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シャマフ獲得とセスクの去就

2010-05-31 | アーセナル

お久しぶりです!!!
またまたかなり更新間隔が開いてしまいまして、、、すみません。。。(汗)

前回の更新からなんと2ヶ月が経ちましたが、その間のアーセナルはCL敗退に優勝戦線からの脱落と、以降何一つ明るい話題なくシーズンを終えてしまいました。
またしても無冠となってしまいましたが、そのシーズンの敗因の分析はまた今度ゆっくりやるとして、今回はタイトルの通り、新選手シャマフの獲得とセスクの去就について触れます。


モロッコ代表FWのマルアーヌ・シャマフをボルドーからフリートランスファーで獲得しました。 そのシャマフについては、こちらをご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=6CuRHL1qgTY

今季は、ファン・ペルシーが長期離脱した穴をエドゥアルド、ベントナー、ヴェラらが埋めきれずに前線の層の薄さを露呈したため、ファン・ペルシーとアルシャヒン以外の“トップレベルのコンペティションで結果を計算できるFW”の獲得が急務でしたので、彼の獲得は理に適っています。
ここ2シーズンでボルドーの「リーグ1」優勝と「CL」ベスト4進出に大きく貢献し、経験値は十分。空中戦に強くスピードもあります。足元の技術も非凡なため、アーセナルとプレミアのリズムに慣れるのは比較的早いかと思います。彼への期待は大きいです。

 

そして、今後アーセナルがチェルシーとユナイテッドに対抗するためには、シャマフ以外にも更なる補強を必要とするわけですが、その前にまず片づけなければならないのがセスクの去就問題です。
まずはっきりしているのは、セスクはいずれ必ずバルサに帰るということです。
これは以前から周知の事実であり、本人も公言することを憚りませんが、それをメディアや代理人、そしてメディアコントロールを図る厄介なバルサ関係者(選手含む)が事を大きくしている、というのが現況です。
セスク本人は移籍について、
「It is up to Arsenal(アーセナル次第).」
と語っています。
要はアーセナルにクラブとして野心があるかどうかをセスクは見たいのです。

この一連の流れは、ヴィエラやアンリが退団した時の流れと非常に似ています。
ライバルチームの成功を目の当たりにしながら、大型補強をすることなく“若手の成長”を待つしかない現況を歯がゆく思って、将来のキャリアも考えながら、彼らは移籍を決断しました。
セスク自身は、そのアンリやヴィエラの頃には歯がゆく思われた“若手”の1人だったわけですが、今や彼が逆の立場にいます。

今回のセスクだけでなく、ここ数シーズンのアーセナルは、成長を見せた選手が去ってはチームを再構築という、大きな前進のないサイクルを繰り返しているため、ここでセスクを出したら、またしても同じ失敗を踏んでしまいます。

 

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