯

リバプール 2-0 チェルシー

得点)カイト、ペナント

HOME)リバプール

                 クラウチ
                           カイト

          F・アウレリオ               ペナント

                ジェラード
                       シャビ・アロンソ

       リーセ                          フィナン
                アッガー     キャラガー


                     レイナ


AWAY)チェルシー

                     ドログバ

          ロッベン                   カルー

                バラック
                         ランパード

                     ミケル

      A・コール                         ジェレミ
                エシァン    P・フェレイラ


                     チェフ

 

チェルシーの守備が崩壊しました。
怪我のテリー、発熱のカルバーリョ、出場停止のマケレレにそれぞれ代わったのは、本来は「セントラルハーフ」のエシァン、「サイドバック」のパウロ・フェレイラ、「オフィンシブハーフ」のミケル。
いくら何でも、無理がありましたね。
この試合のチェルシーのディフェンスは、「縦」への対応よりも、クロスの処理などの「横」への対応に多く問題が見られました。 まぁ、これも仕方ないでしょう。
しかし、控えにディアッラがいましたが、マケレレの代わりなら、ミケルよりもディアッラの方が良かったかと。
チェフにとってはほろ苦い復帰戦となってしまいましたが、失点シーンは彼はノーチャンスだったと思います。

個人的に、アシュリー・コールとペナントの、「元アーセナル、FAユースカップ優勝メンバー対決」が見所でしたね。 ペナントのミドルは素晴らしかったです。

 

この2年間、ジョン・テリーはほとんど怪我することなく試合に出続けていましたから、チェルシーは今になって初めて、「主力離脱の苦しみ」を痛感しているのかもしれません。
いくら選手層が厚いと言っても、これだけ離脱者が出れば、全く異なるクオリティーのチームと言わざるを得ませんね。

チェルシーのこの状況を見て思ったのが、昨季のアーセナルはよく頑張ったんだな~ということ(笑)
アーセナルはこの2シーズン、「ディフェンスリーダー」のソル・キャンベルがほとんど出れずに苦しみましたし、大きな批判も浴びましたから、チェルシーの今の「崩壊ぶり」にはかなり共感できるところがあります。
またそう考えると、アーセナルは昨季、キャンベルの他にも、レギュラーだったアシュリー・コールとラウレンが長く不在で、当時21歳のセンデロスと本職は「ボランチ」の22歳フラミニが左SBに入って、「CL連続無失点記録」を更新したのですから、手前味噌ながら、やっぱり凄いことをしたんだなと(笑)

 

最後に、モウリーニョへ一言。
首脳陣が思った通りの補強してくれないとの不満を表しているようですが、「補強が重い通りにいかない」なんて、他のクラブ、もっと言ってしまえば「プロスポーツの世界」では当然のことですよ。 これまでのチェルシーが異常だったことに気付かないことには、クラブの長期的な成功はないでしょう。
なぜ、リザーブにいる若手CBを使おうとしないのでしょうか? ユースの選手がそれほど育っていないのでしょうか?

贅沢に慣れるのも、怖いものです。

まぁ、来季には完璧に立て直してきちゃうでしょうけどね(笑)
「怪我人の復帰」と「新たなお金」で。。。。

 

Liverpool Team Statistics Chelsea
   2 Goals 0
   7 Shots on Target 2
   9 Shots off Target 8
   1 Blocked Shots 1
   3 Corners 7
   10 Fouls 18
   1 Offsides 2
   0 Yellow Cards 1
   0 Red Cards 0
   47% Possession 53%

 

 

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Absolutely Sensational !!!

2006-12-19 | プレミアシップ・FA杯

◯ウェストハム 1-0 マンチェスター・ユナイテッド

得点)レオ・コーカー


これぞ、ジャイアント・キリング!!!
ウェストハムは、監督がアラン・パーデューからアラン・カービッシュリーに代わった初戦で、首位のユナイテッドに勝利!!!

 

そして、同じ日に起こった、ジャイアント・キリングと言えば…

 

◯インテルナシオナル 1-0 バルセロナ

得点)カルロス・アドリアーノ


やっぱ、これでしょ♪

まぁ、
「アーセナルが行かなくて良かった。」
なんてことは全く思いませんが、わざわざ日本まで行ってこの結果じゃ、バルセロナはショックでしょうね。

日本代表の試合ではありませんが、この試合については、オシムが名言を残しています。 そして、その名言がこの試合の全てを表しているのではないかと。

オシム
「一方は試合を“美”のために戦い、もう一方は試合を“生活”のために戦った。 そして、後者が勝った。」


やっぱり、サッカーは奥が深い。

 


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High Standard

2006-11-28 | プレミアシップ・FA杯

マンチェスター・ユナイテッド 1-1 チェルシー

得点)サハ / カルバーリョ

HOME)マンチェスター・ユナイテッド

                                         サハ
                 ルーニー

          ギグス                 C・ロナウド

               スコールズ
                         キャリック

       エインセ                         G・ネビル
               ビディッチ    ファーディナンド


                   ファン・デル・サール

交代)C・ロナウド → フレッチャー
        サハ → オシェイ


AWAY)チェルシー

                           ドログバ
                シェフチェンコ

                     バラック

           ランパード              エシァン

                     マケレレ

       A・コール                        ジェレミ
                 テリー     カルバーリョ


                    クディチーニ

交代)  ジェレミ → ロッベン
  シェフチェンコ → J・コール
      バラック → P・フェレイラ


主審)ハワード・ウェブ


<The Biggest Premier League Match (so far)>
「前半」はユナイテッド。 「後半」はチェルシー。 そして、
「引き分けは(ユナイテッドにとってより)我々にとっての方が良い結果だ。」
と試合後にモウリーニョが語ったように、試合全体としてはチェルシーがユナイテッドを押し込んだ印象が強かった。

「勝ち点差3」で背後に忍び寄る2連覇中の王者を迎えたとあって、やはりオールド・トラッフォードは「ノイズ」が違った。
立ち上がりこそ、いかにも「ビッグマッチ」らしい慎重な立ち上がりを見せた両チームだったが、前半はそのファンの大声援という後押しを受けたユナイテッドが完全に試合の主導権を握り、29分にルーニーのアシストからサハが先制ゴールを奪った。
チェルシーは、ロングボールをドログバに当て、そのこぼれ球を狙うぐらいしか攻め手がなく、シェフチェンコとバラックが相変わらずチームに馴染んでいない様子が露顕された前半だった。 ここまでは、首位のユナイテッドがその勢いをライバル相手にまざまざと見せ付けた格好だった。

しかし、モウリーニョは後半開始から動いてきた。 そして、流れは一気に変わった。
ジェレミに代えてロッベンを投入。 CLのバルサ戦他で高いパフォーマンスを見せ、モウリーニョからの信頼度が高いエシァンを「右SB」に移すと、この采配が見事に的中。
エシァンの「右」での果敢な攻め上がりによって、ユナイテッド全体のディフェンスラインがズルズルと下がり始め、前半はほとんど出て来られなかった「左」のアシュリー・コールまでもが、積極的にオーバーラップを仕掛けられるようになった。
ユナイテッドは今度は逆に、カウンターを試みるようになったが、やはりチェルシーの勢いが勝り、69分にCKからカルバーリョがヘディングで決めて同点。 カルバーリョはユナイテッド戦2試合連続ゴール。セットプレーの強さはさすがだ。


勝って勝ち点差を「6」にしたいユナイテッドと、勝って勝ち点差を「0」にしたいチェルシーの試合はその後、お互いが攻め合いとなって中盤に大きくスペースができるようになったが、それは同時にお互いが「攻め疲れ」の色が濃くなり出したことも示していた。
そして、サハとロナウドが負傷退場したユナイテッドは攻撃陣の駒不足に陥り、フレッチャーとオシェイを入れて、引き分け狙いへ。 対するチェルシーも、ロスタイムにバラックに代えて右SBのパウロ・フェレイラを投入という「守備のメッセージ」をモウリーニョが選手達に向けて発し、スコアはそのままに試合終了。


何か、モウリーニョの最後の交代策には、
「勝負はスタンフォード・ブリッジまでお預けだ。」
といった意味合いが込められているようにも思う。 勝ち点3差で2位のチェルシーだが、彼らにとって、プレミア全38試合の中で最も「敗北」を覚悟しなければならなかったのが、このオールド・トラッフォードでのユナイテッド戦だったと思う。 その試合を引き分け、それも最後は相手を押し込んでの引き分け、というのは悪くない結果だろう。


それにしても、この試合は両チームがレベルの高さを見せ、緊迫感のあるおもしろい試合だった。
中でもおもしろかったのが、アシュリー・コールとロナウドの1対1。 コールは終始振り回されてはいたが、最後の場面では決して仕事をさせなかった。「チェルシーのアシュリー・コール」として初の大儀だったと思う。

そして、レベルが高かったのは、選手達だけでなく、主審もだ。
まだ若いハワード・ウェブにとっては、おそらくこれが「ビッグマッチ初体験」だったと思うが、全体的に素晴らしいジャッジを見せたと思う。 ただ、警告を与えるべきところも注意に留めてしまったのは、必要以上にビッグマッチを意識しすぎたせいだろう。 これが彼の基準であるなら、今回の試合だけでなく、是非他の試合でもこの基準を続けてほしいところだ。 審判にとって「試合の価値」に優劣はないはずなのだから。 どちらにせよ、ボルトン対アーセナル戦を担当したマイク・ディーンと比べれば、彼がどれほど有能な審判であるかがわかる。

 


Manchester United
Team Statistics Chelsea
       1 Goals 1
       1 1st Half Goals 0
       3 Shots on Target 3
       3 Shots off Target 8
       3 Blocked Shots 0
       3 Corners 2
       16 Fouls 14
       0 Offsides 3
       1 Yellow Cards 3
       0 Red Cards 0
      70.6% Passing Success 81.5%
       28 Tackles 27
      67.9% Tackles Success 81.5%
      41.2% Possession 58.8%
      50.9% Territorial Advantage 49.1%

 

 


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歓喜のセルティック・パーク

2006-11-05 | プレミアシップ・FA杯

セルティック 2-1 ハーツ

得点)ヤロシク、OG / ベリクカ

HOME)セルティック

                 K・ミラー
                         ズラウスキ

          マクギーディー              中村俊輔

                           スノ
                N・レノン

       ネイラー                         テイラー
                マクマナス   コルドウェル


                     ボルツ


AWAY)ハーツ

                     ベリクカ


                    B・アギアル
          ミコリウナス           チェスナウスキス

                         ザリウカス
               ハートリー

       ゴンサウベス                  ニールソン
                  ベラ      タル


                     ゴードン


主審)トムソン


<大逆転勝利>
「勝ち点10差」で迎えた、首位セルティック2位ハーツ「スコットランド・プレミアリーグ天王山」。

ホームのセルティック・パークでは絶対的な強さを誇るセルティックだが、前半から試合の主導権を握ったのはアウェイのハーツだった。
ハーツの中盤での積極的なチェックによって、セルティックは企図するパスサッカーが封じられ、バックパスを強いられる場面が増えて攻撃が手詰まりになってしまった。 特に、前線への出しどころとなる中村とマクギーディーへのマークが厳しく、スノとレノンの2ボランチの展開力が乏しいため、2トップが孤立してしまうことが多くなった。

そして、セルティックは前半を無得点で終えると、後半はカウンターと自身のイージーなミスからハーツに「あわや」のシーンまで作られるようになった。
このピンチの連続をハーツのシュートミスになんとか救われていたセルティックだったが、27分、右SBテイラーからレノンへのパスをブルーノ・アギアルにカットされたボールが1トップのベリクカに渡り、ドリブルでCBマクマナスの中途半端な対応を突かれて放たれたシュートがゴール左に決まって失点。

嫌な時間帯で嫌な雰囲気が流れ始めていた最中の失点で、挽回は難しいかに思われたが、怪我から復帰のヘッセリンクヤロシクがピッチに入ると、試合の流れが劇的に変わり、今度はセルティックがハーツを圧倒するようになった。

そして、ハーツが守備的な選手交代を行って逃げ切りに入ろうとした41分、中村俊輔のCKを途中出場のヤロシクがヘッドで合わせて同点!!!
「勝ち点差10」を考えれば、セルティックにとっては引き分けでも十分な結果と言えたが、ロスタイム4分表示の内3分を過ぎた93分、再度中村俊輔が放ったCKの混戦から、マクマナスがシュート! GKゴードンがこれを弾くも、弾いたボールをキャッチミスしてボールをゴールの中にこぼしてしまい、セルティックが逆転!!!
優勝争いのライバルとの直接対決で貴重な勝ち点3を収めた!!!

 

セルティックは、ミッドウィークにCLでベンフィカに惨敗を喫した影響からか、全体的に体が重かった。
対するハーツは、幸か不幸かUEFAカップで既に敗退しているため、この試合にかける意気込みというものが感じられた。
そして、内容はその「意気込み通り」、ハーツがアウェイの地で「75分間」常に主導権を握り、「10分間」セルティックの攻撃を凌ぐというものだったが、ハーツはロスタイムを含めた残りの「10分間」で力尽きた。


個人的にこの試合で最も注目していたのは、アーセナルの獲得が噂されるスコットランド代表正GKクレイグ・ゴードン。
ハイボールの処理とキックの精度が非常に安定しており、終盤には中村俊輔はゴール左隅に放った完璧なFKを見事にセーブ。 セルティックのポーランド代表GKボルツよりも貫禄が感じられる落ち着きぶりだった。
ロスタイムのキャッチミスは彼にとって残念なものだったが、そのミスも直前のマクマナスのシュートに対する素晴らしい反応があったからこそ。 非常に高い標準のGKであることは間違いないようだ。

 

ゴールハイライト動画
http://www.youtube.com/watch?v=8TBXIeCRGLo

 


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Big Match in ENGLAND

2006-10-24 | プレミアシップ・FA杯

マンチェスター・ユナイテッド 2-0 リバプール

得点)スコールズ、ファーディナンド

HOME)マンチェスター・ユナイテッド

                                        サハ
                ルーニー

          ギグス                 フレッチャー

               スコールズ
                         キャリック

       エブラ                         G・ネビル
               ビディッチ    ファーディナンド


                  ファン・デル・サール

AWAY)リバプール

                     カイト

                  ルイス・ガルシア

          M・ゴンザレス             ジェラード

                          シソッコ
               シャビ・アロンソ

       リーセ                         フィナン
                ヒーピア    キャラガー


                     レイナ


<悩めるリバプール>
オールド・トラッフォードで迎えた、マンチェスター・ユナイテッドリバプールのイングランド「伝統」の一戦。

しかし、今回は内容・結果ともにユナイテッドの圧勝。

これで、リバプールは今季アウェイ4敗目。 アウェイで挙げた得点は未だ開幕戦のシェフィールド・ユナイテッド戦で入れたファウラーのPKによる1点のみ。

リバプールは中盤でシソッコが孤軍奮闘、前線ではカイトが豊富な運動量を見せていたものの、パサーであるシャビアロンソとジェラードが不調。
試合中、何度か右サイドから中に入ってくるシーンが見られたように、明らかにジェラード自身からもセンターでプレーしようという意志が見て取れる。 彼の展開力とシュート力、チーム全体にもたらす影響を考えれば、「センターに固定」するのが最良の策と思うが…

この点については、リバプールOBのフィル・トンプソンもベニテスの采配を批判している様子。
http://www.skysports.com/skysports/article/0,,84-1238265,00.html

対するベニテスは、
「動きを右サイドに固定させているわけではない。」
と自身の決断を擁護。
http://home.skysports.com/list.aspx?hlid=423942&CPID=8&clid=14&lid=&title=Rafa+defends+Gerrard+role

 

そしてこの試合で、リバプールは「97試合連続、先発メンバーを変更」、という現在低迷するチームにとっては「不調の要因」とも取られかねない記録を作ってしまった。

この「97試合」の変更の中には、「ベニテス・マジック」と呼ばれる称賛すべき采配があったのも事実だが、今後もこの記録は続いていきそうなため、「マジック」の発動が再び起こらない限り、リバプールの迷走が止まることはないかもしれない。

 


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SUPER SUNDAY!!!

2006-09-18 | プレミアシップ・FA杯

チェルシー 1-0 リバプール

得点)ドログバ

HOME)チェルシー

                          ドログバ
               シェフチェンコ

                    バラック

           ランパード             エシァン

                    マケレレ

       A・コール                      ブラルーズ
                 テリー    カルバーリョ


                     チェフ

交代)シェフチェンコ → ロッベン
      ブラルーズ → P・フェレイラ
       ドログバ → カルー


AWAY)リバプール

                 ベラミー    カイト

          ジェラード                 ペナント

               シャビ・アロンソ
                          シソッコ

       ウォーノック                      フィナン
                 アッガー   キャラガー


                     レイナ

交代)ウォーノック → F・アウレリオ
      シソッコ → ゼンデン
      ベラミー → クラウチ


<「SUPER SUNDAY」第1弾>
プレミアシップ4強が直接対決!!!
まずは、ロンドンのスタンフォード・ブリッジで「チェルシー VS リバプール」が、そしてこの試合終了後すぐに、マンチェスターのオールド・トラッフォードで「マンチェスターユナイテッド VS アーセナル」が行われるという超豪華スケジュール!!
現地イングランドでは「SUPER SUNDAY」と題されるほどに、お祭り騒ぎの状態となっていました。
スタンドでは、シェフチェンコの友達ということでタイガーウッズが観戦(笑) 客席も豪華でした。


試合は、リバプールのペースで始まりました。
チェルシーは先日のCL・ブレーメン戦と全く同じスタメンだったこともあって、コンディションが悪そうでしたし、シェフチェンコとバラックが相変わらずチームに馴染んでない感じ。
対するリバプールは、CL・PSV戦では温存していたジェラードが休養十分で動きが良く、カイトとベラミーの2トップも良いコンビネーションを見せました。
コンビを組んでまだ日は浅いんでしょうけど、少し下がり目でボールを持てるカイトとスピードタイプのベラミーの2トップの相性はいい感じですね。 ポジションチェンジも盛んに行っていました。
リバプールは中盤も支配して、チェルシーは前線やサイドにロングボールを放り込む単調な攻撃しか出来ませんでした。

しかし、前半も残り数分といったところで、ブラルーズのクロスを胸トラップで受けて反転したドログバが、目にも止まらぬ速さで左足シュートを放って、チェルシーが先制!!
GKレイナは一歩も動けず。 振りが早い… しかも、ボールは「逆足」の「後方」に下がってたんですけどね…
「コンディション」、「戦術」といった試合の要素を度外視するスーパーゴールでした。


ドログバのスーパーゴール動画は、こちら!!!


なんだかんだでやっぱり点を取ってしまうチェルシー。
後半、バラックがシソッコへの「報復行為」で一発レッドを受けて退場して10人になってしまったことで不安も過ぎったとは思いますけど、逆にバラックが抜けたことで中盤、特にランパードがスムーズに動けるようになり、10人になったことで守備意識も高くなって、チェルシーは安定しました。
さらに、シェフチェンコがロッベンと代わってからはより一層に安定。 攻撃もカウンターが効率的に決まっていきました。
皮肉なことに、期待の「新戦力」がピッチからいなくなったことで、チェルシーの強さがより際立つ結果となったのです。

リバプールは、最後にクラウチを入れてパワープレーに出たんですけど、最後のあのヘディングはなぁ… 自らの「アイデンティティ」であるはずのヘッドがどフリーであれじゃ。。。 背筋力鍛えた方がいいですね、クラウチ君は。


試合のハイライト動画は、こちら!!!


最後まで気の抜けない展開で楽しいゲームでした。
前半のリバプール「中盤から前線」、後半のチェルシーの「最終ラインから中盤」は非常にハイレベルでしたしね。

最後に、BBCコメンテーターのアラン・ハンセンのコラムを紹介しておきます。
この人はリバプール黄金期のCBだったんで、明らかに「リバプール寄り」の論調ですが、けっこういいコト言ってますし、アーセナルについては「確かに」って頷けるんで、是非見てみて下さい。
http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/5356038.stm

 

現地は大いに盛り上がった今回の「SUPER SUNDAY」でしょうけど、やっぱりこの2試合を同日にやってしまうのはすんごくもったいない気が…

 

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スコットランド・プレミアリーグ第1節 セルティック VS キルマーノック

2006-07-30 | プレミアシップ・FA杯

セルティック 4-1 キルマーノック

得点)ズラウスキ2、ヤロシク、中村俊輔 / ネイ・スミス

HOME)セルティック

               ズラウスキ
                         K・ミラー

        マクギーディー             中村俊輔

               ヤロシク
                        S・ペトロフ

      カマラ                         ウィルソン
               マクマナス   コルドウェル


                    ボルツ


<ヨーロッパ新シーズンの開幕  馴染んだ新戦力>
他のヨーロッパ諸国のどこよりも早く、スコットランド・プレミアリーグが開幕!!! 中村俊輔にとって今季はCLもあり、是非とも「飛躍の年」にしたい2季目の開幕戦。

試合は、「開幕戦」という独特な雰囲気がもたらす緊張感からか、キルマーノックに押し込まれる場面が目立つセルティックだったが、前半24分、イングランドのウォルバーハンプトンから移籍してきたFWケニー・ミラーのパスから抜け出した、ポーランド代表FWズラウスキが冷静にボールをゴールに流し込んで先制!!
さらに37分、ケニー・ミラーの落としを受けたズラウスキが上げたクロスを、チェルシーから移籍のチェコ代表MFヤロシクが頭で合わせて追加点!!

後半は終始一方的なセルティックペース。
そして29分、中村俊輔がゴール前約25mの位置から直接FKを決めて、選手キャリア初の「開幕戦ゴール」!!

しかし、ここで試合を「きれいに」終えられないのが、セルティックの昨季からの課題。 18歳のFWネイ・スミスに決められて、失点。
この、後味の良くないままに試合が終わってしまうかと思われたが、終了間際にズラウスキがこの日2点目を決めて、4点快勝!!!

 

長らく「大エース」として君臨してきたウェールズ代表FWハートソンがチームを離れた今季、新加入のスコットランド代表FWケニー・ミラーが、開幕戦からその穴を補っても余りある活躍を見せた。



どちらも長身で、前線でポスト役をこなすことのできる選手。
しかし、ハートソンが「剛のポストプレーヤー」なら、ケニー・ミラーは「柔のポストプレーヤー」だ。 ヤロシクが挙げた2点目の起点となったポストプレーが示す通り、足元が柔らかく、懐の深いプレーを見せる。 また、毎度「60分過ぎ」には急激にスタミナが落ちるハートソンと違い、ミラーは運動量が豊富な選手だ。


さらに、この試合では、MFヤロシク、DFコルドウェルら他の新加入選手もチームへの適応の早さを示した。

 

昨季は、ライバルのレンジャーズが早々に脱落し、楽にシーズンを進めることができたセルティックだったが、今季そのレンジャーズの監督を務めるのは、一昨季までリヨンを率いていた名将ル・グエン
この一筋縄ではいかない相手から勝利を収めるためには、新加入選手、そして中村俊輔の活躍が不可欠になるだろう。

 

 

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FAカップ決勝 リバプール VS ウェストハム

2006-05-15 | プレミアシップ・FA杯

リバプール 3-3 ウェストハム
   延長) 0-0
    PK) 3-1

得点)シセ、ジェラード2 / OG、アッシュトン、コンチェスキー

リバプール)

                         クラウチ
                 シセ

         キューウェル                ジェラード

                シソッコ   シャビ・アロンソ

       リーセ                         フィナン
                キャラガー   ヒーピア


                     レイナ

交代)キューウェル → モリエンテス
  シャビ・アロンソ → クロンカンプ
       クラウチ → ハマン


ウェストハム)

               アッシュトン   ヘアウッド

        エザリントン                  ベナユン

              C・フレッチャー  レオコーカー

      コンチェスキー                   スカローニ
                ガビドン   A・ファーディナンド


                    ヒズロップ

交代)  アッシュトン → ザモラ
   C・フレッチャー → デイリー
     エザリントン → シェリンガム


<偉大なるキャプテン>
イングランド伝統のFAカップ決勝!!!
昨季はアーセナルがユナイテッドをPK戦で破って、号泣した自分にとっては素晴らしい思い出のコンペティション(笑)
試合は、昨季「ヨーロッパチャンピョン」に輝いたリバプールと、昨季は「イングランド2部」にいたウェストハムの、昨季の立場は「天と地」ほど違う2チームの対戦。

しかし、「失う物は何もない」というチャレンジャーの勢いは、ここまで無冠で「タイトルを取らなければ」という名門の気負いに更なるプレッシャーをかけた。
21分、中盤でシャビ・アロンソがサイドに出したパスのスピード遅く、ベナユンにカットされると、ショートパスの連携からスカローニに右サイドを破られ、クロス! これをキャラガーが「ラボーナ」キックでまさかのオウンゴール!!

「地」の勢い「天」の混乱は止まらない。

わずか7分後、エザリントンがドリブルから左足でシュートを放つと、レイナがわずかながら前にこぼしてしまい、これをアッシュトンがつめて2点目!!

試合開始前、両チームのファンで満員に埋め尽くされ、素晴らしい雰囲気を醸しだしていたカーディフ・ミレニアムスタジアムだったが、2失点したことでリバプールファンは沈黙。 スタジアムの「音量」は半分以下になってしまった。

しかし、リバプールファンは「1年前の奇跡」を思い出す。

ウェストハムの2点目から4分後、ジェラードのアーリークロスをシセが右足ボレーで決めて1点を返す!!
前半はそのまま終了。 シセのゴールで試合は完全にわからなくなった。

そして後半。 今回リバプールに奇跡を起こしたのも、1年前の「奇跡の6分間」のきっかけとなる1点目を挙げた、キャプテンのジェラードだった。
開始9分、シャビ・アロンソのふわりとした弾道のクロスをクラウチがヘッドで落とし、走りこんだジェラードが右足で豪快に叩き込んで同点!!(写真下)

完全にストーリーの脚本は出来上がった!!
しかし、ジェラードの同点ゴールはワンクール・ドラマで言えばまだ第6話。 さらなる波乱が待ち構えていた。
19分、コンチェスキーの左からのクロスがGKレイナの頭上を越えてゴールに吸い込まれ、再びウェストハムが勝ち越し!!

同点にされた後、「やっぱ地力の差か…」と意気消沈したウェストハムの選手・ファンも完全に息を吹き返した!!
逆に、それまで攻めていたリバプールの選手は足が止まり出し始めた。
負傷したシャビ・アロンソに代えて、オランダ代表のクロンカンプを本職の右に置いてジェラードを中盤に。 しかし、ジェラードの位置がゴールから遠ざかったことでウェストハムにとっては負担が軽くなった。
うまく攻撃のリズムを掴めずにいると、ベニテス監督はFWのクラウチに代えてハマンを投入。 ハマンをフォアリベロの位置においてジェラードのポジションを一つ上げた。 「FWとしてのクラウチの攻撃力」より、「中盤としてのジェラード攻撃力」に賭けた恰好だ。
しかし、残り20分もあるなかでウェストハムに時間を稼がれる。 ハードワークの疲れから、ジェラードを始めとしてリバプールは足を攣ってしまう選手が多く出てしまう…

攻撃に迫力を欠き、とても同点にできる雰囲気ではなく突入したロスタイム。 ウェストハムの選手がヘッドでクリア。 このクリアボールがバウンドして行き、ゴール前約30mの位置からジェラードが超強烈なハーフボレーをゴール左隅に叩き込んで劇的な同点!!!

すごすぎる!!! ルーニーの怪我で暗雲漂うイングランドに、快晴の青空をもたらすスーパーゴール!!!

そして、最終話。
延長前後半を両チーム得点できずに迎えたPK戦。 2チーム合計でいったい何人足を攣った選手が出たことか、という歴史に残る死闘に決着をつけたのは、この試合は「シーズンワースト」かと思うような不安定な出来だったGKレイナ!! 3本のPKをストップして、終わってみれば昨季のCL決勝と同じスコア、そしてPK戦でリバプールが奇跡の勝利!!!

 

Liverpool Team Statistics West Ham United
  3 Goals 3
  1 1st Half Goals 2
  5 Shots on Target 8
  14 Shots off Target 5
  3 Blocked Shots 2
  5 Corners 4
  13 Fouls 25
  3 Offsides 2
  2 Yellow Cards 1
  0 Red Cards 0
 79.4% Passing Success 72.5%
  31 Tackles 39
 80.6% Tackles Success 64.1%
 63.3% Possession 36.7%
 55.3% Territorial Advantage 44.7%

 

http://home.skysports.com/matchreport.asp?fxid=295787&channel=premiership&cpid=1     より

 

この試合で感じたのは、選手達の必死さ
「死ぬ気で頑張る」
という大げさな比喩表現が、比喩でもなんでもなく、彼らにとっては当たり前のことのようですね。

日本でも、ジェフの選手がよく足を攣ってるのを見ますけど、代表ではアジアカップ以来見ないですね。
決して、足が攣るのがいいことなわけじゃないですけど、足を攣りながらもチームを鼓舞していくジェラードとキャラガーを見ると、魂を感じずにはいられません。
同じ日に行われたキリンカップ、優勝には「3点差勝利」が必要とわかっていたのだから、「足が攣るぐらい」頑張る選手の姿が見たかった。

 

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チェルシー、プレミアシップ優勝!!!

2006-05-02 | プレミアシップ・FA杯

チェルシー 3-0 マンチェスター・ユナイテッド

得点)ギャラス、J・コール、カルバーリョ

HOME)チェルシー

                    ドログバ

           ロッベン               J・コール

                ランパード
                          エシァン

                    マケレレ

        ギャラス                     P・フェレイラ
                 テリー    カルバーリョ


                     チェフ


AWAY)マンチェスター・ユナイテッド

                 サハ
                         ルーニー

        パク・チソン                C・ロナウド

                ギグス
                         オシェイ

      シルベストル                      G・ネビル
               ビディッチ   ファーディナンド


                 ファン・デル・サール


<「青」の時代>
遅ればせながら、チェルシーのプレミアシップ優勝について一言。

正直なところ、今季のチェルシーの印象は、2冠を達成した昨季に比べて薄い。
CLではバルセロナに完敗して早期敗退。 リーグ戦でも、圧倒的な独走劇を演じたが、以前のユナイテッドやアーセナルが見せたような、「ディフェンディング・チャンピョンらしい横綱相撲」で勝ってきたわけではなかった。

しかし、今季のチェルシーは「横綱相撲」を「大関」と「元横綱」相手に見せた。
リバプール戦2試合、アウェイでのアーセナル戦、そして、今回のユナイテッド戦。
どれもライバルとの力の差を見せ付けた素晴らしい試合だった。
この長くハードなリーグ戦において、勝ち点をしっかりと稼ぎながら、「ピンポイント」にコンディションとモチベーションを合わせていくマネージメント力。

「優勝争いのライバル」に勝ってこそチャンピョン。 やはり、今季のチャンピョンにふさわしいのはチェルシーだ。

 


 

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