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リバプール VS チェルシー 試合後コメント

2005-05-04 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯
uefa.comから引用で~す。


リバプールのラファエル・ベニテス監督
「激しいプレーに徹し、我々のサポーターが見守る中、最後まで信念を貫き通したことが勝因だ。サポーターから声援を受けると、苦しくてもあと1歩が踏み出せるもの。そうした中で、第1戦と同じく素晴らしい試合を見せることができた。これで決勝に進出した。本当に良くやったと思う。チェルシーはファンタスティックなチームだが、われわれは最後まで激しく戦い、強い精神力を持ってプレーし続けた。96分間もハイテンポなプレーを続けるのは難しいことだが、このスタジアムの観衆は、欧州一のサポーターたちかもしれない。決勝に勝ち残るチームが生まれたことは、イングランド・サッカー界にとっても素晴らしい結果。優勝候補に挙がっていたチームは、ことごとく敗れ去っている。ユベントス、バイヤー・レバークーゼン、そしてチェルシーを倒したわれわれなら、ACミランでもPSVアイントホーフェンでも、倒せないはずはない。」


チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督
「最高のチームが敗れた。リバプールが序盤に得点したことにより、その後は片方のチームだけがプレーを続け、もう一方が守り続ける展開となった。その戦術に対する不満などない。あれがラファ(ベニテス監督)の作戦だ。彼らは思惑通りのプレーを続け、激しく戦った。その点については、相手を称賛しなければならない。彼らは戦い、戦い、戦って戦った。決勝へ進んだリバプールには、優勝してもらいたいと心から思う。ここの観衆も素晴らしく、結果を左右する要因となっていたかもしれない。決勝でプレーできないのは残念だが、私の選手たちを誇りに思う。今季は四つの大会を戦い、その内二つの栄冠を勝ち取った。つまり、良いシーズンだったということだ。とはいえ、明日にはまた新たな1日が始まる。明日から来季への準備を進めていく。」


リバプールのDFジェイミー・キャラガー
「こうした試合から得てきた教訓を生かせた。ここ数年間は失敗し続けてきたが、あの頂点に再び返り咲きたいと思う。今夜はその感覚と、一つの歴史を作るチャンスを手に入れた。非常に素晴らしいことだが、まだ準決勝だ。栄冠を勝ち取ったわけではない。」

リバプールのMFスティーブン・ジェラード
「ジェイミー・キャラガーが素晴らしく、信じられないパフォーマンスを見せてくれた。チェルシーは良く戦ったが、われわれも良く守り、少しばかりの幸運にもうまく助けられた。これで決勝に進出することになったが、それが一番大切なことだ。」


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CL準決勝 2nd leg リバプール VS チェルシー

2005-05-04 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯
リバプール  1-0  チェルシー
AGGREGATE)2-1   リバプールが20年ぶりに決勝進出!!!

得点)ルイス・ガルシア

HOME)リバプール

                 バロシュ

                ジェラード   ルイス・ガルシア
          リーセ

             ビスチャン   ハマン

      トラオレ                    フィナン
              ヒーピア   キャラガー

                 デュデク

交代) バロシュ  →  シセ
      ハマン  →  キューウェル
 ルイス・ガルシア →  ヌニェス


AWAY)チェルシー

                ドログバ

          グジョンセン          J・コール

             ランパード
                     チアゴ
                マケレレ

     ギャラス                   ジェレミ
             テリー   カルバーリョ

                 チェフ

交代) チアゴ → ケジュマン
   J・コール → ロッベン
    ジェレミ → フート


<1st leg>
チェルシー 0-0 リバプール
リバプールは1st legをアウェイでスコアレスドローで終えたため、決勝進出には勝利が絶対条件。
逆にアウェイゴールを奪われなかったチェルシーは「1-1以上の引き分け」なら勝ち抜け。どちらかが1点でも入れれば延長・PK戦の可能性は消えるという条件だった。


<「アンフィールド」という名前のエース>
今シーズン、リーグ戦不調のリバプール。それはアウェイの成績が不甲斐ないためであるが、ホームのアンフィールドでは驚異的な強さを見せる。それは敵将のモウリーニョも、
「アンフィールドでの試合は他のスタジアムとは違う特別な雰囲気を感じる。」と認めるように、相手選手がその異質な雰囲気に飲み込まれてしまうことが原因となる。
あの百戦錬磨のユヴェントスの選手にとってもそれは例外ではなかった。

そのため、相手が浮き足立つ序盤がリバプールにとって勝負、と思っていたがその通りの結果になった(喜)
前半3分にジェレミの軽率なプレーでリバプールにスローインを与えると、そのスローインからジェラードが右足アウトにかけた浮き球でバロシュにパス。これをバロシュが素早く反応して、GKチェフが出てきたところをループシュート! ここはチェフが弾くが、こぼれ球をCL大活躍中のルイス・ガルシアがつめてシュート!! シュートの威力は弱く、これをギャラスがゴールライン上でクリアしたかに見えたが判定はゴール!!
揺れるアンフィールド!!!

その後試合は完全にチェルシーペース。しかし、CLで見せるリバプールの堅守が光りチェルシーにゴールを許さない。チェルシー頼みのドログバはキャラガーに完全に封じられる。リオ・ファーディナンド、ソル・キャンベル、ジョン・テリーといった「世界一」優秀なCB陣の前で影に隠れた存在となっていたこのリバプールトレイニー出身の実力者は今季大きく成長を見せ、「ヒーピアだけ」だったリバプールディフェンスの中で欠かすことのできない選手となった。

お互いにトラップが少しでも流れればボールを取られるという激しい中盤の寄せではあったが、ラフプレーはなくスムーズに流れた。「シュート・ゴールは少なくてもおもしろい」という代表的な試合だった。

後半動くと思われたチェルシーに選手交代はなく、前半と同じような試合展開が続く。
点が奪えないチェルシーはチアゴと精彩を欠いたコールに代えてケジュマンとロッベンを投入し、グジョンセンを中盤に下げて打開を図った。(キープ力がありパス捌きがうまいグジョンセンは個人的には中盤の方があっていると思う。)
それでも手詰まりのチェルシーはジェレミを下げてCBフートをなんとFWの位置で投入!!これで3バックにして(この土壇場でギャラスは待望のCB復帰、笑)最後のパワープレーに出るがキャラガーが何度も神がかり的守備を見せ得点を許さない。「ヘディングの鬼」テリーまで上がるが、逆にリバプールは前がかりになったチェルシーに対しバロシュに代わって入ったジブリル・シセが鋭いカウンターでチャンスを作るが決め損ねた。

我が町のクラブが猛攻にあっている所を見ていられず泣き出すリバプールサポーターを尻目に、勝利を確信したのか2人のリバプールファンがピッチに乱入して時間が止まってしまったせいでロスタイムは6分!!
そして訪れたチェルシー最後のチャンス。ロスタイム残り1分に混戦からグジョンセンにこぼれ球が渡り、右の角度のないところからシュート!! シュートはボール2個分ほど左に枠を外れていった。そしてこのまま試合終了!!

アンフィールドの素晴らしい声援のおかげで集中力を保ったリバプールがチェルシーに今季5度目の対戦にして初勝利!!そして、まさかのCL決勝進出!!
断言しよう、アンフィールドのリバプールサポーターは間違いなく世界一のサポーターだ!!!


みなさん覚えているだろうか?? 昨シーズン、アーセナルはチェルシーにそれまで3戦全勝でCL準々決勝を戦い、1st legを引き分けで終えて迎えた2nd legで初黒星を喫しそのまま敗退…
これは今季のチェルシーとリバプールと全く同じ関係。 やはりCLは別世界だ!!

あ、リバプールさん決勝大変でしょうから今度のアーセナル戦はジェラード君とかキャラガー君とか休ませた方がいいですよ~!!


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